<その4.自集合住宅の自動警備などの設備についての調査>
2002年10月19日〜 ja3npl
スポットの雑音源です。
部屋の中でSONYの短波ラジオ持ち歩くと、AC100Vコンセント、電話線、火災検知器、インターホン、TVコンセントあたりから真に色々な雑音が出ています。
メインのNFBで自宅内の全電源を切って見たのですが状況は変わりません。全周波数帯域の雑音ではなく、スポット周波数で受信妨害となる信号となっています。これを直しても定常的に出る雑音の状況は変わりませんが、1件づつ調査を加えます。
これらの機器は、1Fに在る管理人室内の盤につながれています。
← 管理人室内の各種盤(共用電源、TV共聴、警報、遠方監視など)
写真を撮る距離が採れないほど狭い室内に沢山の設備があります。SONYの短波ラジオはどこにダイアルを回しても強力な雑音だらけです。
← 扉を開けた状況
いずれの盤もプリント基板/インバーター回路/CVCF/主・副の2系統..と電子化された設備です。
- 1999-10 自集合住宅のメンテナンス担当会社へTELし雑音調査を依頼した。
- 1999-10-30(土)09:00 発生源と予想された管理室内の各種盤について実地調査が実現した。メンテナンス担当会社の人は来ないで、施工会社ゼネコンの○○組、○○電気、○○電工の人で総勢5名。各盤について雑音の強弱を調べたところそれぞれが雑音を発生させていたが とりわけ遠方監視盤(施工会社の特注品)が強い電波を発していた。盤には鍵がかかっていた。
測定器類は全く持参されず、使ったのは私の持っているSONYの短波ラジオのみ。
○○組の主任殿からは有用な話が聞けた。(集合住宅周辺の電力ケーブルの位置や地下埋設設備の有無、地下ピットの換気扇のコントロールなど。)
- 1999-11-26 集合住宅の遠方監視盤の前面を開いていただき、盤内部の発生源を探したところ プリント基板の左上付近でより強い雑音が認められた。さらに、左上部分の端子台へつなぎ込まれている信号線群に 雑音防止のスナップオンコアを追加して 雑音の強弱を確認したところ コアより盤側でより強い状況であった。つまり 雑音は盤内部から発せられていて、盤外から導かれているのではないと思われ
る。別途に 火災報知盤の電源を入り切りして 雑音の変化を見たが 既存の雑音の方が強く、変化は認められなかった。
さらに、総合警備盤内にケーブルTVの配信設備があり、この部分の「受信ブースター」から強力な雑音発生を認められた。注;受信ブースター40db形、VSX-511A形 No.キ800035 DXアンテナ(株)製。
メンテナンス担当会社の方が来られる。以下の文面でメンテナンス担当会社にお願いをした。
管理室内の各設備からの電磁波雑音の発生を減少させて 周辺環境と同じレベルにしていただきたい。具体的には、まず
@ 遠方監視盤の雑音発生局部に対策を施して 外部に雑音が伝わらないようにしていただけないか。A 総合警備盤内TV受信ブースターからの雑音抑制の処置の手配を願う。B 総合警備盤内 PS-814形電源装置、PS-814-24V形電源装置からの雑音抑制の処置の手配を願う。これらの処置が終わって後に その他の盤の雑音発生が有ればさらに対応を続けたい。
- 2000-02-09 メンテナンス担当会社より電話あり。2月末に 遠方監視盤の対策を実施したいので立ち会ってみて欲しい..とのこと。その後連絡無し。
- 2000-03 メンテナンス担当会社より3月中に処置したい。管理組合の許可を得て遠方監視盤の基盤を取り替えたい..とのTELあり。追って 忙しいので4月に延ばさせて欲しいとのTELあり。
- 2000-06-15 進展なし。
- 2001-08-14 管理人の方より情報あり。先日、遠方監視盤の中身を取り替え作業が行われたと。早速に管理人室に入らせてもらってSONYの短波ラジオで調べるも、雑音が出ていることに変わりなかった。(雑音レベルの変化を見分ける測定方法を行っていなかったため、良くなったのかどうか判別できなかった。)
- 2002-10 進展なし。
・・ヒント・・
結局、この取り組みはうまくいっていません。
うまく行かない原因は次のとおりです。
- 各盤が相互に電気的に接続されていて(例えば、遠方監視盤と電話線)、発生源を特定することが難しい。
- SONYの短波ラジオとロッドアンテナでは、管理人室内のどこに移動しても似たような雑音を聞くのみで、発生源を特定することが難しい。(スペアナ、センサー、機器1台毎の電源入切..が必要。)
- 各盤は電源を切ることが困難である。(例;TV共聴システムの電源を切ると、各戸でTVが見れなくなる。)
- 自宅(自室)のTS-50Sで聞くと、スポット周波数の雑音が随所に存在しているのが分かる。しかし、日ごとにその周波数がずれており、日によって消滅する場合もある。どの周波数の雑音が管理人室から出ているのかが見分けられない。
どのようにすればうまく行くのでしょうか。今のところギブアップです。
思い直して、Sメータの付いたオールバンドの受信機でねらいのスポット周波数の雑音を聞きながら、可変のアッテネータを挿入して、極小のセンサーコイルで、発生源を探って歩く方法を準備中です。
次回に続きます。
以上
*戻る*