RD-A1の現状:返品済み 視聴環境 第一印象→音質・画質評価
買っていきなり電源投入だけで一苦労。やっと電源が入っても動作はとろいし不安定きわまります。到着して三日目でDVD等の再生不良が多発します。一週間も経つとDVD系は一切再生が出来なくなってしまいました。予約録画もいくつか失敗しています。明らかに初期不良なんですが、修理もHDDの内容保持を保証しないことを承諾しない限り受け付けないという強硬な姿勢です。最初からまともに動かない品物を出荷したことに対する侘びの気持ちも一切ありません。番組情報取得にだけ命をかけるだけの発熱体ですからもう用はありません。それで、電源Cableをコンセントから抜いています。販売店は付属品を気にしているので、中古で売り出すのかなあ。でも、買ったら後悔するよ。ムラウチは返品に対して好意的に受け入れてくれました。また、同社のWEBからRD-A1は消えています。
RD-A1は装置の性格上、V-Systemに置かねばなりません。こちらではSurround環境は構築していません。様子を見てA-Systemで本格的な評価をしようとも思っていましたが、あまりの出来の悪さに本格的評価は見送りです。
Visual
映像出力はHDMIを選択し、VictorのCableでDVIに変換してW2600(720p)と接続します。
1080pの評価用として2407WFPを同じくDVIで接続することもあります。
Audio
基本はDigital出力です。同軸のDAI出力を自作のDigital Ampに接続します。このAmpは音量を下げることが苦手なので、平行してAnalog出力も接続しておきます。Pre-AmpのL-5M(Boulder)で音量調整とUn-BAL/BAL変換してDigital Ampに入力できるようになっています。SPはTannoy Stirling/TWです。AmpとはBi-Wiring接続です。
入力ソース
・内蔵のBS-D,地デジTuner:WOWOWがMainになるはずだが...
・LD Player:LD-S9(Pioneer)=S端子
・DV,VHS Deck:WV-D9000(Sony)=S端子
・βDeck:EDV-5000(Sony)=S端子
DVD化したいと思っているのは、主にLDで珍しいものだけです。
再生ソース
・HD DVD:Titleは充実してくれるかなあ。
・DVD:DVD Playerとして使えるほどの画質かなあ。
・DVD-Audio:再生できるのかなあ。
・CD DA:期待はできないなあ。
仕様編:入出力がいっぱいでややこしいなあ
入力系
・Tuner等
添付品:
初期出荷分に添付されるというHD DVD-R Media 3枚は添付されませんでした。定価でヨドバシから買った人だけのサービスのようです。
地上アナログ:1 (出力有)
地上デジタル:1 (出力有)
BD/CS(Digital):1 (出力有。スカパー!連動(CSデータ)端子付)
電話回線端子:1
ブロードバンド接続対応LAN:(Ethernet)端子 (FirmのUpdate用?、番組情報の取得も可能)
・映像+音声入力(音声はAnalog RCA端子)
コンポジット入力:2+1
S1入力:2+1
D1映像入力:1
i.LINK(TS)端子:2 (入力できないという話だが...調査には至らず)
EXTENTION端子:3 (USBで、Keyboardの接続が可能)
出力系
・映像+音声出力
HDMI:1 (宣伝文句の筆頭に来るが、充分にDebugされていない)
Component:1 (BNC端子...高級機らしくしたいんだろうけど、MainはHDMIなので..いやみでしかありません)
D4端子:1 (Componentも含めてAnalog出力ではDVD再生時に勝手に480p、までに制限される)
RCA Digital Audio出力:1 (電源を切ってもなかなか切れないぞ)
TOS Digital Audio出力:1 (電源を切ってもなかなか切れないぞ)
Front 2ch Analog音声出力:3 (評価に至らず)
Surround ch Analog音声出力:1 (評価に至らず)
S1映像出力端子:3 (何とつなぐの?)
コンポジット映像出力端子:3 (今どき使っている人っていったい...)
