HKSスーパーパワーフローを純正ケースにつけました
JA22の純正エアクリケースの蓋がそのままスーパーパワーフローに。

●ふとしたことから中古でHKSのスーパーパワーフロー(200φ-80φ)を入手。 最初はアダプタ
とステーを造って取り付けようと寸法取りしていたのですが、冗談で純正ケースの蓋のかわりに
被せてみたら、なんとピッタリ!しかもちゃんとロック用の爪までかかるのでそのままボルトオン。
これならクリーナーケースの容積をすべてインテークチャンバー(インダクションボックス)として
使用できますのでレスポンスの向上にも繋がるので、面白いとそのままつけてみることにしました。
なお、これはJA22ジムニーだけでなく、 JA11やJA71でもおそらく同じ方法で可能だと思われます。
●下の写真は見やすいようにケースをはずしたところ。 ジャストサイズです。
もちろん、本来ケースに入るフィルターはとりはずし、ケースに空いている吸気口も塞ぎます。
写真は1回めのテスト時のものですのでとりあえずガムテープで塞いでありますが、現在はちょうど
カンスプレーの蓋でピッタリのサイズのものがあったので、それを使ってキャップにしています。
また、ケースの下側には水抜きのための小さな穴があるのですが、これはテープ等で完全に塞ぐより
も粗いスポンジを貼るくらいにしたほうがいいかも知れません。 ケースの中に水が溜まらないとも
限らないので、それが抜けるようにです。

●吸気の位置も悪くないです。 雨の侵入が心配ではありますが、とりあえず直接はかからない位置
ですので、問題はないと思います。
それよりも、ちょうどボンネット脇のスリットから丸見えの位置ですので、ここにうまく吸気ダクト
を設けると直接走行風による冷気を取り込めてグッドかも?

●フィーリング
●まず吸気音ですが、たしかに聞こえるもののちょうど純正ケースがマフラーの役目を果たすのか、
それほど派手なサウンドはありません。 このへんは気にならないくらいでちょうどいい感じですね。
で、走行してみての感じですがやはり6000rpmから上のパワーの伸びが違います。 糞詰まり感が
なくなり、惰性で回っているのではなく、パワーを伴って綺麗に回ってくれます。
それまではAPIOのトツゲキフィルターを入れていたのですが、これは体感的にはほとんど変化は
感じられませんでしたが、今回のダイレクトタイプのフィルターのほうは明らかな違いを見せてくれ
ます。 やはり吸気口の面積にしてノーマルの3倍にもなりますから、高負荷でタービンが大量
のエアを必要とする場面での効果は絶大です。 実際、加速時のブーストが約0.05ほど上昇しました。
現在、各ギアでの加速時のブーストは約1.4K、5速での連続全開では多少タレるものの1.3Kをキープ
できるようになりました。
また、インテークチャンバーとして機能するために、アクセルをON→OFF→ONという操作において、
慣性過給効果を持続することができ、パワーフローをそのままつけた場合よりもレスポンスが向上します。
※参考ページ→インテークチャンバーの効果について
●その後、フィルターを新品に変えました。 また、万一の脱落防止に左右のロック爪をバンドで固定。

●また、その後このエアクリーナーボックス内部の隔壁を取り払ってより効率化向上の改造をしました。
さらにその後、内部にエアファンネルを設置、さらなる性能向上を果たしました。
●蛇足ですが
サードパーティー製のエアフィルターは主にコットン等の不織布をルーバー状に折ったもの(K&Nとか)
と、このパワーフローのようにスポンジを使用したものと大別して2種類があります。
(ステンレスメッシュ製のフィルターもありますが、これは目が粗すぎてストリートで使うには不向きです)
この2つのどちらが良いのかといいますと、正直なところスポンジよりルーバータイプのほうが良いです。
これは、まず圧倒的に表面積が広いこと、ルーバーの形状が整流効果を発揮して実質的な吸気量をさらに
上げてくれること、フィルター本体の剛性があるため、吸気負圧に負けて目が潰れないこと…などです。
参考ページ→エアクリーナーについて
●とはいえ、もちろんすべての製品が評価できるわけではないです。 効率良く吸えているひとつの目安は
使用していくうちに、フィルター面全体が満遍なく汚れていることです。 一部だけが汚れていたり、
ルーバーの折りがきつくて内側のほうがぜんぜん汚れていないというのは、つまりそこからはエアを吸って
いないということですから、せっかくの表面積をうまく活かせていないということですので。
●ジムニーのノーマルケースは形状は悪くないのですが吸気ダクトが脇にあり、しかも細いためにせっかく
いいインナーフィルターを使用しても面積を有効に使えていないため、チューニングすると無理があります。
なので、今回のように実質的な吸入面積を増やしてやることは有効ではないかと考えます。 ただし、吸気
温度の上昇には気をつけなければならないので、場合によっては遮熱板などの製作が必要になります。
<参考>→エアクリーナーと遮熱板の製作
●スーパーパワーフローではあまり見かけませんが、最新モデルの「リローデッド」はかなり偽物、コピー品
が出回っていますのでご注意ください。
<参考>→HKSスーパーパワーフローリローデッドの本物と偽物の比較
(2013/5/25 一部加筆、リンク追加)