UX−1 未踏の世界

[プロローグ] [UX-1の位置付け] [UX-1とX-01の相違点] [視聴環境] (UX-1の設定)
[第一印象→音質・画質評価] (音質評価) (画質評価) [W2600とのDVI接続]
[バグ(不具合)] [かかるDisc,かからないDisc] [DVD-R/RWの再生条件まとめ] [気になる中身] [基準信号源(外部同期)の効果は?] [Digital出力直出し]
[Version Upと仲間達] [UX-1PiへのUpgrade] [Firmware Update] [お勉強、お勉強] [UX-1(Ltd)] UX-1で観たPAL DVD Review [致命傷] [総括]
UX-1の下 左:自作基準信号源 右:自作DAC
2008年夏
左上:PS3 左2:DV-610AV 左3:HD-XA2 左4:DMR-BW200
右上:UX-1(Pi) 右2:DVP-S9000ES 右3:自作アンプ(窪田式)


現在のMy UX-1
修理から返って来たのですが... B/E:3.64 F/E:01.16 I/F:05.11
 2009年も初夏を向かえ、拙宅のUX-1は例年の如くDVD-Rの読み取り性能が劣化しています。(上の写真も換えねば)これは、VRDS-NEOメカの性能と考えざるを得ません。毎年再調整をお願いしてきましたが、同じことの繰り返し。市販のSoftは問題無さそうなんですけど。また、さほど試してはいませんが、DVD Recorderで作成したDiscは、UX-1で読めない(実質Video Modeのみが対象です)ことは経験がありません。PCで焼いたDiscが毎回問題になります。DVD-R(RW)の読み取り性能が良くないのは、どうやらPick UpからのRF信号を復調・ServoをかけるICの問題のようです。Sony製のICは規格に対して余裕が無いのでCDでもDVDでもトラブルの元になっています。BD用のメカではこの問題を反省して、**-Rでも読み取り性能で問題の起きないメカの開発をお願いします。それから、そろそろBD用メカへの願いとこめて総括をしておきます。もう少しお待ちください。
 Discがかかりにくくなった原因は、Pick-Upを移動させるギアの歯が欠けた事によるとのこと。これが原因でOpen/Closeの際にカタカタいうようになったようです。しかし、この音が聞こえるようになったのはかなり前のことでした。修理が終わって返って来ると、筐体をきれいにしてくれていました。設定も初期値に戻っていたので、Setごと交換されたのかと思ったほどです。きれいになって気持ちよく使えます。しかし、また新たな問題点が出てしまいました。今年('08)のレコードのDVDA化に使ったDriveはNote PCの松下製のDrive。これが曲者で焼きが甘いようです。再生に不良が出るのですが、現象が出るのはほとんど本機。DV-610AVでは皆無、DV-S747Aでは今のところ3枚出ていますが、本機だと60-70%の確率で音切れが起きます。現在対策を依頼していますが、まだ回答はありません。Desk Top PCのP社のDriveだとほぼこの現象は起きません。また、この夏はDiscが円盤にへばりつく事故が2度起きました。機器として対策はされていますが、100%安全ではないのがVRDSメカの宿命。私なりに考察してみると、
・夏場の暑い時期は起こり易い。
・PrintableのLabel面が白いDiscは起き易い。
・DiscをTrayに入れっぱなしにすると起き易い。
と思われます。取り扱いにご注意ください。
 ようやくUX-1Pi用のDigital直出し回路を追加しました。PiになってiLinkが追加(背面板は交換されていますね)された事で、これまでの引き出しCableが使えなくなってしまいました。また、一部の信号の変更に対応するため、回路の変更と、Digital信号直出しの基板を外に出して新たに別Unitを製作しました。
 外付けのUnitとして、置き場所の関係から薄型の筐体を考えます。ちょうど、古いSurround Processorの筐体が使えそうです。電源周りの基板以外を除去して、Connector基板の取り付け穴を開けて、準備を整えます。前面パネルのランプ類は電気の無駄&Noise源なので電源の接続を外します。将来のDSD信号等の場所も確保できました。電源は、±約26V(Un-Reg)と±15V(三端子REG)となっています。±約26V(Un-Reg)をAnalog電源、±15V(三端子REG)をDigital電源とします。Digital電源がMainになるので電源分配基板を追加します。
 Digital直出し(Front CH)基板は前にUX-1に内蔵していた基板を流用します。今回はMuteをAnalog Muteに変更しました。Rear CHには自作DAC(PCM1702を4x2/ch+1使用で23Bit化)を、Center/SW CHにはAI-10を改造してDigital信号を直入力して試聴出来る様にしました。これでようやく完全Digital化が完成しました。Surround感は更に向上し、360°音の洪水です。ある程度堪能できるLevelまで来たと思います。
 基準信号はG-0Rbに変更しました。Demo機よりもJitter性能は良好なようで、Demo機の時よりも効果が顕著です。この組み合わせで聴くCDの音といったら既にCDの範疇を超えた音がします。半端なSACDよりも良好にすら感じます。

 当初は予想もしていませんでしたが、FirmwareのUpdateやPlayer自身の入れ替えがあったりして、音や画の印象が変わるので収拾がつかなくなってきています。そこでこのコーナーを追加しました。
Status Lot:7 Firmware:3.63 Front CH:Digital直出し
 FirmのUpdate内容を関係のあるところだけ確認します。
DCDi回路の設定で'AUTO'の追加:Defaultは'Off'だったので'Auto'に変更しておきます。特に恩恵を蒙ったというのは今のところありません。
SW CHのBass Management Programの変更:確かに派手なSurround作品だとSWの低域を感じられるようになりました。これまではLPFのおかげで帯域が更に制限されていたのでしょう。この変更が一番判り易いでしょう。
画質:Ver.UPによって画の傾向は淡色系に変わったようです。これまでほぼDefaultだった画質設定を再度Check Discで調整します。調整の範囲内で元の色調に調整できました。そして、この画質には思わず声が出てしまいました。(スゲェー!!)Video系の回路変更はほんの少しだと聞いていましたが、Clock系の変更とWord SyncのPLL回路の見直しで画質は大きく改善しています。これほどのクラスになると、S/N感が少し改善すると画のリアルさは大きく増します。また、Discによる画の限界もより顕著に判るようになります。特撮のアラやCut毎の画質の違いが重箱の隅をつつかなくても判ってしまいます。PAL版ENT 4thの画質はすごいですよ。
Word Sync:Esotericさん来訪後、Word SyncのOn/Offを繰り返すとその度に音質・画質が変わるということが判りました。P-0の頃にDynaでも同様の経験があったとのことでした。問い合わせてみると、Esotericさんもその現象は確認しておられました。原因は、Lock時の位相の関係ではと推測されています。特に100KHz入力の場合は、Audio用のMCKとの位相関係が複雑ですから、これが原因だとすると最適条件を見出すのはかなり大変ということになります。現状では、画質・音質を観ながら何度かOn/Offを繰り返して一番良いところにしています。
 その後、G-0Rbと交換しました。48K系と44.1K系とその都度切替えて使用しています。さすがにこのWord Syncの効果は絶大です。
音質(Front CH):D/Aは外部DACで行っているのでTransportとして使っていることになります。(CDはDAI経由)。Digital系のVer.UPでJitter性能は更に改善されたようで、音質改善の効果も顕著です。Digitalで取り出しているFront CHは少し骨太の音に変わったという印象があります。前に出てくる音にその傾向が顕著です。後に引っ込む音もしっかり鳴っているのでリアルさが増しています。
音質(Surround系):Analogこれらの回路もFront CHと同様のVer.UPがされているそうで、MCKなどDigital系のVer.UPによるJitter性能の改善と相まって、音質も改善されています。Front CHと同様の傾向の改善がみられ、SPを意識させないSurround感が出るようになりました。特に横(FR-RR,FL-RL間)の定位が向上したのが原因でしょう。これは音楽ものよりも映画もので顕著で、自然な感じがします。音楽ものでは、各楽器の分離度が増し、定位が良くなっています。Rear側の低域の出方が更に良くなり、よりリアルな音になっています。
 SPをTannoy Eyris DC1に換えると前後のつながりが更に良くなり、Surround感が大きく向上しました。今年はSurroundにはまりそう。
音質(Surround系):Digital直出しUnitからの信号を自作DACで受けます。SRC(AD1896)で約211KHzにUp Samplingして、PCM1702x4の差動(合計8個/ch)と下位3bit用の1個で9個/chという構成のDACです。I/VはTransです。タムラのAudio Transを使いました。低域がもう少しほしいので、Frontと同じ上杉のMS Transを入手したらそちらに換える予定です。情報量・分解能は問題ありません。
音質(Center/Sub Woofer):Analog変更はSurround系で述べたとおりですが、SPが一番新しいのと、常にSurroundで聴いているわけではないのでAgingには時間がかかります。最近ようやくこなれてきたようです。顕著な違いは、DVDAのSurroundでCenterにBassやバスドラが配置されているDiscのCenter CHの低音の出方です。これまではFront CHに完全に負けていてほとんど聴こえなかったBassやバスドラがそれなりに存在感を示すようになりました。音は出ているが、Surround音声に影響しているのかどうか不明なSW CHは、低音が再生されるとバスレフの穴から風が出るようになったようです。これまでこんな現象は感じませんでしたから。Center用AMPは限界も見えてきます。今度はCenter用AMPのUp-Gradeを考えています。
音質(Center/Sub Woofer):DigitalDigital直出し信号は、AI-10で受けています。このAmpのAnalog入力にあるADCに寄生しています。Balance入力(Line 1)の時のみ、この直入力された信号に切替えます。同期は間にSRC(AD1896)を入れることで取っています。ADCは通常192KHzです。Digital化で音の密度と情報量が増しています。低域の充実感も狙い通りです。
再生性能:W2600とDV-I接続でPAL<->NTSCの切り替え時に出るノイズなどが出てしまいました。何度かDVI出力のOn/Offを繰り返すと治まりました。まだ根本対策には至っていないようですが、発生の頻度は減っています。この現象はVer.UP後頻度が増えたように感じます。W2600側の問題である可能性が高いです。W2600の電源投入直後にのみ出ますし、一旦同期が外れた後再同期後には現象は出なくなります。それでW2600をRev.06の物と交換したところ、現象は出なくなっているようです。(まださほど観ていないので断言できません)
 Disc Errorは4/15/06夜に一度出ました。DVDRですが、Re-Loadすると後は問題なく再生できました。その後もDVD-RのLoading時に同様のErrorが発生します。Ver-UP後の方が発生確率は上がっている様なのですが、季節の変化で周囲温度も上がっているのでどちらが主因であるかは今のところ不明です。DVD-R(PCで焼いたDVDA)のErrorが'Disc Error'から'No Disc'に変ったところで常時通電を諦めました。その時点で一部のHybrid SACDで'Disc Error'が出るようになりました。CD,DVD,SACD(単層),DVD-R(Recorderで焼いたDVD)では起きていません。
電源周り:
 3P電源で主要機器のアースを共通とすることで、W2600のコンセント抜き挿し時のノイズを低減できました。今後はこれを更に進めて全ての機器のアースを共通にしたいと思います。
 壁コンセントはチクマのBaseとAudio Replas製アルミ合金の削りのCoverに、電源TAP(A-50とMonitor用)をチクマに、電源Cableはアクロの6N-P4030にUpdateしました。コンセントは主要部をCSE製のAudio Gradeのものに、ソケットはFurutechのロジウムメッキのものに変更しています。これで日々の音質差がかなり少なくなりました。音の安定度が増し、音の分離度や奥行き感が向上しています。

唸る中村製作所トランスの最期
 結論として全て欠陥品でした。機器の電源を入れるとトランスが唸りだし、部屋にいるだけでこの唸りで気分が悪くなりました。社長の中村の態度も最悪です。己の耳の悪さは棚に置いて、電源環境が悪いからだ、負荷が悪いからだと自身の責任回避に終始します。製品で確認をしていないことは明らかなんですけど。お前なんか客じゃないと言われ製品を引き上げると言われました。勿論同意しましたが、返金の事を持ち出すと、今日は銀行が休みだから払えないという始末。更に突っ込むと、領収書が無ければ返金できないと言ってその辺のトランスだけ持って帰りました。返金されたのは後日です。啖呵を切るなら先に金を返せよ!!
NIT-1000plus:良かったのはAgingを初めて一週間位まで。その後は音の定位が前に出てきて膨らむ傾向に変わり、音がころころ変わる。こうなると唸りも手伝って聴いていられない状況。唸りはA-50の電源投入直後から10〜30分程度は非常にうるさい。これは中村も認めた。購入から数ヶ月経過すると一次側を接続するだけ(無負荷)でも唸りだす。この唸りは中村には聞こえない。本機の唸りはHPを検索すると数件出てくる。
 唸りは出ないものを特に選んで渡したと主張する。唸るのはAccuphaseのAmpをつないだ人だけだとも。しかし、他のメーカーの負荷をつないでも同じように唸る。調査の結果、負荷の容量で唸ることが判明。400Wを越えたら確実に唸る。それもかなりうるさい。耳が悪いからか、確認もしていないからかどちらでしょう?(答:一次側は前者、二次側は後者)調査と称して拙宅に来た時も、電源環境が悪いとか、PS-500(Accuphase)の電源歪み率の表示は小さめに出ているとか、責任回避に終始していた。これでは根本治療は出来ないと確信した。
NIT-800Pro:E-406(試聴時で80W未満)を負荷に使うが、E-406の電源を入れるだけで唸る。この唸りは中村には聞こえないレベルと予想される。E-406自身のトランスも多少唸るが、このトランスの唸りに比べると遥かに小さいレベル。しかし、High EndではE-406の唸りが問題になるのだ。当然、NIT-800Proの唸りは論外のレベル。あまり使わずに返却したので一次側の唸りは確認されず。これほど余裕を持って使っても唸るトランスっていったい...。
NSIT-G320:Guitar Amp用に開発したとかいう代物。W2600(150W)を接続するだけで唸る。PCを接続すると唸るし発熱もする。低価格化のために小さなトランスを無理やり使っている様子はありあり。安かろう悪かろうという代物。
NSIT-50Rの前の型落ち品:型番不明。格安品とのことで購入。他でClaimで返品されたものか?Breakerの代わりにFuseが使われており、電源SWに相当するものは無し。一次側の唸りを指摘したら「電源SWを切るのは当たり前だろう!!」とすごまれた。それでこのSW無しのトランスはどうするのだ?と訊くと「唸るかどうか試してみろ!!」と更にすごまれた。既に返却を決めていたので試してみろと言われても...。
アシスタンスデザイン時代の100VAのKIT:型番不明。効果の確認のため、最初に購入したもの。Breakerに安物を使っているので、無負荷の状態でも一次側の電源を入れるとBreakerが落ちるという情けないもの。更に定格に余りある小さな負荷(10W程度)を接続してもBreakerが落ちる。明らかにBreakerの選定計算を間違えている。そして、動作確認すらしていないことも明らか。その後も負荷の電源を入れる度に何度もBreakerを入れ直さなければならなかった...。おまけにこのBreakerは安物なので指が少し当たっただけで簡単にOffになってしまう超安全設計の代物。(このBreakerは全てのトランスで共通)そのため人の手が触れにくい場所に配置されている。操作性は最悪だ。でも電源SW兼用なんだよ。使いにくさを指摘すると、「デザイン優先で取り付け場所を決めているんじゃ!!」と開き直った。トランスが唸るならこのSWを切れだとさ。切ったら使えないよー。
電源Cable:型番調べていない。致命的なバグは無い(あったら大変)が、音質はいまいち。低域が妙にねばりっけのある音になる。元に戻すとすっきりした低音に戻るので判りやすい。他に何か良くなった要素があるかというと何も無い。線材は無酸素銅(4N)とのこと。C/Pはかなり悪い。Acoutic Reviveでは6Nと称して高い値段で売っていたそう。

プロローグ
 CD Playerの時代にVRDSメカ(最初はP-10(s))の魅力に魅せられました。比較していないのはPiTracer(47研)位でしょう。各社のメカと比較をして最高のメカであると確信を持てました。その後P-2sも購入しました。P-0はP-2sですら平面的に聴こえるほどのすばらしい音を聴かせてくれましたが、何しろメカ音がうるさかった。そうこうしている内にDVD(Univeral)用のメカに興味の対象は移行していきました。
 思えば03年秋のEsoteric UX-1/X-01の発表は衝撃的でした。DV-50の試聴会などでDVD用のVRDSメカは開発中と聞いていましたが、SACD PlayerとUniversal Playerの2機種が同じ価格(税別\1250K)とは思いませんでした。早速International Audio Showに出かけました。時間が無くて音は確認できませんでしたが、カタログはGetできました。最初はその資料を見るだけでしたが、その後次第に色々な情報が集まり始まりました。私はDVD-Audio派なのでX-01は最初から考えていません。勿論、音質面でX-01の方が有利である事は承知ですが、私がほしいのはDVD-Audioが再生できるVRDSメカです。音質面はこちらで何とかするというスタンスです。発振器(MCK)の性能は気になりましたが、購入後にそのことはさほど心配する事ではない事が判りました。
 大体様子が解かってきて後は注文のタイミングだけです。しばらく待てば'S'Versionが発売されるでしょうから、当初はそれを待とうかとも考えました。しかし、現用機のDV-AX10が故障して復旧せず。神は私にUX-1を買えと告げているように思え(勝手な解釈)購入に踏み切りました。ちなみに、04.8月中に購入すると、Original Coin Holderがもらえるとか。(その後9月迄延長)ついに未踏の世界に踏み出す事となりました。更に秋冬のキャンペーンではCDスタンドとSACD5枚にグレードアップしています。その後もなんだかんだとキャンペーンは続いているようです。

UX-1の位置付け
 私には、DVD-Audioを再生できるPlayerでなければならないので最初からUX-1しか考えていませんでした。しかし世間一般のイメージというと、「画は要らないのでX-01」とか「Pure AudioをやりたいからX-01」とUX-1はAudio機器としては認識されていないようです。このことは買ってから思い知らされました。上記のことを考えると、DVD-Audioに関しては誰も眼中に無い、あるいは、DVDの一種なのだろうといった認識のようです。潜在的にはかなりのポテンシャルを持っているメディアですが、世間の認識はDVDのおまけ機能的な認識のようです。このような認識に至らしめた元凶はStereo Soundによるものが多いでしょう。同紙は次世代メディアはSACDであると半ば宣言しており、UX-*に関しては全く取り上げられていません。UX-*はHI-VIの守備範囲と考えているようです。一応日本のトップクラスの評論家を集めたといってもこの程度の認識なのでしょう。近い将来UX-1にiLinkが追加されてD-01と接続されるようになればその認識は改められると期待してはいるのですが、その頃までDVD-Audio規格が持つのか心配です。
 少し横道にそれてしまいましたが、実際に使ってみて感じた印象等からUX-1の位置付けを考えてみたいと思います。究極のDVD Playerとの認識は間違い無いでしょう。開発のベクトルは間違いなくこの方向を向いていると感じます。そしてその結果は充分に出ていると言えるでしょう。映像重視で音声はその次です。残念ながらDVD-Audioはおまけの機能です。UX-1でAudioを充実させるには外部に良質なDACを接続することと、基準信号源が必要になります。必要な予算を計算すると...ため息しか出ませんね。

UX-1とX-01の相違点
 Audio再生専用のX-01と映像も再生できるUX-1とでは、同じ価格なら当然音質にかけられるCostはX-01の方が多いですから、音質面ではX-01の方が有利です。しかし、違いを知ってそれを補えれば、UX-1でもX-01以上の音質を得る事は可能と考えています。そのためには機器を知る事です。ここでは、外観や機能面ではなく、内部の構成の違いを追ってみたいと思います。
尚DV-50sとは、VRDS-NEOメカではないこと(P社メカをModify)DAC部に独自の回路を設けその組み合わせが楽しめるといった相違点以外に、DVI出力にScaling機能が無い事(480pのみ)、基準信号入力が無い(Word Syncできない)事が異なります。出てくる画や音は残念ながらUX-1の世界を知ってしまうと、長い時間視聴するのは辛いです。
Master Clock
 カタログで、Main Audio基板の一番手前(Audio出力の反対側)にある発振器の形状がUX-1とX-01とで異なる事は知っていました。てっきりこれがどちらも27MHzで、UX-1では普通のVCXO、X-01ではVCTCXOなのかと思っていました。実際には周波数が違っていました。UX-1では25.92MHzとなっています。これは27MHzの96%の周波数です。PALモード用のClockということです。よほどのAVマニアでなければ使わない(?)PALモードのためだけにClockを1個使うのなら、PALモードの代わりに27MHzのClockを高精度のものにしてもらいたかったです。PAL盤は確かに魅力的なのですけど、必ずしも日本盤よりも高画質という事はないようです。X-01ではこの部分に大きなClockが載り、シルクには27MHzと書かれています。多分、X-01(PALモードは不要)なら高精度のTCXOがここに搭載されるのでしょう。単独動作ではこのTCXO(?)を使用、外部同期では下記UX-1と同じVCXOを使用するのではないかと考えられます。だから、UX-1の方がX-01よりもWord Syncの効果が大きいのでしょう。肝心の27MHz発振器はその隣(出力側)の小さな(UX-1のVCXOと同じ大きさ)ものがそうでした。
制御系・Decoder回路等
 この部分はメカの裏側に付いている(カタログ写真より)ので直接見る事はしていません。UX-1とX-01とでは、
48KHz系のClockが不要
 CDとSACDでは44.1KHz系のClockのみで動作できます。しかし、専用のClockを持っているわけでは無いので、構成上の差は出ないでしょう。X-01でも48KHz系の外部同期にも対応(仕様上はしていない?)しているほどですから。→Word Sync時には同じVCXOが使われると考えられます。
MPEG関係のDecoderが不要(?)
 SACDのDecodeには、RF信号とDVD Decoder出力があれば足りるようです。(DV-AX10の系統図より)不要なMPEG Decoder,DTS Decoder,DVD-Audio Decoderは搭載されていないかもしれません。
が考えられます。ただ、この相違点がどうという事は何も言えません。前者は実害は無いでしょうし、後者はUX-1では省略できませんから。結論としては気にしなくて良いかなと思っています。→メカとしての性能は、Word Syncをかけるという条件下では、DVD-Video,Audioも再生できるUX-1の方に軍配が上がるのではないでしょうか?
Front ch用DAC回路
 カタログでもお馴染みの通り、X-01では片ch当たり2パラの差動構成のDAC(PCM1704)が使われています。そして、LchとRchは別基板になっています。UX-1は、単に2パラ構成でL/Rchは同じ基板に実装されています。当然、音質面ではX-01の方が断然有利です。但し、DVD-Audioは聴けない...。RearやCenter/SW用の基板は同一と考えられます。→外部DACを使用すれば関係ありません。
 ここまでの相違点なら、X-01にDVD-Audio再生機能を盛り込んでもコストアップはしなかったのではないかと思われます。通常、SACD PlayerとUniversal Playerの相違点は映像回路以外なら48KHz系Clockの有無という事になりますから。勿論画面で選択するInteractive機能は使えませんけど、音の再生そのものは十分できると思います。これはP-01でも同様ですね。DVD-Audioに映像は必須と考えるメーカーの考えにはどうも納得がいきません。DVD-Audioとは映像が無くとも楽しめるMediaのはずですから。
映像回路
 UX-1には映像出力がありますから、その信号処理基板が追加になります。中央の背面側に配置されています。X-01には搭載されていません。そして、電源回路にも相違点があります。カタログにはUX-1の内部写真が、Stereo Soundの03冬号にはX-01の内部写真があります。比較してみると、電源基板(正面から向かって左側)に電解コンデンサの搭載数に違いがあります。多分、映像回路用の電源がX-01では搭載されていないと考えられます。→音声のみを再生する場合はVideoをOffにすることで、音質差はある程度軽減できるでしょう。