・記録可能Media
内蔵HDD(1TB) (東芝が原因の修理でも、内容の保持は保証されないというお粗末さ。承諾しないと修理を拒否します)
HD DVD-R(片面1層15GB/片面2層30GB) (評価に至らず:生Discを添付しているのは一部の販売店だとぬかしやがった)
DVD-RAM(片面1層4.7GB/両面1層9.4GB,CPRM対応,カートリッジ対応) (評価に至らず)
DVD-R(片面1層4.7GB,CPRM対応,for General:CPRM対応は生Discも対応の必要)
DVD-R DL(片面2層8.5GB,CPRM対応,for General) (評価に至らず)
DVD-RW(片面1層4.7GB,CPRM対応:LDからVR Modeで焼けました)
・録画方式:MPEG2-TS,MPEG2
・録音方式:AAC,ドルビーデジタル,リニアPCM
・再生可能Media
内蔵HDD,HD DVD-ROM,HD DVD-R,DVD-RAM,DVD-R,DVD-R DL
DVD-RW,DVD-Video,CD-DA,CD-R/RW(CD-DAFormat)
・電源条件
入力:AC100V 50/60Hz
消費電力:動作時133W,待機時6.5W(省エネ設定時4.0W) (大喰らいだなあ。おまけに動作はトロいししょっちゅう暴走するし...)
外形寸法:457(W)×159(H)×408(D)mm(突起部含まず)
本体質量:15.2kg (重いって、UX-1と比べると...)
このような高機能(?)な機器だと取説も半端ではありません。3冊組です。
ワイヤレスリモコン,リモコン用電池(単四形×2個),電源コード(チャチいし、GND端子無しの2P仕様),同軸ケーブル,映像・音声接続コード,B-CASカード,モジュラー分配器,電話線コード
8/12/06に納入され、先ずは一通りの性能を確認しようとしたのですが...。恐るべき実態をまとめておきます。出力は720pでW2600に接続をMainで1080pの画質確認は2407WFPで行いました。
操作編:まさかこんなところでトラブルとは思わなかった...
電源が入らない:嘘だと思うでしょう?
最初は面食らい、その後は怒りの対象でしかありません。単純に電源が入らないのです。サポートに問い合わせると、「番組情報の取得中だと電源が入らない。仕様だ。」と言う信じられない返事。急に録画したい時にはどうすればいいの?それよりも何よりも所有者の操作命令を無視してまで取得しなければならない番組情報っていったい...。その後別の対応者からは、「番組情報の取得中でもそれを中断して電源が入るのが仕様」という回答もありましたが、どっちが本当?いずれにしろ拙宅のRD-A1はかなりの確率で電源が入りません。LCDに'DE PGT'(だったかな?)が表示されている時は勿論、何も表示されていない時ですら、電源が入らないことがあります。ファンが回っていないときでも電源が入らないことがあります。電源を入れるのすらRD-A1様のご機嫌を伺わねばなりません。
動作がトロい:半端な遅さではありません!!
最初はFreezeしたのかと思いました。ペン4クラスのCPUを搭載しているはずですが、1bitマイコンでSingle Taskの動作と変りまりません。よほどProgrammerのSkillが低いのでしょう。やっとこさで電源が入っても操作が利くようになるまで2分近くかかります。設定変更するのも一苦労。しばらく画面がFreezeします。CH変更や放送からHDDやDVDへの機能切替もすぐには変りません。腹の立つことにCH変更等はBufferされるので、動かないと思って何度か押した釦が後で利いてきてあさってのCHまで飛んでしまいます。ひたすら忍耐の限界を試されます。この時点で既に愛せないことがはっきりしました。
勝手にCHが切り替わる:これも番組情報取得のため
LDのDVD-RへのCopyをしようと入力をLine切り替えてWarm Up中のことです。急にTV朝日に切り替わりました。元に戻そうとするとWarning画面が...。ADMASの番組情報取得が中断するぞという警告です。そんなこと誰も頼んでないよ。それよりも勝手にCHを換えるのは止めてくれ。この動作はDVD系再生中にもBackで起きていました。また、設定Menuを立ち上げようとしたところ、またWarning画面が。Digital放送の番組情報取得が中断するぞという警告です。もう常軌を逸した病的な動作です。
Video Modeで録画できない?:Recorderの基本中の基本機能では?
