タイヤ&アルミホイール交換

さすがにひび割れなど目立ってきたので交換、アルミホイールも同時に交換です。


●BSレグノGR-8000に換えてからすでに8年も経過し、摩耗はまだたいしたことないのですが

さすがにショルダー部のひび割れも目立ってきたのでタイヤを交換しました。

先日中古で入手し、塗装したTACのハードタックルアルミホイールももちろん同時装着です。

↑YOKOHAMA ジオランダーA/T-S。 サイズは185/85-16です。

今回はどの銘柄にしようかと考えましたが、ブリヂストンに変えて今回はヨコハマゴムから選んで

みました。 ジムニーでオンロード寄りの人によく選ばれるタイヤです。

A/Tの名の通りオールテレーンタイヤですので、いちおう舗装路から軽いオフロード、さらには雪道も

カバーできる種類のタイヤですが、実質的には通常のオンロードタイヤと考えたほうがいいと思います。

外径はあえて純正(175/80-16)よりひとまわり大きくしました。 純正と同じサイズもあるのです

が、大きなサイズを選んだのは高速での巡航時のエンジン回転数が抑えられることと、最高速を稼げる

かもしれない(計算上では5速7500rpmで約191km/h)と考えたからです。あとは見た目のバランス

的なこともありますね。 ジムニーは少しタイヤが大きいくらいのほうが愛嬌がありますので。

ちなみに製造年月表示は2011年の第40週の生産品でした。

 

※私の車は問題ありませんが、2007年1月以降製造の車両は車検時のスピードメーター誤差がこれまで

と変更になりました。

●2006年12月迄の車  →メーター指針40km/h時の実測速度が−15%〜+10%の範囲

●2007年1月以降の車 →メーター指針40km/h時の実測速度が−25%〜±0%の範囲

つまり「実際の速度より遅い速度を指すメーターはNG」となったわけです。 ですので、2007年1月以降

製造のジムニーはタイヤサイズの変更の際、外径が大きくなるタイヤはNGとなりますので注意が必要です。

(どうしても外径の大きなタイヤをつけたいときはスピードメーター値を補正するデバイスが必要です)

しかしこの-25%というのはかなり大きな誤差です。 極端な例ですが、たとえばメーター読み140km/hで

走っていても実際には105km/hしか出ていないということになるわけですからね。 なので正直なところ

2007年以降の車のスピードメーター読みでの最高速ってほとんど信用できないと言っていいと思います。


●ホイールスペーサー

本当は使いたくないのですが、今回は5mm厚のホイールスペーサーを挟んで取り付けました。

なぜスペーサーを挟んだかというと、単純にフェンダーモールの意味を活かしたかったからです。

今まで履いていた205サイズのタイヤでは現在の9mm高さのフェンダーモールでギリギリ出っ張らない

という感じでしたが、これを185サイズのタイヤにすると実質的に10mm引っ込んでしまいますので

フェンダーアーチモールをつけている意味がなくなってしまいます。 ですので、あえて5mm出っ

ぱらせることでフェンダーモールより5mmほど引っ込んだあたりになりますのでちょうどバランスが

いいと考えたわけです。 さらにホイールのオフセットもTACのハードタックルは純正よりもマイナス

側に2mmオフセットしてありますので、計算上は今までより3mmほど引っ込むわけです。

 

↑今回は製作したのではなく、市販の5mm厚のアルミ製スペーサーを使用しました。 なにせ1枚

あたり600円という安さでしたので。 ただ、最低限の精度として両面がきちんと旋盤加工してある

ものを選びました。

↑市販のままではそのうち腐蝕してくるのでアルマイトをかけました。 なお、黒ずんでいますが

これは着色したのではありません。 アルミ鋳物やアルミダイキャスト製品の中にはこのように

着色しなくても色がついてしまうものがあるのです。 これはそれだけ素材に不純物が多いという証拠

であり、あまり良い材質を使っていないということになります。安い製品ですので仕方ありませんね。

 

