<その8.自集合住宅の給湯器の同型対策>
2002年11月04日〜 ja3npl
動作時のみ雑音を出す間欠発生源です。
前回記載の6.6kV配電線からのノイズが消えて、心地よくDXをワッチする割合が増え、楽しみとなりました。
でも、隣家の給湯器が動作するとS=6の雑音が出ています。こうなると、ボリュームを下げて雑音が止まるのを待つことになります。
春秋は気候が良く、従って給湯器を使うことは少なく、雑音の発生頻度は1日の内6時間程度です。きっとお風呂の時間だと思います。
冬はほぼ一日中雑音が出ています。隣の複数の家で交互に湯を使う為でしょう。夏は不定期に短時間の雑音..という特徴があります。
前述の<その3.自宅の給湯暖房器についての調査>にあるとおり、自宅の給湯器は対策完了しています。
この同型器の雑音対策にチャレンジすることとします。
← 給湯器の雑音対策例です。
私の家の1台の例。電源にノイズフィルター、要所にコア挿入、基板への対策不明。
- 2001-08-27 雑音の状況。
給湯器からの、雑音が無い時の静かな程度、雑音の影響の程度、を次表に表す。
| 周波数 | 10.1MHz | 14.15MHz | 18.1MHz | 21.2MHz | 24.9MHz | 28.5MHz |
| 雑音の無い時 | 3.5 (p.amp=1) | 2.5 (p.amp=1) | 3 (p.amp=2) | 2 (p.amp=2) | 0 (p.amp=2) | 0 (p.amp=2) |
| 雑音の有る時 | 6.5 (p.amp=1) | 5.5 (p.amp=1) | 7 (p.amp=2) | 8 (p.amp=2) | 6 (p.amp=2) | 2.5 (p.amp=2) |
数値はSメータの指示。
( )内はIC-756PROのプリアンプ設定。アンテナは6m長のバーティカル、手すりアース、ATU。
雑音の無い時とは、時折入感する遠方の雷雑音を除き、極力Sメータが振れない、小さい値を選出した。
- 2001-08-27 O社(ガス会社)お客様相談センターに電話した。ご担当は本日休暇、後日に電話いただくとの事。
- 2001-09-01 O社(ガス会社)より電話があり、2名の方が弊宅へ出向いて来られた。
今までの経緯をご説明した。話の要点は、この製品はO社の製品である(メーカーN社の製品ではない。)、コストをどうするかがポイントであり、帰社して検討する..であった。
- 2001-11-09 ご担当に電話。12月3日に再度電話連絡し、説明の日を決める事とした。説明の時には2年前の最初のご担当も来られる。とのこと。
近隣の5軒のみO社の手配で対策を行ってもらえないかと提案してみた。しかし、会社の方針を検討しているところであり、附加装置を付けるとその後の修理は会社の責任となる、会社主導で附加するものではない...という事を考えているとのこと。
- 2001-12-03 12月6日に来訪される事となった。
- 2001-12-06 広島の母が急に入院、延期をお願いした。
- 2001-12-17 10:00〜11:00 ご担当お2人(技術、営業)が来訪される。ご説明の内容は以下のとおり。
- 本件について会議を開き、会社の方針となった。
- 対策品は特別仕様であり 保守にも金がかかる。保守はできない。
- 保証は難しい。本来、お宅の給湯器対策も有償にすべきだった。
- 近隣の給湯器の同型対策については、所有者の意志があれば対策も可能だが、保証が出来ないとすればその意志は無いと見られ、対策の実施は無理である。しかも 対策費用は1件数万円の見積もりとなる。
- 給湯器は電気用品取締法に該当しない。O社の独自の基準(雑音輻射レベル)に合わせて製造している。
- もし隣の集合住宅の給湯器が入れ替わり、雑音が再発したらどうするのか。
これらの内容に対して、弊方の意向は次のとおり。
- メーカ殿で直そうとされなければ 直す方法が無い。直してもらえるようお願いをするのみ。でなければ私の方は雑音を我慢するのみ。
- これまでの丁寧なO社の皆さんの対応に感謝。
- 2001-12-18 ご担当(営業)に電話するが外出中でご不在。
- 2002-01-11 ご担当(営業)に電話。
- O社の製品と言われたが、O社とメーカーN社とはどのような仕組みで製造分担をしされているのだろうか..開発をN社と共同で行って製品化したもの。同じ型名でN社が市販しているかは不明。
- N社に問い合わせが行なわれた場合はO社が窓口となるのでよろしく..という返事になるだろう。
- ノイズ抑制の方法について解説してもらえないか、回路図、ブロック図などにフィルター挿入位置を表示、フィルターの代表型名など。
- 今後も活動を続けたい、連絡先は..メールはあるが社外との連絡は不可、手紙が良い。
- これらのことは電話ではなく文書が望ましいということになり、ご担当宛てに手紙を発信させてもらうこととなった。
・・ヒント・・
このようなO社の公的な姿勢は当然予想されたものです。
でも、これを暗に予想しながらも、O社のご担当(技術)は丁寧な対応をされ、私も何とかよろしく..とやって来たのでした
このような状態で、行き詰まっています。
基本を問えば、自然環境を不公平無く、皆が楽しめるようにしたい(基本は、社内基準でも、法でもない)となります。O社にも短波帯を使う権利はあるが、私にも使わせて欲しい..と。
次回に続きます。
以上
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