LDをDVD-RにCopyするのに最初はVideo Modeで録画しようとしたのですが、「VideoモードではDVD-Rへの録画はできません」というWarningが出て録画できませんでした。どうせ返却するからどうでもいいけど。一旦HDDに録画する必要があるそうな。
受信編:Tuner類の性能をみてみましょう
地上波アナログ
先ずは観慣れた電波です。拙宅ではやや電波条件が良くありません。まあこんなもんかなという感じです。普段使う電波では無いので破綻が無いことを確認した程度です。今更録画の対象にはならないでしょう。ADAMSで番組情報を取得しています。これに命を懸けているので、勝手にTV朝日に切り替わることが頻繁に起きています。
地上デジタル:私には未踏の世界...
思ったよりはきれい(HD時)ですね。BS-DよりもRateが低いのですが検討しているといえるでしょう。最終的には画質の良さが印象に残っています。CHと放送局との関連を把握していないので表示機能は必須です。Local局も放送していますね。TVKはしっかり観ることができました。MXTVはCH設定はできたけど観られたのかどうか...。(表示でCH情報が出なかったのがそうだったのかも)
BSデジタル:WOWOWで評価してみましょう
まあ、こんなものかと思います。SharpのTunerと比べてどっちがどうという印象はありません。どんぐりの背比べですね。これににはがっかりでした。最後に観た(録画できなかったので)'50回目のファーストキッス'は画質が良かったのが印象に残っています。
CS:契約していないぞ...
時間帯によるのか、サービス放送なのか何局か受信できています。普段は観ないのでそれで終わりです。ただ、CH関係等設定を変えると勝手にCSの一番若いCH(多分)に切り替わります。バグでしょう。画質はBS-D並みと感じました。真剣には観ていません。
再生編:すぐに市販Meidaの画質評価に入るはずだったのですが...。再生系は三日目からおかしくなり、一週間で全く再生できなくなりました。メカはNEC製でしたっけ?どっちの欠陥なんでしょう?
DVD(NTSC):相手はUX-1だぞ
DVD Playerとしては評価できません。DV-S747Aにも及びません。Analog出力は勝手に480pまで品位を落とされます。HDMIでもDV-S747Aの480p Component出力には遥かに及びません。これでは観る気が起きません。S/N感が悪いのですが、NRをOnに設定しても改善しているように思えません。これもバグ?画の輪郭ももう少し締まってほしい。Defaultの映像調整はNeutralからはずれています。ただ、HDの明るめの設定ではありません。
DVD(PAL)
再生は可能か確認の意味で視聴します。取説にあるようにNTSCのみでPALは再生を拒否します。今どきねえ...。
HD DVD(JP盤):本命登場
最初にGONTITIのTwin FormatとKeith Jarrettのを買いました。持っているDiscの中ではGONTITIのが最高画質と言えると思います。少し明るすぎる画質設定ではあるのですが...。Keith Jarrettのは背景のノイズが気になります。Video Artsの映像は従来のDVDも含めて画質はLD時代から進歩していないように思うのですけど。GONTITIを満点(10点)で基準にすると、Jarrettは7.5点位でしょう。
HD DVD(US盤):本命登場II