X-01のSetup方法っていったい...
# X-01には映像出力がありませんから、余計なお節介ですがSetupはどうするのでしょう?
# 設定はリモコンを使って全面のパネルを見ながら行うしかありませんね。
# 映像が無い分設定項目はかなり減りますけど、Audio関係だけでも
# 1行だけしか表示されないパネルを見ながらでは大変でしょう。
# 多分、UX-1ならDVIの設定を行うのと同じ方法なのでしょうけど、
# 特にSPの設定は大変だと思います。使っている人、どうやって設定するのか教えてください。
 トレーの先端の形状が異なっていますが、これは性能面というよりは機種の区別をするためと考える方が妥当でしょう。UX-1には角が無く、X-01には角があります。高さが少し違うという記事を読んだ事がありますが、これに意味があるのか思い当たる事はありません。何かの間違いではないかと考えているのですが...。以上が内部構成の相違点です。
 以上の通り、Word Syncをかけて外部DACを使用するのであれば、Transportとしての性能はX-01と同等と考えられるでしょう。機能としてDVD-Audio/Videoが再生できる分だけ上と言えるでしょう。ともかく、Transportとしての性能はX-01に引けを取る事はなさそうです。DAC部は外部DACで補えるし、音声のみ再生時にはVideoをOffすることです。

どっちが売れてる?
 Audio Unionの方に聞いたところ、「UnionではX-01の方が出ているが、全体では半々程度と聞いている」(8/04時)とのことでした。Pure Audio派(除く、DVD-Audio派)はX-01、AV派はUX-1という住み分けでしょうか?概してPure Audio派はUX-1をバカにします。でも、UX-1を使ってX-01以上の音を出す事はそれほど難しくないでしょう。これが私の一番の目標です。

視聴環境
システム構成図
Front
->電源Cable:6N-P4030 80cm←Oyaide 1.5mから変更
A-50の電源は、ChikumaのTapから取っています。(TX-1000X(CSE)アイソレーショントランス経由は止めた)
->Analog Cable:Zu CableのGede MK2 1.5m<-UX-1のAnalog出力はほとんど聴かないのでこのCableはほぼ使っていない
・Selector & ATT:自作(SeidenのロータリーSWにRMG抵抗のATT、SeidenのSW)<-06中にはBalance化したいのだが...
・DAC Unit:自作(AD1896で約211KHzへUp Sampling+PCM1704-Kx4x2でBalance→Trans I/V) 電源のプラグはCSE製にUpdateしました。
->Digital Cable:Van den Hulの75ΩCable 0.3m<-DAI出力を聴く時はこのCableを使ってDAI入力
 DAC Unitとの接続はDigital直出し:CDも含めて全て直出しとなりました
->DAC直出しCable:自作のBalance Cable.ConnectorはDigital RGB用Connectorを流用 0.5m
->Analog Acrotec:8N-A2080 1mx2
・Power Amp:Accuphase A-50(TW)、A-30(WF) Bi-Amp駆動
->SP Cable:Acrotecの8Nと6Nの(WF側:6N-S1400、TW側:8N-A2080)1.5m程度
・Speaker:Tannoy Kingdom 12
Rear
->Analog Cable:Audio Quest製SP Cableで自作
->Digital Cable:VictorのVideo Cable3本でLRC,BCK,DATA信号を伝送。
 自作DACでAnalog信号に変換します。
・Power Amp:Accuphase A-20V。PreはBoulder製。Balance接続です。
 →将来はDigital信号を自作DACで受ける方式にしたいのだが..
->SP Cable:Acrotec 6N-S1010でBi-Wire 1mx2<-Pioneerの6NのStarquadタイプから変更
・Speaker:Tannoy Eyris DC-1<-B&W 2wayの小さいの(DM-601S2)+Tannoy ST-200
 →Super TWの方が高い..。ある日、前面板が浮いているの気づいたのだが...<-内部のネジが緩んでいたそうで無償で修理してもらえました。
->電源Cable:Oyaideの3Pinタイプのもの。

Center & SW
->Analog Cable:Tara Lab 800i 2m <- Pioneerの6N 2m程度(\5K程度)
・Power Amp:Accuphase E-406改(Pre部はSelctorとATTのみ。内部配線は6N単線に変更)→外部ATTも試しましたが、E-406のPre部を使う方が良好
から、AI-10に変更。Digital直出し信号を受けてこのPower段でD/A変換しています。
->SP Cable:6N-S1400 1m
・Speaker:B&W CDM 1NT(700シリーズの前の)<- Sub Wooferとして機能しているとは思えぬが...。

Display Monitor
->DVI Cable:OrtofonのDVI Cable 1.5m(2mあると便利なんだけど) 予備:Audio Technica製2m(量販店でHigh Gradeとして売っている奴)
->電源Cable:電源CableはDIY 3線を使って自作。
・Monitor:RDT261WH(25.5",DVI,1080p対応)

基準信号源
・自作の100KHz出力。超高信号純度のOCXOの5MHzを50分周して100KHz出力
<-Clock Cable:3C/2Vの75ΩCable 0.5m
->Cable:Acrotec 6N-P4020 0.5m(コンセント部は松下電工製のゴムキャップの)
->Table Tap:チクマ製 2.2m(Cableはアクロの6N-P4030)
電源周り
壁コンセントは、チクマのBase(75WCP301)を追加し、コンセントはOYAIDE製、CoverはAudio Replas製(CPP2SZ:厚い方はBreakerに近い方でA-50とRear CH用、CPP2SZS:薄い方がもう一方で主にPS-500用)を追加しています。ソケットはCSEのAudio Grade(規格的にはこんなGradeは無いのだが)のものを中心に使っています。
ACコンセント->電源Cable:6N-P4030 0.8m←Ortofonの7N 1.5m程度からUpdate
・クリーン電源:Accuphase PS-500
 Player(Analog PlayerとUX-1とを排他的に使用)、DAC、A-30を接続
 自作窪田式Center ch/SW(消費電力は約25W)
 A-50はチクマのTAP経由:Cableは6N-P4030で2.2m程度

UX-1の設定
 現在の設定は次の通りです。全て音質&画質優先で設定しました。脚はDefaultのままですが、少し固めのゴムを敷いています。
<音声>
・アナログ出力:5.1ch(リモコンで変更可能)
・デジタル出力:Off(CDも直出しできるようになったので、不要となりました)
・CD再生:ダイレクト(Normalでは音質やや劣化。DTS-CD再生時のみOn)
・Dレンジコントロール:OFF
・Group再生:単独
・2ch DownMix:Lo/Ro
<画質>
・Progressiveモード設定:AUTO
・画質設定:リファレンス→LtdへのVer.UP後は設定を変更して使用
 W2600のような自身で画質改善が出来ないMonitorの場合、NRの設定は'2'(最大)の方が画質は良好です。
・DCDi設定:Auto(ONにすると解像度が著しく低下する現象はFirmのUpdateで解消)。
→FirmのVer.によってはCheck Discで画質調整が必要。
<環境設定>
・スピーカー出力:全てLarge(UX-1のDown Mix機能は音質劣化が激しいと感じます:それだけ次元が高いということ)、Front:2.0m(SRC部でのDelayを考慮),Center:1.4m,Rear:1.0m
・Digital音声出力:全てPCM
・Down Sampling:OFF
・映像出力:ワイド(16:9)、Progressive
<DVI設定>:出力形式はRGB
・1080p,Expand,Full

第一印象→音質・画質評価
 8/28/04に納入され、先ずは一通りの性能を確認しましたので、その印象をまとめておきます。かなり周りの環境の影響を受け易いようです。細かく比較試聴を行って、どちらが良いのか見極めていく必要があります。大変な作業ですけど、比較するとすぐに結果が出ますから分かり易いですね。その他気が付いたことが出たら順次追加しておきます。大きな効果のあった作業についてはここに列挙しておきます。この時点で毎日聴かずには居れない中毒性のある世界にはなっています。(社会生活上は良くない)
Word Sync:既に指摘されている事項です。違いを知ってしまうと元には戻れない...。Audio/Video両方に効果があります。(100KHz)
DVI-D接続:1080pの世界に突入です。SD画質を1080pにUp Samplingしても効果の無いSoftもあります。良質の映像だとHV画質と遜色のない画質を得ることもできます。
Digital直出し:改造になりますので本人の責任で。内部DACよりもGradeの高いDACを使えば当然音質は改善されます。X-01を負い越す事も可能です。改造しない人はVer-Upしましょう。Word Syncと外部DACが使えれば、X-01とはほぼ同等といって良いでしょう。
電源は入れっぱなし:年末年始に電源を入れっぱなしにしたところ、音質は更に良くなったので、その後は電源を切る事ができなくなりました。UX-1とDAC、それにこれらに電源を供給するPS-500は通電しっぱなしの状態です。しかし、かなり熱くなりますので初夏から電源の入れっぱなしはしないようにしています。一度Discが内部に取り残され傷だらけになるという事故があって怖くなりました。また、メカ性能が温度で変わるようです。最初のPlayerではCDの読み取り性能が温度が上がると劣化することが判明。交換機も同様で温度が上がるとDisc Errorを食らうことがあります。夏場は常時通電は避けています。
Firmwareは古い方が画質は良好:一度再調整のために返却した後帰ってきた時にはFirmwareはUpdateされており、画質は並の画質になってしまっていました。原因はFirmで設定するNRがH->Lに変わったためとのこと。新しいFirm(NRのみ'H'にしたもの)を送ってもらいますが、全く同じ画質には戻りませんでした。画質設定をを調整してかなり近いところまで行きましたが、他にも不具合があったので古いVer2.02に戻しました。このVer.なら、'リファレンス'のままで良好な画質が得られます。但し、FirmwareのVer.によっては必ずしも元に戻らないことが判りました。理由は、CDRでUpdateできる設定と、工場でしかUpdateできない設定とがあるからだそうです。但しこの設定はW2600というMonitor側で特に画質改善回路が搭載されていないものと接続した場合という条件です。つまり、UX-1の素のDigital出力の画質ということになります。
メカの再調整:電源を入れっぱなしにしておくと一部のDiscを認識しなくなりました。それで一旦返却したところ、メカの調整がずれていたとの事。再調整して返却してもらいました。その時はFirmware騒動で本来の性能が発揮できませんでしたが、Firmを古いものに戻すとメカ再調整の効果を感じる事ができました。なんといっても立体感のある画になった事がはっきり判ります。ここまで来ると画に関しては桃源郷と言っても良いでしょう。仮にどんなにつまらない映画でも画質さえ良ければ観ていられるほど惚れ惚れする画質です。音も当然改善していますが、こちらはもっともっと上を目指したいので満足しない事にしています。
 その後DVD-RWが読み取れないという不具合が発生します。EsotericはPlayerごと交換してくれると言うのでそれに従います。わざわざ拙宅にまでお越しいただきましたが、映像関係の不具合は全ては解決せず。加えて、Hybrid SACDや傷を修復したDVDで不具合発生、おまけに長時間通電して温度が上がるとDisc Errorが頻発します。その後再度調整されたPlayerを元に戻してもらい一応の解決を見ます。対応は一生懸命やっていただいたと感じています。
外観
 DV-AX10よりは一回り小さいなあという印象です。持った印象はUX-1の方が重いです。(5Kgほど重い)再生時にFLは消しますが、ボタンのランプはほとんど暗くならないので、明るさが目立ちます。FL消灯時はボタンのランプももっと暗くしてほしいですね。設置場所はこれまでDV-AX10を置いていた場所です。WakatsukiのAV用ラックなので設置場所としてはBestというわけではありません。脚の下に貼付けるフェルト状のクッションが付いていました。Updateするのに返却の必要はなさそうなので貼り付けました。このRackは少し鳴くので更に固めの薄いゴムを敷いています。
操作性
 使いにくいとはいえ、P社のリモコンに慣れていたので、最初は少々面食らいました。しかし、Monitor無しでもある程度の操作はできるように配慮されているので助かります。2ch/5.1chの切り替え(Down MixのOn/Off)、Groupの切り替え(DVD-Audio用:P社でも可能)、再生エリアの切り替え(HybridのCD/SACD-2/SACD-5.1やDVD-AのA Part/V Part)はリモコンで簡単(但し再生中は変えられない)に操作できます。これはMonitor無しでも作業できるので助かります。Defaultは、SACDの場合Multi CH、DVD-AudioはGroup 1となっているようです。ですから、2ch再生をするためには一度リモコンで操作をする必要があります。せめてDefaultが選べると助かりますね。音声の2ch/5.1chは選べますが、これとエリア選択とは連動していません。
 Resume機能は電源を切っても忘れないようVer-Upされています。細かなUpdateにも対応してくれています。
 また、Menu画面上ではResumeは有効になりません。対応するにはCore Softの変更から  Setupに関して、Speakerの設定は、RearのL/Rchの距離が独立して設定できません。環境によっては困るでしょう。(拙宅は少し距離が違うのでRearは左右独立で調整したい。P社は可能。)距離はFront CHまでの距離を基準とした相対値ではなく絶対値を入力するので、計算する必要がありません。メジャーで実測してそれぞれの距離を入力します。拙宅では自作DAC内部の信号処理時間が少し長いのでその分(約30cm相当)を考慮しています。
 反応は鈍いです。TrayのOpenボタンを押してから、Discが出てくるまで結構待たされます。これは、Pick UpがゆっくりHome Positionに移動するからです。また、リモコンの操作でも鈍さを感じます。一度何かボタンを押すと、その動作が完了するまで次の操作を受け付けません。これは今後イライラさせられるかもしれません。それから、リモコンのボタンは押し方によってはめり込んで戻らなくなることがありました。
 リモコンに電池を入れるのにドライバーを使ってネジを2個外さなければなりません。めったに行う作業ではないですけど、使い勝手は非常に悪いです。(ネジを回す回数も多い!!)
音質総評
 共通して感じる印象は、音の柔らかさです。D-70やD-50等の印象からしてもっとエッジの立った音を想像していましたが、全くそうではありませんでした。それから、音の安定感が抜群なこと。言葉で表すのが難しいのですが、聴いていて安心感のある音、ふらふらしそうに無い音という印象を持ちました。fレンジは音が締まったからか少し狭いかなあと感じました。しかし、Agingでこれも解消しました。但し、時間はかかりました。これは外部DACで聴いていても同様の印象です。電源投入からWarm Upが終了するまで2時間ほどかかります。平日はともかく、週末はPlayerは付けっぱなしにしておくのが良いでしょう。
 購入から2ヶ月、Agingが進むにつれて音の柔らかさは増します。外部DACで聴いても同じ印象を持つようになりました。
 これが3ヶ月経過すると徐々に低音が豊かになり出しました。ずーっと外部DAC経由で聴いていますが、それでも変わりました。AgingでDataが変わるとは思えませんから、Jitter性能が向上したと理解しています。この音なら不満はありません。視聴を中断して一旦Teacに返却するのは惜しい...。
 不具合はメカの調整ずれだったそうで、再調整されて返却されました。数日で元の音以上になりました。ズレが修正された分音質も向上したようです。この効果は映像でも確認できます。
 ところが、FirmをVer.2.14に上げると印象は一変します。やや固めの音に変わってしまいました。fレンジの拡大、音の密度感の増大と総合的には望ましい方向に変わりました。
CDの音:Analog出力で聴いて
 このPlayerはメカの性能で聴かせるタイプですから、音質改善のための回路は特に謳われていません。CDの場合、DF(SM5847)の後PCM1704でD/A変換だけですから現在のDAC部の構成からするとCDには不利であると思います。出てくる音もやはりCD特有の間隔のある音(Sample間の音が聞えない)がします。CD Playerとしては少々聴き劣りがします。CDは外部DACが必須です。
CD Transportとして:自作DACでDAI経由で聴いて
 エージングが進まないとだめかなと思っていましたが、結構がんばっています。印象はやはりP-70等新しいVRDSメカの傾向です。密度が高くエッジの効いた音という印象です。P-2sでは音場が奥に広がる印象ですが、UX-1は音が前に出てくる印象があります。(最初の印象はP-2sの方が好ましい)
 これにWord Syncを追加しますと、Transportでも音質は一変します。音場が後ろに広がる傾向に変わり、Focusがよりシャープになり、奥行き感が増します。これまでCDでは無理だろうと思っていた顔や楽器の表面までが見えてくるようになりました。Word Syncの追加で最も効果があったのが外部DACで聴くCDの音です。音はSPの奥側に広がるようになったのは、私には好ましいです。前に出てくる音は前に出てきます。低域が締まりますので、コントラバスマリンバが見事に定位します。ZEP IV(RM)の音も再評価できるようになりました。Enyaの楽曲は、定位しないVocalと定位する楽器のコントラストがすばらしい!この時点でP-2sを既に凌駕しています。P-2sとの併用は考えなくて良さそうです。Digital直出し後も、極端にCDの音質が良くないとは感じられません。DVD-AudioやSACD優先の購入は変わりませんが、圧倒的所有数の多いCDはまだ死んではいません。(但し、直接比較は酷です。)尚、DAI経由のDigital出力はDown Mixされた信号が出力されているようです。
LimitedへのVersion UP後:上記の印象が更に進んだという印象です。今はこれまでよく聴いていたCDを再度聴き直しているところです。CDででも新たな感動が得られるということは凄いことです。
CD Transportとして:自作DACでDigital信号直出しで聴いて
 PiからこのModeでも試聴できる様になりました。CDの音の改善の具合が一番顕著です。これならCDでもいいやと思えるLevelです。これはすごい!!更にWord SyncでG-0Rbを追加したらどこまで良くなるのか非常に期待しています。
SACDの音
 最初はCDに毛が生えた程度の音しかしませんでした。そして、やはりPCMの音がします。最近DVP-S9000ESを購入してSonyの主張する(?)SACDの音を聴いてたので余計そう思うのかもしれません。X-01も音の傾向は同様だと思います。これまでDSD DACの音を聴いていた人がこの音をどのように感じたか非常に興味があります。巷のX-01の評価が非常に高い事が私には少し不思議です。
 エージングが進んで徐々にこなれてきました。でも、PCMの音という印象は変わりません。UX-1(X-01)では、SACDは88.2KHzのPCMの音と等価と理解する事にします。これはこれで仕方ないでしょう。Word Syncの追加でかなり良くなりました。奥行き感も出るようになりました。しかし、Analog出力は上の外部DACで聴くCDの音ほどではありません。
 PCM信号直出しして外部DACと接続(+Word Sync)すると、世界は一変します。PCMの音は拭えませんが、非常に良質な音に変わります。Pink Floyd/DSoTMも2chでずーっと聴いていたいと思うほど音が見えるようになりました。Heavy Weatherはやや希薄な音ですがシンバルの音は非常に気持ち良いです。私の思想に反してSACDには聴きたいContentsが多いのが癪ですが、これならあまり意識しないで買っても良いでしょう。
 SACDの5.1ch音声ですが、臨場感に関してはDADに一歩譲るのではないかと感じます。どうも四角い定位(奥行き感が無い)になってしまっていて、感じるものがありません。ソフトによっては良好な定位を示すものもありますが。2ch再生でも、SACDは平面的に定位するソフトが圧倒的に多いです。その後の経験則ですと、日本企画のSACDは音質面で海外企画盤(発売との相関は無さそう)よりも良くないのではないかと思うようになりました。日本盤でも最初に海外で発売された盤は悪くないようです。DVD-Audioのソフトではあまりこの様には感じません。(むしろLabelの違いの方が大きそう)Mediaの違いが聞えているのか、DSD->PCM変換が災いしているのかは不明です。少なくとも拙宅ではDVD-Audioの方がSACDよりも好ましい音であります。
Playerの交換を行った後にSACDを聴くと以前よりも良好になっているように感じます。これまでは平面的で少し刺激的な音がしていましたが、刺激は減退して奥行きが出るようになりました。メカの調整に対して敏感ということでしょうか?
LimitedへのVersion UP後:ソフトによる音質の違いが顕著になりました。良いか悪いかがはっきり別れるようになりました。それでも平均レベルは上がっていることは確かです。PoliceのBest盤のSurroundがこんなに楽しいとは思いませんでした。
DVD-Audioの音
 第一印象はさほど悪くありません。DV-AX10よりも安定感のある音です。まだ曇りはありますが、見通しはUX-1の方が良好です。Agingでどのように変わっていくのでしょうか?また、Rear chの音が思いのほか良好です。これまで聴いていた自作DAC(AD1896で約105KHzにUp-SamplingしてPCM1702-K 4パラ/ch:Prototype機)の性能がいまいちという事でしょうか?自作DAC改善の必要を感じました。
 一点気になったのは、Tublar Bells 2003のBassの音の移動が何かおかしいことです。DV-AX10ではBassの音は周りをくるくる回っていましたが、UX-1ではおかしな動きをしています。後ろに回ってから急にCenter chの方から聞えてきます。もしかしたらその下に置いてあるSW chから音が出ているのかもしれません。低音成分ですから。接続はCheckソフトで正しい事を確認しています。原因を究明する必要がありそうです。(未だに解決せず)概略、2chよりも5.1chの方が音が各chに分散するからなのか、聴感上は好ましく感じます。
 Word Syncの追加により、曇っていたEagles/Hotel Cariforniaは少し晴れた印象に変わりました。Doobie/Captain & Meは外部Clockの追加後1日経過すると良くなりました。それでも外部DACの必要性を感じます。SACD,DVD-Audio共に内部DACで聴く限りは、Word Syncの効果はCD Transportでの変化の割合よりは小さいと感じます。
 PCM信号直出しして外部DACと接続(+Word Sync)で当面は満足できる音になりました。ソフトによる音の違いがはっきりと暴かれてしまいます。制作者の意図する音がどんななのかが非常に良く判ります。再生系の音というよりもソフトの音が聴けるようになりました。これは非常にうれしい事です。
 Agingがかなり進んだと思われる12月に比較してみますと、DAD/Hotel Cariforniaの音はDADとしてはいまいち(音が団子の印象)に対してDAD/Captain & MeはDADらしい空間表現をしてくれる音に変わっています。HDADでは真の192KHzの音を堪能できるようになります。現行のPackage Mediaでは最高の音でしょう。
LimitedへのVersion UP後:SACDと同様の印象を持ちますが、悪くなったと感じるソフトはあまりありません。平均レベルの上がり方はDVDAの方が遥かに大きいです。
画質総評
 画質の優秀さは第一印象(S端子経由)から変わりません。これにWord Sync(100KHz)を追加すると更に鮮鋭感が増します。そして、DVI経由720pで観るとこれはHi-Visionの画質にかなり近い質感にまで到達してしまいます。これを観てしまうと映像作品に対する考え方が根本的に変わってしまいました。恐るべき高画質と断言できます。ただ、細かい粗までさらけ出してしまうところは今後の課題でしょう。音と同じで画に対しても作り込みは必要ではないかと感じます。また、音声と同様電源投入直後の画質はあまり良くありません。修理・Update後、Agingでも改善しないので問い合わせると、設定が変わっているとの事で元に戻してもらう様お願いしました。背景のノイズが顕著ですし、画の粒子がかなり粗くなったように感じます。この画ではDVDを観る気が起きません。どうして画質が悪くなる変更を行ったのかが不可解です。目の悪い評論家に何か言われたのでしょうか?一部で固体差が大きいとか、画質に関して低い評価がある事も聴きますが、これはFirmの違いではないかと思います。現在は、FirmwareをVer.2.02に戻して画質設定は'リファレンス'で観ています。この画はずーっと観ていたい画です。NRを元に戻したFirmwareも送ってもらいましたが、Ver.2.02の画質とは少し異なるものでした。画質が良くなるとそれだけ周辺等他の機器の環境条件の違いも顕著に判るようになります。Monitor(W2600)の電源Cableを、UX-1付属のCableから6N-P4020(長さは2/3程度)に換えただけでも画質は改善しています。面白い事に、ソフトによって改善の度合いが違います。PAL版ですと、Joan Of ArcやThe Lord of the Rings -Extend Edition-は改善が顕著です。AlienやT2等はあまり変わりません。
 Firm Ver.2.14では全体的に画が明るくなったと感じます。その分Defaultからずれてしまっていて、Check Discで画質調整が必要になりました。しかし、調整を行っても明るめの画という印象は変わりません。
DVD-Video
 購入当初のS端子経由の17"液晶Displayから26" DVI経由への変更でVisualに対する考え方が大きく変わってしまいました。拘る拘らないという以前に観て判ってしまうことは無視できません。DVI経由の画質はそれほどすごい潜在能力を秘めていると思います。ちなみに、S端子やコンポジット端子の出力は、Decoderの出力をそのまま出しているだけで、Featureで語られるDAC ICなどとは無縁の世界です。
 S端子経由でも画質は最初からかなり優秀です。'千と千尋〜'は赤くなく、思わずきれいと声が出るほどの高画質。'Die Another Day'もFilmの質感が良く出ています。大した視聴環境ではありませんが、画質はかなり良さそうです。DVDVもDAC経由で聴いた方が好ましいです。Surroundで映画を観るのはこの環境で十分です。
 2層Discの切り替え時間は、P社よりは、少しましかなという程度です。ほんの一瞬ですが止まります。この切り替わる場所はSoftで十分吟味してできるだけ目立たないところに入れてもらいたいものです。セリフの途中なんて興ざめもいいところです。
 100KHzの基準信号(Word Sync)を入れてやると、画質の改善が著しいです。特に高画質との評価はないSTのTVシリーズBOXの画質がFilm調にまで進化したので驚きました。Star Wars Epidode 2の画質にはぶったまげました。(慣れてしまうとそれほどでもないのですけど)これほど綿密な画であるとは思いませんでした。S端子でこの画質なら、DVI入力ならきっと...と夢は膨らみます。
 W2600の導入でDVI経由で接続できるようになりました。各種設定を試してみましたが、拙宅では720pのExpandが一番良いです。1080iではディテールのざわざわ感が気になります。黒レベルはExpandにしないと黒浮きが気になります。720pの画質は既にNTSCの限界を超えていて、Hi-Visionに近い質感です。Detailにまでの拘りがされていないのが残念です。作り込んだ画質ではなく、できるだけの事をやったらこんな画質になったという感じです。これは今後の課題でしょう。それでも余りあるほどの高画質は映像作品に対する考え方を根本から変えてしまいました。DigitalはAudioのみならずVideoでもJitterには敏感だと感じます。
 その後のFirmwareのUpdate騒動で判りましたが、Beginner's Luckの側面もあるかもしれませんが、最初に作り込んだ画が最良ではないでしょうか。この画こそが他のPlayerの追従を許さない画だと思います。新しいFirmの画は並みの画で魅力は全く感じません。W2600の電源Cableを換えると更に画質は向上します。

