[致命傷] [総括]
UX-1の下 左:自作基準信号源 右:自作DAC
2008年夏現在のMy UX-1
修理から返って来たのですが... B/E:3.64 F/E:01.16 I/F:05.11
2009年も初夏を向かえ、拙宅のUX-1は例年の如くDVD-Rの読み取り性能が劣化しています。(上の写真も換えねば)これは、VRDS-NEOメカの性能と考えざるを得ません。毎年再調整をお願いしてきましたが、同じことの繰り返し。市販のSoftは問題無さそうなんですけど。また、さほど試してはいませんが、DVD Recorderで作成したDiscは、UX-1で読めない(実質Video Modeのみが対象です)ことは経験がありません。PCで焼いたDiscが毎回問題になります。DVD-R(RW)の読み取り性能が良くないのは、どうやらPick UpからのRF信号を復調・ServoをかけるICの問題のようです。Sony製のICは規格に対して余裕が無いのでCDでもDVDでもトラブルの元になっています。BD用のメカではこの問題を反省して、**-Rでも読み取り性能で問題の起きないメカの開発をお願いします。それから、そろそろBD用メカへの願いとこめて総括をしておきます。もう少しお待ちください。
Discがかかりにくくなった原因は、Pick-Upを移動させるギアの歯が欠けた事によるとのこと。これが原因でOpen/Closeの際にカタカタいうようになったようです。しかし、この音が聞こえるようになったのはかなり前のことでした。修理が終わって返って来ると、筐体をきれいにしてくれていました。設定も初期値に戻っていたので、Setごと交換されたのかと思ったほどです。きれいになって気持ちよく使えます。しかし、また新たな問題点が出てしまいました。今年('08)のレコードのDVDA化に使ったDriveはNote PCの松下製のDrive。これが曲者で焼きが甘いようです。再生に不良が出るのですが、現象が出るのはほとんど本機。DV-610AVでは皆無、DV-S747Aでは今のところ3枚出ていますが、本機だと60-70%の確率で音切れが起きます。現在対策を依頼していますが、まだ回答はありません。Desk Top PCのP社のDriveだとほぼこの現象は起きません。また、この夏はDiscが円盤にへばりつく事故が2度起きました。機器として対策はされていますが、100%安全ではないのがVRDSメカの宿命。私なりに考察してみると、
・夏場の暑い時期は起こり易い。
・PrintableのLabel面が白いDiscは起き易い。
・DiscをTrayに入れっぱなしにすると起き易い。
と思われます。取り扱いにご注意ください。
ようやくUX-1Pi用のDigital直出し回路を追加しました。PiになってiLinkが追加(背面板は交換されていますね)された事で、これまでの引き出しCableが使えなくなってしまいました。また、一部の信号の変更に対応するため、回路の変更と、Digital信号直出しの基板を外に出して新たに別Unitを製作しました。
外付けのUnitとして、置き場所の関係から薄型の筐体を考えます。ちょうど、古いSurround Processorの筐体が使えそうです。電源周りの基板以外を除去して、Connector基板の取り付け穴を開けて、準備を整えます。前面パネルのランプ類は電気の無駄&Noise源なので電源の接続を外します。将来のDSD信号等の場所も確保できました。電源は、±約26V(Un-Reg)と±15V(三端子REG)となっています。±約26V(Un-Reg)をAnalog電源、±15V(三端子REG)をDigital電源とします。Digital電源がMainになるので電源分配基板を追加します。
Digital直出し(Front CH)基板は前にUX-1に内蔵していた基板を流用します。今回はMuteをAnalog Muteに変更しました。Rear CHには自作DAC(PCM1702を4x2/ch+1使用で23Bit化)を、Center/SW CHにはAI-10を改造してDigital信号を直入力して試聴出来る様にしました。これでようやく完全Digital化が完成しました。Surround感は更に向上し、360°音の洪水です。ある程度堪能できるLevelまで来たと思います。
基準信号はG-0Rbに変更しました。Demo機よりもJitter性能は良好なようで、Demo機の時よりも効果が顕著です。この組み合わせで聴くCDの音といったら既にCDの範疇を超えた音がします。半端なSACDよりも良好にすら感じます。
視聴環境
システム構成図
Front
->電源Cable:6N-P4030 80cm←Oyaide 1.5mから変更
A-50の電源は、ChikumaのTapから取っています。(TX-1000X(CSE)アイソレーショントランス経由は止めた)
->Analog Cable:Zu CableのGede MK2 1.5m<-UX-1のAnalog出力はほとんど聴かないのでこのCableはほぼ使っていない
・Selector & ATT:自作(SeidenのロータリーSWにRMG抵抗のATT、SeidenのSW)<-06中にはBalance化したいのだが...
・DAC Unit:自作(AD1896で約211KHzへUp Sampling+PCM1704-Kx4x2でBalance→Trans I/V) 電源のプラグはCSE製にUpdateしました。
->Digital Cable:Van den Hulの75ΩCable 0.3m<-DAI出力を聴く時はこのCableを使ってDAI入力
DAC Unitとの接続はDigital直出し:CDも含めて全て直出しとなりました
->DAC直出しCable:自作のBalance Cable.ConnectorはDigital RGB用Connectorを流用 0.5m
->Analog Acrotec:8N-A2080 1mx2
・Power Amp:Accuphase A-50(TW)、A-30(WF) Bi-Amp駆動
->SP Cable:Acrotecの8Nと6Nの(WF側:6N-S1400、TW側:8N-A2080)1.5m程度
・Speaker:Tannoy Kingdom 12
Rear
->Analog Cable:Audio Quest製SP Cableで自作
->Digital Cable:VictorのVideo Cable3本でLRC,BCK,DATA信号を伝送。
自作DACでAnalog信号に変換します。
・Power Amp:Accuphase A-20V。PreはBoulder製。Balance接続です。
→将来はDigital信号を自作DACで受ける方式にしたいのだが..
