(番外編)SFC-MULTIの配線&対応表
メールによる問い合わせがけっこう多いので。
●フィールド技研製の「SFC-MULTI」ですが、これを中古で入手した方からの問い合わせが
多いです。 要は本体だけ入手したので説明書や配線図等がないので設定や配線がわからない
ので教えてほしいという類のものです。
フィールド技研のほうもすでにサポートが終了したとのことで、修理はもちろん、電話による質問
や説明書等の発行サービスもダメなようです。
ですが、とりあえず個別に対応していられなくなってきたので、フィールド技研さんには申し訳あり
ませんが参考までに配線表とディップスイッチの設定およびスタートポイントの設定表をスキャン
したものを載せておきます。 (GIFファイルにて)
ちなみに、配線は赤がIG-ON電源、黒がアース、茶と橙が圧力センサー線で、茶が車輌センサーからSFC-MULTI
本体への入力、橙がSFC-MULTIからECUへの出力になります。

●なお、上記ファイルはけっこう容量が大きいので、このページを置いているジオのサーバースペース
容量がなくなってきたら予告なく削除しますのでご了承ください。
また、上記ファイルはフィールド技研工業(株)に無断で載せていますので、もし警告等があった場合
にも即刻、削除いたします。
●ちなみに、フィールド技研の製品にはこのSFC-MULTIの後にSFC-HYPERシリーズがあります。
一見すると同じようなモノのように見えますが、一番の違いはSFC-MULTIはエアフローメーター(又は
圧力センサー)の電圧を3領域にわけて可変させているのに対して、SFC-HYPERシリーズは回転数を
分割して可変させているという点です。
つまり、SFC-MULTIはエンジン回転数に関わらず、吸気量(=エンジン負荷)のみによって可変させて
いますので、個人的にはこっちのほうが理にかなっていると思っています。
ただ、SFC-MULTIもSFC-HYPERも所詮はセンサーから出力された電圧を変化させてECUを誤魔化している
だけなので、本来のCPセッティングを行なっている人からみればこんなバカな話はないのでしょうけど(笑)
●それと、これもたまにメールでいただくのですが、たとえば「タービンを交換してノーマルコンピュータの
ままでこの手の燃調パーツをつけて対応できますか?」という類のものですが、SFCシリーズのようなモノは
あくまでコンピュータの微調整だと思ってください。 メーカーの説明だと「±30%の範囲で…」などと
書かれていますのでさも広範囲で調整できるように感じてしまいますが、これはあくまでも「エアフロメーター
からの電圧を30%の範囲で」という意味です。 決してインジェクターからの噴射量が30%変わるわけでは
ありません。
結果としてコンピューターがインジェクターにどのくらいの燃料を噴射させるかはあくまでコンピューター内の
マップで決められていますので、たとえ増量限界まで濃くしたとしてもコンピュータに書かれた最大量以上には
濃くはできません。 つまり、ノーマルコンピューターベースでは所詮はノーマルタービンの空気量に見合った
ガソリン量を供給するのが限界というわけです。
ですので、やはりコンピュータそのものをちゃんとそのタービンに見合ったものに換え、その上で必要に応じて
この手のパーツでちょっとだけ手を加えるという感じがいいと思います。
ただ注意して頂きたいのは、SFC等のパーツはつけただけでも微妙にエアフロ電圧に変化を生じさせるようです
ので、本当に必要でなければつけないほうがいいという意見もあります。