480p,720p,1080iっていったい...
# BS-D Tunerの画面表示は、525p,750p,1125iと表示されています。
# 違いを調べてみましたが、結果は表現の違いである事が判りました。
# 前者は有効走査線の数を、後者は全走査線の数を表しています。
# 後ろのiは'インターレース(飛び越し走査)'、
# pは'プログレッシブ(ノンインターレース):順次走査'の意味です。
# 画素数は、480p=720x480:31.5KHz(現行NTSCは480i),720p=1280x720:45.0KHzD4),
# 1080i=1920x1080:33.8KHz(Hi Vision,D3)となっています。
# D5端子やHDMI端子では1080p=1920x1080:67.5KHzにまで対応しています。徐々に対応機種が増えてきています。(10.06現在)
# 上記の周波数は水平同期周波数で、垂直同期はNTSCでは60Hz,PALでは50Hzと考えておけば良いでしょう。
# UX-1のDVI出力でもっとも高画質が期待できるのは、720pという事になり、実際と一致しています。
# DVD PlayerでProgressiveをOnにすると480p(D2)、Offだと480i(D1)ということになります。
LimitedへのVersion UP後:Agingに多少時間を費やしますが、改善の度合いは意外と大きいです。拙宅では100KHzでWord Syncをかけているので、そう感じるのかもしれません。特撮であることをいやお無しに教えてくれるほどの高画質と言っておきましょう。
PAL DVD・・・所有DiscのReviewは
こちら
 最初は味見でST IX-叛乱-とSW Trilogyを買いました。とりあえずの画質チェックはFTD-W17VSにS端子経由で行いました。PAL->NTSC変換をOnにすると、画面が下の方に移動してしまって画面の下が切れてしまいます。PAL->NTSC変換はOffだと正しく表示されます。また、PAL Mode(4%down)ではS出力はoffされてしまいます。PAL->NTSC変換は既存のMonitorとの接続でのみ意味のある設定なのでしょうか?。DV-S747AはW2600(PAL対応)とD端子経由(D2)で特に何もしなくとも正常に表示されています。画質は確かに優秀です。それは747で観ても判ります。PAL DVDに惹かれる人の気持ちはよく判りました。PAL DVDを通常(NTSC)Modeで再生すると音程が少し(4%)高くなるとの事でしたけど、映画ものではあまり気にはなりませんでした。直接比較(Mode変更)をすると音程が変わるのが判りました。計算すると平均律(Octaveで周波数2倍)で半音当たり8.333..%なので約Quater Toneのずれということになります。絶対音階を持っている人には気持ち悪いかもしれませんね。音楽ものは要注意でしょう。W2600とのDVI経由での画質チェックはやはり優秀です。拙宅ではPAL Mode(4%down)にするとWord Syncがかけられないので映像が少しぼやけてしまいます。画面の表示位置は変わりません。音程も気にならない(見慣れたソフトは最初気になります)のでPAL Modeは使わないでおきます。画質の優秀さから、LDで持っていてお気に入りの作品はPAL DVDが安ければ集めたいと思います。
 PAL ModeでのDigital出力がどのようになっているのか気になります。構成からするとMaster Clockが4%低くなっているので、DAI Digital出力も4%downになっているのでしょうか?そうすると、DAC側は4%downには対応できないと思われます。確認してみると4%downにしてもDigital出力はされており、DACでも受信できました。音程はちゃんと変わっています。さすがです。
 DVP-S9000ESはPAL DVDの再生は拒否します。PAL/NTSCのチェックも行っているようです。今となってはこの仕様は仇となりますね。
 Agingがかなり進んだと思われる12月の印象は、日本盤とPAL版の画質差がかなり気になるようになったということです。直接比較できるソースは持っていませんが、総じて日本盤は画の輪郭が甘く実在感が希薄です。それに対してPAL盤は音の輪郭が自然で、かつ、表面の質感が抜群で実在感があります。これがなんの変哲も無い通常盤でも感じられるのですから、日本盤を買う気が失せてしまいます。但し、PALなら無条件に良好かというとそうでもありませんでした。AlienのBox,Teminator Box,STX Nemesisは満足できるものではありませんでした。これまで観た作品の中では、Star Wars Trilogyの一作目-New Hope-が最高画質です。それに次いでST IX-叛乱-が優秀です。最初に買った2Titleが現状では最高画質のものでした。
注:PAL DVDはPlayerが対応していてもMonitorが対応していないと正常に観る事ができません。普通のTV等と接続すると縦に長い画になり色が付きません。拙宅では、Profeel Pro(S端子経由)では同期は何とかとれるが色が付かない、日立の安いTV(D1経由)では同期がとれませんでした。
DVD-R(Video)
 これは実質DVR-7000のEncoder性能の評価という事になるでしょう。入力はAnalogのみ(iLinkはSourceが無い)です。BS-D(Sharpの安いTuner)の録画を観てみましたが、画質・音質共にDVDとは比べ物になりません。VCRよりはマシなんでしょうけど、UX-1で観る気は失せました。その後、LDからダビングしたDVD-Rを作りました。Tune-Up AVなどCheck用のソフトを高画質モード(60分)で録画しました。音声は相変わらず特に低音が薄い(ADCの影響と思われます)のですが、画質の方は元がLDとは思えないほどの高画質です。Tune-Up AVに収録されているNTSC信号(480i)限界と言われる縦縞がDVI経由では微動堕にしません。(NRの設定が'L'の時はノイズが盛大)747等のProgressive出力では決して得られない画像でした。今度はTHX仕様のLDを標準(120分)で録画してみましょう。Star Wars Episode Iを録画してみました。残念ながら120分には収まりませんでした。(本編133分)標準モードでは動きのあるシーンで気になる部分が増えるという違いはあります。しかし、思ったよりも健闘していると思います。やはり、LDの画質よりも少し改善されていると思います。市販のDVDには二歩程度譲る画質でしょうか?この程度の画質であれば、LDからDVD-RにCopyする価値はあると考えられます。DVD化されていないソフトからDVD-Rしていきましょう。音楽ものからということになりますが、音質面ではいまいち低音の薄い音が気に入りません。音声のDigital入力化を真剣に考えなければならないのでしょうか?また、新しいDVD RecorderならEncoderの性能も上がっているでしょうか?そろそろHDD内蔵のRecorderも買わねば。→PC上で制作した方が、Track情報が編集できて良いかも。
DVD-R(Audio)
 主にレコードのDVDA化ということになります。非常に衝撃的でしたので書いておきます。単純に自作ADCで96K/24bitにDigital化したものを聴いています。この音は現在の録音技術で失ってしまったものを思い出させてくれます。昔は昔なりに音の加工はされていたのでしょうけど、現在ほど顕著ではなかったのでしょう。聴き比べてみると唖然とします。現在の録音は小手先の技術でごまかしてあるだけで、本当の演奏家が伝えたいことはほとんど消されてしまっているように思えてなりません。これはSACDやDVDAとの比較でも感じます。その意味で、レコードのDVDA化は非常に意味のあることだと考えています。さてそのレコードですが、Audioファンの主な音源であった頃のものが音質的にも聴く価値のある音になっています。80年頃から急に厚みが薄くなってしまってからはレコードの音も感心できるものは少ないです。90年代以降のものは重量盤でもさほど魅力的な音はしません。これはレコード同士の比較で十分に判るでしょう。
 尚、Video,Audioに関わらず、DVD-Rは若干読み取りエラーの確率が高いです。Re-Loadで大抵は読み込みます。Servo条件をきつくするとErrorは無くなるそうですが、音質面では良くないようです。
US DVD
 US製DVDは大抵がRegion 1なので拙宅のUX-1では再生できません。音楽ものの一部にRegion 0のものがある程度です。映画ものはまず再生できません。Region Freeソフトの情報サイトもありますが、あまり信用できません。そのサイトの情報を元に何枚か購入してみましたが、ほぼ全てがRegion 1でした。現状でRegion 0のDVDを確認するのは日本の輸入盤を扱っているお店で現品を見るしかありません。ただ、これでも全て正しいというわけではなくて、1st PressではR0でも2ndではR1ということも実際にはあります。(Joni MitchellのDVDで経験)Amazon.co.jpの情報も必ずしも正しくありません。手持ちのソフトで再生できて、かつ、画質に期待できるのは、Norah Jones(New Oleansの方),Jane Monheit,Dave GilmourのLive等です。で、これらのソフトの画質は非常に優秀です。直接比較にはなりませんが、日本盤のDiana KrallやKeiko LeeのLive映像と比べてみるとその差は明らかです。特にJane Monheitは、高画質を求めるAVファンに是非とも観ていただきたいですね。あまり明るい画面ではないので、安価なSystemでは良さが判らないかもしれません。最初の評価はあまり良くありませんでしたが、UX-1でDVI接続に代えて観た画質はHi-Visionに肉薄する高画質です。また、DVP-S9000ESによる直接比較では、STX Nemesisが比較可能でやはりUS盤に軍配が上がります。日本では再生できるPAL盤が注目されていますが、簡単には再生できないにしろUS盤も画質等は優秀であると考えられます。US盤,PAL盤の画質と比べると、JP盤の画質はやや劣るかなという印象を持ちました。勿論、比較できたのは1Titleだけなのでこれで結論を出すつもりはありません。
 その後もいくつかのUS DVDを比較してみて気になることが判りました。US DVDはアップの画質は良好ですが、引いた画(物体の一つ一つが小さくなる)では粗が出易いこと(雑な画になる)です。いくつかのDiscでその傾向が確認できました。それ以来、US盤にはさほど興味を示さなくなりました。
Surround再生
 TuneはSurroundでされたのではないかと思います。みごとな音空間を再現してくれます。同じ回路構成のDV-AX10と比べるとRear ChやCenter chは明らかにUX-1の方が優秀です。定位が非常に良好なのが原因かと思います。当分はFront以外のCHはUX-1のAnalog出力で楽しめそうです。現在は、Frontのみ自作DAC経由で聴いています。RearにはSuper TW(Tannoy:ST-200)を導入しています。これで多少Frontとの音質差を軽減しています。
 Rearに行っている長いInterconnect CableをAudio QuestのSP Cable(StarQuadで買い値は\735/m)に交換しました。Aging中なのでSurroundのBalanceは少々崩れた印象です。しばらく様子を見ましょう。Rearがかなり近くに来た印象があるので、SP設定で少し遠ざけました。Agingと合わせて徐々に本領を発揮し出しています。
 Surroundを試聴する時間が増えると、慣れてしまうのか最初に感じた感動が薄れてきます。それで少しRear SPの配置を変えてみました。ほんの少しですが、できるだけ試聴位置から離れるように位置をずらして、SPの向きを少し耳の来る方向に向けました。それでもまだ耳の少し外側を通る向きにいます。これで前後のつながりが良くなりました。反面、広がりはやや減退した印象です。横に定位する音がそれらしくなってきたので、この設定でしばらく試聴を続けます。電源TapをOYAIDE製に換えて電源Cableも短く(6N P-4020)したところ、Surround感は更に向上しました。RearはRch側が少し弱い(音量が小さい)のが気になっています。多分AmpのVRの劣化(以前にDACが壊れてDC Offsetが出た事があった)が原因だと思います。Up-Gradeも含めて検討中です。
LimitedへのVersion UP後:Surround系の音声はAnalog部でもFront CHと同様のUpdateがされていると聞きました。PLL系等ClockのJitter低減の効果と相まって音質が大きく改善しています。それも半端ではありません。このレベルまで達すれば、Surroundもええでぇと公言できます。そう言えるまでの道のりは決して平坦ではありませんが。
# Surround環境のSP設定について
 これまでは、各SPからリスニングポジションまでの距離を実測してそれに最も近い距離を入力していました。全てのAnalog出力をUX-1から取る場合はこれで問題ありませんが、自作DAC経由の場合は少し考えなければならないと思い当たる事がありました。UX-1と自作DACとの大きな違いは、SRC(AD1896)を通っているかどうかという事です。代わりにSM5847は使っていません。AD1896での群遅延は、演算精度重視の遅い方を選択しているので、1〜2mSec程度の遅延(計算値)があるようです。SM5847の遅延量はやはり計算値で0.5mSec程度です。差し引きして平均すると約1mSecの遅延が増える事になります。これは距離にして約34cm遠い位置から音が出る事と等価です。それで、UX-1のSPの距離設定には、Front chのみ30cmを加えた値を入れてやりました。そうすると正しい設定に近づいたのかSurround効果が非常に良くなりました。DV-AX10の時はこの補正を行っていなかったので、Surround効果はいまいちだったのかもしれません。Playerで設定できる10cm単位の補正値は時間にすると約0.3mSecとなります。この時間差は意外と大きいですね。バラコンでSurround環境を構築されている方は、それぞれのCHの再生系の構成を考えてSPの距離設定は補正をかけた方がよりSurround効果が分かり易くなるという事があるようです。
また、SPの向きもSurround感に大きく影響します。拙宅ではリスニングポジションに向けるよりも正面(Front SP向き)から少し内向きに振るのがBestでした。Rear CHのみの音を聴いたときに、定位が良好になるほど内向きに振るのは返ってSurround再生には向いていないようです。
Video On/Offによる音質への影響
 DV-AX10では、VideoをOffにすると少し音が良くなるかなという程度の印象でしたが、UX-1ではその違いが非常に大きくて、何か音が悪いなと感じて調べてみるとVideoがOnだったという事がありました。音だけを聴く場合はVideoはDVI共Offにしておきましょう。FLもOffにしてあります。
電源の取り方によるによる音質への影響
 DV-AX10やP-2sでは、電源をPS-500から取るか、介さないで取るかの違いは少なく、むしろ介さない方が他の機器への影響が少なくなる分全体の印象は好ましいと感じていました。しかし、UX-1ではPS-500を介した方が音の濁りがより少なく感じます。との印象を持ちましたが、試聴を続けていくと必ずしもそうでもなさそうです。Displayの電源の問題もありますので、もう少し様子を見て結論を出したいと思います。年末年始に電源を入れっぱなしにしていた状態で聴き比べを行った結果、PS-500経由の方が少し良好との感触を得ました。従ってPS-500(クリーン電源)経由に決定しました。
Digital出力の On/Offによる音質への影響
 最初はPlayerのAnalog出力を聴く事が多かったので、Digital出力はOffにしました。On/Offで音質差を比較してみましたが、変わったといいきれるほどの違いは判りませんでした。その後、Digital直出し回路を追加しましたが、CDのみFormatが変わってしまうので、CD出力はDAI経由でないと聴けなくなってしまい、Onのままになります。リモコンでOn/Offできると助かるのですが。PiにVersion Up後はCDも直出しできるようになったのでOffとしました。
DAI経由とDigital直出しとの音質比較
 CDはDigital直出しができないので、DAIでも確実にDown Samplingされない48K/16bitの音源を
選んで比較を行います。Sony系のDualDiscがこの条件に該当します。後はDATからDVDR化したものも使えます。
比較をしてみると、Digital直出しの方がよりSharpな音場であると感じます。知ってしまうと
無視できないレベルの違いではあります。DAIではReceiverでClock再生されるので、
このClockのJitter性能が音に影響していると感じられます。Digital直出しでは
伝送系で生じるJitterの増加だけが問題になりますが、Jitterの周波数成分は
高いものも含まれていると思われます。(送り側でRe-Clockしているだけだから)
この影響は、fsが高くなるほど受けやすくなると考えられます。事実、fsの高いものは
ややFocusが甘く感じます。この問題が解決できれば、きっとすばらしい音世界が待っていると
思うのですけど、簡単には解決できませんね。
Down Mix機能の音質への影響
 Down Mixに際して特に条件はないようです。P社のPlayerは、DVD-Audio再生の場合Center chをOnにしておかなければなりませんでした。結果として、P社ではSW chしかDown Mixできません。(DVD-Videoはその限りではありません)
 音質の差は非常に大きいと感じました。先ず、SWchをOff(つまりDown Mix)にするだけで非常に音が濁ってしまいました。とても聴いていられません。同様にRearやCenterのSPをSmallに設定(低い周波数成分のみDMされる)しても音が悪くなります。ですから、設定は全てのSPをOnにしてサイズはLargeとしました。結論としてDown Mix機能は音質面から使えません。これは、DAD,DVD,SACDに共通しています。DV-AX10ではこれほど顕著ではありませんでした。Qualityが上がったからよく判るようになったのか、Surround環境も更に充実させる必要がありそうです。(夏場は大変だ)現在はDown Mixは一切せずに聴いています。
Tracking性能
 非常に優秀ですね。手持ちのBest of David Bowie(EU製)のDVDは不具合があってDisc1のTrk19がP社のDV-AX10,AV-S10A,DV-S747Aでは最初のところでHang Upしてしまいます。S社のDVP-S9000ESでは曲のタイトルまでは出ますがその後すぐにFreezeしてしまいます。傷は見えないので、製盤の問題のようです。しかし、UX-1では一部絵が飛びますが、ほぼ再生ができました。他社製品よりもTracking性能は優秀と言えます。これは、調整がずれていた時の出来事です。
 反面、指紋の付着したDiscはすぐにエラーになります。再生の前にDiscに指紋がついていないかチェックして、付いていればきれいに拭いてあげる必要があります。最初のUX-1は多少の指紋なんか関係なく再生してくれたのですけど...。
 それから、Ver2.02の方がVer2.13よりもTracking性能は上です。再生に問題のあるHybrid SACD(PF/DSoTM)や傷を修復してもらったDVDはVer2.13では音切れや画面にノイズが出ますが、Ver2.02では正常に再生できました。W2600用のVer2.14では上記のDiscも正常に再生できるようになりました。
CDRの再生について(連続運転時の再生性能)
 自分で焼いたCDRに関しては今まで全く問題にはなっていませんが、TradeやBootのCDRでは再生時にノイズが出たりするものがあります。その中でUX-1について面白い動きをするものがありました。MF製CDRと明記されているBeatlesのCDRは再生時にノイズが出るなど問題ありなのですが、電源を投入してからさほど時間だ経っていない時には再生してくれます。しかし、通電しから数日経った時には読み取りができず'No Disc'と表示されます。つまり通電してから時間が経つほど読み取り性能が落ちるのではないかと考えられます。このDiscに限らず一週間ほど通電しっぱなしだと、時々TOCの読み取りでエラーが起きるようになります。この現象は通常では起きないはずだという事なので、Teacに診てもらう事にしました。他にもクリティカルな動きをすることがあるので、これらもチェックしてもらいます。原因の一つは、メカの調整にズレが生じていたそうです。輸送中の事故でしょうか?再調整後は問題は起きていません。
Lip Sync機能
 映画を観ている分には気にならないのですが、EynaのBest DVDのみずれが非常に気になるTrack(曲によってTimingが違うのだ)があります。それでLip Sync機能を使って合わせました。+2で大体合うのですが、完璧ではありません。ピッチがもう少し細かいと助かりますね。このDVDは1Trackだけ他とずれ方が違います。Lip Sync機能を使ったのは今のところこのDiscだけです。Check DiscにA-VのTimingをCheckするTrackがあるのでCheckしましたが、DefaultでTimingは合っていました。