●装着したところ

↑どうでしょうか。 ホイールとのマッチングもあわせてタイヤ外径も大きくなったこともあり、より

「ジムニーらしい」スタイリングになったのではないかと思います。 このハードタックルホイールは

やっぱ自分にはRP-01にしか見えないのでカッコいいです。 上記の5mmスペーサーを挟んでいます

が、ちょうどフェンダーモールのツライチ面より3mm程度引っ込む感じになりましたので計算通りです。


●走行インプレ

<一般道の街乗り>

まだそれほど走ってはいないのですが、つける前は「外径が約50mm大きくなるので発進が辛くなるかな」

と思っていましたが、ぜんぜんそんなことなくかえって205タイヤ時よりも走り出しが軽くなりました。

細身になったことで転がり抵抗が減ったものと思われます。 ハンドルも軽めになりました。

ただ、そのかわりブレーキ時に外径が大きくなったことによる変化が出ました。 今までと同じ踏力では

ややブレーキの効きが悪いかなと感じます。これはテコの原理ですので当然と言えば当然なのですが、

たった5%程度大きくなっただけでけっこう変わるもんだなと感じました。 これはしばらく乗って慣れて

いくしかないと思います。

舗装路のロードノイズはけっこう静かです。 前のレグノGR-8000と比べても遜色ないレベルです。

空気圧はちょっと高めの2.4kで乗っていますが、そのわりに乗り味はソフトでゴツゴツ感もほとんどない

です。このへんはヨコハマタイヤの性格だなと感じますね。 総じて街乗りメインのジムニーにはお薦め

できるタイヤです。 あとはサイズを純正と同じ175/80-16にするか、この185/85-16にするかは

その人の好みになるでしょう。

なお、JB23ジムニーの一部の型ではこの185/85-16サイズを履くとハンドルを切った際にフロントの

ボディマウントの部分にタイヤが干渉するために対策が必要らしいので気をつけてください。

 

<ウェット路面>

ウェット路面ではちょっと頼りない感じがします。 これも以前の205サイズのレグノとの比較なので

すが、濡れた路面ではハンドルが極端に軽くなり、接地感がかなり乏しく感じます。 極端な言い方を

するとまるで氷の上でも走っているかのような感じがします。 実際、私の車でも1速、2速ではフル加速

すると簡単にホイールスピンしてしまうので、グリップ力自体は明らかに低下しています。

ただこれはあくまでも前に履いていた205/65-16との比較ですので、本来のジムニー用タイヤとしては

今回の185/85-16タイヤのほうが適正なバランスなのだと思いますが、このへんは純正装着のH/Tタイヤ

との比較をしてみたいところです。

いづれにしても濡れた路面や滑りやすい路面ではあまり無理はしないほうがいいと思います。 A/Tタイヤ

というのはどの路面でも「万能」である反面、言い方を変えればどの路面コンディションでも「中途半端」

と言えますので過信はできません。

 

<高速道路>

まっすぐ直進路を走っている限りはメーターを振り切るくらいにスピードを上げても安定しています。

ただ、以前のレグノと比べると高速のカーブでの安定感はかなり悪く感じます。 これは偏平率が65から85に

なったことが顕著に表れていまして、高いスピードでカーブを走るときにふらつき感や接地感の乏しさを実感

しますね。 東名高速下り線右ルートの大井松田〜御殿場間の300R〜600Rのカーブが連続する区間などは

以前のレグノのときはわりと平気で全開でいけましたが、このタイヤではけっこうヒヤヒヤする感じです。

主にショルダー剛性の低下がこういうシチュエーションではフニャフニャ感に繋がっているのだと思われます。

絶対的なグリップの限界もそれほど高くなく滑り出しも早いので、高速のコーナーではドライ路面であっても

あまり無理の効くタイヤではありませんので注意が必要です。

 

