ADIC-SWA
ADICの自動モード切り替えユニットです。
●私のADICはずっとモード1(高速重視)の固定のまま使用してきましたが、この度
メーカーからオプションパーツとして、このモード1とモード2の自動切り替えユニット
SWAが出ましたので使ってみました。
手動で切り替えるスイッチだとなんとなく切り替える時にノイズが入りそうで嫌だった
のでずっとモード1固定で使用してきたのですが、メーカーがわざわざOPパーツとして
用意したものであればそのへんの心配は要らないだろうと思いますので。

↑ADIC-SWA
●接続は簡単で、ADIC本体のスイッチ用コネクターに繋ぎ、あとは信号をとるための
白/緑線(インジェクタ線)を割り込ませるだけです。

↑これはADIC本体。 左のコネクタにケーブルを接続、ディップスイッチは写真の通り
にします(モード1使用時と同じ設定)。
●設定および効果
設定はSWAにあるボリュームを回すことでモード1に切り替わる回転数を設定します。

↑ADIC-SWAのボリューム。
もっとも左側が最低値、右回しにしていくと切り替え回転数が高くなっていきます。
●取りつけおよび設定
配線をしたら、まずボリュームを最低の状態にしてエンジンをかけます。
その際、ADIC本体のLEDの赤と緑が両方点灯(つまりモード2状態)していることを確認します。
そして、適度に暖機してからADICのLEDを見ながら空吹かしして、どのくらいの回転数で緑のLED
が消灯するかを確認します。
この緑のLEDが消えた回転数がモード2からモード1に切り替わるポイントになるわけです。
この回転数は3000rpmから5000rpmの範囲で設定できるようになっていると説明書には書いて
ありますがエンジンによってバラツキがある(説明書にもエンジンにより500rpm程度の差があると
書いてあります)ようですので、多少の個体差はあるようです。
私のエンジンの場合はブーストが1kを超えるあたりに切り替わるようにしたかったので、だいたい
5000rpmあたりに設定しました。
なお、加速時の切り替え回転数と回転が落ちるときの復帰時回転数はやや異なり、だいたい加速時の
1000rpm〜1500rpm落ちくらいで復帰します。
つまり、加速時は5000rpmで切り替え、復帰時は4000rpm〜3500rpmで切り替えという感じです。
●走行してみて
ADICのモードの違いによる効果についてはすでにわかっていますが、今回はそれが自動で切り替え
できるようになり、低回転域でモード2が使えることでとくに低速時でのトルク改善がなされました。
今まではモード1固定だったので、街乗りなどブーストがあまり立ち上がらない領域ではモード2ほど
の効果がなかったのですが、それが両方ともおいしいところが使えるようになったのは、ADICの効果
を全域で余すことなく活かせるので良いと思います。
具体的に言うと、発進が楽になった、同じ加速でもアクセルを踏み込まなくても良くなった、
エアコンON時の運転が楽になった、今までは2速に落とさなければならなかった領域でも3速で
頑張れるようになった…という感じです。
なお、このモードが切り替わる様子は走行中でも注意しているとわかります。 ショックという
ようなことはありませんので普段はまず気になりませんが、集中していると切り替わった瞬間を
僅かに体感することはできます。 あと、若干のリレー音がします。
この切り替えはなんとなくVTECの切り替えに近い(そこまでハッキリとはしていませんが)もの
があり、これはこれで面白いと思ってます。
いずれにしても、現在ADICを使用(対応してない機種もあるので注意)している方には個人的には
お薦めできるものと言えます。