W2600とのDVI接続 6/13/06:W2600のページを追加しました。
Dell W2600 Review
 現在はRDT261WHと1080p接続としています。
注:最初に述べておきますが、けっしてDell製品はお勧めしません。購入後の対応は酷いもので、HPの規約なんか関係ありません。この辺は多くの方が経験されているでしょう。
(4/18/06)
同等のレベルのMonitorやTVは数社から発売されています。ただ、現時点ではFull HD(1080p)が見えているので、1080pまで対応のFull HD Monitorを待つのが賢明でしょう。UX-1もいずれは1080p対応にUpdateされると期待しています。
UX-1とW2600の設定
 UX-1のDVIの解像度は、480p,720p,1080iとスケーリングの設定が可能です。画面を観ながら設定を決めます。一番良かったのは720pでした。1080iだと細かいノイズやモアレのような現象が気になります。480pは画質のメリットがありません。画面は白っぽくなりますので黒レベルはExpandに設定します。Progressiveの設定はAutoのままで、DCDi(? 斜めのギザを低減できるそう)はOffです。但し、FirmwareのVer.によって変わるようです。新しいFirmの時はOnの方が良い様に感じました。(但し、NRは'H'のもの)初期のUX-1でDCDiをOnにすると画がボケるのはバグ(?)だったようです。
画質
 良好な画質になるまで、毎日使っても三ヶ月ほどかかります。ある程度我慢して使い続ける覚悟が必要です。2日ほどのAgingである程度こなれてきました。720pの画質は通常のNTSCの画質を越えてHi-Visionに近い画質との印象を受けました。色乗りもたっぷりでFilmの質感が良く分かります。その分ソース側への評価も厳しくなります。Filmの劣化の状態や傷もはっきり暴き出してしまいます。このDisplayも、Agingにかなり時間がかかります。コンポーネント系は3ヶ月ほどかかりました。毎日数時間使い続けての結果です。同様にWarm Upにも時間がかかるようです。映画なら2本目からという感じです。巷で評価の高いLord of The Rings三部作の画質は当初はそれほどすごいとは思いませんでした。(Extend Eiditonは圧縮率を下げて画質は良くなっているそう)こなれてくるとまあまあ行けるかなという感じです。また、Indiana JonesのBoxもFilmの質感が良く出ていて良いと思います。特に三作目はLDの時も評価が高かった通り非常に優秀です。一作目も多少のノイズはありますがFilmの質感は良好です。Back to The Future3部作もPAL版を購入しましたが画質は優秀です。この画を観てしまうと、俳優さん達は大変だなと思います。細かな皺も見事に暴き出してしまいます。Makeもそうですし、特殊Makeも気を付けないとアラが判ってしまいます。特に女優さんは大変ですね。EncodeもうまくないとBlcok歪みが非常に気になります。これが出ない様に制作側もDVI(or HDMI)経由で十分に画質の評価を行ってもらいたいものです。反面、DVD-RなどへのAnalog録画は画質の劣化が明らかになりますから、Analog信号経由の録画に関してはそれほど厳しくする必要はないとも思えるのですが。商売にしない限りは大目にみてもらいたいものです。本物の画質を体験してしまうと、Copyなんてする意味が無いと思いますよ。
 17"ではディテールの粗は分かりにくくなっていましたが、26"DVIではMPEG2規格自体の限界も暴き出してしまいます。初期のDVDのEncode技術ではモアレやBlock歪みが気になります。どのDiscだったか滝のシーンでBlock歪みが盛大に出ていました。次世代DVD規格よりも現行のMPEG2の規格の範囲でも技術的に解決すべき問題は沢山あるように思います。
 一方、ソースがVideo(Filmではなくて)となると限界が見えるようであまり良い印象はありませんでした。Keiko LeeのLive 2003は再生系の解像度がソースのそれを上回っているので、少しぼけた画になります。Norah JonesのLiveはかなりがんばっていて、汗をかいている顔の状態もかなり克明に映していますが、細部の詰めがいまいちとの印象を受けました。Chalotte Church/Dream A Dreamも良いですね。ConcertのシーンはFilmかなとも思うのですが。ST VGRのBoxを少し観ましたが、これはFilmで撮影されているようですね。Hi-Visionに近いとまでは行きませんが、がんばっているなと感じました。(VGR Box2'Mission 1937')DVI経由の画質を観ると、これまでのVisualに対する考え方が大きく変わってしまいました。Filmの画質はすごいし、初期のEncode技術ではアラが目立ちます。これなら17"の画面でどのDiscもそれなりに観られる方が良かったかなと逆の意味で後悔しています。
 ST VGR Boxの画は自然で非常にきれいです。STNGのBOX 1は、時代を感じるやや古めかしい映像ですが、シーンによっては解像度の高さを感じる事はできます。輪郭を強調したような補正はやはり気になります。VGR Box1に入っているTOSの映像は俳優さんのドウランの様子までよく判ります。撮影時期を考えると驚くべき画質です。普段はBGV代わりにHeavy Rotation状態なので、V-SystemではST Boxばかりを観ている事になります。
 26"という画面の大きさは最初は大きいなあと思いましたが、しばらくして17"を持ってくるとその小ささにびっくり!!一度26"で観てしまうと17"には戻れません。これは24"でも同じです。粗の目立たない画質もそれなりに魅力はありますが、画面の大きさも大事だなあと思うようになりました。

バグ(不具合)
 最初は問題も多かったですが、徐々に改善され、バグ以外の使い勝手の部分でも徐々に改善しています。これは評価できると思います。
 解決した問題は消去しました。7/19/06
 さすがにDVD-Audioに関してはノウハウの蓄積が無い様で、特に仕様がファジーなDVD-Audioではバグがとりきれていないようです。UpdateはCD-ROMで供給されるそうです。ただ、ユーザーから問い合わせなどをしないと何もサポートされないようです。疑問やおかしな現象があったらTeacに確認した方が良いでしょう。現在不都合を感じているのは、改善してほしい事項は別にするとDVI接続での電源投入時のPAL版で起きる白いFlash現象だけです。対策は取ってもらいましたが、Ver-UP後また現象が出やすくなっています。現象が出ると一旦Monitorの電源を落とすか入力を切り替えなければなりません。砂嵐は出なくなりました。
5/27/06発見Menu画面時にResumeが利かない
 Menu画面の状態でStopしてもResume用メモリにStoreされないようで、一つ前にStopした時の場所に戻ります。一つ前が無ければ最初から始まります。最初の回答は、「仕様です」というものでした。対応のお願いをしているところです。DV-50(s)はP社のメカなのでMenuでもResume出来るはずです。必然性が感じられないと考えているので訂正されない可能性があります。映画ものしか観ない人には関係ないでしょうけど、TV Seriesを観る者にとっては結構大事な機能です。大抵はキリの良いMenu画面で終わりますから。ここだとどこまで観たか覚えていてくれるし。電源OffでResumeのメモリも消えてしまう件と併せると、V-Systemでは使えませんね。→簡単には対応できないそうで、今回は見送りとなりました。(TT)
8/12/06発見Twin FormatのDVD層が再生できない
 Twin FormatのDiscは'NO DISC'と表示されて再生できません。Eso社は承知していて現在対策中とのこと。→Twin Formatの規格策定時に再生検証をしたところ、再生できないのは1,2社であったとのことです。その1社がEso社ということになります。その時点で不具合と認識していたはずですが、未だに解決されないとは。しばらくしてにFirmのUpdateがあり解決しました。
5/12/08発見Dolby Digital 640kbps再生で無音
 使用しているDeviceの仕様からDecode不可とのことでした。私が持っているのは、Pink Floyd/pulse(US DVD:JP版も同じ仕様かどうかは未確認)が該当します。Deviceの関係から対応不可とのこと。次世代DVDが再生できる機器では必須事項です。古い機器を調べてみると、DV-S747Aは同様に無音(従ってP社のこれ以前の機器は不可と考えられます)、DVP-S9000ESは再生できました。Ver-Up後の高級機が対応していないのはいかがなものでしょうか?
改善してほしい事項
リモコンボタンを押した時の機能
 例えば"音声"のボタンを押すと現在の音声から次の音声に切り替わります。しかし、これでは現在の設定を確認したい時に困ります。P社のように一度押した時は現在の設定が表示され、その表示が消えないうちに同じボタンを押すと設定が変わる様にしてくれると操作性が良くなります。
Dimmer,Video On/Off,Resume機能に関して電源off時の設定条件の記憶
NR機能の設定値変更をUserに開放してほしい
 一度再調整をやってもらった時にFirmwareのUpdateも行われその結果が良くなかったので各自で設定できる様にしてほしいと感じるようになりました。同じ機能は他社では既に普通にできるようになっています。要望しましたが、全く無視されています。他社の機種では、NRもかなり細かく設定できるのですけど、説明ではH/Lの切り替えとだけ聞いています。→Pi(Ver.3.63で対応してくれました)。
DVI(HDMI)出力での画面サイズの制御
 SharpやPioneerの新しいDVD Recorderで出来ていたので技術的には可能でしょう。TV SizeとWide画面との切替をPlayer側から制御してくれる仕様です。→Pi(Ver.3.63で対応してくれました)。
DVDAやSACDのDefault再生領域の設定を可能にしてほしい
 リモコンで変更可能になってはいますが、Defaultが決まっているので毎回変更しなければなりません。私の場合2CHで聴くことが多いので、Defaultを変更できるようにしてもらえると助かります。
ボタンランプの明るさをDimmerに合わせて暗くしてほしい
 LCDはDimmerボタンで明るさを変えられますけど、本体のボタンと連動したランプは異常に明るくてその明るさもほとんど変わりません。Dimmerと連動してもっと暗くできると助かります。画像を観る時は部屋を明るくして、という親心?→Piでは電源ランプ以外はDimmer Offにすると消灯するようになりました。
NTSC<->PAL切り替え時に出てくるノイズ画面のMute
 最初はバグかと思って問い合わせたところ、LSIの仕様でResetしなければならず、画面に砂嵐や変なノイズが表示されてしまいます。不快な画ですから、VideoもMuteしてくれると良いのですけど。高級機らしからぬ仕様です。Ownerは気になって問い合わせる仕様だと思います。P社のPlayerでは起きません。DV-50sでも短い期間でいたが起きていません。かなり時間がかかりましたが新しいFirmwareで対応してくれました。
DVI出力時のVideo Off
 DVI出力を得るには、Video,DVIの両方をOnしなければなりません。しかし、Componet出力とDVI出力とは排他的にしか使えなかったはず(確認はしていません)です。それならVideo(ComponentやD端子等)とDVIとは独立してOn/Offできる方が合理的でしょう。加えて画質的にも有利な可能性があります。おまけにDVIで視聴する時は操作が煩雑になります。VideoとDVIは独立してOn/Offできるようにしてもらいたいものです。
Discが円盤に貼り付く
 しばらく出なかったのですが、'08年に頻発しだしました。VRDSメカの平面接触に対して、VRDS-NEOメカでは線接触に変わっていますが、チャックが上がるSpeedが速くなりました。これが結構影響しているのではないかと思われます。カツンとDiscが円盤に当たるので、特にDVD-R等のWhite Labelだと貼り付き易くなるようです。Discを剥すのは、Discの重力だけではなく、何らかの剥しのメカが必要になるのではないでしょうか?比較的簡単にできるのではないかと思うのですが...。
DVD-R/RWの再生性能
 他社、いや、他のメカに比べると著しく劣るという印象です。高級機らしくありません。読み取り性能だけではなく、読み取った信号の処理にも問題があるように感じるのですが...。原因はSony製のDSP Chipの選択であったようです。これが原因で解決不能となる問題もあります。
経験したおかしな現象
・Styx/Cycloramaの冒頭でMenuからTrack1に移る瞬間にバリッ!!というノイズ発生。再現せず。他のDiscでもいきなりTrack3から再生させようとすると起きた。→FirmのUpdateによりMuteのタイミングが最適化されたようで、この手のノイズは出なくなった
・別項にも書いたように、PAL Discをかけると画面に白い横線が一瞬走ったり画面が一瞬Flashするような現象があります。ひどいときは、再生していなくとも起きます。これは再調整してもらっても起きることが判りました。原因はメカではなさそうです。この現象が出た時はWord Syncを一旦PAL Modeにして(拙宅ではLockが外れる)再度元に戻すことで現象は起きなくなります。(だめだったら直るまで繰り返す)Word SyncのPLL部の回路定数が最適ではないようです。これは回避できなくはないので我慢するか。→最新W2600専用Firmwareで対応してもらっています。
たまに開いたトレーにDiscが乗っていないことがある
 これまで二度ほど経験しています。一度はかろうじてトレーのはしっこに乗っていたので取り出せたし傷もつきませんでしたが、一度はDiscが全く出てこなく、上蓋を開けて取り出しました。しかし傷だらけで一部再生できない個所があります。VRDSの宿命のような部分もあります。傷がついたのは初めてかけたDiscでまだ全部観ていないものでした。:-<→DiscはEsotericで修復してもらいました。
FirmwareをUpdateしたら画質が悪くなった
 上記の修理に出した際、FirmwareのUpdateも行われたそうなのですが、返って来たPlayerの画質が悪くなっています。最初はWarm-Up不足かとも思いましたが一週間経っても変わりません。原因はNRの設定を'H'から'L'に変わっていたからとのこと。しかし、この設定だけを元の'H'に戻したFirmでも画質は全く同じに戻りません。まだ何か違いがあると考えています。しかし、Updateして画質が悪くなるPlayerっていったい...。この現象は、6/17/05のUpdate(Ver.2.13)でも起きます。画質に関しては、Ver.2.02が最高(Monitor側でScalingしない場合)です。EsoはNRの設定だけが違うと言っていますが、絶対にそれだけではないと断言できます。→Monitorによって最適な設定が変わるそうです。PiではNRの設定が可能です。
DAI出力のfs表示
 DAIの表示は32-48KHz以外はあてにならないのであまり気にしていなかったのですが、最新(2.13)のFirmでは正しく(?)表示されるようになりました。拙宅ではAK4114AのCbitを表示させています。
PAL DVDを再生しようとすると、画面の表示位置が下にずれる
 一度FirmwareをUpdateしたときに出ました。このときは、FirmwareのUpdateの仕方が悪いと言われました。その後この現象は出ませんでしたが、Playerの交換直後にもう一度出ました。この時はメーカーがFimwareを焼いていたままですので、Playerの問題でしょう。一度出ると、Discを換えても戻りません。一旦電源を落とすしかありませんでした。Esotericでは経験したことが無いそうです。まだ何かあるようです。→Esotericでは経験の無い現象とのこと。Monitorの問題という見解のよう。その後はお目にかかりません。
Firmwareを古いVer.に戻しても全ての項目が元に戻らない
 細かくチェックしていませんでしたが、Ver.2.13から2.02に戻したところ画質が元に戻らなかったので気になって調べてみたところ判明しました。後からMonitorの電源を入れても砂嵐にならないことから確信が持てました。DAI出力のfs表示の不具合は元に戻っています。このように元に戻る項目、戻らない項目があるとPlayerの履歴によって無限のFirmwareができてしまいます。そうするとメーカーとユーザーとで現象が異なるといった事態に遭遇する可能性も出てきます。Firmwareの書き換えを行ったことのある人は気をつけてください。→工場でしか変更できないFirmもあるのでそちらは元には戻らないとのことでした。
One Woman's Live Journey:Olivia Newton John DTS製DAD
 DV-S10Aでも当初Track間で音声が途切れるという現象が出ましたが、UX-1でも同じ現象が出ました。素材がLiveなので非常に気になります。DV-S10AはFirmwareのUpdateで解決しました。何かTrackが続いている事を知らせるFlagか何かがあるように思うのですけど。→FirmwareのUpdate(Ver.2.02)で解決

# このDiscの'セル'(詳細不明)が'1'よりも小さくなっている事が原因との事。
# 規格では、'1'以上でなけれならないとの事。
# セル(Cell)はProgram Chainに付随するもので、インタラクティブ動作に関係が
# あるもののようです。
The Game:Queen DTS製DAD
 こちらも同じく5.1chのみTrack間で音が途切れます。最初の3曲ほどは曲に切れ目が無いので判ります。同様のバグは、Elton John/Goodbye Yellow Brick Roadなどの続いているTrackで音が途切れます。DV-AX10,AV-S10A,DV-S747Aでも同様です。DTS社には問い合せしましたが、回答は一切ありませんでした。P社,Teacの回答共Discの問題ということになります。→音の途切れは許可する仕様になっているそうです。上記の規格外の仕様や本Discに全く別の音源が入っていたDTS-CDといい、DTS社の姿勢には大いに疑問を感じます。Teacには改善の要望を出しました。
P社にもDiscを送りました:調査に1-2ヶ月かかると言われた後、Discの仕様範囲内との回答がありました。静止画Data読み込みのため少し音が途切れるとのこと。両社とも同じ回答でしたが、UX-1よりP社の方が途切れる時間は長いのです。

かかるDisc,かからないDisc
 かかって当たり前のDiscは除いて、ちょっと変わったDiscがかかるのかかからないのか試してみました。手持ちのDiscではさほど珍しいDiscはありませんでした。企画倒れのコーナー...
CD-i/FMV Cream of Clapton
 Video CDの仲間(厳密にはCD-iの仲間)なんですけど、日本ではタイトルは発売されていないと思います。DataはMPEG1ですが、CD-iはOS-9を使っているので普通のPlayerでは再生できません。Video CDのVer.2.0ではCD-i/FMVの再生に対応しているという話を聞いていますが、これまで再生できたDVD Playerはありませんでした。UX-1はLoadingの表示のまま先に進みません。再生はできませんでした。
CD-V Bananarama
 Track1がLD仕様になっているCDです。Track2以降は再生できました。
CCCD Holly Cole/Shade他
 JP盤は悪名高きCCCDです。再生は問題なくできました。音が意外に良かった(Word Sync&外部DAC)のが不思議です。同じ条件で比較すると、CA盤よりも良かったです。他のCCCDでも不具合は起きていません。
DVD-RW Pioneer:DVR-7000のVRモードで録画
 Finalize済のDiscを再生させますが、Loadingの状態から先に進みませんでした。Teacに問い合わせたところ、CPRM(著作権保護のため一回だけ録画可能)には対応していないとのことでした。DVD RecorderにはBS-Dからの録画がほとんどです。BS-DにはCPRMによる保護がかけられているので、DVD-RWのVRモード(DVD-RへのVRモード録画は最新機種の一部でようやく実現)でしか録画できません。CPRMがかかっていないソースは互換性の高いDVD-RのVideo Modeで録画しますから、DVD-RWには必然的にCPRMによる保護のかかったソースばかりになります。従って、DVD-RWの再生が可能と言うには、CPRMへの対応は必須だと思うのですがいかがでしょう?Teacの回答は、「CPRMへの対応は非常に大変である」というものでした。高級機はそういうものに対応する宿命にあると思うのですがどうでしょう?DV-50sでも対応はしていません。
DVD-R/RW(Non Protected) 東芝:RD-A1のVRモードで録画
 -Rと-RWとでは動きが異なりました。-RWは問題なく再生できました。-Rは再生できないMediaですと表示されました。P社のPlayerでも再生できませんでした。RD-A1では再生できました。DVR-7000でも再生できました。どちらもソースはLDですからCPRMで引っかかっているのではありません。-RのVR Modeは新しい規格で、互換性には問題があるようです。-RではVR Modeでの録画は出来ても、再生できるのはそのRecorderにほぼ限られるというのが実情のようです。これではあまり意味がありませんね。-Rでは互換性の高いVideo Modeで録画せざるを得ません。

