レーシングブローオフへの交換その2
HKSレーシングブローオフバルブの取り付け。
●ベースアダプタの製作

↑ベースアダプタ
今までのBLITZブローオフとは取り付けのネジ穴のピッチが違うので、HKSのものにあわせて
ベースを造ります。
穴が芯よりずれているのは、現在インテークパイプについているBLITZ用の台座にあわせるため。
本当は同芯にしたかったのですが、サイズの都合上、サージタンクと干渉してしまうためにこう
しないと取り付きませんでした。
とはいえ、HKSブローオフの開口部テーパーの広がりが大きいおかげで、通路は充分確保できます。

↑取り付け作業性を考え、本体のバカ穴を2本ともヘリサートを使用してタップに変更しました。
●取り付け

↑BLITZのブローオフバルブとの大きさの比較です。 HKSレーシングがいかに大きいかわかると思います。

↑取り付けたところ。 異常に大きく目立ちます(笑)
サージタンク、ボンネットとのクリアランスともに問題なく取り付きました。 エンジンが揺れても
ボンネットには干渉しません。
しかしちょっと大きすぎましたかね。 見た目のバランスで考えると、トラストのタイプSあたりが
ちょうどいいのかも知れません。
●装着後のインプレッション
実際に性能面でとくに変わるところはありません。 今まで使っていたBLITZのものでも多少は漏れ
ていたとはいえ、それほど体感できるまでのものではありませんでしたので。
それよりも、これでどんなにブーストをかけても圧力が漏れない安心感のほうが大きいですね。
内部のスプリングはやはり強く、街乗り程度の弱ブースト圧域(0.3k以下程度)ではあまり大きくは
開かないようで、街中ではバックタービン音がメインになります。
ほとんどフルブーストからのアクセルオフでないと一気に抜けるような感じにはならないですね。
しかし、小刻みなアクセルのON/OFFであまり開き過ぎても漏れる量が多くなるだけですので、こんな
ものでいいのではないかと思っています。
スプリングの弱いブローオフだと高速道路の巡航で一定の速度を維持する時など、パーシャル時や
小刻みにアクセルを煽るだけでも純正のブローオフみたいにシューシュー漏れっぱなしになりますので、
気になってしかたありませんので、多少強いくらいがちょうどいいです。
また、音はかなり控えめになり、ほとんど耳障りではなくなりました。
抜けるときの音質は今までの「バシュー」という音から「ヒュル〜」という感じの音です。
変な表現ですが、「懐かしい音」という感じです。 私がパルサーGTi-Rに乗っていた頃、ちょうど
社外ブローオフが一般に流行っていたのですが(その頃はProfのものが多かった)その頃多かった音です。
逆に言うと、最近のブローオフバルブがいかに「不自然に作った音」が多いということでしょうかね。
音だけから言えば今までのBLITZのほうが迫力がありますが、このレーシングブローオフバルブは機能を
重視したものですので、音はあくまで結果論です。
よく「音が大きいのは抜けのいい証拠」と言われる方がいますが、これはむしろ逆です。 音が大きいと
いうことはそれだけ流れに抵抗があるからで、流路抵抗が大きい証拠でもあります。
(ファンネル部等で「笛」のように意図的に音を作っている場合はこの限りではありません)
ただ、解放音は圧力に比例しますので、ブーストが高くなるほど、また、タービンの風量が多くなるほど
解放されたときに一気に大気圧下で膨脹することになりますので音が大きめになるのは仕方ありません。