燃えよドラゴンとMillion Daller Baby他を買いました。後者はPAL DVDと比較できます。US盤は今のところRegion Codeによる視聴制限(HDではUSとJPは同じCodeらしいが)はかけられていないようです。映画ものは1080p(1080/24pの意味でしょう)でMaster化されていると表記されています。観た中ではPhantom of Operaが画質面では一番良さそうでした。これは視聴会では必ずかかるでしょう。燃えよドラゴンも制作時期を考えると健闘しているとは思います。但し、シーンによって非常に汚い画になるところがあります。Million Daller BabyはUX-1で観るPAL盤よりもかなり明るく感じます。各ソフトはそれなりにHD画質の潜在能力は示しています。明らかな差別化を図るには、Esoteric社の次世代メカVRDS-HD(仮称)を待つしかないのでしょうか?2407WFPで1080pの画質確認をしようとしたところでRD-A1が破綻し、確認は出来ていません。
その後、LDのCheck DiscでRD-A1の映像調整をするという方法で画質調整をしたところ、良好な結果が得られました。但し、設定の範囲を超えたところに最適値がありましたし、調整結果もかなり極端な設定でした。評論家にみせる時はどうしているのだろう?ともかく、返却前日にHDの本来の画質に近い映像を垣間見ることは出来ました。これなら高画質マニアは飛びつくでしょう。JP,USに限らず、HD DVDとDVD(SD)とをRD-A1で再生させた相対比較で考えると、HDにはかなりの潜在能力があると感じます。現状ではAudio/Visualに疎い東芝一社の製品しかありませんから、HD DVD規格そのものを論じることは難しいかもしれません。また、市場が現在ここまでの高画質を望むのか?というNeedsの問題もあります。DVD(SD)だってPlayerによって評価は大きく異なります。現在の東芝の技術力を考えると、今観られる画質は良くともHDの60%程度でしょう。今後真のHigh-End機が出るかどうかがカギだと思うのですが...。
DVD-R(by DVR-7000)
古いRecorderでLDから吸い上げたTune用の画像です。Decoderの性能が判ります。Tune Up AVというTitleで、解像度チャートの表示がUX-1ではすばらしかったものです。再生はできました。Encoderが少し古いので、Title部分等はいまいちですが、解像度ChartはUX-1と同様微動だにしません。しかし、画面のキレが全くありません。たかが縦じまの解像度ChartでUX-1なら感動できるのですよ。それが真のHigh End機というものです。また、黒地の画面で前のColor Barの残像が少し残っていると現象を確認しました。元画ではありませんでしたし、UX-1ではこの残像は出ていませんでした。
また、DVD-RにVR Modeで録画したDiscはP社Eso社共に再生できませんでした。RD-A1専用のDiscになってしまいました。
DVD-Audio
やはりDVD-Audio Partは再生できません。東芝のDVDAに対する取り組みのお粗末さには常々怒りを感じていました。HardもSoftも全くやる気がありません。PF/DSoTMを東芝EMIからSACDで発売するという屈辱を甘んじて受け入れるほどの腰抜けです。DVDAの普及が進まなかったA級戦犯の一社は間違いなく東芝です。
Video CD
時間が無かったので観ませんでした。
録画編:再生機能があまりにお粗末で録画までは..
困ったことにLD映像をVideo Modeで録画しようとしたところ、「VideoモードではDVD-Rには録画できません」というWarningが出て録画できませんでした。仕方ないのでVR Modeで録画したのですが、そのDVD-Rは他のPlayerでは再生できませんでした。また、WOWOWの放送をVR Modeで録画しようとしたところ、これもCopy Protect信号を検出しましたといって録画が停止されてしまいました。では、私はどうすればいいの?
DVD-R(VR):Analog入力
DVD-RWのVR Modeは、UX-1等でも再生できるのですが、DVD-RのVR Modeは他のPlayerでは再生できませんでした。Video Modeは録画拒否されました。このRecorderはどうやって使えばいいの?