DVD-R/RWの再生条件まとめ
 UX-1で再生できる-R/RWの条件から、現在の複雑なDVD-R/RW事情をまとめておきましょう。
Recorderで録画したDiscでPlayerで再生可能なのは、DVD-R/RW(Video Mode)とDVD-RWのVR Mode(Non Protect)
のみとなります。一部のPlayerでCPRM対応している機種がありますが、現在の設定では実質Protectされている
番組は再生できないようです。PioneerのPlayerはCPRMまで対応しているので、Copy Onceの信号の入ったDVD-RWも再生
出来ていたのですが、規制の仕方が変った2004年春頃以降に録画した番組は、Protect信号が入っている
との理由で再生できませんでした。
従って、PlayerとRecorderとは別物と考えて割り切らざるを得ないというのが実情です。
1. DVD-R (Video Mode):再生可能
 市販のDVDの記録方式と同じなので、DVD Playerで再生できないことは先ずありません。
このModeは編集には適していませんので、ただDiscに録画するだけというModeになります。
HDDでVR Modeで編集して、書き込みの際にVideo Modeに変換して書き込むのが現在の普通の
方法でしょう。また、このModeはProtectのかかった番組の録画は出来ません。
LDや昔録ったVideoをDVD化するときに使うのが良いでしょう。UX-1でも再生可能です。
2. DVD-R (VR Mode):再生不可
 当初はUX-1での再生を期待したModeですが、再生できないというのが結論です。
-Rに対してVR Modeで記録する場合は、VAT(Virtual Allocation Table)という特殊な形式で書き込まれるので、
通常はDVD Playerで再生できません。DVD Recorderであれば再生可能な機種がかなり増えます。
拙宅ではDVR-7000で再生ができました。DVD Playerでは全滅です。
更にProtectのかかった番組を録画する場合は、CPRM対応のDVD-R Discが必要になります。
VR Modeによる二ヶ国語対応などのメリットはありますが、DVD Playerで再生できない時点で
かなり使えないModeということになります。
3. DVD-RW (Video Mode):再生可能(のはず)
 -Rの動作と同じと理解しています。動作確認の際に使ったと記憶していますが、
通常は-RWにVideo Modeでは記録しません。
4. DVD-RW (VR Mode,Non Protected Program):再生可能
 Protect信号(CPRM)が入っていなければ再生は可能です。ただ、-RWは価格が高いので
あえて-RWにLDやVideo Tapeの内容をCopyすることは無いでしょう。二ヶ国語(それぞれは
MONO)の番組のCopyには有用性を認めます。(Video Modeでは二ヶ国語は非対応)
UX-1で'VR Mode対応'と言っているのは、このModeのみのことです。あまり使い手はありません。
DVD Playerでは、VR Mode対応を謳っているPlayerで再生が可能です。
5. DVD-RW (VR Mode,Protected Program):再生不可
 現在のDigital放送はほぼ全てがProtect(1回のみCopy可)されていますから、録画したRecorderでのみ
再生可能というのが実情です。CPRM対応のPlayerで再生可能な場合があるという程度です。
 このような複雑怪奇なDVD Recorder事情故、Discへの録画という作業は忌み嫌われる作業として定着しつつあります。メカに詳しい人でも混乱するほどですから、普通の人には理解不能でしょう。それで、番組はHDDに録画してそのまま保存するというパターンが定着しつつあります。気がつけば奥様が録画したヨン様にHDDを乗っ取られたお父さんを知っています。これが現実...。
DualDisc The Curse Of Blondie(Silverline)他
 再生は両面とも問題ありません。Disc情報読み込み時とSeek時間が少し長いかなと感じた程度です。Disc自身が少し厚いのは判ります。端面の処理がいまいちできれいではありません。Labelによる違いがあるかもしれませんので、引き続き各社のDiscで確認する予定です。ちなみに、DV-S10A,DV-S747A,DVP-S9000ES全て両面共再生できました。P-2sではCD面の再生もできました。修理中に借用できたDV-50sでも手持ちのDiscは全て再生できる事を確認しています。DualDiscの再生に関してはさほど神経質になる必要はなさそうです。但し、Sony系(BMG系含む)のDualDiscのDVD-SideはRegion1になっているので日本のPlayerでは基本的に再生できませんので注意してください。UX-1でもかかりません。NonDVD Side(CD)は再生できました。これらのDiscはDVP-S9000ESではDVD Sideも再生できています。DualDiscもかなり購入していますが、DV-S747AのみDVD-Sideが再生できないDiscが数枚ありました。
 その後、Universal製、Rhino製のDualDiscを購入し、どのDiscも再生できる事を確認しています。今のところR1に設定されていてDVD-Sideが再生できないのは、Sony系列(RCA,MGMが含まれる)のみのようです。7/06頃からR0に変更されたようで、それ以降に発売のDiscは再生できました。
DTS CD Not Fragile,There's One In Every Crowd,Venus & Mars
 UX-1のDigital設定をNormal(Directに対して)にする事で再生可能です。Directに設定するとDecoderを通らない様でノイズが盛大に出てきます。この設定の時は、Muteをかけるなど対策してほしいですね。DVDのDTSよりもRateが小さいのか音質はDVDのそれよりも良くありません。音量も小さいです。Surround効果はありますが分離度がやや悪い様に感じます。既にDVDでDDやDTSのSurroundに慣れている人には少し物足りないと感じるでしょう。尚、Digital設定をNormalに設定すると音質は多少劣化します。手持ちのソフトではVenus & Marsが最も好ましいです。
HD DVD+DVD Twin Format Island with GONTITI
 HD DVDの発売に合わせて発売されたHD DVDとDVDとの両Formatが収録されたDiscです。今のところ日本のみの発売です。内容はほとんどがBGV的なものです。このDiscはUX-1では'NO DISC'と表示され再生できませんでした。P社のPlayerではどちらも再生できました。現在対策中のことです。(10/'06対応予定)Updateで再生可能になりましたが、時々読み込みに失敗します。
HD DVD+DVD Combo Disc 16block他
 HD DVDの発売に合わせて発売されたHD DVDとDVDとが各面に収録された両面Discです。今のところUSのみの発売です。両面共規格内に入りますから、再生できないという事は無いでしょう。特に問題なく再生できました。
HD DVD Keith Jarrett/Solo Piano Concert他
 かかったらうれしいけど、それは無理な相談です。
DigiOn Audio2(PC Drive)で製作したDVDA(DVD-RW)
 初めて試した時はDisc Errorと出て焦りましたが、Driveの再調整でその後は再生できています。それは-Rでも同様です。DVDAは市販の物よりも自作の物が徐々に増殖中です。ただ、気温の上がる季節になると最初にかからなくなるのがこのDiscです。
 2008年、松下のDriveで作成したDVD-Rで軒並み音切れや途中終了等再生に問題のあるDiscが頻発しました。まだ、調査段階ですがDriveとMediaの相性、書き込み速度等多くのParameterがあるようで、PCで作成したDiscは色々問題があるようです。DVD Recorderではあまり問題が起きないのに、不思議ですね。
 その後何度も格闘を続け、ようやく癖が判ってきて、どう対応すべきかということも判りつつあります。問題点を見ていきましょう。
書き込み用Drive
 今までのところ、DVD Recorderで作成したDiscで大きな問題は出ていません。但し、CPRMには対応していないので再生できるDiscが限られてしまいます。
 PC用のDriveはかなり相性があります。拙宅では、Pioneer製の古い(x4迄)Driveとはいまいち、Note PCの松下製Driveは確かに性能は悪いのですが、かなりの確率で音切れなどが起きてNGです。私からはこれとは言えないのですが、Teac製のDriveをお勧めします。そうすれば、問題が起きた時も交渉しやすいでしょ?確かに書き込み精度は高いと感じます。DVD-Rに書き込む際、書き込み速度は最速を設定する方が良いそうです。これは、メーカーがその条件で最適化しているからとのことでした。生Discは名前の通ったメーカーにしましょう。安かろうは悪かろうの結果になります。具体的には、TDK,That's,Maxell辺りまでです。三菱はかろうじてOKかも?それ以外は外すのが無難です。
容量ぎりぎりまで書き込まない
 私は貧乏性なので、できるだけ詰め込もうとしますが、そうすると音切れが起きることがあります。原因は、@生Discに傷がつきやすい、A書込み時にサーボが追従しきれない場合があるというのが考えられます。特にAは、書込みDriveがVRDSメカではないので、どうしても外周に行くほど書き込み性能は低下します。ですから、4.2GBまでは書き込みできますが、4.1GB程度までで留めておきましょう。UX-1自体もDVD-R/RWの読み取り性能は良くないので仕方ありません。他のPlayerなら大丈夫なのですが。
Digion Audio2の問題
 2010年になってようやく判りました。Digion Audio2で、DVD-Video Modeで書き込む場合、一つのIndex(DVD-AudioのGroupに相当)で124分10秒(96K/24bitの場合)以上のDATAが再生できません。Time Indexは表示されて進みますが、音声はMuteされてしまいます。SonyのDSP Chipの問題で解決できないそうです。Pioneer製のDV-S960辺りのPlayerでも同様の現象が出ます。Digion Audio2の生成するDATAに問題があるのですが、最近のPlayerでは問題のあるDATAは使わない方式に変わっているので、問題は起きません。DVD-Audio Modeでは起きません。
 UX-1で再生させるためには、@Digion Audio2で作成しないA一つのIndexで124分を超えないという方法で回避するしかありません。3枚組LPが対象になる可能性が高いですが、Disc毎に別Indexにするなどして対応します。面倒ですね。
Hybrid SACD
 このところ問題が多発しているようなので取り上げました。最初に問題が提起されたのは、DSoTMが発売されてからしばらくで、US版はチャック用Holeの周りにCrackが入ることが話題になりました。製造上の問題でCrackが入るそうで、他のDiscでもUS製でCrackの入るDiscが何枚かありました。DSoTMも含めて数枚持っています。これまで問題は出ませんでしたが、交換したUX-1では出ました。DSoTMの中間部辺りで音がとぎれます。再現もします。それまでは問題はありませんでした。これはFirmをVer.2.02に戻すことで起きなくなりました。同様に修復してもらったDVDも古いFirmでは正常に再生できるようになっています。気候が暑くなってくると、常時通電で読取Errorを食らうことがあります。PCで焼いたDVDA Discの次にErrorの出易いDiscです。
 加えて'ジャシンタ'等のHybrid SACDで再生できないなど問題が起きているそうです。調べてみると、Pit形状にも異常があるとか。どうやらDualDiscよりも再生に問題があるようです。気にしだすと、現象は起きやすくなるのか、DVP-S9000ESでも同様の現象(Player中にDisc Errorで止まる)が起きました。音がとぎれるとSeekを繰り返し結局Stopしてしまいました。SonyのPlayerにも嫌われるSACDのDiscっていったい...。気をつけましょう。
SVCD Coming Soon
 入手できないと思っていたので、対象にはしていませんでしたが、Writing SoftwareにこのMediaを焼くことができる機能があったので試してみることにします。SVCDとは、CD規格のDiscにMPEG-2のDATAを収録したDiscです。対応しているPlayerはあまり多くありません。UX-1も対応は表明していません。しかし、対応しているようだったので問い合わせをしたところ、再生できたという回答をいただきました。但し、上述の通り対応は表明していませんので、再生できなくとも責任はとれないとのことでした。可能性は高そうなので、暇をみて試してみましょう。他社のPlayerも対応は表明していなくとも、再生できるPlayerは意外と多いようです。使えるなら、さほど画質にこだわる必要のないLDのDVD(VCD)化に安価なMediaが使えるので有用です。

気になる中身

 内部の構成はDV-AX10によく似ています。内部は3分割されていて、正面左側に
電源関係、中央手前はメカ(Main信号処理部含む)、中央背面側は上がVideo出力基板、下にはDigital出力とWord Sync入力の基板、右側はAudio系が下にSurround系、上はMaster Clockの処理関係とFront Chの出力基板が配置されています。Mainの信号処理はDV-AX10ではかなり大掛かりでしたが、LSIの集積化が進みUX-1ではかなり小型化されてメカ部の下側に配置されているので上からは見えません。電源トランスはWEコア(?)のトランスが2個使われています。最終的に使用する電圧に落とすための三端子REGは各基板上に配置されています。回路構成もDX-AX10とは類似点があります。Audio部はPCM1704の採用などほぼ同じ構成です。AX10ではHI-BIT ICが使われていますが、音質改善に貢献してはなさそうです。Video部はUX-1は最新のLSIが使われています。DSD->PCM変換は、AX10ではDSPを使用、UX-1はSM5819で済ませています。Clockに関しては、AX10はAudio優先で44.1KHz系と48KHz系の水晶発振器(XTALと74HCU04で構成)がMasterで、27MHzはMasterからVCXOにPLLをかけて得ています。Audio優先の構成の方がClock系の回路はかなり複雑になります。Clock周りやDSPの使用とP社はかなり苦労してAX10を開発したなと改めて感心します。
水晶発振器
 調査の結果、KDK(九州電通)製のVCXO(25ppm品)である事が判りました。周波数安定度は同社のシリーズで最も良い25ppmです。(100ppmは周波数可変範囲でしたm(_)m)やはりVCXOで外部Clockが入ってきたらPLL回路で同期をとる方式のようです。Clock交換はどこかのShopがやりそうですね。X-01の(VC)TCXOはメーカーが異なるようです。
 PLL IC(Audio用Master Clock発生器)はRohmのBU2280FVが2個使われています。このICはP社のDV-S747Aでも使われています。747のMasterは水晶振動子で、ICの発振機能を使っています。詳細な回路構成までは調べていません。もう1個の周波数は、25.92MHzでPALモード用です。私ならPALモードは無しにして27MHzにより良い発振器を使用しますが。X-01では25.92MHzの発振器の替わりに27MHzのTCXOが使われています。単独動作のときはこのTCXOを使用し、外部基準信号を使用するときはUX-1と同じVCXOを使用するのでしょう。
 4%fsが下がるPAL ModeでBU2280FVが所定の性能を発揮できるのか不明です。同ICのDatasheetには入力周波数範囲が明記されていません。一般的にはJitter性能を重視すると周波数可変範囲は狭くなりますから、4%downの周波数で動作したとしてもJitter性能は疑問ですね。ちなみに、G-0(s)の方もPAL ModeではVTCXOが基準になりますから、Word Sync時も不利になりますね。そこまでしてPAL Modeを実現する意味があるとの判断ですが、マニアはPAL DVDしか観ないのかもしれません。内容を良く知っている映画だったら字幕が無くても大丈夫ですけど...。ちなみにPAl Modeをお使いのユーザーはあまり多くないそうです。
Audio基板
 機能は、Master Clockの発振器と管理、Word Sync関連のPLLなどの処理とFront CHのA/D変換が主です。Rear CH,Center/SW用信号はこの基板を経由して下のDAC基板に送られます。DAC部は、D/FとしてSM5847、DAC ICはPCM1704(Frontのみ2パラ動作で各CH2個ずつ)が使われています。
 残念ながら、フィルムコンやケミコン(ほとんどOSコン)はフォーミング部品が使われています。この辺で量販機器メーカーの製品だなと感じます。リードを短縮すれば更に音は良くなるのに...。数が多いのですぐに改造というわけには行きません。簡単に短縮できそうな数個だけ対策しておきました。...高級機だし。Rear&C/SWの基板は途中の仕切り板が外せず観察することができませんでした。ネジは全て外したけど、まだどこか引っ掛かりがあります。Digital信号は、Master Clock側の白いFlat Cableから来ているようです。基板横側にある白いFlat CableはRear&C/SW基板にDigital信号を供給しているようです。両コネクタの間にChip抵抗が5個並んでいる場所があります。ここに主要信号が並んでいます。BCK,LRCは共通で、Data信号が3set分(6ch)独立しています。3.3Vlogicです。5V系で使用するには、TTL入力のIC(74HCT244等)で受けるのが良いでしょう。信号Formatは前詰めでした。DV-AX10(後詰め)とは異なります。ただ、CDの時のみFormatが異なります。Slot数が変わってしまうようです。Decoderの仕様でしょうか。DV-AX10はこれをHI-BIT ICと称するLSIを追加してFormat合わせを行っています。Analog部と思われる回路にもOSコンが使われているのが気になります。ただ、Analog出力にOSコン臭さはあまり感じません。
 Front chの電源に関しては左右別電源になっているようで、電源供給Cableは独立しています。Rear&C/SW用の電源は、4ch共共通のようです。現物では確認していませんが、カタログの写真からそのように判断しました。
Video基板
 カタログ写真でも判るように、パターンやシルクがあっても部品が載っていない個所が沢山あります。EU向けのRGB出力用の回路用でしょうか?この基板のCostがほぼX-01のFront片ch分に相当する(UX-3とX-01の価格差\50K)はずなのですが。損はしていないよなあ。かなり背の高い電解コンが多数使われています。ぐらぐらしているので、半田を溶かして押し込んでおきました。その後Hot Bondも充填しています。Video DACはADV7314で216MHz/14bitと最新(当時)のDeviceです。但しこのDACを通るのはComponent出力のみです。また、交換後の最新機(?)ではVideo基板の回路も変わっているようです。赤いLEDが光っています。前はこんなの無かったよなあ。(点灯していなかっただけとのことでした)それから、ジャンパー線が1本追加されていました。
信号処理部
 この部分はVRDSメカの下側にあるので実際に目で観て確認することはほぼ困難です。MJ誌04/8号の記事の受け売りです。DVDAのDecodeをどのようにやっているのか等不明な部分もあります。
Servo DSP:RF AmpはCXD1881、Decoder(Discの情報を読み込むところまで)はCXD1885となっています。CXD1885というのは検索でも引っかかりませんでした。CD-DAのDecodeはここで行われているはずなのですが。どちらもSony製です。
MPEG2 Decode:DVDの映像のDecodeをします。三菱M65776で、Pioneerでも同じLSIが使われています。
Audio Decode:DDやDTSなど圧縮音声のDecodeを行います。YSS942(ヤマハ)が使われています。このLSIはAV Ampでもよく使われているようです。DVDAのDecodeはここでは行われません。M65776で行っているようです。
SACD Decode:SACDのDecodeはCXD2753Rしかありません。Watermarkの解読も行います。CXD1885の出力を取り込んでDecodeします。2751からADCが内蔵されたこと、Multi CH対応になったことが改善点です。
DSD->PCM Coverter:NPC社のSM5819AFでしょう。その後内部のアルゴリズムが改善された5819HQが発売されていますが、UX-1では使われていないと思います。(UX-3/X-03では使われているかも)。仕様では4fs(176.4KHz)出力までが可能ですが、UX-1/X-01では2fs(88.2KHz)が採用されています。なぜ、2fsでとどめたのかは不明です。D-01では4fsまで対応しています。単なる差別化なのでしょうか?
I/P Converter:カタログから、Faroudja FLI2310で間違いないでしょう。このChipの詳細は知りたいですね。初期のUX-1ではDCDiがOnの時の動作が正常ではありませんでした。ボケボケの画になってしまいました。この部分は一度新しいVer.にUpdateしてしまうと古いFirmに戻しても元には戻らないようです。

基準信号源(外部同期)の効果は?
 UX-1/X-01の評価の中に「G-0/G-0sは必須」といった記述を良く見受けます。元々はメーカーの戦略(TeacがG-0/G-0sを発売したおかげで、この手の基準信号発生器を作っていた他のメーカーが撤退したという話を聞いています)でしょうけど、ようやくJitter性能が真剣に議論される環境になってきたなあと実感します。私も是非試してみたいのですが、あんな高価な製品は簡単には買えませんし置き場所もありません。それではと、自作してみました。UX-1やX-01でWord Syncのボタンが青く(あるいはオレンジ)光るのは一つのステータスでありましょう。これはこれで気持ちの良いものです。電源の極性による音の影響は大きいです。違いを確かめてみて、良い方を選択しましょう。Surroundが非常に分かり易いと思います。極性が逆だとかなりモヤっとした音になります。
 Word Syncの入力コネクタですが、Cold側はシャーシGNDと共通のようです。(テスターで確認)GNDが共通になる事自体は音質に悪影響を及ぼさないのでしょうか?ちょっと心配です。また、UX-1入力インピーダンスが公称75Ωと低い(実測で約80Ω)ので、出力回路は工夫が必要です。
 知っておきたい事は、44.1/48KHz系のfsの周波数(周波数は高い方が良いらしい)を用いる方が良いのか、100KHz(OCXOを直接分周しただけの信号)の方が良いのかということです。実験された方は教えてください。(音声に関しては対応するfsの方が良さそうですけど)
 自作は5MHzを25分周+2分周して100KHz基準信号を得る回路を作成して接続してみました。半日ほど試聴した印象では、Focusがよりシャープになり、音の分解能が上がり立体感が増します。また、100KHzを入力したからか映像の改善が著しいです。DS9やVGRといった元がTVというさほど高画質ではない素材も見事な質感に変わります。反面、ST6はMasterのアラが見事に出てしまいます。Lord of The Rings(これのExtend Versionを使う人が多いですね)のような元々良質なソフトよりも、普通の品質のソフトの方が違いが分かりやすいかもしれません。また、CD Transportとして使用しても音は好ましい方向に変わります。
 その後、徐々に効果はより顕著になりました。SACDでもかなり立体的にきこえます。徐々に桃源郷に近づいているようです。特に変化の大きいのが、外部DAC経由のCDの音とDVDの画質です。Transportの性能は既にP-2sを凌駕しています。当初は併用も考えましたが、Word SyncをかけたUX-1の音の前にはP-2sの出番はありません。外部DAC経由のCDの音は内部DACのDVD-AudioやSACDの音よりも生々しいです。おかげでまたCDばかり聴くようになりました。聴いてばかりいないでDigital直出し基板を製作しました。DV-AX10とは信号形式が違うので前の基板は使えません。GNDの銅テープ追加もあるし作り直しです。画質に関してはStar Wars Episode 2が鮮烈でした。何と木目細かい画でしょう!!引いた画でも細部まで実にはっきり見えます。これではごまかしは利きませんね。これをDVI接続の26"画面に換えると画質の差というのはより顕著になります。Word Sync On/Offの差は、ディテールの違いに現れます。Offだと少しボヤケます。細部の様子が分かりにくくなり、色の鮮度もやや後退します。ただ、切り替わってからしばらくは安定しないのか効果が現れるまで少し時間がかかります。この基準信号はPAL Modeには対応していないので、拙宅ではPAL ModeでのWord Syncは使えません。
 Esotericさん来社時に拙宅の画質を観ていただいたときの感想は、「会社で観ているときよりも良好だ」というものでした。環境の違いを考えると、基準信号源の有無によるものが最も大きな原因と考えられます。全く同じPlayerに対して直接比較でなくとも判るほどの違いがあるということになります。やはりWord Syncの効果は非常に大きいということになります。

Digital出力の直出し製作記事はこちら
 UX-1のAnalog出力には早くも限界を感じ、Front ChはDigital出力を直出しにして自作DACと接続する事にしました。既にDV-AX10で実現していましたが、信号Formatが異なっていたので74HC595でFormatを合わせてやります。74AC74でRe-ClockとBalance出力を得ます。LRC,BCK,DATAはBalanceで自作DACへと送られます。念のため、DATA信号は74HC595のClear端子を利用してMuteをかけます。Mute信号はSM5847に供給される信号を反転して使います。DV-AX10ではこのMute回路を入れてもたまにノイズが出ましたが、UX-1では今のところ気になるノイズはあまり出ません。電源はAudio用Digital5Vの元になる8V電源をもらって三端子REGで+5Vを得ています。74AC74のみ三端子REGを分けました。消費電流は10mAも無いでしょう。
 Format変換に関して述べておきます。UX-1のメカから出力されるDigital Audio信号(観測点は、Audio基板のDamping抵抗前)のFormatは、DVD系・SACDは32slotで前詰め24bitです。CD-DAのみ24slotの後詰め(?)16bitでした。Formatが異なるので同じ回路ではCD-DAのみWhite Noiseになってしまいます。CD-DAはDAI経由でも良い音ですのでCDはDAI経由として、DVD系・SACDはDigital Direct出力経由で聴く事にしました。自作DACは後詰め24bitで入力されますので74HC595でDATA信号を8Cycle遅らせる事でFormatを合わせています。
 この回路の追加で、DVD-AudioやSACDも落ち着いて聴く事ができるようになりました。構成上は既にX-01よりも上です。これまでSACDの音に違和感がありましたが、この回路を通すとそれも解消します。これから先が楽しみです。ただ、音のレベルが上がると他の部分が気になりだします。Agingが進むにつれて桃源郷が見えてきたようにも思います。徐々に環境も整えています。
 Rear CH用のDigital DAI出力も追加しようとしましたが、物理的に入らず断念しました。Audio基板の上の空間があまり無いので、上のFront用基板(かなり小さく作ったのに)を入れるのにも苦労しました。これは今後の課題となります。