->SP Cable:Acrotec 6N-S1010でBi-Wire 1mx2<-Pioneerの6NのStarquadタイプから変更
・Speaker:Tannoy Eyris DC-1<-B&W 2wayの小さいの(DM-601S2)+Tannoy ST-200
→Super TWの方が高い..。ある日、前面板が浮いているの気づいたのだが...<-内部のネジが緩んでいたそうで無償で修理してもらえました。
->電源Cable:Oyaideの3Pinタイプのもの。
第一印象→音質・画質評価
8/28/04に納入され、先ずは一通りの性能を確認しましたので、その印象をまとめておきます。かなり周りの環境の影響を受け易いようです。細かく比較試聴を行って、どちらが良いのか見極めていく必要があります。大変な作業ですけど、比較するとすぐに結果が出ますから分かり易いですね。その他気が付いたことが出たら順次追加しておきます。大きな効果のあった作業についてはここに列挙しておきます。この時点で毎日聴かずには居れない中毒性のある世界にはなっています。(社会生活上は良くない)
Word Sync:既に指摘されている事項です。違いを知ってしまうと元には戻れない...。Audio/Video両方に効果があります。(100KHz)
DVI-D接続:1080pの世界に突入です。SD画質を1080pにUp Samplingしても効果の無いSoftもあります。良質の映像だとHV画質と遜色のない画質を得ることもできます。
Digital直出し:改造になりますので本人の責任で。内部DACよりもGradeの高いDACを使えば当然音質は改善されます。X-01を負い越す事も可能です。改造しない人はVer-Upしましょう。Word Syncと外部DACが使えれば、X-01とはほぼ同等といって良いでしょう。
電源は入れっぱなし:年末年始に電源を入れっぱなしにしたところ、音質は更に良くなったので、その後は電源を切る事ができなくなりました。UX-1とDAC、それにこれらに電源を供給するPS-500は通電しっぱなしの状態です。しかし、かなり熱くなりますので初夏から電源の入れっぱなしはしないようにしています。一度Discが内部に取り残され傷だらけになるという事故があって怖くなりました。また、メカ性能が温度で変わるようです。最初のPlayerではCDの読み取り性能が温度が上がると劣化することが判明。交換機も同様で温度が上がるとDisc Errorを食らうことがあります。夏場は常時通電は避けています。
Firmwareは古い方が画質は良好:一度再調整のために返却した後帰ってきた時にはFirmwareはUpdateされており、画質は並の画質になってしまっていました。原因はFirmで設定するNRがH->Lに変わったためとのこと。新しいFirm(NRのみ'H'にしたもの)を送ってもらいますが、全く同じ画質には戻りませんでした。画質設定をを調整してかなり近いところまで行きましたが、他にも不具合があったので古いVer2.02に戻しました。このVer.なら、'リファレンス'のままで良好な画質が得られます。但し、FirmwareのVer.によっては必ずしも元に戻らないことが判りました。理由は、CDRでUpdateできる設定と、工場でしかUpdateできない設定とがあるからだそうです。但しこの設定はW2600というMonitor側で特に画質改善回路が搭載されていないものと接続した場合という条件です。つまり、UX-1の素のDigital出力の画質ということになります。
メカの再調整:電源を入れっぱなしにしておくと一部のDiscを認識しなくなりました。それで一旦返却したところ、メカの調整がずれていたとの事。再調整して返却してもらいました。その時はFirmware騒動で本来の性能が発揮できませんでしたが、Firmを古いものに戻すとメカ再調整の効果を感じる事ができました。なんといっても立体感のある画になった事がはっきり判ります。ここまで来ると画に関しては桃源郷と言っても良いでしょう。仮にどんなにつまらない映画でも画質さえ良ければ観ていられるほど惚れ惚れする画質です。音も当然改善していますが、こちらはもっともっと上を目指したいので満足しない事にしています。
その後DVD-RWが読み取れないという不具合が発生します。EsotericはPlayerごと交換してくれると言うのでそれに従います。わざわざ拙宅にまでお越しいただきましたが、映像関係の不具合は全ては解決せず。加えて、Hybrid SACDや傷を修復したDVDで不具合発生、おまけに長時間通電して温度が上がるとDisc Errorが頻発します。その後再度調整されたPlayerを元に戻してもらい一応の解決を見ます。対応は一生懸命やっていただいたと感じています。
外観
DV-AX10よりは一回り小さいなあという印象です。持った印象はUX-1の方が重いです。(5Kgほど重い)再生時にFLは消しますが、ボタンのランプはほとんど暗くならないので、明るさが目立ちます。FL消灯時はボタンのランプももっと暗くしてほしいですね。設置場所はこれまでDV-AX10を置いていた場所です。WakatsukiのAV用ラックなので設置場所としてはBestというわけではありません。脚の下に貼付けるフェルト状のクッションが付いていました。Updateするのに返却の必要はなさそうなので貼り付けました。このRackは少し鳴くので更に固めの薄いゴムを敷いています。
操作性
使いにくいとはいえ、P社のリモコンに慣れていたので、最初は少々面食らいました。しかし、Monitor無しでもある程度の操作はできるように配慮されているので助かります。2ch/5.1chの切り替え(Down MixのOn/Off)、Groupの切り替え(DVD-Audio用:P社でも可能)、再生エリアの切り替え(HybridのCD/SACD-2/SACD-5.1やDVD-AのA Part/V Part)はリモコンで簡単(但し再生中は変えられない)に操作できます。これはMonitor無しでも作業できるので助かります。Defaultは、SACDの場合Multi CH、DVD-AudioはGroup 1となっているようです。ですから、2ch再生をするためには一度リモコンで操作をする必要があります。せめてDefaultが選べると助かりますね。音声の2ch/5.1chは選べますが、これとエリア選択とは連動していません。
Resume機能は電源を切っても忘れないようVer-Upされています。細かなUpdateにも対応してくれています。
また、Menu画面上ではResumeは有効になりません。対応するにはCore Softの変更から
Setupに関して、Speakerの設定は、RearのL/Rchの距離が独立して設定できません。環境によっては困るでしょう。(拙宅は少し距離が違うのでRearは左右独立で調整したい。P社は可能。)距離はFront CHまでの距離を基準とした相対値ではなく絶対値を入力するので、計算する必要がありません。メジャーで実測してそれぞれの距離を入力します。拙宅では自作DAC内部の信号処理時間が少し長いのでその分(約30cm相当)を考慮しています。
反応は鈍いです。TrayのOpenボタンを押してから、Discが出てくるまで結構待たされます。これは、Pick UpがゆっくりHome Positionに移動するからです。また、リモコンの操作でも鈍さを感じます。一度何かボタンを押すと、その動作が完了するまで次の操作を受け付けません。これは今後イライラさせられるかもしれません。それから、リモコンのボタンは押し方によってはめり込んで戻らなくなることがありました。
リモコンに電池を入れるのにドライバーを使ってネジを2個外さなければなりません。めったに行う作業ではないですけど、使い勝手は非常に悪いです。(ネジを回す回数も多い!!)
音質総評
共通して感じる印象は、音の柔らかさです。D-70やD-50等の印象からしてもっとエッジの立った音を想像していましたが、全くそうではありませんでした。それから、音の安定感が抜群なこと。言葉で表すのが難しいのですが、聴いていて安心感のある音、ふらふらしそうに無い音という印象を持ちました。fレンジは音が締まったからか少し狭いかなあと感じました。しかし、Agingでこれも解消しました。但し、時間はかかりました。これは外部DACで聴いていても同様の印象です。電源投入からWarm Upが終了するまで2時間ほどかかります。平日はともかく、週末はPlayerは付けっぱなしにしておくのが良いでしょう。
購入から2ヶ月、Agingが進むにつれて音の柔らかさは増します。外部DACで聴いても同じ印象を持つようになりました。
