まだ工事中です・・・

★パナスカイマーク6 送信FM改造版★

知人のパナスカイマーク6の修理です。
初代パナ6は南極の昭和基地でも使用されたそうですが、
移動にも使えるようDC-DCコンバーターが内蔵されています。
こちらのパナ6には部品追加でFMの送信が出来るようになっているそうです。
年月がかなり経過しているためこのままでは電源が入れられず、
中を見るとかなりな酷い状態となっていました。
コンデンサの交換も当然必要でしようし、配線の手直しや、追加部品の付け直し、
大がかりな清掃と細部の調整が必要と思われます。
















パナ6の上面シャーシです。
錆などがありますが、ここは清掃をして、追加してあるパーツの手直しが必要です。
パリコンの羽根が曲がっていてトラッキングのずれが生じていると思われます。
ある程度は修正しましたので、あとは目盛との誤差を縮めるのみです。
ブロックコンデンサには少し膨らみがあり、容量抜けしているだろうと思われますので、
これは交換が必要ですが、裏面の各コンデンサも要交換です。
シャーシに乗っている埃の厚さで時代を感じてしましました。
良く見るとリレーが裸になっていました。
埃よけのケースを付けて、その前に接点の洗浄が必要でした。















自作したFM送信ユニット部分です。
送信のみFMが出せるように改造してあるそうで、
この他リレーの追加と部品追加がされていました。
真空管の下が相当錆びています。
配線もクラクラしているので手直しが必要です。
送受信切り替えスイッチを利用してFM/AMの切り替えができるようです。
オリジナルに戻すかどうかまだ決まっておりませんが、
送信のみの改造ですのでそのままでも構わないです。
真空管で位相変調をかけているのではないかと思いますが、
オリジナルの回路ではありませんので、
これを改造した本人しかわかりません。
まだ回路も見ていないので仕様もはっきりしていません。
動くがどうかも解らないですが、電波は出るそうです。
FMだけだとバリキャップダイオードとコンデンサ、抵抗等で今はすぐ出来ますね。
この当時は真空管ですので回路をどうしたのか興味があります。
これで受信部にも改造が入っていると面白いですが、
そこまでには相当の腕がないと出来ないです。
パナ6のFMはまだ聞いた事がないので大変興味があります。
是非ともこのままで出てみたいです。





IFTコア部分が開かれています。
コア割れしたのか何かの不具合が出て開いてみたのでしょう。
現実にどうなっているのかまだ確認が取れていません。
このIFTの下にはダイオードが数本追加してありました。
同調がずれたのか・・・・もしかしてバリキャップがここに???



















パナの裏面です。
こちらは殆どスカ6と同じ感じですが、TRが一部使用されているスカ6とはちょっと違います。
基本的な回路構成は同じですのでほぼ同一、ただこれには追加部品が・・・。
10数個のオイルコンデンサは要交換です。
特に6GW8に付いているカップリングコンデンサは抜けているとプレートが真っ赤になってしまいます。
ここは要注意です。
ハム音が酷いそうなので、ここの電解も交換します。
ラッシュ電流を減らす為にバリスタを入れる予定です。
ドンという電源オン時の音が軽減できるはずですので、
真空管のリグには入れてしまおうと思っています。
機械のためにもその方がいいようです。
空中配線をどのようにするかこれから検討します。











このリレーはFM送信のときに切り替えるためのモノと思います。
これが空中配線されているので固定する必要があります。
配線が届かないので引き回しと固定方法の検討です。
そのままFMがきれいに出るかはわかりません。
IDC回路がどこかにあるだろうと思いますので、
そこを探して制限をかけないと今の時代では使用出来ません。
もしかしたらないかもしれないので、リミッターをかけて制限する必要があります。
取り外した方がいいかとも思いながら、このリグでのFMはきれいだろうという期待もあります。
外観もケースの色が黒になっていますし、ダイヤルのつまみも大きいモノと交換されています。
オリジナルにこだわる人ではないと思いますので、ここはこのままにします。
実際にはこのつまみの方が選局もキャリブレもし易そうです。














★スカイエリート6 オリジナル版★

諸元 :受信部 ダブルスーパーヘテロダイン 初段 6CW4ニュービスター  50〜52.5MHz
    :送信部 6AW8A ドライブ 2E26終段 水晶発振 自励発振 50〜52.5MHz
    :変調部 6GW8PP
     :電源   DC12V AC100V
*DC-DCコンパーター内蔵で車内でも使用でき、
アースもプラス・マイナスの接地を選択できるようになっている。
*送受信別々のVFOでキャリブレーションが必要です。
実際の運用では53MHz程度まで送受信ができた。
声が浮き上がって聞こえてくるリグでした。

この機械はオークションで知り合った人から分けて頂いた物です。
元々持っていたスカイエリート6とスカイメート6Fは新しいご主人の所へ。





内部は割ときれいで錆びもそれ程なかったので清掃のみで終わる。
6CW4ニュービスターはオークションで入手し交換した。
ドライブの6AW8Aも新品に交換してあります。
当初変調部の6GW8のプレートが真っ赤になり、
カップリングコンデンサの不良がありましたが、
手持ちのオーディオ用のコンデンサと交換して無事直りました。
ここのコンデンサ不良が良くあるようです。
プレートが真っ赤になる前に交換しましょう。
送信音にはまだ少々ハム音が混入しますが、
これも愛嬌とそのままになっています。

VFOのつまみのがたつきがあった場合には、バリコンの軸の後ろに付いているねじを
少々締めこんでみてください。
しっとりした感触に戻るはずです。
受信側のつまみが良く緩むようです。










容量抜けの疑いがある電解コンデンサを補うようにケミコンを追加してあります。
ブロックコンデンサの手持ちがなく当座の処置です。
たまに通電していますが今の所不具合はありません。
まだ現役で使えます。

DCでも使用できるようにDC-DCコンバータを背中に背負っています。
昔モービルから運用することがあり、
DCケーブルを作って使用した事がありますが、
当時AMでもモービル局がいましたので、
こんなリグも活躍できました。
昭和47年に積んだ時には車がプラスアースでしたので、
アースの極性切り替えでプラス接地にしました。

昔パナ6を使用していた時にファイナルの2E26の手持ちがなく、
S-2001の足を延長して使用した事がありましたが、
2E26と同様に使用できました。







受信部の要6CW4ニュービスターです。
テレビチューナーなど低雑音で高感度、低消費電力で開発された真空管です。
この真空管はトリオのディップメーターにも使用されていました。
このスカエリートシリーズの中心となるものです。
S/N比が良く大好きなデバイスです。




















2E26は手持ちの新品と交換しました。
送信部を調整して定格の10Wは出ています。
このリグ独特の変調できれいな波形が出ます。
アンテナは50Ωから100Ω程度までのインピーダンスに適合するように、
タンク回路はセッティングされているようで、
シングルループをそのまま繋いでもOKです。
基本は75Ω、当時のアンテナのインピーダンスです。

このリグのシリアルナンバーは"13503"です。
Eスポではまだまだ活躍できそうです。

2E26の予備球を入手したのでこれでほぼ万全。
あとは6GW8/ECL86の予備だけ。












スカ6の回路図ですが、リンクを削除しました。




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