記 2007年11月09日〜 ja3npl
日常、時々不便に感じる事があります。
100x75mmの標準の感光基板そのままのサイズ。
Ver 2.0です。(Ver 1 は、主に周波数カウンターの実験試作品でした。)
基板の詳細などは、次の写真、回路図、PICマイコンソフト(MPLAB/C30)を参照下さい。クリックで別ウインドウ拡大です。
1行目は、現在カレンダーと時刻。
押しボタン操作で、前の記録をスクロールup/down出来ます。2行表示なので、見易くはありませんが、使えます。
ボタンs1を3秒押す・・等、
電源を入れると、1秒間程、この画面になります。
ボタンs1を押しながら、電源を入れると、この画面になります。
dsPIC30F2012はトランジスタ技術の付録基板から取り外したものです。
seiko S3510 と 32KHzのXtal。
旧いプリンターの基板から回収しました。(ICはすでに生産中止、メーカのカタログには、S-35392Aと言う型番がある。)
256Kbitsが2個です。これで、LCDの表示1行16文字のデータ(16x8bits)が4000行分記録できます。(このEEPROMを1Mbitsの物に代えれば4倍増。EEPROMは8個まで実装可) I2C制御。
1.8MHZ〜50MHz。20db。
55MHzのL.P.F.→ステップアップ・トランス→ボリューム→2SK211→upc1676G→ステップアップ・トランス→74HC04。
アンテナは、25cm長のステンレス線。
周波数カウンターの感度を上げるために、1.8MHz〜52MHzのアンプを設けましたが、思ったように平坦な特性になりません。しかも、消費電流があり、予定が狂いました。
これの原因は、高インピーダンス部分の入力容量です。2sk211は6pF、74HC04は5~10pF。結局、出来るだけ低インピーダンスにするしかありません。低インピーダンスで電圧を発生させるには、パワーupしかありません。
仕方なく、ステップupトランスの比率を下げ、ゲインを10db位下げ、周波数特性を優先させました。
左は、アンプ部の特性、1.8MHz〜52MHzのスパンで、13db位の落差があります。
左図は、カウンター動作の感度/周波数特性です。1.8MHz〜30MHzであれば、-30dbm位で動作します。50MHzは、-20dbm位と見られます。
信号検出には、コアを使って同軸ケーブルの漏れ磁束を導くつもりでしたが、長さ25cmのアンテナで動作しています。
小さなループアンテナ、バーアンテナ、も実験してみようと思います。
左は、信号を検出する回路、74HC04を通った後の、on/offを示す信号です。
上は、CWで、ゆっくりしたトツートツーです。
下は、SSBで、ハローテストのハロー部分です。
当初は、CWの長点の時間巾は長くても300ms程度であり、SSBの場合は、300ms以上続く時があるだろうと思い、この時間差で、CW/SSBを判別するソフトを作りました。たまに、意図通りになりますが、不確実でした。
結局は、CWは信号の無い時間が、確実に、40~100msある、そして、SSBは信号の無い時間が、30msより小さい場合がある・・・という違いを利用することにしました。
FM、RTTY、FSKはどうすれば良いのでしょう。周波数を頻繁に測って、偏差を知るのでしょうか。私は、今の所、これらの運用は無いので、判別方法を考えていません。
CW/SSBの判別を、周波数成分の違いからと考えましたが、うまく行きませんでした。左は、上がCWの、下がSSBのFFT分析結果です。AM検波し、AF信号を取り出した実験です。
ちょうど、dsPIC30F2012で、DSPエンジンも付いているし、音声成分を周波数分析して、と考えましたが。
CWは矩形波です。そして、高調波が派生、高次になるほど減衰するパターンです。SSBの成分と比べて大きな差を見つけることが出来ませんでした。
CWとSSBとは、AM成分があり/なしで異なるだろう・・と見て調べたのが左です。
左の2現象の上側は、74HC04の出力で信号のON/OFFを示し、下側はAM成分です。CWのAM成分には、パルスの後はAF成分がありません。耳で聞けば、ポツポツといったキークリック音です。
検波回路の時定数は、0.05uF x 200kΩ です。
SSB信号のAM成分は、耳で聞くと、モガモガの音です。
AF成分は発生してはいますが、控えめになっている様です。
信号発生から約20ms後に、AF成分があり/なしで、CW/SSBの判別が出来ると思われます。回路の追加(検波、OPアンプでAF増幅、再度の検波、DC成分で出力)が要ります。追って、実験してみようと思います。
・・ヒント・・
LC発振器の周波数ドリフトを調べる場合にも使えます。
まだまだ、改良すべき所があります。これから、永い時間をかけて、使ってみます。(この装置が、毎日役に立つわけではないので)
以上
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