これが3ヶ月経過すると徐々に低音が豊かになり出しました。ずーっと外部DAC経由で聴いていますが、それでも変わりました。AgingでDataが変わるとは思えませんから、Jitter性能が向上したと理解しています。この音なら不満はありません。視聴を中断して一旦Teacに返却するのは惜しい...。
不具合はメカの調整ずれだったそうで、再調整されて返却されました。数日で元の音以上になりました。ズレが修正された分音質も向上したようです。この効果は映像でも確認できます。
ところが、FirmをVer.2.14に上げると印象は一変します。やや固めの音に変わってしまいました。fレンジの拡大、音の密度感の増大と総合的には望ましい方向に変わりました。
CDの音:Analog出力で聴いて
このPlayerはメカの性能で聴かせるタイプですから、音質改善のための回路は特に謳われていません。CDの場合、DF(SM5847)の後PCM1704でD/A変換だけですから現在のDAC部の構成からするとCDには不利であると思います。出てくる音もやはりCD特有の間隔のある音(Sample間の音が聞えない)がします。CD Playerとしては少々聴き劣りがします。CDは外部DACが必須です。
CD Transportとして:自作DACでDAI経由で聴いて
エージングが進まないとだめかなと思っていましたが、結構がんばっています。印象はやはりP-70等新しいVRDSメカの傾向です。密度が高くエッジの効いた音という印象です。P-2sでは音場が奥に広がる印象ですが、UX-1は音が前に出てくる印象があります。(最初の印象はP-2sの方が好ましい)
これにWord Syncを追加しますと、Transportでも音質は一変します。音場が後ろに広がる傾向に変わり、Focusがよりシャープになり、奥行き感が増します。これまでCDでは無理だろうと思っていた顔や楽器の表面までが見えてくるようになりました。Word Syncの追加で最も効果があったのが外部DACで聴くCDの音です。音はSPの奥側に広がるようになったのは、私には好ましいです。前に出てくる音は前に出てきます。低域が締まりますので、コントラバスマリンバが見事に定位します。ZEP IV(RM)の音も再評価できるようになりました。Enyaの楽曲は、定位しないVocalと定位する楽器のコントラストがすばらしい!この時点でP-2sを既に凌駕しています。P-2sとの併用は考えなくて良さそうです。Digital直出し後も、極端にCDの音質が良くないとは感じられません。DVD-AudioやSACD優先の購入は変わりませんが、圧倒的所有数の多いCDはまだ死んではいません。(但し、直接比較は酷です。)尚、DAI経由のDigital出力はDown Mixされた信号が出力されているようです。
LimitedへのVersion UP後:上記の印象が更に進んだという印象です。今はこれまでよく聴いていたCDを再度聴き直しているところです。CDででも新たな感動が得られるということは凄いことです。
CD Transportとして:自作DACでDigital信号直出しで聴いて
PiからこのModeでも試聴できる様になりました。CDの音の改善の具合が一番顕著です。これならCDでもいいやと思えるLevelです。これはすごい!!更にWord SyncでG-0Rbを追加したらどこまで良くなるのか非常に期待しています。
SACDの音
最初はCDに毛が生えた程度の音しかしませんでした。そして、やはりPCMの音がします。最近DVP-S9000ESを購入してSonyの主張する(?)SACDの音を聴いてたので余計そう思うのかもしれません。X-01も音の傾向は同様だと思います。これまでDSD DACの音を聴いていた人がこの音をどのように感じたか非常に興味があります。巷のX-01の評価が非常に高い事が私には少し不思議です。
エージングが進んで徐々にこなれてきました。でも、PCMの音という印象は変わりません。UX-1(X-01)では、SACDは88.2KHzのPCMの音と等価と理解する事にします。これはこれで仕方ないでしょう。Word Syncの追加でかなり良くなりました。奥行き感も出るようになりました。しかし、Analog出力は上の外部DACで聴くCDの音ほどではありません。
PCM信号直出しして外部DACと接続(+Word Sync)すると、世界は一変します。PCMの音は拭えませんが、非常に良質な音に変わります。Pink Floyd/DSoTMも2chでずーっと聴いていたいと思うほど音が見えるようになりました。Heavy Weatherはやや希薄な音ですがシンバルの音は非常に気持ち良いです。私の思想に反してSACDには聴きたいContentsが多いのが癪ですが、これならあまり意識しないで買っても良いでしょう。
SACDの5.1ch音声ですが、臨場感に関してはDADに一歩譲るのではないかと感じます。どうも四角い定位(奥行き感が無い)になってしまっていて、感じるものがありません。ソフトによっては良好な定位を示すものもありますが。2ch再生でも、SACDは平面的に定位するソフトが圧倒的に多いです。その後の経験則ですと、日本企画のSACDは音質面で海外企画盤(発売との相関は無さそう)よりも良くないのではないかと思うようになりました。日本盤でも最初に海外で発売された盤は悪くないようです。DVD-Audioのソフトではあまりこの様には感じません。(むしろLabelの違いの方が大きそう)Mediaの違いが聞えているのか、DSD->PCM変換が災いしているのかは不明です。少なくとも拙宅ではDVD-Audioの方がSACDよりも好ましい音であります。
Playerの交換を行った後にSACDを聴くと以前よりも良好になっているように感じます。これまでは平面的で少し刺激的な音がしていましたが、刺激は減退して奥行きが出るようになりました。メカの調整に対して敏感ということでしょうか?
LimitedへのVersion UP後:ソフトによる音質の違いが顕著になりました。良いか悪いかがはっきり別れるようになりました。それでも平均レベルは上がっていることは確かです。PoliceのBest盤のSurroundがこんなに楽しいとは思いませんでした。
DVD-Audioの音
第一印象はさほど悪くありません。DV-AX10よりも安定感のある音です。まだ曇りはありますが、見通しはUX-1の方が良好です。Agingでどのように変わっていくのでしょうか?また、Rear chの音が思いのほか良好です。これまで聴いていた自作DAC(AD1896で約105KHzにUp-SamplingしてPCM1702-K 4パラ/ch:Prototype機)の性能がいまいちという事でしょうか?自作DAC改善の必要を感じました。
一点気になったのは、Tublar Bells 2003のBassの音の移動が何かおかしいことです。DV-AX10ではBassの音は周りをくるくる回っていましたが、UX-1ではおかしな動きをしています。後ろに回ってから急にCenter chの方から聞えてきます。もしかしたらその下に置いてあるSW chから音が出ているのかもしれません。低音成分ですから。接続はCheckソフトで正しい事を確認しています。原因を究明する必要がありそうです。(未だに解決せず)概略、2chよりも5.1chの方が音が各chに分散するからなのか、聴感上は好ましく感じます。
Word Syncの追加により、曇っていたEagles/Hotel Cariforniaは少し晴れた印象に変わりました。Doobie/Captain & Meは外部Clockの追加後1日経過すると良くなりました。それでも外部DACの必要性を感じます。SACD,DVD-Audio共に内部DACで聴く限りは、Word Syncの効果はCD Transportでの変化の割合よりは小さいと感じます。
PCM信号直出しして外部DACと接続(+Word Sync)で当面は満足できる音になりました。ソフトによる音の違いがはっきりと暴かれてしまいます。制作者の意図する音がどんななのかが非常に良く判ります。再生系の音というよりもソフトの音が聴けるようになりました。これは非常にうれしい事です。
Agingがかなり進んだと思われる12月に比較してみますと、DAD/Hotel Cariforniaの音はDADとしてはいまいち(音が団子の印象)に対してDAD/Captain & MeはDADらしい空間表現をしてくれる音に変わっています。HDADでは真の192KHzの音を堪能できるようになります。現行のPackage Mediaでは最高の音でしょう。
LimitedへのVersion UP後:SACDと同様の印象を持ちますが、悪くなったと感じるソフトはあまりありません。平均レベルの上がり方はDVDAの方が遥かに大きいです。
画質総評
