17年目の車検と検査内容
今回もとくに問題なく検査パスしました
●私のJA22ジムニーも早17年、8回目の車検となりました。 いよいよ車齢20年も見えてきた
というところです。 今回の車検もいつも通り、あと付けのフォグランプを外し、出幅調整式
サイドステップを引っ込めただけで何ら問題なく検査を通りました。

●ただ、正直なところ今回は事前にちょっと不安だった部分もいくつかありました。
1つめは、排ガス検査です。 前回の車検のあとにインジェクターをそれまでのアルトワークスR
純正260ccからSARDの12ホール300ccに交換しましたので、いくらO2センサーフィードバック
しているとはいえ、その影響で排気ガス濃度が濃くなっているんじゃないかというのが心配だったの
です。 しかし、結果から言えばCO濃度0.15%、HC濃度100ppmとぜんぜん余裕でクリアーでした。
触媒の浄化能力が高いのか、ECUのフィードバック制御が優秀なのかはわかりませんが、とにかく
規制値上限(CO4.5%、HC1200ppm)の1/10以下の数値なのでまったく問題ありませんでした。
もちろん、触媒コンバーターも今まで通りR34 GT-R純正流用触媒のままで検査通っています。

2つめは、マフラーの音量。 現在つけているMRS製50.8φマフラーにしてから4年も経ちサイレンサー
の劣化、さらにターボアウトレットパイプもトライフォース製の高効率なものに換えたので、そろそろ
近接排気騒音の音量規制値(103dB)もヤバいかなと思っていたのですが、これも取り越し苦労だった
ようで何ら問題なくパスしました。 最悪はインナーサイレンサーをつけて通そうかとも考えていました
が、まったく必要ありませんでした。
また、自作シェブロンディフューザーも突起物扱いにはならなかったようで問題ありませんでした。

3つめは、ヘッドライトの光量(光度)です。 現在のレイブリッグ(スタンレー)製のHIDにしてもう
8年以上になるのですが、見た目の明るさは充分明るいものの、HIDバーナーの劣化も少しはあるで
しょうからこれもちょっと心配だったのですが、検査はまったく問題なく、まだまだ使えそうで安心
しました。 さすが国産一流メーカー品だけのことはあります。

↑あるメーカーのHIDバーナー(バルブ)の劣化および寿命グラフ。 これによるとHIDは通常、およそ
2000時間(1日2時間の使用で約3年間)の使用で新品時の光量の70%まで落ちると書かれています。
このメーカーではこのくらいを「寿命」と判断しているようです。
ただ、実際にはこのHIDの光量というのは色温度(ケルビン数)によって大きく異なり、自動車メーカー
純正部品に多い4000K程度の色温度のものがもっとも明るく、6000K、8000Kなど色温度が高くなれば
なるほど、新品時でも明るさが落ちてくる傾向になります。 よく「ケルビン数が高いHIDはとくに雨の日
に暗く感じる」と言われますが、視覚的、感覚的なものではなく、実際に数値上でも暗いのです。

↑このように、HIDの光量は色温度が高くなるほど低くなり、たとえば新品のバーナーどうしの比較でも
6000Kでは4300Kの約60%しか光量が得られないのです。 つまり、社外の汎用HIDキットではもっとも
多いと思われる6000K〜6500Kの物はメーカー純正に多い4000K〜4300Kと比較するとかなり「暗い」
ことがよく解ります。 これはハイワッテージHIDでカバーしようとしてもしきれない大きな差です。
たとえば、55W/6500Kよりもずっと35W/4000Kのほうが圧倒的に明るいのですから。
やはり「明るさ最優先」で選ぶのならメーカー純正と同等の色温度の4000K前後のものが安全、安心と
いうことです。 ちなみに私のつけているHIDの色温度は3900K(35W)です。

4つめは、フェンダーアーチモール。 ご存知のように法規では車体幅に対して片側10mm、両側で20mm
までフェンダーモールによる拡大が認められています。しかし最近になってネット上で「フェンダーモール
の取り付けは両面テープではダメで、ビスなど物理的な装着でないと車検NGだった」という事例が
増えているらしいのです。 ただ、これについては私の車も今まで8年以上貼り付けのフェンダーモールで
問題なく車検をクリアーしており疑問でした。 結果としては今回も何も言われることなく通りました。
よくJB23ジムニーでも純正のフェンダーモールと交換するタイプの9mmオーバーフェンダー状のモールが
いくつかのショップから販売されていますが、これも売る側は「車検対応」と謳っていますが、現実には車検
に通らないケースもあるようです。 このパーツも車検場によって、あるいは検査官によって解釈が定まって
ないようですが、法律的には車軸中心から前方30度、後方50度の範囲でタイヤやホイールがはみ出してなけ
ればOKとなっていますが、業者によっては「モールを外した状態ではみ出していたらNG」としているところ
もあるようです。

↑法規的にはこの範囲でタイヤ、ホイールがフェンダーアーチよりはみ出してなければOKとなっています。
ですが、自動車ディーラーやオートバックス、イエローハットなどの量販店ではフェンダーモール付けている
だけで車検どころかピットへの入庫すら断られるケースがあるようです。しかし私のよく行くスズキアリーナ
店ではフェンダーモール付いていても問題なくピットに入庫できますね。 このへん「モールを付けていても
本来の車体表面からハミタイしてなければOKなのか」「ハミタイ対策としてモールを付けているからNGなの
か」「モールを付けていることそのものがNGなのか」が業者によって判断の別れるのが現状のようです。
ちなみに、私の場合はスペーサーを使ってモールギリギリまでタイヤを外に出していますが、これで問題なく
車検をパスしています。陸運局や軽自動車検査協会としては「モールを付けた状態ではみ出してなければOK」
という法律通りの解釈のようです。 まあ、これが当然ですよね。

<その他の今回の整備項目>
●フロントブレーキキャリパー、リアブレーキASSYのオーバーホール
●クーラント(LLC)交換(MOTUL MoCOOL添加)
●ブレーキフルード交換(DOT 4)
今回はこんなところです。 なお、作業はいつもと同じ(有)緑整備センターさんでおこないました。 私の車
のようにかなりいろいろ手が入っている車はやはりチューニングカーの車検に手慣れているところにお願いした
ほうが安心です。 ユーザー車検で個人で持ち込むのもいいですが、個人だと舐められて検査員につまらない
ところを指摘されて落とされる可能性がありますので。
●軽自動車も車検ステッカーが変わりました。

↑今年から軽自動車も登録車同様、車検シール(検査標章ステッカー)のサイズが小さくなり、デザインも変わり
ました。有効期限がよりわかりやすくなっています。 ちなみに、たまにこのステッカーを貼ってない人もいる
ようですが、それを見つかって警察に止められてつまんないゴタゴタに発展することがあるので、無用なトラブル
を避ける意味でも貼っておいたほうが無難です。