なおこのタイヤには速度レンジ表記がありません。 なのでどれくらいのスピードまで安全なのかは不明です。

これは、このタイヤはそもそもLTタイヤ(ライトトラック=貨物車用タイヤ)であり、乗用車用タイヤとは

違うために「S」とか「H」とかの表記が不要なためです。 とりあえず170km/hオーバーまで出してみました

が直線ならとくに問題はなく安定していました。


●タイヤの「寿命」について

タイヤの寿命ですが、もちろん走行距離走って摩耗してくれば(スリップサインが出るほどになれば)

その時点で寿命なのですが、難しいのは摩耗はたいしたことない場合、果たして何年くらい持つもの

なのか?ということです。

タイヤメーカーなどでは一般的には3年から5年というのが目安になるようですが、実際にはそれ以上

使っている人も多いでしょうし、逆にセミスリックタイヤ(Sタイヤ)やスタッドレスタイヤなどでは

ゴムの柔軟性低下などで本来の性能が発揮できなくなるので1シーズンで終了という考えもあります。

もちろん街乗り専用のタイヤであっても、その車の保管状態などでタイヤにたいしてのダメージは異

なるでしょうから一概には言えないのでしょうが、個人的には5年程度は十分持つのではないかと考え

ております。

その先は、やはり表面にヒビ割れが見えたら寿命と判断すべきでしょう。 ヒビ(クラック)がでて

きたということは、すでにゴムが柔軟性を失っている証拠ですので。

さらにヒビ割れが進み、サイドウォールに円周状に割れが出てきたらもうすぐに交換しないと危険です。

バーストの危険と同時に、そこまでヒビが進むと車検も通らなくなりますし。

 

●ホイール/タイヤのダイナミックバランスについて

通常、タイヤとホイールを組んだあとにはバランサーマシンで動バランスをとります。

これ自体はごくふつうの作業なのですが、中には徹底的にこだわっておこなうお店もあるようで、

タイヤのいわゆる「軽点」をずらして可能なかぎり使用するバランスウエイトの量を少なくする作業を

するお店もあるようです。 ですが、これって実のところあまり意味はありません。 というのも現実

には走っているうちにタイヤとホイールというのは僅かづつ滑って回転しズレていくものなのです。

私の知り合いのバイク屋さんで実際に試した例があるのですが、とあるスプリントレースでレース前に

タイヤとホイールのリムに合いマークをつけ、レース後に再度チェックしたら実に約半周もマークが

ずれていたことがありました。 車でもこれは同じで、とくにホイールスピンさせるほどのパワーの

ある車ではけっこうタイヤとホイールリムは滑っているものです。

仮にそこまでパワーのない車であっても、たとえばタイヤがロックするくらいの急ブレーキをかけたり

するとタイヤとホイールの接触面は意外と簡単に滑ってズレてしまうのです。

ですので、タイヤ装着時にいくらこだわってバランス取りをしてもどうせ走っているうちにずれてきて

しまうわけですから無駄な労力になる可能性が高いのです。 へんにこだわらず、ごく普通に軽点を

エアバルブ付近に合わせてホイールバランスを取っていれば何も問題ありません。

極端な話をすれば、タイヤ組み込み後バランスなど取らずに車に装着し、それで高速域まで走って何の

問題もなければそのままで構わないと思います。 もし、一定の速度域でハンドルがブレるとか振動が

出るとか不具合が生じるようならバランスをとる、というのもアリではないかと私は考えます。

今回の私の場合は、ウェイトの少ない(つまりバランスの狂いの少ない)2本をフロントに、ウェイトの

多い2本をリアに装着しました。

↑リアホイールのセンターキャップは純正のものがそのまま使えました。

車齢15年を迎えたJA22ですが、ホイールとタイヤを新調したことですっかり若返った感じがします。

くり返しになりますが、ほんとタックのこのホイールのデザインはカッコいいです。 個人的には今回の

リファインは大成功というところです。 なんていうかほんとこのジムニーという車は飽きないですね。

まだまだ走れます。


えんいー! ヽ(´ー`)ノ~~~