VR Modeだと、きめ細かい録画品質の設定ができます。音声優先でLPCMにして、後は時間で画質を決めるとか、画質優先でMN値を決めて音声はそれに合わせるとか、作品の時間と相談しながら細かい調整ができます。そのためには常に身近に一覧表が必要になります。これはDVR-7000では全くできませんでした。但し、互換性は無いのでUX-1では観られません。(TT)
LDの映像を録画してみます。Encoderの性能も上がっているでしょうから、このDiscはUX-1で視聴してみます。DVR-7000のEncoder性能と比較できるよう同じソースも使いました。Tune-Up AVです。Video Modeでの録画はできない仕様のようです。UX-1で観ると、イラストのような画になってしまっています。全くRealityがありません。背景の山はマット画のようです。それから気になるのは残像です。再生系のみならず、録画系でも出ていますね。黒っぽい背景だとずーっと残っているのが判ります。上書きされてどんどん酷くなっているのが判ります。同じ画面でもDVR-7000では出ていません。画の輪郭のリンギングも強烈です。二重線状態です。湖面の波のBlock歪みは同様です。色乗りは良好ですが不自然さを伴います。S/NはRD-A1の方が良好です。総合的には自然さと感じ残像の残らないDVR-7000の方を採ります。EncoderのTuneまで手が回らなかったのでしょう。レベルはかなり低いと思います。
音質はfレンジはまあ十分です。音に刺激を感じますが、これはAgingで解消されるかもしれませんが...。もう、どうでもいいや。東芝以外のRecorderに期待しましょう。
DVD-R(VR):Digital入力
WOWOWのHD番組をHDDに録画してみました。DefaultではTS ModeではなくVR Modeでした。ソースの画質もたいしたものではないので評価は難しいですが、放送時の品位は保持していると感じました。それ以降の評価はRD-A1の破綻でCheckする気が失せました。
最後にWOWOWのDVD-RへのVR Mode録画を試みますが、Protect信号を検出したといって録画を拒否されました。CPRM対応のDVD-R Discの必要性があるとのこと。これではRecorder自体の存在意義を疑ってしまいます。
HD DVD-R:地上D入力
少しRateが遅い分、長い時間録画できます。思ったよりも画質が良かったので、対象としては存在意義はあるでしょう。Analogでは映りの悪いLocal局の意外な番組というのが狙い目になるかもしれません。これもRD-A1の破綻でCheckする気が失せました。まあ、Discは高いし失敗のRiskも高いので試せません。
音質評価
DAI出力で聴いた印象は、DV-S747A等と同じような感じです。特に優れているとも劣っているとも思いませんでした。
CDの音:Analog出力で聴いて
これもRD-A1の破綻でCheckする気が失せました。期待はしていませんが。
CD Transportとして:自作Digital Ampで聴いて
これもRD-A1の破綻でCheckする気が失せました。CD位はストレス無く再生してほしいですから。1枚だけ聴きましたが、特に不満はありませんが感動もありません。平均的な音質でしょう。VRDSメカと勝負できる立場でも無いでしょうし。
HD DVDの音
DAI出力時のDown Convertもあるでしょうから、自ずと限界があります。DVDよりは少し位ましかなという印象は持ちました。通常、DAI出力はDecoder ICからの出力をそのまま出しているだけですから、機器としてはJitter性能が問題となります。音の印象からすると、さほど悪くは無いと感じます。
Surroundの音
これもRD-A1の破綻でCheckする気が失せました。A-Systemに持ち込まねばなりませんから。
画質総評
操作・機能の問題で、画質等を細かくCheckする前に破綻してしまったのでざっと観た印象だけです。
後述しますが、DVD系の再生中には映像調整が出来ないので、Check Discでの画質調整は出来ません。これがFlagship Modelの仕様だそうです。
それでも明らかに画質調整の必要な画なので、再生<-(大抵砂嵐になる)>停止を繰り返し、砂嵐と戦いながら調整をしました。80%程度の調整ですが。これ以上は再生しながら出ないと出来ません。
到着から2週間で返品の憂き目に遭いましたが、Agingなのか何なのか時間と共に黒が浮いてくる印象があります。調整では明るさをかなり下げコントラストを少し上げた感じの結果になっていましたが、その後ほんの少ししか使っていませんがどのソースでも黒が沈まないのが気になるようになりました。画質調整は少しAgingが進んで画質の変化が落ち着いてからの方が良いでしょう。しかし、調整してこれですからDefaultのままだったらかなり白っぽい霧中の画になっているのではないでしょうか?