画質の優秀さは第一印象(S端子経由)から変わりません。これにWord Sync(100KHz)を追加すると更に鮮鋭感が増します。そして、DVI経由720pで観るとこれはHi-Visionの画質にかなり近い質感にまで到達してしまいます。これを観てしまうと映像作品に対する考え方が根本的に変わってしまいました。恐るべき高画質と断言できます。ただ、細かい粗までさらけ出してしまうところは今後の課題でしょう。音と同じで画に対しても作り込みは必要ではないかと感じます。また、音声と同様電源投入直後の画質はあまり良くありません。修理・Update後、Agingでも改善しないので問い合わせると、設定が変わっているとの事で元に戻してもらう様お願いしました。背景のノイズが顕著ですし、画の粒子がかなり粗くなったように感じます。この画ではDVDを観る気が起きません。どうして画質が悪くなる変更を行ったのかが不可解です。目の悪い評論家に何か言われたのでしょうか?一部で固体差が大きいとか、画質に関して低い評価がある事も聴きますが、これはFirmの違いではないかと思います。現在は、FirmwareをVer.2.02に戻して画質設定は'リファレンス'で観ています。この画はずーっと観ていたい画です。NRを元に戻したFirmwareも送ってもらいましたが、Ver.2.02の画質とは少し異なるものでした。画質が良くなるとそれだけ周辺等他の機器の環境条件の違いも顕著に判るようになります。Monitor(W2600)の電源Cableを、UX-1付属のCableから6N-P4020(長さは2/3程度)に換えただけでも画質は改善しています。面白い事に、ソフトによって改善の度合いが違います。PAL版ですと、Joan Of ArcやThe Lord of the Rings -Extend Edition-は改善が顕著です。AlienやT2等はあまり変わりません。
Firm Ver.2.14では全体的に画が明るくなったと感じます。その分Defaultからずれてしまっていて、Check Discで画質調整が必要になりました。しかし、調整を行っても明るめの画という印象は変わりません。
DVD-Video
購入当初のS端子経由の17"液晶Displayから26" DVI経由への変更でVisualに対する考え方が大きく変わってしまいました。拘る拘らないという以前に観て判ってしまうことは無視できません。DVI経由の画質はそれほどすごい潜在能力を秘めていると思います。ちなみに、S端子やコンポジット端子の出力は、Decoderの出力をそのまま出しているだけで、Featureで語られるDAC ICなどとは無縁の世界です。
S端子経由でも画質は最初からかなり優秀です。'千と千尋〜'は赤くなく、思わずきれいと声が出るほどの高画質。'Die Another Day'もFilmの質感が良く出ています。大した視聴環境ではありませんが、画質はかなり良さそうです。DVDVもDAC経由で聴いた方が好ましいです。Surroundで映画を観るのはこの環境で十分です。
2層Discの切り替え時間は、P社よりは、少しましかなという程度です。ほんの一瞬ですが止まります。この切り替わる場所はSoftで十分吟味してできるだけ目立たないところに入れてもらいたいものです。セリフの途中なんて興ざめもいいところです。
100KHzの基準信号(Word Sync)を入れてやると、画質の改善が著しいです。特に高画質との評価はないSTのTVシリーズBOXの画質がFilm調にまで進化したので驚きました。Star Wars Epidode 2の画質にはぶったまげました。(慣れてしまうとそれほどでもないのですけど)これほど綿密な画であるとは思いませんでした。S端子でこの画質なら、DVI入力ならきっと...と夢は膨らみます。
W2600の導入でDVI経由で接続できるようになりました。各種設定を試してみましたが、拙宅では720pのExpandが一番良いです。1080iではディテールのざわざわ感が気になります。黒レベルはExpandにしないと黒浮きが気になります。720pの画質は既にNTSCの限界を超えていて、Hi-Visionに近い質感です。Detailにまでの拘りがされていないのが残念です。作り込んだ画質ではなく、できるだけの事をやったらこんな画質になったという感じです。これは今後の課題でしょう。それでも余りあるほどの高画質は映像作品に対する考え方を根本から変えてしまいました。DigitalはAudioのみならずVideoでもJitterには敏感だと感じます。
その後のFirmwareのUpdate騒動で判りましたが、Beginner's Luckの側面もあるかもしれませんが、最初に作り込んだ画が最良ではないでしょうか。この画こそが他のPlayerの追従を許さない画だと思います。新しいFirmの画は並みの画で魅力は全く感じません。W2600の電源Cableを換えると更に画質は向上します。
480p,720p,1080iっていったい...
# BS-D Tunerの画面表示は、525p,750p,1125iと表示されています。
# 違いを調べてみましたが、結果は表現の違いである事が判りました。
# 前者は有効走査線の数を、後者は全走査線の数を表しています。
# 後ろのiは'インターレース(飛び越し走査)'、
# pは'プログレッシブ(ノンインターレース):順次走査'の意味です。
# 画素数は、480p=720x480:31.5KHz(現行NTSCは480i),720p=1280x720:45.0KHzD4),
# 1080i=1920x1080:33.8KHz(Hi Vision,D3)となっています。
# D5端子やHDMI端子では1080p=1920x1080:67.5KHzにまで対応しています。徐々に対応機種が増えてきています。(10.06現在)
# 上記の周波数は水平同期周波数で、垂直同期はNTSCでは60Hz,PALでは50Hzと考えておけば良いでしょう。
# UX-1のDVI出力でもっとも高画質が期待できるのは、720pという事になり、実際と一致しています。
# DVD PlayerでProgressiveをOnにすると480p(D2)、Offだと480i(D1)ということになります。
LimitedへのVersion UP後:Agingに多少時間を費やしますが、改善の度合いは意外と大きいです。拙宅では100KHzでWord Syncをかけているので、そう感じるのかもしれません。特撮であることをいやお無しに教えてくれるほどの高画質と言っておきましょう。
PAL DVD・・・所有DiscのReviewはこちら
最初は味見でST IX-叛乱-とSW Trilogyを買いました。とりあえずの画質チェックはFTD-W17VSにS端子経由で行いました。PAL->NTSC変換をOnにすると、画面が下の方に移動してしまって画面の下が切れてしまいます。PAL->NTSC変換はOffだと正しく表示されます。また、PAL Mode(4%down)ではS出力はoffされてしまいます。PAL->NTSC変換は既存のMonitorとの接続でのみ意味のある設定なのでしょうか?。DV-S747AはW2600(PAL対応)とD端子経由(D2)で特に何もしなくとも正常に表示されています。画質は確かに優秀です。それは747で観ても判ります。PAL DVDに惹かれる人の気持ちはよく判りました。PAL DVDを通常(NTSC)Modeで再生すると音程が少し(4%)高くなるとの事でしたけど、映画ものではあまり気にはなりませんでした。直接比較(Mode変更)をすると音程が変わるのが判りました。計算すると平均律(Octaveで周波数2倍)で半音当たり8.333..%なので約Quater Toneのずれということになります。絶対音階を持っている人には気持ち悪いかもしれませんね。音楽ものは要注意でしょう。W2600とのDVI経由での画質チェックはやはり優秀です。拙宅ではPAL Mode(4%down)にするとWord Syncがかけられないので映像が少しぼやけてしまいます。画面の表示位置は変わりません。音程も気にならない(見慣れたソフトは最初気になります)のでPAL Modeは使わないでおきます。画質の優秀さから、LDで持っていてお気に入りの作品はPAL DVDが安ければ集めたいと思います。
PAL ModeでのDigital出力がどのようになっているのか気になります。構成からするとMaster Clockが4%低くなっているので、DAI Digital出力も4%downになっているのでしょうか?そうすると、DAC側は4%downには対応できないと思われます。確認してみると4%downにしてもDigital出力はされており、DACでも受信できました。音程はちゃんと変わっています。さすがです。
DVP-S9000ESはPAL DVDの再生は拒否します。PAL/NTSCのチェックも行っているようです。今となってはこの仕様は仇となりますね。