Version Upと仲間達
 気の早い話ですが、聞いてみました。Digital出力の追加に伴って、X-01並みの回路に変更してほしいという希望を書きました。回答は、「今のところ考えていない。ユーザーの意見を聞いて決定したい。」というものでした。DV-50なども'S'Versionができましたので、いずれUX-1やX-01にも'S'Versionができるでしょうけど、期待を裏切らないものを出してくださいね。
 iLinkの追加は容易に予想できますけど、多分それだけでは終わらないでしょう。どうやらUX-1は映像の方に注力されているようなので、Updateの開始時期が遅くなってしまうと1080p出力対応もしなければならないのではないでしょうか。1/05現在、まだUpdateのアナウンスが聞こえてきませんから、UX-1ではこれらの2点が対象となるでしょう。また、X-01並みのFront ChのAnalog回路への変更も可能性はあるでしょう。さて、どのような発表があるのでしょうか?
未来予測 10/06追加・修正しました。
 UX-1s(仮称)の発売時期ですが、'06年冬から'07春頃発表と予測されます。Audio DAC部は従来通りのPCM1704で落ち着いたようです。構成は変らなそうですね。Analog回路の構成はX-01 D2と同じでしょう。さて、Ver-Upの内容を予想すると、
0.メカ部は最新技術を導入して更に改善!!
 どうやらP-03メカが使われるようです。(X-01 D2と同じ) 1.Digital Video出力をHDMIに変更し、1080p出力を実現
 この部分に使用するLSIの仕様が日進月歩なので、採用するLSIのタイミングを見計らっているとのことでした。これなら画面サイズの変更も自動的に行ってくれそうです。
 HDMIのVer.は1.1以上でしょう。1.2ならSACDまで完全対応になります。1.3の可能性もありますが、元がSD信号の映像をScalingしているだけなので画質面でのAdvantageが必要でしょう。映像回路はP-03 Unversal相当でしょう。
2.iLinkによるDVD-Audio,SACDのDigital出力を追加
と予想されます。Clockの高精度化もやってほしいですね。DACの構成もできればX-01と同じにしてほしい。
 併せて新製品も投入されるでしょう。
D-05:UX-3/X-03用Surround DAC。Front以外の4ch分を実装。DAC ICは各CH Single PARA(Front ch並み)。D-03と組み合わせてHappy Life!希望はともかく、2chでリーズナブルなDACになるでしょう。
P-01 Universal:究極のUniversal Transport!VideoはP-03 Universalを更に改善。AudioはDAI,iLinkと独自規格のもの。電源は別筐体。価格は\2800K位に抑えてくれるでしょうか?DSD->PCM変換を搭載していれば多少高くても買うだろうなあ。
 勝手な予想ですが少しは当ってほしいですね。飽くなきEsotericの野望は今後も続くでしょう。
UX-1ltd 12/15/05発表
 UX-1もX-01行ったVersion UPと同じ内容でUpdateされたLtd版が誕生しました。詳細は下で考察を行っています。ちなみにiLinkは見送り。UX-1は生産終了となりました。でも、UX-1Ltdも限定生産です。
P-01/D-01 9/04発表
 兄貴分にあたる究極を目指した製品です。P-01はCD/SACD Transportです。D-01はDSDからPCM192KHzまで入力可能なDACです。ただし、モノラル!!今後Stereo Version(D-03?)も発売されるのでしょうか?X-01を買った人は悔しい思いをしているかもしれません。DACは同じくPCM1704を8個/ch使用しています。どうせだったら、TransportはDVD-Audioの音声まで対応(Universal Transport)しようとは考えなかったのでしょうか?どうせDigital出力なんだから、Cost Upの要因は少ない様に思うのですけど。PALモードよりもよっぽどニーズがある(確かに画質は魅力的だけど)と思うのですけど。DVD-Audioは仕様があいまいなので面倒だと考えたのでしょうか?Word Syncは48KHz系は勿論10MHzが新規に追加になりました。VRDSの円盤の色が変わっているので材質も変わっているようです。UX-1購入後すぐの発表でしたが、登録葉書を出すと直ちに資料が送られてきました。買い換えろという事?また、先行でTransportの発売を発表していたSonyに打撃になったでしょう。Transportとしての評価はどちらが上であるかは明らかですから。
 5/05にようやく試聴ができました。独占欲の強い客に待たされましたが、その待ち時間と実際に手持ちのSACDを試聴した結果はCostに見合う音ではないということです。条件は、Word Sync無し・Shopの切り替え器(コンポの組み合わせを自由に選べる)経由で、DC-330,A-60,S-9800(?:JBLの最新機種)で再生しました。選択の理由はこのShopで聴いたことのある機種だからです。待ち時間はGouldmund(音悪い)のPreにLinear TechnologyのPower(多分)と自作(JBL系)のSPで再生していました。この組み合わせだと音が伸び切らずにつまった音になっていました。私が試聴した時は、つまったという印象はなかったので、再生機器の選択の問題でしょう。さて、P-01/D-01の印象ですが、思ったほど情報量が多くなかったこと、Focusがかなり甘かったことでがっかりします。Shopの切替器経由(ついでに店の人も乗り気ではない)という条件でも、もう少しインパクトのある音を聴きたかった。この音ではとても\4400Kは取れないでしょう。加えて音楽を聴く喜びを感じることもできませんでした。Esoteric慢心の結果の集大成ということでしょうか。発売後あまり話題にならない理由がよく判りました。多分これを買うなら、X-01+G-0sの方がC/Pも高くて良いのではないでしょうか。もちろん、私はDVDA派なのでUX-1のTransport化をお勧めしますが...。

後になってVer-UPの効果を知ってからこのときのことを考えると、
@Agingが進んでいない(系列店を何店も回ってはいるが)
A店にやる気が無いので、再生系のレベルが本器に見合っていない
 (インコネ等のCableは安物、Shop自作の切替器経由でした)
BWord Syncがかけられていない(確認済)
ことが原因として考えられます。特にAに関しては他のメーカーの試聴会でも同様でしたので
これはAudio Union淵野辺店の問題でしょう。他のメーカーの方と本音で話したときも
その方が仰っていましたが、
Shopは何もしてくれないけどマージンは結構持っていく、とのことでした。せっかく苦労して用意した貸出機も
性能を出せない条件で試聴されてはその機器なりメーカーにはかわいそう過ぎます。このクラスの高級機を
聴く機会は一人当たりさほど多くないでしょうから、その一回の印象がその機器の評価の全てになるわけですから。
マージンをとって商売をしているShopなら、もっと積極的に仕事として取り組んでもらいたいものです。
X-03/UX-3 11/04発表
 弟分にあたり、Analog出力は2chに限定してSurround出力はiLinkで対応しています。VRDSの円盤もマグネシウムからジュラルミンに変わっています。弟分とはいえ、DV-50sよりも高価です。円盤の材質変更は音質に大きく影響しそうですね。マグネシウムは柔らかい音という印象ですから、ジュラルミンは堅いのかなと勝手に想像しています。他にもBridgeの肉厚が半分、ベース部のダイキャスト化といったCost Downが行われています。また、天板・側板もアルミから鉄に変更されています。(この変更はCost Upになったそう)メカ部のCost Downは音質に大きく影響するでしょう。DAC部はUX-1と同じだそうです。映像回路の無いX-03の方が\50K安くなっています。ちなみにこちらの資料は送られてきませんでした。買い換えの意味はありませんからね。04の暮れ時点でお店に置いてあるのをみています。お店の人の話では、商売になるのはこの機種からだそうです。どちらもPure Audio指向の人には受け入れられるのではないかとのことでした。2ch再生しかやらない人・SurroundはAV AMPのDACを使うという人向けの製品です。ただ、iLink入力を持つ高級DACが出てくれば地位が向上しそうですね。
 両機の音質差が大きい(X-03の方が良い)という評判を聞きます。これには少々疑問を持っています。多分試聴会等ではUX-03のVideoはOnのままなのではないかと思います。もう少し詳しく言うと、DVI出力も影響を受けます。ですから、純粋にUX-3とX-03の音質比較をするのであれば、少なくともVideo,DVIの両方はOffで行ってください。この条件であれば、音質差(本質的な部分の話です)はそれほど大きくないと思います。Video,DVIのOn/Offによる音質差は思っているよりも大きいと考えてください。
iLink入力はSurroundをやっている人には一般的な環境なのでしょうか?メーカー間での互換性はどうなんでしょうね?Surroundはともかく、2chでも高音質のDACが発売さればもっと普及するでしょうね。ところで、X-01/UX-1のDigital出力追加のVer-Upの話はどうなった?iLinkはともかく、他のVer-Up項目には期待しています。
 X-03はお店で少し聴きました。他の装置が違うし、UX-1のFront CHのAnalog出力はほとんど聴いていないので一概にUX-1とは比較できませんが、メカ部のCost Downの影響はありそうです。もちろん、DV-50sクラスまで落ちません。外部DAC前提でTransportとして使うなら、UX-3/X-03もそこそこのレベルと言えるでしょう。しかし、Transport扱いなら、UX-3の方が使い手があります。VideoもDVI出力ならUX-3もTransportですよね。
 ダイナのHPにUX-3/X-03のTuneを同店で行ったという記述がありました。UX-1/X-01もここで評価してもらっているようですし、Esotericの基準はこのお店ということなのでしょうか?最初は店主の気に入らない音だったのが、Tuneを行うと合格レベルまで上がったとか。いったい何を変えたのでしょう?部品を変えたとは思えないので、メカの設定を変えたのでしょう。それで音がガラッと変わるとは...。UX-1の音決めは最終的にどうやってなされたのでしょうか?
X-01ltd:一足先にX-01にLimited Versionが誕生しました。内部配線材やコネクタ・部品の見直しを行ったものです。内部配線といってもAnalog信号は内部配線を通らないので電源やDigital信号の配線ということになりますが...。UX-1は対象になっていません。:-< 内部構造はほぼ同じなのですけどねえ。
P-03/D-03 8/05発表
 05秋の新製品というのはこれのことだったようです。P-03はP-01の半額程度ですが、これはUX-1並みの価格です。やはりSACDまででDVDAには対応していません。画は出なくても構わないのでDVDA(orDVDの音声のみ)にも対応してほしかった。PCM->DSD変換とPCMのUp-Convert機能を搭載したそうです。電源とは一体型です。
 D-03は心臓部のDAC ICがAD1955に変更されています。DSD->PCM変換への批判に答えたということでしょうか?これで音はガラッと変わることでしょう。今までこの手のStereo DAC ICを使って音が良かったことは無いので期待できません。かなりSACDに日和った感じでがっかりです。私の予想が当たったのはStereoであることだけでした。ただ、PCMのUp-Sampling機能(P-03の場合CDのみが対称だが)はDAI出力でも恩恵を受けられるので意味はあるでしょう。
UZ-1/XZ-1 9/05発表
 05秋の新製品に続編がありました。VRDSメカではなくて、Pick-Up周りのみ流用(Esotericメカ)されているようです。操作性などの仕様はUX-1と同様と考えられます。DAC ICはCS4398となっています。UZ-1は\600KとそれなりのクラスのPlayerですが、魅力はあるでしょうか?Analog出力はFrontのみで、他はiLinkとUX-3と同じ思想です。また、Video出力はHDMIになりました。これのVer.は1.1だそうです。DVDA完全対応で、1.2ならSACDまで完全対応ということになります。同時発表のDigital Pre/Main Amp AZ-1はSurround用のAmpとして面白い存在になるかもしれません。
UX-1 Limited 12/05発表
 UX-1は生産終了となり代わりにX-01 Limitedと同様のVer-Upが行われた製品が発売されました。UX-1よりも50K UPですがUX-1をLtd仕様にVer-Upしてもらうと100Kかかります。主にAnalog系のVer-Upですが、MCK周り等Digital系もVer-Upされるようです。先ずはUX-1も見捨てられていなくて良かった。
 実機を見ると、Analog段(Frontしかみていません)はOPAが1段削除されています。削除できる部品は削除してSimpleにした方が音質的には有利ですから正解でしょう。この変更はSurround CHにも適用されているとのことです。CableはWord Sync用のCableも変更されています。Clock周りやVideo周りも多少変更されていると聞いています。Ver.UP後のUX-1は予想よりも遥かに画質・音質共に改善されています。
P-03 Universal 2/06発表
 P-03にDVDやDVDAの再生機能を持たせて、画も音もDigital出力(VideoにはRCAとConponent出力有)という仕掛けです。この仕様はEsotericの方に提案したことがあります。\1600Kで3/06発売とのこと。
こちらで買ったらどうしようかという算段をしています。SACDの処理が問題になります。CDにはUP-Convertの機能があることが明記されていますが、これはDVDAなど全てのPCM信号に適応されるそうです。VideoはAnalog出力も装備されているので、iLink対応のAV AMPがあれば、Surround環境も含めてかなりのレベルのAV Systemになるでしょう。本気でやるなら、D-01を6台とAMPとSPが3式必要になります。これを買うレベルの人なら、AV AMPを使うのはP-03 Universalに失礼でしょう。HDMIはVer1.1まで対応(DVDAはOKでSACDはNG)しているとのことです。Clock系はAudio中心(44.1K/48K系のClockからVideo系の27MHzを生成する方式)に変わっています。明らかに音質面では有利ですが、画がどの程度影響を受けるか、そして100KHzでのWord Syncの効果がどうなるのかが鍵になるでしょう。残念ながらEsotericさん来訪時にはここまで掘り下げられませんでした。
DV-60/SA-60 6/06発表
 前者はDV-50sの後継機で、HDMI出力で1080pまで対応。後者はSACDのみならずDVDAの再生までを対応したAudio専用機です。とりわけ後者は世界初の真のDVD-Audio Player(映像回路が無いもの)となります。メカはEsoteric製でVRDS-NEOのTurn Table以外は同じようです。よって、操作性などの仕様はUX-1と同様と考えられます。これにDV-50などで使われていたStabilizerと組み合わされています。価格も少し安くなっているのでUZ-1/SZ-1の立場が微妙になりました。Audio DAC ICはCS4398とのこと。RDOTやPCM信号のDSD変換機能にWord Sync機能も搭載されています。iLink搭載とDV-60はHDMIで1080p出力までが可能になりました。
X-01 D2 10/06発表
 先にX-01の後継機がInternational Audo Showで発表されました。最大の特徴は、デュアルDAC構成です。これは、SACDのDSDと称する信号はAD1955のDSD信号処理を、CDのPCM信号はPCM1704の従来どおりの信号処理を行うDual DACという方式です。どうやらDSD<->PCMの相互変換が可能な構造になっているようです。また、Analog回路の見直しも行われています。差動でD/A変換した後の信号処理を最後まで差動で行う回路に変更されています。メカはP-03のもののようです。(Turn Tableは黒く塗られています)価格は税抜きで\1350Kです。結局Esotericとしては両者の言い分を聞いて両方のDACを搭載することで決着したという事になります。その分Costはかさみますねえ。ここまでするなら、SA-60と同様にDVDAにも対応してほしかった。先ごろKiller Contentsと言われているThe BeatlesのDVDA(96K/24Bit/5.1ch)の発売が発表されたばかりですから。DVD-Pでも再生は出来ますが、D.D.音声になってしまうので、LPCMのSurroundを聴くにはDVDA Playerが必須です。
UX-3Pi 1/07発表
 UX-3SEのVideo回路を最新のVideo DAC:ADV7324(14bit/216MHz)、Scaler:ABT1018、I/P Converter:FLI2310を採用し、HDMIで1080p出力を可能にしました。また、UX-1には搭載されているRS-232Cの制御端子も追加されました。Ver.UpではRS-232Cは含まれません。UX-1,UX-3系のVer.Upも行われます。UX-1系は初めてiLinkが追加される事になります。悪く言えば延命措置、良く言えばAudio系の完成度が高いと評価できるでしょう。受け付けは2月から始まっていますが、UX-1系のVer-UP作業は3月下旬からに延期になっています。

UX-1PiへのUpdate
 Upgradeしてみると、予想以上に機能が充実しています。なぜ、このことをアピールしないのか不思議です。設定は、Clock Modeのボタンを使って項目送り、Track Jumpボタンで選択するという方法で行います。
1080p対応(HMDI化)
 このことは広告されています。HDMIの設定を'AUTO'にすると、W2600でも1080pになりました。他のRecorderだとW2600では1080p対応とは認識してくれないのに...。HDMI端子はDVI端子の代わりに設置されていますので、背面パネルごと交換されています。画面SizeはAUTOに設定すると自動的に変更されます。設定できる項目は次の通りです。
HDMI出力
 480iから1080pに対応しています。Autoの設定もあります。HDMI出力を切るのもここで設定します。
Aspect比
 Full/4:3/Autoの変更を行います。TV Sizeの縦横比は後ほど確認しておきます。場合によっては正しく表示されないことがあるようです。
Expand
 これは前からありました。W2600ではNormalではなく、Expandに設定します。
RGB/YCbCrの設定
 HDMI化に伴って色差出力も可能になりました。DVI変換するとRGB固定になるようです。
Deep Color
 対応するMonitorがまだほとんど無いからアピールしないのでしょうか?On/Offの設定が可能です。
Flame Rate Converter
 垂直同期周波数を72/75Hzにも対応できるようになりました。Film素材(24コマ/Sec)の場合、整数倍の関係になるので動きが映画らしくなることがあるそうです。これも対応するMonitorがまだほとんど無いからアピールしないのでしょうか?On/Offの設定が可能です。次の購入するMonitorのSpecにこれも追加しなければ。
PAL MODE
 これは当初からあった機能です。Menuで変更するようになりました。Clockを4% Downします。PAL版のうち、Film素材のものに対して有効にします。
iLinkの追加
 UX-1もiLink対応になりました。S400対応と最高Specになっています。設定は、やはりClock Modeのボタンを使って行います。拙宅では相手がいないので、動作などの確認ができません。Ver.は1.3AでSACD対応ではないかと思われます。違っていたら訂正してください。
P-05/D-05 7/07発表
 Video回路は無く、SACD/CD Playerの位置付けになります。P-05は、Turn Tableの材質をアルミに戻して、その分円盤状ではなく車輪のような構造にする事で重量と騒音を低減したようです。ウリは静音性。DVDAには対応していません。また、PCM信号を4倍までUp Samplingする事が可能です。D-05は、旭化成マイクロの32bit Stereo DACをCH当り1個(2para相当)している事が売りです。また、PCM->DSD変換機能も有しています。
X-05 11/07発表
 VRDS-NEOメカ搭載の一体型SACD Playerでは最廉価となります。P-05のメカが使われています。メカの違いは音に出るでしょう。音声出力は2chのみでDACは2ch DACのCS4398を片CHに1個ずつ(CH当り2para)配置されています。Word Syncにも対応しています。
P-03HD(仮称) 8/06追加:希望を込めて...
 これまでのUniversal Transportの機能に加えて、HD DVD/BDの再生も可能なVRDS-HD(仮称)メカを搭載したUniversal Transport界(?)のFlagship Model。出来ることは全部やりました。Esotericの技術と夢の詰まった超高級機です。P-03HD(仮称)の名前は未来永劫残るでしょう。価格はいつも採算ぎりぎりで付けています。高いかもしれませんが、サポート費用が半端ではないのです。(TransportなのでどのAudio DAC ICを採用するかで悩まずに済みました。重量はRD-A1の3倍ですm(_)m)(jacopasなら\2000Kを越えても買います!!でも、重量は2倍(30Kg)に抑えて)
G-0Rb G-03X 3/07発表
 Master Clockの新製品です。
G-0Rb:Master Clock界の最高峰 \1,417.5K也。
 G-0sではほとんど使われないと思われる10MHzの水晶発振器があったそう(存在すら認知されていない)を省略したそうです。その分、Rb発振器の精度UPや、電源周りや端子に物量が投入されています。また、表示機能がLCDに変りました。
G-03X:G-0の廉価版にしてG-25Uの高性能化を図った機器 \315K也。
 性能的にはG-0に近いものとなりますから、これが半額で手に入るということになります。でも、Jitter性能はG-0と同等では無いでしょう。それでもこの価格でMaster Clockが手に入るという事は非常に喜ばしい事です。特に自作派には持ってこいでしょう。Rb発振器も価格は低下する傾向がありますから、G-0s相当の機器を半額で実現する事も可能になります。内部に手を加える事も、この価格ならやりやすい(?)でしょう。
 で、私はどうするか?正直言ってG-0Rbがほしいです。P-03Universalの検討もあったのですが、その分をG-0Rbにつぎ込んでUX-1(Ltd)を延命させてHX-1(仮称)の登場を待つというのは現実的(?)かもしれません。マジで考えています。
HX-1(仮称) 8/06追加:希望を込めて...
 UX-1の機能に加えて、HD DVD/BDの再生も可能なVRDS-HD(仮称)を搭載したUniversal Playerの新規格Flagship Model。高画質マニアに御満足いただくために開発いたしました。SACDも再生は可能ですが、PCMに変換されます。DVDAも再生可能です。一体型Playerではこれ以上のことは出来ません。m(_)m

Firmware UpdateUX-1Pi:3.63 Latest Version:2.14(8/8/05) Previous Version:2.13
 5/06に発表された無償UpdateはVer.3.22だそうです。Updateの内容は、
・SETUP MENU内のDCDi回路の設定で「オート」を選択可能に。
 これでVideo素材の時のみDCDiがOn(Film素材の時はOff)になります。:Film素材でOnすると画がボケる対策
・一部のオーサリング上DVD規格違反のDVDV Discで再生時に音声が途切れる現象を改善
 これは'千と千尋〜'のDisc2で起きていた現象?
・DVDV,DVDA再生時のBASSマネージメントプログラムの変更
 SW端子から出力される音声のLPFをOFFに変更。:SW出力の時間遅れを最適化。Bass Managementは今Trendoらしい。
・OSD 表示言語にフランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、オランダ語を追加
 Video出力の設定はUX-1等の標準的な設定に戻るので、拙宅のようにW2600等画質改善回路を搭載していないMonitorを使っている人には個別の対応が必要。従って拙宅にはまだ送られてきていません。
文句も言っているからなあ。
 Versionの確認は、>>キーを押しながら電源を入れると表示されます。B/E **.**がそうです。その後、>>キーを押すとF/E 01.14 → I/F 32.05と表示されてもう一度押すと元に戻ります。さて、一旦Ver2.13に上がると完全にVer2.02には戻らないようです。DAI出力のfs表示バグは元に戻りますが、砂嵐の件は新しいVer.(つまり解決している)のままです。画質も元に戻りませんでした。一旦Ver2.03に変えてからVer2.02に戻すと画質は戻ったようですが、砂嵐の件は解決したままです。
 Esotericの説明では、CD-ROMで書き換えできるマイコンとできないマイコンがあるそうで、画質などは書き換え可能、Interface関係はできないとのことです。できない方のVer.は1.14なんでしょうか。
CD-ROMによるUpdateの方法
 FirmwareのUpdateは送られてきたCD-ROMで行う仕様です。これだと誰でもできますね。添付の説明書に従って作業を行います。最初に電源をOffの状態から始める事に気を付けましょう。一度他のDiscを再生してしまうとうまくいきません(No Discと表示)でした。Discをトレーに乗せてCloseボタンを押すと後は自動で書き換えが行われます。少し待たされます。書き換えが終わるとDiscが吐き出されますので、Discを取り出して電源をOffにします。その後、Stopボタンを押しながら電源を投入(つまり工場出荷状態に戻す)すると書き換えが正常である旨表示されて作業は終わります。工場出荷状態に戻ってしまうので、再度カスタマイズが必要になります。一番厄介なのは、SPの距離の設定です。どこかにメモを取っておくとUpdate後の作業が楽になるでしょう。Videoの設定を変えている人も同様です。
My Version
・現在のPlayerは最初はVer.2.13(NR=H)でした。PAL DVD再生時のノイズなど解決していない点があること、画質が初期のものほど優れていないことからVer.2.02に戻しました。しかし、DCDiをOnにした時の画質はボケていないですし、Monitorを後から電源投入しても砂嵐にはなりません。Tracking性能は古いVer.に戻っていますが、何の変哲も無いDiscでDisc Errorを食らうことがあります。画質も元のまま(新しいVer.)でしたが、一旦Ver2.03にしてから2.02に戻すと初期の画質とほぼ同じ(全く同じではないようなんですけど)になりました。DAI出力のfs表示はVer.2.02と同じく正常ではありません。B/E表示は2.02に戻っています。これは上述のように、書き換え可能なFirmwareとできないFirmwareとがあるとのことです。困るのは、できないFirmのUpdateには一旦返却しなければならないことです。重いのももちろんですけど、あのPlayerを箱に入れるのが大変です。
Ver.2.02:10/12/04
 OliviaのDADに対応(Track間の音切れ防止)するためのUpdate Discが送られてきました。このVer.が他のバグもFixしているのかどうかなど詳細は不明です。私の印象では、このバグのFixのみではないかと思っています。後の2.13ではTracking性能に問題がありますが、このVer.では、それらのDiscも問題なく再生できます。
Ver.2.03:11/24/04 但しNR=H NormalはNR=L
 2/05に調整に出した時、FirmwareもUpdateされました。UX-3との共用化が主な変更点とのことです。DVI出力に関するUpdateもしたと聞きましたが、私が感じている不具合(?)は改善されませんでした。Audio Muteのタイミングが改善されたようで、時々出ていたNoiseは出なくなりました。それから、DCDi設定をOnにすると解像度が極端に低下する現象も解消しています。その後のやり取りで、Noise Reductionの設定がH->Lに変わっている事が判りました。画質が以前ほどでなくなったのはこれが原因でした。Noise Reductionの設定をHにしたものを送ってもらいましたが、元と全く同じ画質にはならなかったのでVer2.02に戻しました。この時の画質の変化は驚くべきもので、やはり2.02の方が良いことは明らかです。他にも何か設定の相違点が有りそうです。画質以外にも不具合が起きたのですが、それらはFirmwareの焼き方が悪いのだろうというのがEsoの見解です。(同じ作業を4度も繰り返したので作業は慣れているし、表示も確認しているのだが)尚、本体の回路も改修されていました。ざっと観て気づいたのは、Digital Audio信号のDamping抵抗の前(効果不明)にパラ接続されているコンデンサが全て外されていました。多分他にもあると思いますが、詳しく調べていません。初期のModelをお持ちの方は不具合があったら一度返送された方が良いかもしれません。但しFirmは今の画質を気に入っているならUpdateしてもらわない方が良いかも。最新Firmでの画質は並のPlayer並み(但しScalingをしないMonitorで)だと思います。この画質ならUX-1の必然性は感じませんね。画質改善回路を搭載されているMonitorとの組み合わせではこの方が良いようです。
Ver.2.11
 詳細は不明ですが、小数点第一位が上がっていますね。通常のUX-1の現行Ver.はこれのようです。
Ver.2.13(W2600対応専用TEMP版):6/17/05 但しNR=H NormalはNR=L
W2600に対応。Monitorの電源を後から入れても砂嵐にならない。NTSC<->PAL切り替え時に出る画面のノイズを低減。(但しW2600の個体差等により画面ノイズは完全には消えない) DAI出力のfs情報が正しく表示されるようになった。再生時以外はDAI出力をOffしている。但し、画質は前のVer.と変わりません。(特別にNRは'H'にしてもらいました)Hybrid SACDの再生に問題が出たり、修復してもらったDVDにエラーが出る現象が出るようになりました。但し、SACDの音質に限って言うと、再生ができればこのVer.の方が立体感が出て良好な印象はありました。少し我慢しましたが、画質と再生性能の問題から、2.02に戻しました。

