エンジンオイルについて
私の使用しているオイルはMOTUL 300Vコンペティションです。

ジムニーのK6Aエンジンはターボエンジンです。 しかもノーマルで最大1.1Kもブーストがかかって
おり、使用オイルには気を遣ってる方も多いと思いますが、私はこのクルマに限らず今まで乗ってきた
クルマにはすべてMOTULの300V COMPETITION(15W-50)か、あるいはMOTUL300V POWER-
RACING(5W-30)を使ってきています。
現在は入手のし易さから300V COMPETITIONを常用していますが、ジムニーにはちょっと硬いと
思われる方はPOWER RACINGでもいいでしょう。 粘度のみに頼って潤滑性を出していないエステル系
オイルですので、粘度が低いからといって心配する必要はまったくありません。
MOTULの何がいいかということは、その実績が物語っているとしか言えません。 いいオイルか
どうかはそのエンジンをバラしてみた時にはじめてわかります。 とくに世間では有名な某メーカー
のオイルを使用したエンジンのカムやメタルの状態を何度も見てますから、ちょっとオイルには
こだわりがあるつもりです。 私は自分のクルマに入れるならMOTULかSilkolineのどちらか。
両方とも比較的高いオイルですし、なにより量販店で簡単に入手できるオイルではありませんが、
それだけの価値は充分にあると思っています。
●ただし、同じMOTULでも注意点があります。
オイルはMOTULに限らずどこのメーカーでもいくつかの国で造られていて、化学合成とはいえ、
オイルの性能はやはりベースオイルの質に左右されますので、たとえ同じ銘柄であってもとくに
安売りされているものは要注意です。
MOTULの場合かならず原産国がフランスとなっているものを選びましょう。 安いMOTULの中
にはアメリカ産のものも含まれていて、実際、ハードなチューニングエンジンでは問題になった
こともありました。 街乗りでは問題にはならないとは思いますが、値段につられて買うのは私は
賢いとは思えません。 目安はリッター当たり2000円を切るようなのは疑わしいと考えています。
(通常は300Vコンペ、パワーレーシングともだいたいリッター当たり3000円前後です)
ジムニーは比較的安いクルマなので、高いオイルを使うのに抵抗のある方も多いとは思いますが、
K6Aエンジンはノーマルでもブーストが高く、高回転まで回しますから、エンジンやタービンに
対しての負担は決して軽いといえるクルマではありませんので、このへんは気を遣ってやっても
よろしいかと思います。
●交換時期について
よくオイルは走行しなくても酸化してしまうので半年に一度は交換したほうがいいと言われる方も
多いのですが、少なくとも100%化学合成オイルの場合は1年はまったく問題ありません。
たとえば、1年間に10000km以下の走行であれば、メーカーのリコメンド通りの交換サイクルで
問題はまず生じません。 もちろん競技等で使用される方、チューニング等で熱量の発生の多くなった
エンジンはその前に交換したほうがいいとは思います。 それでも5000kmおきで充分でしょう。
オイルは安いオイルを頻繁に交換するよりも、高性能なオイルを定期的に交換してあげたほうが
エンジンのためになると私は考えております。
また、一度に長距離を運転するよりも頻繁な短距離の走行をくり返すほうが暖機時の大量のブローバイや
水分、吹き抜けのガソリン分などによってオイルの劣化を促進させますので、短距離走行の多いエンジン
は早めの交換が必要になります。
それと、MOTULのような高性能なオイルになるほどエンジン内部の汚れを吸着するのですぐにオイル
は黒く汚れます。ですが、汚れたからといって性能に問題はありませんので、そのまま交換サイクル
まで使用しましょう。
むしろ5000km走ってもまだ新品時の色が綺麗に残っているオイルのほうが性能を疑ったほうがいいです。