Agingがかなり進んだと思われる12月の印象は、日本盤とPAL版の画質差がかなり気になるようになったということです。直接比較できるソースは持っていませんが、総じて日本盤は画の輪郭が甘く実在感が希薄です。それに対してPAL盤は音の輪郭が自然で、かつ、表面の質感が抜群で実在感があります。これがなんの変哲も無い通常盤でも感じられるのですから、日本盤を買う気が失せてしまいます。但し、PALなら無条件に良好かというとそうでもありませんでした。AlienのBox,Teminator Box,STX Nemesisは満足できるものではありませんでした。これまで観た作品の中では、Star Wars Trilogyの一作目-New Hope-が最高画質です。それに次いでST IX-叛乱-が優秀です。最初に買った2Titleが現状では最高画質のものでした。
注:PAL DVDはPlayerが対応していてもMonitorが対応していないと正常に観る事ができません。普通のTV等と接続すると縦に長い画になり色が付きません。拙宅では、Profeel Pro(S端子経由)では同期は何とかとれるが色が付かない、日立の安いTV(D1経由)では同期がとれませんでした。
DVD-R(Video)
これは実質DVR-7000のEncoder性能の評価という事になるでしょう。入力はAnalogのみ(iLinkはSourceが無い)です。BS-D(Sharpの安いTuner)の録画を観てみましたが、画質・音質共にDVDとは比べ物になりません。VCRよりはマシなんでしょうけど、UX-1で観る気は失せました。その後、LDからダビングしたDVD-Rを作りました。Tune-Up AVなどCheck用のソフトを高画質モード(60分)で録画しました。音声は相変わらず特に低音が薄い(ADCの影響と思われます)のですが、画質の方は元がLDとは思えないほどの高画質です。Tune-Up AVに収録されているNTSC信号(480i)限界と言われる縦縞がDVI経由では微動堕にしません。(NRの設定が'L'の時はノイズが盛大)747等のProgressive出力では決して得られない画像でした。今度はTHX仕様のLDを標準(120分)で録画してみましょう。Star Wars Episode Iを録画してみました。残念ながら120分には収まりませんでした。(本編133分)標準モードでは動きのあるシーンで気になる部分が増えるという違いはあります。しかし、思ったよりも健闘していると思います。やはり、LDの画質よりも少し改善されていると思います。市販のDVDには二歩程度譲る画質でしょうか?この程度の画質であれば、LDからDVD-RにCopyする価値はあると考えられます。DVD化されていないソフトからDVD-Rしていきましょう。音楽ものからということになりますが、音質面ではいまいち低音の薄い音が気に入りません。音声のDigital入力化を真剣に考えなければならないのでしょうか?また、新しいDVD RecorderならEncoderの性能も上がっているでしょうか?そろそろHDD内蔵のRecorderも買わねば。→PC上で制作した方が、Track情報が編集できて良いかも。
DVD-R(Audio)
主にレコードのDVDA化ということになります。非常に衝撃的でしたので書いておきます。単純に自作ADCで96K/24bitにDigital化したものを聴いています。この音は現在の録音技術で失ってしまったものを思い出させてくれます。昔は昔なりに音の加工はされていたのでしょうけど、現在ほど顕著ではなかったのでしょう。聴き比べてみると唖然とします。現在の録音は小手先の技術でごまかしてあるだけで、本当の演奏家が伝えたいことはほとんど消されてしまっているように思えてなりません。これはSACDやDVDAとの比較でも感じます。その意味で、レコードのDVDA化は非常に意味のあることだと考えています。さてそのレコードですが、Audioファンの主な音源であった頃のものが音質的にも聴く価値のある音になっています。80年頃から急に厚みが薄くなってしまってからはレコードの音も感心できるものは少ないです。90年代以降のものは重量盤でもさほど魅力的な音はしません。これはレコード同士の比較で十分に判るでしょう。
尚、Video,Audioに関わらず、DVD-Rは若干読み取りエラーの確率が高いです。Re-Loadで大抵は読み込みます。Servo条件をきつくするとErrorは無くなるそうですが、音質面では良くないようです。
US DVD
US製DVDは大抵がRegion 1なので拙宅のUX-1では再生できません。音楽ものの一部にRegion 0のものがある程度です。映画ものはまず再生できません。Region Freeソフトの情報サイトもありますが、あまり信用できません。そのサイトの情報を元に何枚か購入してみましたが、ほぼ全てがRegion 1でした。現状でRegion 0のDVDを確認するのは日本の輸入盤を扱っているお店で現品を見るしかありません。ただ、これでも全て正しいというわけではなくて、1st PressではR0でも2ndではR1ということも実際にはあります。(Joni MitchellのDVDで経験)Amazon.co.jpの情報も必ずしも正しくありません。手持ちのソフトで再生できて、かつ、画質に期待できるのは、Norah Jones(New Oleansの方),Jane Monheit,Dave GilmourのLive等です。で、これらのソフトの画質は非常に優秀です。直接比較にはなりませんが、日本盤のDiana KrallやKeiko LeeのLive映像と比べてみるとその差は明らかです。特にJane Monheitは、高画質を求めるAVファンに是非とも観ていただきたいですね。あまり明るい画面ではないので、安価なSystemでは良さが判らないかもしれません。最初の評価はあまり良くありませんでしたが、UX-1でDVI接続に代えて観た画質はHi-Visionに肉薄する高画質です。また、DVP-S9000ESによる直接比較では、STX Nemesisが比較可能でやはりUS盤に軍配が上がります。日本では再生できるPAL盤が注目されていますが、簡単には再生できないにしろUS盤も画質等は優秀であると考えられます。US盤,PAL盤の画質と比べると、JP盤の画質はやや劣るかなという印象を持ちました。勿論、比較できたのは1Titleだけなのでこれで結論を出すつもりはありません。
その後もいくつかのUS DVDを比較してみて気になることが判りました。US DVDはアップの画質は良好ですが、引いた画(物体の一つ一つが小さくなる)では粗が出易いこと(雑な画になる)です。いくつかのDiscでその傾向が確認できました。それ以来、US盤にはさほど興味を示さなくなりました。
Surround再生
TuneはSurroundでされたのではないかと思います。みごとな音空間を再現してくれます。同じ回路構成のDV-AX10と比べるとRear ChやCenter chは明らかにUX-1の方が優秀です。定位が非常に良好なのが原因かと思います。当分はFront以外のCHはUX-1のAnalog出力で楽しめそうです。現在は、Frontのみ自作DAC経由で聴いています。RearにはSuper TW(Tannoy:ST-200)を導入しています。これで多少Frontとの音質差を軽減しています。
Rearに行っている長いInterconnect CableをAudio QuestのSP Cable(StarQuadで買い値は\735/m)に交換しました。Aging中なのでSurroundのBalanceは少々崩れた印象です。しばらく様子を見ましょう。Rearがかなり近くに来た印象があるので、SP設定で少し遠ざけました。Agingと合わせて徐々に本領を発揮し出しています。
Surroundを試聴する時間が増えると、慣れてしまうのか最初に感じた感動が薄れてきます。それで少しRear SPの配置を変えてみました。ほんの少しですが、できるだけ試聴位置から離れるように位置をずらして、SPの向きを少し耳の来る方向に向けました。それでもまだ耳の少し外側を通る向きにいます。これで前後のつながりが良くなりました。反面、広がりはやや減退した印象です。横に定位する音がそれらしくなってきたので、この設定でしばらく試聴を続けます。電源TapをOYAIDE製に換えて電源Cableも短く(6N P-4020)したところ、Surround感は更に向上しました。RearはRch側が少し弱い(音量が小さい)のが気になっています。多分AmpのVRの劣化(以前にDACが壊れてDC Offsetが出た事があった)が原因だと思います。Up-Gradeも含めて検討中です。