Ver.2.14(W2600対応専用版):8/8/05
 画質を旧Ver.に戻したというもの。実際には同じではありません。同等レベル以上という言い方ならYesです。ただ、画質調整が必要なこと、画面全体が明るくなった印象で、素人受けしそうな画作りになっている感じがします。見飽きないかしばらく様子を見てみます。少なくとも前のVer.のように観る気がなくなるような画質ではありません。また、Hybrid SACDの再生(PF/DSoTM)も問題ありません。
 このVer.は今のところW2600専用版とのことです。OEM元(?)のサムソンのMonitorにも使えるでしょう。W2600を使っているのは今のところ私だけらしい。
Ver.3.22:5/19/05発表
 UX-1/UX-1Limited/UX-3/UX-3SEに対して無償Ver.UPの案内が掲載されました。Updateの内容は下記の通りです。目玉はDCDiの設定に'AUTO'が追加されたことでしょうか?登録ユーザーには5/下から順次発送されるということですから、購入してユーザー登録していない方は登録しておきましょう。CD-ROMが配布されるので、添付されるであろう手順書に従ってUpdateします。作業の直前に一旦電源を切るのがポイントです。後は勝手にやってくれます。
DCDi回路の設定で'AUTO'の設定項目追加
 Autoを設定すると、Video素材の時のみDCDiが有効になるそうです。(Film素材ではOff)この設定はP-03 Universalには搭載されていました。
一部のDVD規格に反したDVDで音声が途切れる現象を解消
 これは'千と千尋〜'のDisc2で指摘されていた事項と同じ?
SW CHのBass Management Programの変更
 SW CHのLPFをOffに変更するそうです。LPFの遅延時間が最適化される効果があるそうです。Menuで切り替えできるようにしなくても大丈夫?Suround派には朗報?
OSD 表示言語に仏語,独語,伊語,スペイン語,蘭語を追加
 輸出品対応?
Ver.4.12:?/?/07?発表?
 未踏のVersion。DV-60で追加された機能の一部が搭載されるでしょう。

UX-1Pi Version:3/31/07?発表
 Pi Versionに合わせた変更が行われています。(Ver.3.63)HDMIとiLink関係の設定は、Clock Setボタンを押して項目を選択し、とTrack Jumpボタンで設定します。Word SyncのOn/OffやClockの4% Down(PAL対応)機能も同じ操作で設定します。Word SyncのOn/Offの設定がやや煩雑になりました。詳細は
こちらを参照願います。

お勉強、お勉強 経験と考察
 UX-1を使って経験したことから、判ったこと、考えたこと諸々をまとめておきます。
DVI接続での画質設定について
 NRの設定に関して経験したことから考察してみます。拙宅ではW2600でしか観ていなかったのですが、間違いなくNRは'H'の方が良好で、これはメーカーの方も認めています。一方メーカーが使っているMonitor(三菱の2010でしょう)では'L'の方が良好とのことです。DVI接続は言うまでもなくDigital接続です。さて、何が違うのでしょう?W2600のDVI接続は、もらった信号をそのまま表示(Down Scalingの場合はあり)するだけです。ですから、信号源であるPlayer側の信号が重要になります。一方、画質が命の高級Monitorは自身で画質改善すべくScaling等画質改善回路が搭載されていますから、もらう信号は素のままの信号の方が都合はよいのでしょう。お使いのMonitorがどちらなのか、確認をしてからどちらで設定を行うか決めましょう。
製造番号について
 訊いてみたところ、非常に単純な番号の取り方でした。最初の数字がLot番号、後の数字がLot毎のSerial番号とのことです。最初のUX-1は7Lot目の1号機でした。交換してもらったUX-1は10Lot目の30号機です。1Lot当たり少なくとも100台は作っているでしょうから、既に1000台は製造・出荷されていることになります。この価格帯の機器にしてはかなりの製造台数ですね。そういえば、UX-1は中古市場ではほとんど見かけません。
起動オプションについて
 特定のSWを押しながら電源を投入すると、何らかのModeに入るようです。残念ながらほとんど意味不明ですが...。しかしこの中に禁断のModeがあるかもしれません。SWは三つまで同時に押しながら立ち上げてみましたが、特に違いはありませんでした。R1のDiscはいずれも再生できませんでした。FirmwareのUpdateで動作が異なるようになったようです。
1.+Stopキー:Manualにも記載されているとおり、工場出荷の状態に戻ります。
2.+Word Syncキー:Initial Setと表示されますが動作の違いは不明です。
3.+Open/Closeキー:Panja Modeと表示されますが動作の違いは不明です。RS-232C経由で制御される規格のようです。
5.+Pauseキー:Vset NTSCと表示されますが動作の違いは不明です。
4.+>>キー:B/E 02.14(FirmwareのVersionです)と表示されます。この状態で>>キーを押していくと、F/E 01.14 → I/F 32.05 → 終了(元に戻る)と表示が変わっていきます。B/Eの表示は、FirmをVer2.02に戻すと02.02と表示されますからFirmwareのVersionに間違いありません。他の表示は変わっていません。
 但し、Ver-UP後は'B/E 02.14'の表示の後すぐに元に戻るようになりました。表示中に続けてキーを押すと送りになるのかもしれません。
長いエージング時間
 初期状態が悪いというわけでもありませんが、それでもエージングで音がどんどん良くなる様はある意味ゾクゾクします。私は04年の8/E頃手元に届いてしばらくは試聴の時だけ通電していました。その状態で暮頃まで試聴していました。3ヶ月位までは変化が大きかったと思います。そして、暮頃から常時通電に変わりました。この状態で今年のGWまで来ました。GW中にDiscを破損する事故が起きたので再度試聴時のみ通電(休日は朝電源を入れて夜電源を切る)することにしました。この頃になっても毎日音が良くなっていくのが判りました。その意味では最初のPlayerには愛着があります。その後6月に一旦Playerの交換がありました。メーカーで二週間ほどAgingしてもらったようですけど、上記のようにまだまだでした。この頃は既に暑い日が続いているので試聴時のみ通電の状態です。残念ながらすぐに本領は発揮されません。その後元のPlayerに戻ったので再度Agingを続けます。また、LimitedへのVer.UPもありました。その後は通電しっぱなしです。少なくとも半年は我慢が必要であると考えています。UX-1はAgingに非常に時間がかかります。焦らずじっくりとAgingしてあげてください。そうすればきっと満足のいく音になると思います。実際に所有してみると、予想よりもはるかに時間がかかります。
 また、Agingが終わっている状態でも電源を投入してから本来の性能を発揮するまでかなり時間がかかります。実際にやってみると3週間ほどかかるようです。これでは常時通電は止められませんね。
注:拙宅ではFront chは自作DACの出力を聴いています。従って、UX-1の音というよりはUX-1のTransportとしての音を聴いていることになります。それでもAgingこれほど長い時間がかかるということです。画質も同様に徐々に良くなっていきつつあります。

SACDのDSD信号のPCM変換
 当初のSonyの説明では、DSD信号はそのまま伝送して最後にAnalogに変換することで最大の効果を発揮するとのことでした。しかし、これを忠実に守っているメーカーはどれほどあるでしょう?当のSonyですら、NPC社にDSD->PCM変換LSIの開発を依頼したほどですから。Accuphaseも内部で実質のPCM変換を行っていますし、DSD/PCM両方に対応するDAC ICの内部もどういう構成なのかはよく判りません。内部でPCM変換を行っているという話も聞きます。元々DSD信号なるものが詭弁の塊ですから矛盾も多く出てくるわけです。X-01の音質がSACD Playerとして高く評価されていることもDSD信号の優位性が無いという事の証明になります。自作をする者にとってもDSDとPCMの両方の信号があることは厄介です。ですから、PCM変換を行っているDV-AX10やUX-1(X-01,X-03,UX-3)は自作派には歓迎される製品でしょう。Esotericは音質面からPCM変換を行い、PCM1704でD/A変換をしたと主張しています。私はこの選択は正しいと思います。Universal Playerの場合、DSD,PCM両対応のDAC ICを使っている製品はどれも感心する音がしません。発売当時試聴会で好印象であったDV-50も、UX-1を聴いた後に聴くと(この時はDV-50sであったが)あまりの音の落差にDV-50sを聴く気にはなれませんでした。DAC ICとしてはPCM1704は最高の製品でしょう。同様に、DVP-9000ES(Sony製でDSD用のDACを搭載)を少し改造してある程度満足できる音になりましたが、UX-1の音を聴いてしまうとDSD信号のありがたみもどこかに消し飛んでしまいました。結局、SACDがAudiophile向けにある程度認知されている理由は、Audio専用のPlayerを発売できなかったDVD-Audio陣営に対して、これを発売できたSACD陣営の戦略的勝利に過ぎないということです。純粋にAudioに特化したPlayerで両者を比較すれば、DVD-Audioの方が音質的に有利であることは、実際に聴いた方ならすぐに判ると思います。現行のDSD信号がPCM信号なら192K/24bit相当だという記述を見たこともありますが、これも大嘘です。単純に伝送Rateで比較するのが正しい判断につながると思います。DSD信号は88.2K/32bit、あるいは、176.4K/16bit相当です。以上、DVD-Audio派のたわごとです。

Version Upの内容を考察
 UX-1のLimited Version発表に伴って各仕様を考察することにしました。一部のHP(or掲示板)ではX-01Ltdにした方が音が悪くなるという趣旨の書き込みもあります。(私にはその人の試聴環境の方に問題があるのではないかと思えるのですが)確認するためにはUpdateするしかありません。私が気にするのはDigital信号周りのUpdateが主です。Surround系はAnalog出力を聴いていますが、こちらのUpdateは対象外のようです。さて、私はVer Upするのでしょうか?
1.主要な内部配線材に6N純度の銅線を採用
 Analog音声信号はPCB上のみにしか通っていませんから、内部配線材は電源とDigital信号(Word Sync用外部基準信号入力も含む)しか通らないでしょう。Digital信号はFlat Cableで引き回されていますから、ここまで変更されるかは疑問です。(問い合わせの結果変更されないとのこと)Word Sync用外部基準信号入力の変更は恩恵をこうむることが出来ると考えています。電源系の配線材は主にAnalog出力には効果ありだと思いますが、Digital用電源はどうなるのか気になるところです。このクラスの機器だと無視できる違いではないでしょう。
2.厳選された高品位パーツの採用とDAC周辺、出力段の回路構成をグレードアップ
 普通に考えると、DAC出力以降のAnalog回路の部品であるでしょう。当初はFront CHのみのVer.UPと聞いていましたが、実際にはSurround CHにも同様の変更がされたとのことで、Surround環境でも音質は大きく改善されています。
 問い合わせの結果、一部Master Clock周りと映像回路にも変更が加えられるそうです。これは朗報ですね。確かに画質の改善も顕著です。このクラスだと少しS/Nが改善されるだけでも画質の印象は大きく異なります。
3.ドイツWBT社のRCAジャック「nextgen」端子を装備
 Front 2CHとRCAのDigital出力がUpdateされます。Analog出力はともかく、Digital RCA出力は75Ωに整合されるということで効果は期待できます。この端子はCDを聴く時に利用しています。さて、その整合性ですが、P-2sでRCA,BNC,XLR出力の音質比較をしたことがあります。この時はXLR>>RCA>BNCという結果でした。意外と75Ωで整合が取れているはずのBNCの音は良くなかったです。この結果は某Highendの人が比較した結果とも一致しています。不思議な話(私は基本的にはマイクロ波の技術者)ですが、インピーダンス整合よりも重要な要素がDigital信号の伝送にあるのではないかという疑問は持っています。
 尚、交換されるConnectorには更に上のGradeの'Silver'があります。Digital用のConnctorは効果があるのかどうか試してみたいですね。

電源系統の見直し
 大食らいのA-50はできるだけ屋内用Breakerに近い位置から取るよう配置を換えました。同時にP-500に供給する電源とも分離しました。
 壁コンセントはBreakerに近い方の壁コンセントをOYAIDE製に変更しています。
 TAPはチクマ製が良いですね。壁コンセントはBaseを追加してソケット部を固定するアルミ合金削りだしのCoverに変更しています。Cableも新生Acro製に変更するなどかなりお金をかけています。まだAging中なので、結果は後ほど。
拙宅でP-03 Universalを使うために
1.仕様確認
 型番からしてP-03をベースにして、メカ部のソフト変更と、映像信号のDigital処理の基板が追加されたものということは容易に推測できます。電源も映像用に回路が追加されています。勿論、On/Offは出来なければなりません。
 Audio信号はP-03と同等、Video信号は1080pまで対応なので、Monitorの方もVer-UPが必要になります。Word SyncもP-03と同等(10MHz入力は無)となります。DAI出力がXLR(Balance)になることは非常にうれしいです。P-2sでBalance出力の優秀さを充分体感していますから。重量は32.5Kgと2.5Kgが映像周りの回路の重さです。大きさは予想よりも大きかったです。幅はUX-1等と同じ程度で奥行きがかなりあります。重さはさすがに一人で持ち運ぶのはかなり大変です。体を鍛えた位ではおぼつかないのでは...。(反重力運搬機があれば楽なのだが)尚、Clockは音声優先の構成に変更されているとのことです。
2.拙宅での使用条件
 現行のUX-1とVideo信号に関しては変わりは無いでしょう。Clockの構成がAudio優先に変わったので、その分増えるJitterがどの程度影響するかが鍵でしょう。将来Monitorを1080p対応のものに買い換える(ConnectorはDVI-DからHDMIに変わるが)程度(!!)です。問題はSurroundまで考えたAudioということになります。
・Front CH
 UX-1のDigital信号はBalanceで直出しして自作のDACに入力しています。この方式は継承したいです。問題はLRC,BCK,DATA信号が基板上に出ているかどうかです。DAC部を持つPlayerなら間違いなく存在しますが、Analogに変換する必要のないTransportとなると保証はできません。
とは言え、iLink出力を持っているし、DSDへの変換やUp-Sampling機能もあるので、信号は出ていると考えられます。探せるかどうかはまた別の話ですが...。
 それよりも問題はSACDのDSD信号がPCM変換されているかどうかです。P-03はSACDのためのTransportですから、PCM変換されている可能性は先ず無いでしょう。するとP-03 Universalでも搭載されないでしょうから、拙宅ではこのTransportではSACDは聴けなくなってしまいます。私はDVDA派だから気にしないはずですが、SACDは160Titleほどは持っています...。(音楽的にお気に入りは結構ある)
・Rear/Center/Sub Woofer CH
 これらの信号はDAIで取り出してやる必要があります。Center/SWはともかく、Rearまでは遠いですから。このための基板は作ったのがありますから、Formatを調べて合わせればOKです。UP-Sampling機能はOffにしておけば、基本的には96KHzmaxになります。問題は、受けるDACの方です。Rear用はとりあえずありますが、C/SW用はD-10(!!)しかありません。このDACを今更聴く気になれないし...。お気に入りのPCM1704-Kはあと4個あるのでこれでDACを1台作りましょうか?後は動かなくなったDV-AX10の基板を取り出してModifyする方法もあります。また、現在V-Systemで使っているDigital AMPをRear用に持ってくるか?Rearに置いてあるDACもVer-UPの必要があります。この辺は難しいところで考え中です。
・SACDの再生は?
 自作を前提とすると、P-03系ではかなり難しいことになります。可能性は、やはりDSD信号を直出しにして、手持ちのTDA1547(DAC7として有名)で変換は可能です。しかし、SACDのためだけに3台分を作る手間はかなりなものです。Front 2chだけなら面白いのですが...。(これはDVP-S9000ESに考えているのだが)SACDまで考えると、D-01を買ってそこから直出しにする?あんなのをどこに置く?考え始めると夜も眠れません。
 SM5819が入手できれば自作も可能ですが、今のところ扱っているShopはないようです。このIC自体はマイコンが無くても設定できるので、QFPの半田付けが出来れば自作可能です。(実はこれが本命だ)
・追加基板の実装場所は?
 Digital直出しの基板は、Digital出力基板の上に確保できそうです。Video系の基板はその下にCardタイプで挿入されるようです。これなら6ch分のDigital出力基板は入れられそうですが、DAI TXのICは余分が無いのでやりくりが大変です。結論として、P-03 Universalは拙宅では難しい?でも、SM5819さえあれば...。
・究極の解決法(?)
@上記の問題点を全て解決する方法が一つだけあります。D-01を一緒に買えばそこからDigital直出しが可能です。問題は置き場所と予算です。これも非常に厳しい...。
A第二案は、DACを全てDSD用のものに変更すること。内部でPCM->DSD変換をしてくれるので、変換後のDSD信号で共通化すれば同じDACで変換できます。この方法の最大の問題点は私のポリシーに反することです。詭弁の塊のDSDなる1bit信号(昔のデルタシグマと同じだよ)はまやかしですから簡単に妥協は出来ません。次の問題はその詭弁の塊を3台新たに製作しなければならないことです。音質の評価は出来上がってからなのでRiskも高いです。(SACDから読み取ったDSD信号をNoise Shaping無しで刄ーDACに入れても問題は無い?)
Bもう一つは逆にDSD->PCM変換をする方法です。これはDV-AX10のDSPを流用(2chのみ)するかSM5819を使うかしか方法を思いつきません。
3.100KHzでWord Syncをかけた場合の動作
 P-03 UniversalのClockは、Audio優先の構成であると伺いました。つまり、44.1K/48K系のMaster Clockを持ち、対応するClockを選択して使用します。その時、Video/Mecha系の27MHzはPLLで生成しているとのことでした。この構成からすると、単純に考えると100KHzのWord Syncを入れた場合は、27MHzを分周して位相比較するでしょうから27MHzの信号純度は上がりますが、Audio系のClockは何も変わらないということになります。もし、そんなお粗末な回路ならWord Syncの存在意義も問われかねません。まさか天下のEsotericさんがそんなことをしているわけは無いでしょう。では、どういう構成にすれば矛盾無く全ての条件でWord Syncが効果的に動作するでしょう?100KHzに拘るのは、拙宅では100KHzしか出ていないからです。
 最初はどうなることかと思いましたが、UX-1と同じくBU2280FVを使えば比較的容易に実現できるのではないかと考えられます。BU2280FV自体は位相比較用の被比較信号を生成しているだけです。BU2280FVの各Audio用Clockを分周して各Master Clockと位相比較を行い、誤差信号をBU2280FVのVcontに戻します。このLoopで27MHzは各Audio Clockと同期が取れます。外部からWord Sunc用のClockが入力された時、Audio用のfsであれば各Audio用Clock (VCXO)と位相比較を行い誤差信号をこのVCXOに戻します。100KHzの時のみ27MHzを270分周した信号と位相比較を行い、誤差信号をBU2280FVのVcontに戻します。これでVideo系とAudio系の両方に比較的容易にWord Syncをかけることが出来ます。