最後にLDからの入力で、Tune Up AVのCheck画面で調整をしてみました。最適値が調整範囲を超えているので完全な調整はできませんでしたが、この調整でかなり印象が変わってきました。HDが本来の真価を発揮し始めました。返却日前日の出来事です。
DVD-Video
Recorderの画質ってやはりこの程度なんでしょうか。DVR-7000よりは少しまし(その後DVR-7000を正しく調整したらRD-A1に勝った)でしょうけど、DV-S747A(480p)ですら足元にも及びません。Component(強制的に480p)よりはHDMI(720p)の方が少しましとの印象です。
HD DVD・・・所有DiscのReviewはこちら
手持ちのDiscだとBGV系のGONTITIのが画質が一番良好です。しかし、映画系(USもの)だと1080p(/24pのことでしょう)のDATAが収録となっています。WOWOWの放送との差別化は、少し難しい部分はあります。尚、今のところUS盤も再生できています。
最終日になんとかHD画質の真価をかいま見ることはできました。ただ、全体的に明るめの画面になってしまうので、私はその部分は気に入りません。そして暗いシーンだととたんにHDとSDとの区別が付かなくなる(UX-1の画質にも及ばない)ほど画質は悪くなります。そういう傾向を感じました。映画ものだとPhantom of Operaが一番良かったです。BGV系のGONTITIとView from Space with Heavenly Musicがかなり来てます。もっとまともなPlayerが発売されたらもっと視聴してみたいと思います。
UX-1との相対的な比較だと、RD-A1のHD DVDの画質が映画ものという条件をつけると概略UX-1のDVD並み(解像度など如何ともし難い部分はあるが)となります。だとすると、HD DVDの本当の画質を知るにはそれにふさわしいメカが必要になるでしょう。かろうじて動いているというレベルのNECのメカではとてもその真価を発揮できないでしょう。カギはEsotericが握っていると思いますが、開発には莫大な費用が発生するでしょうから、同社はしばらく様子見でしょう。それまでにHD DVDがある程度普及しなければ、DVDAやSACDと同じような末路になるのではないでしょうか?
HDMIの解像度による画質の違い
W2600:480i,480p,1080i,720p
***i(インターレース)は何れも白っぽい画になります。霧が晴れない感じでその時点でNGです。480iだと更に画素数の荒さが気になります。480pも同様ですが、白っぽい画にはなりません。1080iだとW2600では720iにDown Scalingされるのでしょうか?やはりW2600では720pの画質が一番良好です。
2407WFP:480i,480p,1080i,720p,1080p
基本的にはW2600と同じです。注目すべきは1080pの画質です。RD-A1の破綻で充分な評価が出来ませんでしたが、1080pがすばらしく高画質という印象はありませんでした。Agingが必要かもしれませんが、それほど手間をかけたいという気にはなりません。既に返品決定だし...。
以上のような理由で中身なんか観る気も起きません。下手に開けたら後で修理拒否の理由に利用されるだけです。ですから開けないで判っていることだけ書いておきます。
メカ
NEC製と聞いています。現在HD DVD Recorder機能も持っているメカはこれだけだそうです。Case入りのDVD-RAMにも対応しています。やっとこさで出てくるTrayを見るととてもチャチい。アルミ削りだしのTrayを見慣れているから余計そう感じるのでしょう。Open/Close時にカタカタゆれる様も見るとこれで本当に大丈夫?と不安になります。Tray部はその前に上下に動くDoorがあってそれを閉じるとTrayを固定するのかもしれませんが、外から見ている限りはそのような機構にはなっていません。ただ、ドアが閉じるだけのようです。このドアが閉じるとUSB端子と前面の入力端子が隠れてしまいます。
CPU
Mobile Pentium 4 2.5GHzらしいのですが、快適動作とは程遠い遅さです。1bitマイコンのSingle Task動作と変わりありません。よほど稚拙なProgramなのでしょう。東芝のRDシリーズは皆こんなに遅いようです。こんな機器が売れますかねえ。また、こんな豪華なCPUが必要なほどRecorderって高度な動作をしているんですか?HD Playerの方も同じCPUを使っているようです。
画像処理LSI
8月に入ってから発表されたNEC製の'EMMA2RH/HD'だそうです。NECの宣伝文句は「このLSIを搭載することによって、HD DVDソフト再生機能を除く大部分のデジタル/アナログ録画・再生機能をワンチップで実装可能」で、「HD DVDレコーダーの構築に最適な製品」だそうです。拙宅では特に問題になっているHD DVDソフト再生機能には関与していないようので、このLSIは悪くなさそうです。ただ、RD-A1があまりにボロなので録画を試すほどの気力が起きないというのが正直なところです。ですからこのDeviceの評価は不能でした。RD-A1としてはかなり詰めの甘い画質だと思います。
DSP(信号処理)
アナデバ製のSharc Proccesorが使われていることが同社のHPで発表されています。(4個使いらしい)しかし、これって使われていることはアピールにはならないのでは?