LimitedへのVersion UP後:Surround系の音声はAnalog部でもFront CHと同様のUpdateがされていると聞きました。PLL系等ClockのJitter低減の効果と相まって音質が大きく改善しています。それも半端ではありません。このレベルまで達すれば、Surroundもええでぇと公言できます。そう言えるまでの道のりは決して平坦ではありませんが。
# Surround環境のSP設定について
これまでは、各SPからリスニングポジションまでの距離を実測してそれに最も近い距離を入力していました。全てのAnalog出力をUX-1から取る場合はこれで問題ありませんが、自作DAC経由の場合は少し考えなければならないと思い当たる事がありました。UX-1と自作DACとの大きな違いは、SRC(AD1896)を通っているかどうかという事です。代わりにSM5847は使っていません。AD1896での群遅延は、演算精度重視の遅い方を選択しているので、1〜2mSec程度の遅延(計算値)があるようです。SM5847の遅延量はやはり計算値で0.5mSec程度です。差し引きして平均すると約1mSecの遅延が増える事になります。これは距離にして約34cm遠い位置から音が出る事と等価です。それで、UX-1のSPの距離設定には、Front chのみ30cmを加えた値を入れてやりました。そうすると正しい設定に近づいたのかSurround効果が非常に良くなりました。DV-AX10の時はこの補正を行っていなかったので、Surround効果はいまいちだったのかもしれません。Playerで設定できる10cm単位の補正値は時間にすると約0.3mSecとなります。この時間差は意外と大きいですね。バラコンでSurround環境を構築されている方は、それぞれのCHの再生系の構成を考えてSPの距離設定は補正をかけた方がよりSurround効果が分かり易くなるという事があるようです。
また、SPの向きもSurround感に大きく影響します。拙宅ではリスニングポジションに向けるよりも正面(Front SP向き)から少し内向きに振るのがBestでした。Rear CHのみの音を聴いたときに、定位が良好になるほど内向きに振るのは返ってSurround再生には向いていないようです。
Video On/Offによる音質への影響
DV-AX10では、VideoをOffにすると少し音が良くなるかなという程度の印象でしたが、UX-1ではその違いが非常に大きくて、何か音が悪いなと感じて調べてみるとVideoがOnだったという事がありました。音だけを聴く場合はVideoはDVI共Offにしておきましょう。FLもOffにしてあります。
電源の取り方によるによる音質への影響
DV-AX10やP-2sでは、電源をPS-500から取るか、介さないで取るかの違いは少なく、むしろ介さない方が他の機器への影響が少なくなる分全体の印象は好ましいと感じていました。しかし、UX-1ではPS-500を介した方が音の濁りがより少なく感じます。との印象を持ちましたが、試聴を続けていくと必ずしもそうでもなさそうです。Displayの電源の問題もありますので、もう少し様子を見て結論を出したいと思います。年末年始に電源を入れっぱなしにしていた状態で聴き比べを行った結果、PS-500経由の方が少し良好との感触を得ました。従ってPS-500(クリーン電源)経由に決定しました。
Digital出力の On/Offによる音質への影響
最初はPlayerのAnalog出力を聴く事が多かったので、Digital出力はOffにしました。On/Offで音質差を比較してみましたが、変わったといいきれるほどの違いは判りませんでした。その後、Digital直出し回路を追加しましたが、CDのみFormatが変わってしまうので、CD出力はDAI経由でないと聴けなくなってしまい、Onのままになります。リモコンでOn/Offできると助かるのですが。PiにVersion Up後はCDも直出しできるようになったのでOffとしました。
DAI経由とDigital直出しとの音質比較 CDはDigital直出しができないので、DAIでも確実にDown Samplingされない48K/16bitの音源を 選んで比較を行います。Sony系のDualDiscがこの条件に該当します。後はDATからDVDR化したものも使えます。 比較をしてみると、Digital直出しの方がよりSharpな音場であると感じます。知ってしまうと 無視できないレベルの違いではあります。DAIではReceiverでClock再生されるので、 このClockのJitter性能が音に影響していると感じられます。Digital直出しでは 伝送系で生じるJitterの増加だけが問題になりますが、Jitterの周波数成分は 高いものも含まれていると思われます。(送り側でRe-Clockしているだけだから) この影響は、fsが高くなるほど受けやすくなると考えられます。事実、fsの高いものは ややFocusが甘く感じます。この問題が解決できれば、きっとすばらしい音世界が待っていると 思うのですけど、簡単には解決できませんね。Down Mix機能の音質への影響
W2600とのDVI接続 6/13/06:W2600のページを追加しました。
Dell W2600 Review
現在はRDT261WHと1080p接続としています。
注:最初に述べておきますが、けっしてDell製品はお勧めしません。購入後の対応は酷いもので、HPの規約なんか関係ありません。この辺は多くの方が経験されているでしょう。
(4/18/06)同等のレベルのMonitorやTVは数社から発売されています。ただ、現時点ではFull HD(1080p)が見えているので、1080pまで対応のFull HD Monitorを待つのが賢明でしょう。UX-1もいずれは1080p対応にUpdateされると期待しています。
UX-1とW2600の設定
UX-1のDVIの解像度は、480p,720p,1080iとスケーリングの設定が可能です。画面を観ながら設定を決めます。一番良かったのは720pでした。1080iだと細かいノイズやモアレのような現象が気になります。480pは画質のメリットがありません。画面は白っぽくなりますので黒レベルはExpandに設定します。Progressiveの設定はAutoのままで、DCDi(? 斜めのギザを低減できるそう)はOffです。但し、FirmwareのVer.によって変わるようです。新しいFirmの時はOnの方が良い様に感じました。(但し、NRは'H'のもの)初期のUX-1でDCDiをOnにすると画がボケるのはバグ(?)だったようです。
画質
良好な画質になるまで、毎日使っても三ヶ月ほどかかります。ある程度我慢して使い続ける覚悟が必要です。2日ほどのAgingである程度こなれてきました。720pの画質は通常のNTSCの画質を越えてHi-Visionに近い画質との印象を受けました。色乗りもたっぷりでFilmの質感が良く分かります。その分ソース側への評価も厳しくなります。Filmの劣化の状態や傷もはっきり暴き出してしまいます。このDisplayも、Agingにかなり時間がかかります。コンポーネント系は3ヶ月ほどかかりました。毎日数時間使い続けての結果です。同様にWarm Upにも時間がかかるようです。映画なら2本目からという感じです。巷で評価の高いLord of The Rings三部作の画質は当初はそれほどすごいとは思いませんでした。(Extend Eiditonは圧縮率を下げて画質は良くなっているそう)こなれてくるとまあまあ行けるかなという感じです。また、Indiana JonesのBoxもFilmの質感が良く出ていて良いと思います。特に三作目はLDの時も評価が高かった通り非常に優秀です。一作目も多少のノイズはありますがFilmの質感は良好です。Back to The Future3部作もPAL版を購入しましたが画質は優秀です。この画を観てしまうと、俳優さん達は大変だなと思います。細かな皺も見事に暴き出してしまいます。Makeもそうですし、特殊Makeも気を付けないとアラが判ってしまいます。特に女優さんは大変ですね。EncodeもうまくないとBlcok歪みが非常に気になります。これが出ない様に制作側もDVI(or HDMI)経由で十分に画質の評価を行ってもらいたいものです。反面、DVD-RなどへのAnalog録画は画質の劣化が明らかになりますから、Analog信号経由の録画に関してはそれほど厳しくする必要はないとも思えるのですが。商売にしない限りは大目にみてもらいたいものです。本物の画質を体験してしまうと、Copyなんてする意味が無いと思いますよ。
17"ではディテールの粗は分かりにくくなっていましたが、26"DVIではMPEG2規格自体の限界も暴き出してしまいます。初期のDVDのEncode技術ではモアレやBlock歪みが気になります。どのDiscだったか滝のシーンでBlock歪みが盛大に出ていました。次世代DVD規格よりも現行のMPEG2の規格の範囲でも技術的に解決すべき問題は沢山あるように思います。