消費電流調査
 電流・電力計を借用できたので、その機会を利用して動作電流を測定しました。微妙な電流変化もモニターできました。詳細は後ほど一覧表にしておきます。おまけも入れておきます。判ったことは次の通りです。
・Mediaによって消費電流は変わる:Servo系の影響が大きいと思われます。可変BitrateのDVD-Vは電流値が一定にならないことからもそのことが判ります。DVDAは192KHzのDiscをかけたので、後でfs毎の電流値を測定すればよかったと後悔しています。多分、fsと消費電流とは相関があるでしょう。
・VideoはDVIのOn/Offでも電流値が変わる:Component等のAnalog出力とDVIのDigital出力とは独立して動作しているようですね。但し、DVIとComponentとは排他的に使う必要があったと理解しています。
・A-50は電源投入直後の消費電流が最大:電源投入直後は800Wを越えます。筐体(MOS FET)の温度が上昇するにつれ消費電流はどんどん減少し、380W程度で落ち着くようです。熱平衡後の消費電力ならPS-500でもまかなえる(他の機器は別)のだが...
・A-20Vは電源投入後の消費電流の変化は増えて減って:熱平衡に落ち着くまで減ったり増えたりを繰り返します。
UX-1(Ltd)の各条件における消費電力一覧:Vin=102.46V
MediaVideoDVILCDPower
[W]
Current
[A]
NoOnOffOff30.850.380
NoOnOffDim331.670.396
NoOnOnOff31.550.394
CDOffOffOff36.640.452
DVDA(192K)OffOffOff39.950.488
SACDOffOffOff37.850.470
DVD(PAL)OffOffOff36.520.454
DVD(NTSC)OffOffOff36.950.460
DVD(NTSC)OnOnOff39.900.493
各機器の消費電力一覧
機器条件Power
[W]
Current
[A]
Voltage
[V]
E-406On:30min69.60.88106.5
A-50On:10s5507.399.1
A-50On:10min3554.5101.6
W2600On:10s1551.55100
W2600On:10min148.11.4999.9
Kubota Amp
(DIY)
On:10s24.40.324102.8
Kubota Amp
(DIY)
On:10min25.60.333103.3
OSC 100K+27M連続運転11.480.142測定忘
DIY DACNo Signal26.90.393102.5
DIY DACSignal in27.320.396102.5
A-20VOn:10s1221.83102.5
A-20VOn:10min約184測定忘測定忘
A-20VOn:30min1512.06102.5
唸るトランス、怒鳴る親父:中村製作所(旧名称:アシスタンス・デザイン)
 一時期使っていた絶縁トランスは全て除去しました。原因は上記の通り、中村製作所製トランスの唸りと、耳が悪いにもかかわらず不良品を売りつけられた上自己中心的な対応で引き上げるという同社社長の人間性と能力に全く信頼が置けないからです。
経験とWEBにある情報をまとめますと、負荷の種類に寄らず、定格に対して10〜40%(VAではなくWで)程度の負荷で確実に唸りを発生します。また、しばらく使っていくと、一次側を接続しただけで無負荷でも唸りが発生します。2KWのは最初から出ていましたね。しかし、この唸り音は中村には聞こえません。傲慢で自己中心の性格故、聞こえないのではなく唸っていないと判断されてしまいます。領収書が無ければ現品を引き取っても代金は返却されません。更には納得して買ったのだから勝手から文句を言われる筋合いは無いと言われました。不良品の返品が一週間と極端に短いことと唸りの現象がクリティカルなものなのでこれを盾に返品を拒否される可能性があります。
 唸りは出ないと豪語する製品を購入したところ盛大に唸りました。メーカーの主張とは全く食い違っています。その原因は拙宅にここの社長が来たときにはっきり判りました。この社長の耳が悪くて唸っていてもその音が聞こえないということだったのです。私ならリスニングポジションでも気になる唸りがここの社長ならトランスの筐体に耳を付けてやっと判るというほど感覚が違います。自分に聞こえない音は他の人にも聞こえてはいけないようです。従って中村製作所のトランスは盛大に唸ります。特にAccuphase製を負荷に使うと顕著なようです。実際には他のメーカーの製品でも唸ります。拙宅でもW2600やパソコンなど何を負荷にしても唸ってました。それでもここの社長には聞こえないから製品としては正常だそうです。この社長が耳を付けないと聞こえない唸り音ならクレームすることは言いがかりだそうです。負荷が無くてもコンセントに挿すだけで唸ります。それは使い方が悪いからだそうで、使わないときは底面や背面の操作しにくいところに付いている'電源SW兼用ブレーカー'を切らなければなりません。そのことは取説にも書いてありません。おまけに「おまえに売った製品を全て引き上げる」と啖呵を切っておきながら金を返せと言うと「今日(GW初日)は銀行が休みだから返せない」と言う始末。「領収書を出さないと返せない」とも言われました。啖呵を切るだけなら誰でもできるけど啖呵を切ったのならそれだけのことはやってもらいたいものです。「また連絡する」と言うので何時連絡するのかと訊くと「判らん」と言って帰りました。その後小一時間ほどすると突然やってきて「金持ってきたから物と領収書を返せ」と言われました。何時来るのか聞いていなかったので探していないと言うと、「出すまでここで待っている」とまるで借金取りです。ここまで身勝手なメーカーの製品なんて誰も使いたくないでしょう。それにこれほどまでに耳の悪い親父の作った製品なんて信用できないでしょう?唸り音に関してはプロの第三者に聴いていただこうと思っています。まあ、聞こえない人の方がおかしいのですけど。ガレージメーカーの製品には十分ご注意下さい。話の長い親父につきあって長い時間を浪費したのと非常に不愉快な思いをした教訓がそれだけだとはあまりに高い授業料でした。
 音質に関しても、最初は改善されるのですが、しばらくするとなんだか音がおかしな定位をするようになります。その後は最初の音には戻らず、おかしな定位で音がころころ変わります。最初はどうしてこんなに音が変わるのか判らず悩みました。上記のトラブルがあって唸るトランスを全て除去するとこの減少は解消したので、中村製作所のトランスが原因です。唸るということは物理振動をしていますので、定常的に振動試験をしているようなものです。経時変化で性能が劣化することは充分考えられます。
 中村製作所に行くと毎回親父の自己満足の話を延々と聞かされます。どうやら自分(だけ)が優れているということをアピールしたいようです。それで、他社を散々けなすわけです。槍玉にあがった他社とは...。
Esoteric
 一時期一緒に働いていた調子の良いオジサン(何度か試聴会で拝見)が別会社を興したもので元居た会社を口撃していました。トランスのことが判っていないとか、筐体の設計がなっていないとか言っていました。P-0のトランスを自分が設計したものに換えると見違えるように良くなるとか、筐体のBase部を例のよく鳴く金属(トライアングルのような音がする金属)に換えると見違えるように良くなるとか言っていました。トランスに関しては、唸りと音質とのTrade offで苦労されていると伺っているので、中村製作所のトランスに交換すると唸るでしょうし、良いのは最初だけでしょう。Baseの金属は変な響きを追加するだけで逆効果だとその金属を使って感じました。感情だけでけなしているとしか考えられません。
Accuphase
 トランスの唸りで問い合わせをした際に、そのような苦情が来る人が接続しているのが同社製だから、ここの負荷(つまり電源トランス)に問題があるのだろうと言われました。結局負荷の問題ではなく、どんな負荷でも唸りましたし、同様の悩みを抱えている人の負荷は別のメーカーのAMPでしたから全くの見当違いです。人のせいにする前に自分の作ったものを確認しろと言いたいです。あの唸り方からすると、一次側の唸りは中村の耳には聞こえない、二次側の唸りはチェックもしていないということは明らかです。
Audio雑誌各社
 具体的には、「オーディオアクセサリー」誌には、広告を載せないと記事は書かないと言われたと言っていました。同誌は、私も知っている耳の悪い人(音量が大きいほど音が良いと思っている輩)が「耳の確かな**さん」」と紹介されていたので、判らなくはありません。「Stereo Sound」誌も同様に広告を掲載しなければ年末の行事にもノミネートされないと言っていました。他紙も程度の違いはあるが同じようなものだとか。でも、それを鵜呑みにすると、自分も広告を出して記事を書いてもらっているのでしょう?そしてそれを自社のHPで宣伝している。批判しておきながら自分も同じことをやっているのではないですか?
販売店各店
 金の亡者にとっては、販売店でマージンが取られるのが許せないそうです。「何もしないで金だけ持ってく。修理なんかみんなうちでやるんだ。」とか言っています。修理をメーカーがやるのは当たり前。店に置くということは、場所をとるわけだし、買う人がいれば対応するわけだしCostが発生するのも当たり前。売れない製品ならそれだけメーカーへの対応も厳しくなるだろうし、良い場所に置いてもらえないのも当たり前。売れる製品なら販売店から置かしてくれと言って来るでしょう。
Acoustic Revive
 4NのCableを6Nと偽って売っていると言っていました。私もロジウムメッキでは無い壁コンセント(金属表面を見ると明らかです)をロジウムメッキと表記して、しかも、価格を吊り上げて売っているのは見ました。それ以外にも、自分は何もしないで「共同開発」とか言っていると文句を言っていました。唸るトランスを唸らない(正確には、唸っても耳を着けないと聞こえない)と偽って売っているのとどこが違うのでしょう?あれだけ盛大に唸るトランスをCheckもしないで出荷しているではないですか!!おまけに唸るのは環境や負荷が悪いからだの一点張り。最後には「お前なんか客じゃない」という始末。人のことが言えるの?
 自分だけが正しいと思っているのは勝手ですが、世間の目はそれほど節穴ではありません。
なぜ、中村のトランスは唸るのか?
 結論は、中村の耳がトランスの唸りを聞き取れる能力すらないことなんですが、なぜ唸るのか、なぜ経時変化が激しいのかだけは考察しておきましょう。中村の耳では唸りが聞き取れないものだから、通常のトランスの製造工程を無視して必要な工程を省略している事が大きく影響しています。一番影響の大きいのは、コア部をニス等で固める工程を省略していることでしょう。固めていないから通電すると振動でトランスは唸る→振動で徐々に巻線は緩むでしょうから唸りは増加します→この悪循環で音質の劣化に至るという構図です。ろくにAgingもしないで出荷するものだから、客先で上記の悪循環が進行し、唸るトランスはその真価を発揮するのです。

Word Syncの同期のタイミングについて
 DynaのHPで、これはP-0ででしたか、G-0sでのWord Syncを取る際に釦を押すタイミングで音が変わるとの指摘があります。たまたま観ようとしたDiscの画質が良くなかったので、Word Syncの釦を押してみるとやはりOn/Offを繰り返すと画が変わります。最初の画はOffの時よりも悪かったです。何度かOn/Offを繰り返して一番良さそうなところで視聴します。その後自作のDVDA(KC/宮殿)を聴くとこれまでの印象とは異なりかなりきます。目の前に楽器の配置がくっきりと映し出されるようになりました。P-03 Univ.との比較の時はこのことには気づかなかったので、必ずしも純粋な比較はできていなかったようです。今後はWord SyncはできるだけOnのままで固定しておき、Offにした時は画質・音質を見ながら最適化する必要があるようです。
 問い合わせの結果、Esotericさんもこの現象の存在は認識されていました。原因はLock時の位相関係との推測で、これの予測の範囲です。この問題で最も最適値探しが難しいのは100KHz入力の時でしょう。各fsと100KHzとは同期は取っても位相差の種類は無限大に近い組合せになるでしょう。つまり、100KHzでWord Syncした場合は最適化が非常に難しいことになります。
 で、これをどうやって解決するかというとこれも非常に難しい。多分、VCXOの周波数可変信号(Vcont)をMonitorすれば良いのでしょうけど、Autoで最適化することは至難の業でしょう。オシロにつないで目で確認しながらOn/Offを繰り返すのが現実的な調整方法かと思いますが、これとて本当に現実的ではありません。今のところは目と耳で確かめながらOn/Offを繰り返します。

次に買うMonitorは?
 Ver.UPには1080p対応は当然と決め付けていますから、次のMonitorは1080pをそのまま(Dot by Dotで解像度が1920x1080以上)表示してくれるMonitorであることが必須です。また、できれば1080p/24Fにも対応してほしいですね。大きさは現行の26inch以上ということになります。TV TunerもSPもいらないので、これらはOptionであることが望ましいです。その分安くて軽くなれば言う事ありません。現在この仕様を満足してくれるであろうと思われるのは、DELL 3007WFP位ですが、DELLということで躊躇してしまいます。問い合わせても直接的な回答は一切もらえませんでした。どうやら「可能です」と答えると問題があった時の対応が厄介だし、「出来ません」と答えると買ってくれない恐れがあるから、「ご自身で御確認ください」という回答しか出来ないのでしょう。同等機種のAppleやQuxunの30inchはHDCP非対応の様(仕様にはHDCP対応と記載なし)ですから問題外となります。アイオー製は24inch(TunerもSPもいらないけど)だからもう少し大きなのが出るかもしれません。ただ、同社のMonitorはすぐに壊れたし...。もう少し待ちましょう。DELLは購入対象から外しました。
 ここで、Full HD対応の定義について考えておきましょう。私の理解では、「1080pがそのまま(Dot by Dot)表示できること」であると思っていましたが、実際にはこの限りでは無いようです。とりあえず1080iがそのまま表示できればOKのようですね。ただ、その仕様ではこの後長く使えないということになります。候補になりそうなのは次のとおりです。11/07に更新しました。技術の進歩は意外と早いですね。
・XHD3000(Gateway):1080pの表示は可能で、AV機器対応も謳っているようです。入力端子も豊富で、Deep Colorも対応しているようで、かつ、1600pへのUp Scaling(Aspect比を保つと水平方向は2844dotとなります)も対応とかなり期待できます。北米で発売が開始されたところ(11/07)で、JPでの発売が強く期待されています。

電源アースの共通化
 Monitor(W2600)の電源アースをPS-500と接続したことでW2600のコンセント抜き挿し時のノイズが出難くなりました。これに気を良くしたので、他の機器とも電源アースの共通化を行うことにしました。これで音質も改善されるでしょうか?詳細は次の通りです。
電源CableのUpdate
 これまで自作で使っていたCableはAcroの6N-P4020が中心です。これ以外のそれなりのCableでも2芯線がほとんどなのでアース線が通っていません。これらの線を3P線に換えなければなりません。
PS-500の改造
 PS-500の出力コンセントは二つが3Pタイプですが残りの三つ(Pitchが狭いので実質二つしか使えない)が2Pになっています。2Pのコンセントを3Pのものに交換する必要があります。
自作機器の改修
 これまで自作機器では電源のアースは特に考慮はしておらず、2Pのものばかりでした。唯一D-10の筐体を使ったMaster Clockだけは3P対応になっています。当面はDACの3P化が急務です。
困ったPS-500(Accuphase)
 こいつの中を見ると早速暗礁に乗り上げてしまいました。3P端子のアース線は全く使われていません。これでは電源アースの共通化はありえません。おまけに電源入力側のNoise Filterのアース端子も浮いたままです。ここだけは接続しておきました。他は怖いのでそのままです。PS-500V以降で改善されていれば良いのですが。PS-500はこれ以上使えません。

Media別のPlay Abilityの考察
 気温が上がってくると常時通電中のUX-1はPlay Abilityが低下してきます。その過程でMediaによって再生できる・できないという現象が出てきましたので、その頻度から順位を推定してみました。感覚的な面もありますが、傾向はつかめたと思います。
PC(DriveはPioneer製)で作成したDVD-R
 Disc Errorが起きる確率が最も高いです。但し、DiscによってErrorの出易いものとそうで無いものがあります。暑くなってくると'No Disc'とまで表示される始末です。DVD Recorder(DVR-7000)で製作したDVD-RではErrorは起きないので、Writingの条件に問題があるようです。通常はx2で書き込んでいるので、これをx1にして様子を見てみようと思いました。しかし、以前の音質比較ではx2の方が良かった事、x1だとPCがHang Upすることがあることから、x1は諦めました。当面はx2で書き続けるしかなさそうです。
Hybrid SACD
 UX-1に限らず色々問題があるようですね。次にErrorの確率が高いのがこのDiscです。SACD層が読めずにCDとして認識するという現象は起きずに'Disc Error'と判定されています。製盤にもよるようで、Errorの起き易いDiscと起き難いDiscがあると感じます。SACDも単層のDiscではErrorは出ていません。やはり二層化はまだ問題があるようですね。ただ、DVDの二層もの(大抵はこれでしょう)は問題が起きていないので、Hybrid SACD(CD層とSACD層)固有の問題だと思われます。
CD,DVD(A,V共),単層SACD
 これらはErrorは起きていません。DVD系の二層Discも問題は無いようです。

困ったPS-500(Accuphase)
 こいつの中を見ると早速暗礁に乗り上げてしまいました。3P端子のアース線は全く使われていません。これでは電源アースの共通化はありえません。おまけに電源入力側のNoise Filterのアース端子も浮いたままです。ここだけは接続しておきました。他は怖いのでそのままです。PS-500V以降で改善されていれば良いのですが。PS-500はこれ以上使えません。

UX-1(Ltd) Ver-UPの効果は如何に...
何が変わったの?
 内部をざっと見て判ったものです。
・Clock等の内部配線材が変更されています。Acro製のものなのでしょう。
・Front CH用Analog回路のOPAが元はAD製だったと記憶していますが、今回はB/B(Ti)製に変わっているようです。(元がAD製かは未確認)
・Front CH用Analog回路のOPAがCH当たり1個削除されています。少々段数が多いと思っていたので、この処置は良いのではないでしょうか?え、部品を抜き取られてお金まで取られるのは納得できない?うーむ。最初からLtdを購入すると差額が半分なのはこの辺が影響しているのでしょうね。
・Analog段のUpdateはSurround CHでも行われているとのことでした。
・ぱっと見た感じでは電源基板への変更は無さそうです。
 今回はVer-UPですので金ぴかのプレートはありません。
音質・画質の印象は?
 到着後5日目にしてようやく画を観ることができました。この時点でDigital直出し回路はまだ付いていませんでしたので、音はDAI出力を自作DACです。音の評価は後回しにして、画質の評価を行います。先ずは画質調整から。調整用のDiscでいつものようにUX-1側の画質調整を行います。これまではDefaultの設定値でほぼOKでしたが、Ltdは合わせ込みが必要なようです。Defaultの画は明らかに色調が淡いです。調整を終えて、見慣れたDiscをとっかえひっかえ観ていきます。最初にST7 GenerationsのPAL版を観ます。これまで無理やり解像度を上げたような画に見えていましたが、びっくりするほど生々しい画に変わっています。確かに一部の画(KirkのUPのところとか)で輪郭の強調が気になるところがありますが、全体的には驚くべき高画質で思わず声が出てしまいました。この後、Joan of ArcやSW Ep.IVにLoTR -Extend-などを観ていきます。Joan of ArcはS/N感がよくなった分、より立体感が増します。冒頭の急に森の中にいるJoanのシーンで違いがはっきりします。SWは元が良いので変化の度合いは少ないです。LoTR -Extend-は解像度の限界が見えてしまいました。他の作品に比べると少し解像度は低いです。また、どの映画でも特撮や合成,CGがより顕著に判るようになっています。特にあら捜しをするつもりは無くてもより目に付くようになりました。映画の最新技術を持ってしてもUX-1のは通用しないようです。画を観て感動するということはめったに無いことですが、その経験が出来ました。この画質を観られるだけでVer-UPの価値は充分あると思います。
 音に関しても改善は顕著です。拙宅ではFront CHは外部DACでAnalog信号に変換していますので、Transportとしての評価ということになります。
 一番改善の度合いが大きいのはCDです。fsの関係から高域の伸びには限界がありますが、音の実体感が格段に増しました。現在はP-2sの頃に試聴用で使っていたCDを再度聴き直しているところです。低域の音の切れも良好です。バスドラのドスッという音もリアルになりました。SACDの平面的な音はある程度立体的になってきましたが、Discによる改善度の違いが顕著になりました。だめなのはだめ、良いものは改善されます。DVDAは全体的に改善されますが、その度合いがDiscによって異なります。fsの高いDiscはまだJitterの影響が聴こえてしまいます。レベルは上がっていますが、Jitterの影響から逃れた192KHzの音が聴けるようになるのはまだまだ先のことだなと実感します。こんなことを感じられるほどVRDS-NEOの実力は高いということです。
 Surround CHはAnalog出力をそのまま聴いています。Frontも含めたSurround再生のレベルも大きく改善しています。何よりもFrontとRearとのつながりが良くなったことが大きな原因でしょう。特に映画のSurroundは自然にリスナーの周りを囲んでくれます。視聴会で聴いたAV AMPのレベルは遥かにしのいでいます。この音を聴けばSurroundをやりたくなる人も増えると思うのですけど。SWはほとんど音が出ていることを実感できませんでしたが、音が出ているときにバスレフの穴から風が出てくることで存在を実感できます。もう少し口径の大きくて良質なSPに換えると耳でも存在を感じられるでしょう。Centerは定位が良くなった為に台詞の位置がSPからに変わり、画面とはずれてきてしまいます。これは仕方ないのでしょう。MonitorのAMPとSPは使えるレベルではありませんから。これがDVDA等になるとFrontとのつながりもスムースになり、違和感はありません。見事な存在感を発揮してくれます。反面、Front/SW用AMPの限界も見えてきました。Digital AMPの自作を鼓舞してくれます。

致命傷!! VRDSから対策もせず!
 知人から、P-2sのトレーが開閉できなくなる問題を聞き、手持ちのVRDSメカ機を確認すると、やはりトレーの開閉ができなくなっていました。内部を見るとびっくり!製造の古いP-10(s)は2台ともゴムベルトは半分以上溶けていました。P-2sも変質が始まっていて、表面は濡れた感じで、ゴムは伸びています。安い材質のゴムを使っているのでしょう。詳細(Link)加水分解を起こしているとのことです。調べてみると、ネットでも多くの報告がされていました。Esotericは、VRDSメカ(CD専用の方)の修理は受け付けていないそうです。なんとも身勝手な対応ですね。更に、WADIAの供給しているメカと一部のメカはギアが使われているそうですが、そちらはギアが破損するそうです。ギアの材質も安物なのか、設計に問題があるのかは不明です。こちらも同様の身勝手な対応だそうです。
 そうすると、UX-1などで使われているVRDS-NEOメカも心配になりますね。すると、しばらくすると同じ現象が出始めました。
詳細
 つまり、VRDSメカでの問題を解決もせずに放置したまま、同じゴムを使い通い続けるとは、怠慢と言わざるを得ません。人は失敗するものですが、失敗から何も学ばない者は、愚か者です。勿論、会社も同じです。
 VRDS-NEOメカは修理するそうですが、\2万(税別)だそうです。リコ−ルどころか、己の怠慢を棚に上げて、高額な修理代金をふんだくるとは!しかも、また10年ほど経つと同じ故障が起きるのですが...。経時変化の少ないウレタンゴムに交換するのが良さそうです。詳細はこちらです。フラットケーブルも何度も抜き差しできない安物(修理の際にもこれらのケーブルも交換されてその代金を請求されます)当面は、フラットケーブルの抜き差しの必要の無い、上側のベルトの交換だけで、問題は解決します。

総括
 次世代DVDもBDが選択され、HV Softの普及が徐々に始まりました。日本国内では、Player市場というのが低迷していて、BD規格の画質を十分堪能するにはまだまだ時間がかかりそうです。その期待を担う本命はやはりEsotericのVRDSメカでしょう。VRDSメカは、音声のみならず、映像でもその優位性を実証しました。今のところこのメカを上回るメカは存在しません。ここでは、BD対応のVRDSメカへのFeed Backを目的としてVRDS-NEOメカの総括を行います。順次追加していきます
VRDSメカの音への影響効果大
 音に関しては、聴いてしまうと逃れることはできないでしょう。特にfsが高くなるほどその効果は顕著になります。今、192KHzの音を正しく再生できるメカはVRDS以外にはありませんね。できれば、Word SyncでClockの精度も上げましょう。これこそがVRDSメカの存在意義ですね。
VRDSメカの画への影響効果はあるのだが
 発売当初こそ、画質への効果も絶賛されたのですが、その後の信号処理LSIの性能の進歩の前にはその効果は霞んでしまいました。直接比較をすれば、画質の品格という部分で十分効果は見出せるのですが、価格差を考えると投資の効果は少ないかもしれません。この辺がBD Player版登場に待ったをかけているのかもしれません。っでも、この品格というのも知ってしまうと逃れられないものはありますが、画質の良いBDには適いませんね。
再生可能なDiscの種類DVD-Video系のDVD-R/RWはかなり見劣り
 CPRMに対応していないので、かなり制限を受けてしまいます。DVD-R/RWならほとんどがCPRM対応(地デジ、BD-Digital)ですから、ほとんどかからないという結果になります。また、VR Mode対応となっていますが、DVD-RW(CPRM非対応)のみで、DVD-RはCPRMでなくとも再生できません。今では1/100の価格のPlayerでも対応してますから見劣りすると言わねばなりません。これが災いしてか、後半は急速に萎んでしまいました。新しいメカでは対応せざるを得ないでしょう。
DVD-R/RWの再生性能原因は判っているので解決は容易
 市販のDVDの再生性能は抜群なのに、DVD-R/RWとなると急に問題が続発します。原因は読み取り信号の信号処理を行うDSP Chipの問題です。多分お手本にしたPioneerの747メカと同じものを使ってしまって失敗したのでしょう。Sony製です。次は評価の高い海外製のLSIを使うと思います。
BD用VRDSメカの開発はあるのか?現在不明
 このところ、映像系のPlayerは発売されていません。映像系撤退?という噂も信憑性があります。上記の通り、映像に関しては、さほどVRDSメカの効果が顕著ではなかったの、新たにBD用の開発は行わない方針かもしれません。少々残念ですが、会社の状態のこともあるので、無理は言えません。さて、本当のところはどうなんでしょう?