Video Scaler
Ancher BayのABT1018と明記されています。これはEsoteric P-03UNIと同じですが、画質を比べてしまうと...。使っているLSIで画質は決まらないと確信できました。
DAC IC
これもアナデバ製なのは間違いありません。多分、AD1955と予想しているのですがどうでしょう?(そう記載されているPageはありました)
Video DAC
297MHzのDACはアナデバには無いと思っていましたが、開発者がアナデバ製と答えているので、まだCatalogにも無い新製品ということになります。
SRC:写真を見ると大きなQFPなのでアナデバ製ではなく、NPC製と思われます。6ch内蔵のSM5956Aでしょう。でも、2個並んでいるようだけど。NPC製のSRCは入出力比が大きく取れない(1:4.4程度)のでCascade接続しているのかな?
パルテノン構造!!
なんだかお金のかかる構造だそうです。確かに説明の写真などを見るとそれは解かります。ただ、その構造が画質や音質に貢献しているの?と考えると疑問符がいっぱい出てきます。UX-1 Classだと、Agingが必要とはいえ最初からAging後の性能改善を予感させる懐の深さを感じさせてくれます。RD-A1の場合は素人受けしそうな画作りなのがありありでAging後の改善は期待できません。事実、一週間ほどで再生機能は壊滅状態です。お金をかけるなら、こんなところよりも信頼性にかけるほうが先じゃないの?先ずは安定して動いてくれないと画質だ音質だというところまで行きませんよ。
空冷用ファン
SW電源の後ろに配置されています。電源がOffでも勝手に動き出しますから、その時はファンが回るので判るという仕組み(?)です。大喰らいの代物ですから、何かしらの動きがあるとファンを回さざるを得ないのでしょう。日がな一日番組情報取得に費やす。取得した情報は...すぐに忘れます。
たったの一週間でこの結論に達しました。もっと建設的な項目を書きたいのですが、そこまではとても行き着けません。普通に使おうと思ってもこれほど独善的で使用者の操作すら拒絶する機器というのは初めてです。東芝の夢が詰まっていると自画自賛していましたが、詰まっているのはバグと膿でしょう。電源投入すら拒否するという傲慢さこそが東芝なのだなあと思い知らされました。言うことは利かない、動作は一度に一つだけ(但し、所々にBufferingのおまけつき)、動作そのものはかろうじて動いているといえるほど不安定...。おまけに初期不良であっても修理を拒否するという傲慢さ。これこそが東芝なのでしょう。おかげてサザエさんすら観る気を失ってしまいました。これが結論とは悲しいなあ。
FirmがVer.02にUpdateされたそうですが、ここでも致命的な不具合が出ているようです。非常に基本的なことを東芝に問いたい。「あなたたちはこの代物を実際に使ってみたの?」一般で募集しなくとも関係者が自宅で一週間も使えばこんな代物とても市場には出せないということが判るでしょう。実働試験をやっていないことは明らかです。バグの出るレベルが特定の条件ではなく、普通に使っていてどころか基本的な操作でも出るのですから。これじゃあ味方も寝返るよなあ。
HD vs BD戦争に関してはHD側の立場ですが、このRecorderもどきを使ってみてHDには明日は無いなあと感じています。新規格では常に敗者側にいるPanaも今回は勝ち組に入れる?(変わり身が早いので負け組の印象はありませんが、常に負け組みです)それよりもまだNeedsが高まっていないから、次の統一規格まで待たなければならない?不毛な戦争にまだ反撃ののろしを上げないSonyの真意は如何に?どっちも苦労しているのでしょうけど、ユーザーにとっては対岸の火事...。