一方、ソースがVideo(Filmではなくて)となると限界が見えるようであまり良い印象はありませんでした。Keiko LeeのLive 2003は再生系の解像度がソースのそれを上回っているので、少しぼけた画になります。Norah JonesのLiveはかなりがんばっていて、汗をかいている顔の状態もかなり克明に映していますが、細部の詰めがいまいちとの印象を受けました。Chalotte Church/Dream A Dreamも良いですね。ConcertのシーンはFilmかなとも思うのですが。ST VGRのBoxを少し観ましたが、これはFilmで撮影されているようですね。Hi-Visionに近いとまでは行きませんが、がんばっているなと感じました。(VGR Box2'Mission 1937')DVI経由の画質を観ると、これまでのVisualに対する考え方が大きく変わってしまいました。Filmの画質はすごいし、初期のEncode技術ではアラが目立ちます。これなら17"の画面でどのDiscもそれなりに観られる方が良かったかなと逆の意味で後悔しています。
ST VGR Boxの画は自然で非常にきれいです。STNGのBOX 1は、時代を感じるやや古めかしい映像ですが、シーンによっては解像度の高さを感じる事はできます。輪郭を強調したような補正はやはり気になります。VGR Box1に入っているTOSの映像は俳優さんのドウランの様子までよく判ります。撮影時期を考えると驚くべき画質です。普段はBGV代わりにHeavy Rotation状態なので、V-SystemではST Boxばかりを観ている事になります。
26"という画面の大きさは最初は大きいなあと思いましたが、しばらくして17"を持ってくるとその小ささにびっくり!!一度26"で観てしまうと17"には戻れません。これは24"でも同じです。粗の目立たない画質もそれなりに魅力はありますが、画面の大きさも大事だなあと思うようになりました。
バグ(不具合) かかるDisc,かからないDisc
最初は問題も多かったですが、徐々に改善され、バグ以外の使い勝手の部分でも徐々に改善しています。これは評価できると思います。
解決した問題は消去しました。7/19/06
さすがにDVD-Audioに関してはノウハウの蓄積が無い様で、特に仕様がファジーなDVD-Audioではバグがとりきれていないようです。UpdateはCD-ROMで供給されるそうです。ただ、ユーザーから問い合わせなどをしないと何もサポートされないようです。疑問やおかしな現象があったらTeacに確認した方が良いでしょう。現在不都合を感じているのは、改善してほしい事項は別にするとDVI接続での電源投入時のPAL版で起きる白いFlash現象だけです。対策は取ってもらいましたが、Ver-UP後また現象が出やすくなっています。現象が出ると一旦Monitorの電源を落とすか入力を切り替えなければなりません。砂嵐は出なくなりました。
5/27/06発見Menu画面時にResumeが利かない
Menu画面の状態でStopしてもResume用メモリにStoreされないようで、一つ前にStopした時の場所に戻ります。一つ前が無ければ最初から始まります。最初の回答は、「仕様です」というものでした。対応のお願いをしているところです。DV-50(s)はP社のメカなのでMenuでもResume出来るはずです。必然性が感じられないと考えているので訂正されない可能性があります。映画ものしか観ない人には関係ないでしょうけど、TV Seriesを観る者にとっては結構大事な機能です。大抵はキリの良いMenu画面で終わりますから。ここだとどこまで観たか覚えていてくれるし。電源OffでResumeのメモリも消えてしまう件と併せると、V-Systemでは使えませんね。→簡単には対応できないそうで、今回は見送りとなりました。(TT)
8/12/06発見Twin FormatのDVD層が再生できない
Twin FormatのDiscは'NO DISC'と表示されて再生できません。Eso社は承知していて現在対策中とのこと。→Twin Formatの規格策定時に再生検証をしたところ、再生できないのは1,2社であったとのことです。その1社がEso社ということになります。その時点で不具合と認識していたはずですが、未だに解決されないとは。しばらくしてにFirmのUpdateがあり解決しました。
5/12/08発見Dolby Digital 640kbps再生で無音
使用しているDeviceの仕様からDecode不可とのことでした。私が持っているのは、Pink Floyd/pulse(US DVD:JP版も同じ仕様かどうかは未確認)が該当します。Deviceの関係から対応不可とのこと。次世代DVDが再生できる機器では必須事項です。古い機器を調べてみると、DV-S747Aは同様に無音(従ってP社のこれ以前の機器は不可と考えられます)、DVP-S9000ESは再生できました。Ver-Up後の高級機が対応していないのはいかがなものでしょうか?
改善してほしい事項
・リモコンボタンを押した時の機能
例えば"音声"のボタンを押すと現在の音声から次の音声に切り替わります。しかし、これでは現在の設定を確認したい時に困ります。P社のように一度押した時は現在の設定が表示され、その表示が消えないうちに同じボタンを押すと設定が変わる様にしてくれると操作性が良くなります。
・Dimmer,Video On/Off,Resume機能に関して電源off時の設定条件の記憶
・NR機能の設定値変更をUserに開放してほしい
一度再調整をやってもらった時にFirmwareのUpdateも行われその結果が良くなかったので各自で設定できる様にしてほしいと感じるようになりました。同じ機能は他社では既に普通にできるようになっています。要望しましたが、全く無視されています。他社の機種では、NRもかなり細かく設定できるのですけど、説明ではH/Lの切り替えとだけ聞いています。→Pi(Ver.3.63で対応してくれました)。
・DVI(HDMI)出力での画面サイズの制御
SharpやPioneerの新しいDVD Recorderで出来ていたので技術的には可能でしょう。TV SizeとWide画面との切替をPlayer側から制御してくれる仕様です。→Pi(Ver.3.63で対応してくれました)。
・DVDAやSACDのDefault再生領域の設定を可能にしてほしい
リモコンで変更可能になってはいますが、Defaultが決まっているので毎回変更しなければなりません。私の場合2CHで聴くことが多いので、Defaultを変更できるようにしてもらえると助かります。
・ボタンランプの明るさをDimmerに合わせて暗くしてほしい
LCDはDimmerボタンで明るさを変えられますけど、本体のボタンと連動したランプは異常に明るくてその明るさもほとんど変わりません。Dimmerと連動してもっと暗くできると助かります。画像を観る時は部屋を明るくして、という親心?→Piでは電源ランプ以外はDimmer Offにすると消灯するようになりました。
・NTSC<->PAL切り替え時に出てくるノイズ画面のMute
最初はバグかと思って問い合わせたところ、LSIの仕様でResetしなければならず、画面に砂嵐や変なノイズが表示されてしまいます。不快な画ですから、VideoもMuteしてくれると良いのですけど。高級機らしからぬ仕様です。Ownerは気になって問い合わせる仕様だと思います。P社のPlayerでは起きません。DV-50sでも短い期間でいたが起きていません。かなり時間がかかりましたが新しいFirmwareで対応してくれました。
・DVI出力時のVideo Off
DVI出力を得るには、Video,DVIの両方をOnしなければなりません。しかし、Componet出力とDVI出力とは排他的にしか使えなかったはず(確認はしていません)です。それならVideo(ComponentやD端子等)とDVIとは独立してOn/Offできる方が合理的でしょう。加えて画質的にも有利な可能性があります。おまけにDVIで視聴する時は操作が煩雑になります。VideoとDVIは独立してOn/Offできるようにしてもらいたいものです。
・
Discが円盤に貼り付く
しばらく出なかったのですが、'08年に頻発しだしました。VRDSメカの平面接触に対して、VRDS-NEOメカでは線接触に変わっていますが、チャックが上がるSpeedが速くなりました。これが結構影響しているのではないかと思われます。カツンとDiscが円盤に当たるので、特にDVD-R等のWhite Labelだと貼り付き易くなるようです。Discを剥すのは、Discの重力だけではなく、何らかの剥しのメカが必要になるのではないでしょうか?比較的簡単にできるのではないかと思うのですが...。
・
DVD-R/RWの再生性能
他社、いや、他のメカに比べると著しく劣るという印象です。高級機らしくありません。読み取り性能だけではなく、読み取った信号の処理にも問題があるように感じるのですが...。原因はSony製のDSP Chipの選択であったようです。これが原因で解決不能となる問題もあります。
経験したおかしな現象
・Styx/Cycloramaの冒頭でMenuからTrack1に移る瞬間にバリッ!!というノイズ発生。再現せず。他のDiscでもいきなりTrack3から再生させようとすると起きた。→FirmのUpdateによりMuteのタイミングが最適化されたようで、この手のノイズは出なくなった
・別項にも書いたように、PAL Discをかけると画面に白い横線が一瞬走ったり画面が一瞬Flashするような現象があります。ひどいときは、再生していなくとも起きます。これは再調整してもらっても起きることが判りました。原因はメカではなさそうです。この現象が出た時はWord Syncを一旦PAL Modeにして(拙宅ではLockが外れる)再度元に戻すことで現象は起きなくなります。(だめだったら直るまで繰り返す)Word SyncのPLL部の回路定数が最適ではないようです。これは回避できなくはないので我慢するか。→最新W2600専用Firmwareで対応してもらっています。
・たまに開いたトレーにDiscが乗っていないことがある
これまで二度ほど経験しています。一度はかろうじてトレーのはしっこに乗っていたので取り出せたし傷もつきませんでしたが、一度はDiscが全く出てこなく、上蓋を開けて取り出しました。しかし傷だらけで一部再生できない個所があります。VRDSの宿命のような部分もあります。傷がついたのは初めてかけたDiscでまだ全部観ていないものでした。:-<→DiscはEsotericで修復してもらいました。
・FirmwareをUpdateしたら画質が悪くなった
上記の修理に出した際、FirmwareのUpdateも行われたそうなのですが、返って来たPlayerの画質が悪くなっています。最初はWarm-Up不足かとも思いましたが一週間経っても変わりません。原因はNRの設定を'H'から'L'に変わっていたからとのこと。しかし、この設定だけを元の'H'に戻したFirmでも画質は全く同じに戻りません。まだ何か違いがあると考えています。しかし、Updateして画質が悪くなるPlayerっていったい...。この現象は、6/17/05のUpdate(Ver.2.13)でも起きます。画質に関しては、Ver.2.02が最高(Monitor側でScalingしない場合)です。EsoはNRの設定だけが違うと言っていますが、絶対にそれだけではないと断言できます。→Monitorによって最適な設定が変わるそうです。PiではNRの設定が可能です。
・DAI出力のfs表示
DAIの表示は32-48KHz以外はあてにならないのであまり気にしていなかったのですが、最新(2.13)のFirmでは正しく(?)表示されるようになりました。拙宅ではAK4114AのCbitを表示させています。
・PAL DVDを再生しようとすると、画面の表示位置が下にずれる
一度FirmwareをUpdateしたときに出ました。このときは、FirmwareのUpdateの仕方が悪いと言われました。その後この現象は出ませんでしたが、Playerの交換直後にもう一度出ました。この時はメーカーがFimwareを焼いていたままですので、Playerの問題でしょう。一度出ると、Discを換えても戻りません。一旦電源を落とすしかありませんでした。Esotericでは経験したことが無いそうです。まだ何かあるようです。→Esotericでは経験の無い現象とのこと。Monitorの問題という見解のよう。その後はお目にかかりません。
・Firmwareを古いVer.に戻しても全ての項目が元に戻らない
細かくチェックしていませんでしたが、Ver.2.13から2.02に戻したところ画質が元に戻らなかったので気になって調べてみたところ判明しました。後からMonitorの電源を入れても砂嵐にならないことから確信が持てました。DAI出力のfs表示の不具合は元に戻っています。このように元に戻る項目、戻らない項目があるとPlayerの履歴によって無限のFirmwareができてしまいます。そうするとメーカーとユーザーとで現象が異なるといった事態に遭遇する可能性も出てきます。Firmwareの書き換えを行ったことのある人は気をつけてください。→工場でしか変更できないFirmもあるのでそちらは元には戻らないとのことでした。
One Woman's Live Journey:Olivia Newton John DTS製DAD
DV-S10Aでも当初Track間で音声が途切れるという現象が出ましたが、UX-1でも同じ現象が出ました。素材がLiveなので非常に気になります。DV-S10AはFirmwareのUpdateで解決しました。何かTrackが続いている事を知らせるFlagか何かがあるように思うのですけど。→FirmwareのUpdate(Ver.2.02)で解決
# このDiscの'セル'(詳細不明)が'1'よりも小さくなっている事が原因との事。
# 規格では、'1'以上でなけれならないとの事。
# セル(Cell)はProgram Chainに付随するもので、インタラクティブ動作に関係が
# あるもののようです。
The Game:Queen DTS製DAD
こちらも同じく5.1chのみTrack間で音が途切れます。最初の3曲ほどは曲に切れ目が無いので判ります。同様のバグは、Elton John/Goodbye Yellow Brick Roadなどの続いているTrackで音が途切れます。DV-AX10,AV-S10A,DV-S747Aでも同様です。DTS社には問い合せしましたが、回答は一切ありませんでした。P社,Teacの回答共Discの問題ということになります。→音の途切れは許可する仕様になっているそうです。上記の規格外の仕様や本Discに全く別の音源が入っていたDTS-CDといい、DTS社の姿勢には大いに疑問を感じます。Teacには改善の要望を出しました。
P社にもDiscを送りました:調査に1-2ヶ月かかると言われた後、Discの仕様範囲内との回答がありました。静止画Data読み込みのため少し音が途切れるとのこと。両社とも同じ回答でしたが、UX-1よりP社の方が途切れる時間は長いのです。
かかって当たり前のDiscは除いて、ちょっと変わったDiscがかかるのかかからないのか試してみました。手持ちのDiscではさほど珍しいDiscはありませんでした。企画倒れのコーナー...
CD-i/FMV Cream of Clapton
Video CDの仲間(厳密にはCD-iの仲間)なんですけど、日本ではタイトルは発売されていないと思います。DataはMPEG1ですが、CD-iはOS-9を使っているので普通のPlayerでは再生できません。Video CDのVer.2.0ではCD-i/FMVの再生に対応しているという話を聞いていますが、これまで再生できたDVD Playerはありませんでした。UX-1はLoadingの表示のまま先に進みません。再生はできませんでした。
CD-V Bananarama
Track1がLD仕様になっているCDです。Track2以降は再生できました。
CCCD Holly Cole/Shade他
JP盤は悪名高きCCCDです。再生は問題なくできました。音が意外に良かった(Word Sync&外部DAC)のが不思議です。同じ条件で比較すると、CA盤よりも良かったです。他のCCCDでも不具合は起きていません。
DVD-RW Pioneer:DVR-7000のVRモードで録画
Finalize済のDiscを再生させますが、Loadingの状態から先に進みませんでした。Teacに問い合わせたところ、CPRM(著作権保護のため一回だけ録画可能)には対応していないとのことでした。DVD RecorderにはBS-Dからの録画がほとんどです。BS-DにはCPRMによる保護がかけられているので、DVD-RWのVRモード(DVD-RへのVRモード録画は最新機種の一部でようやく実現)でしか録画できません。CPRMがかかっていないソースは互換性の高いDVD-RのVideo Modeで録画しますから、DVD-RWには必然的にCPRMによる保護のかかったソースばかりになります。従って、DVD-RWの再生が可能と言うには、CPRMへの対応は必須だと思うのですがいかがでしょう?Teacの回答は、「CPRMへの対応は非常に大変である」というものでした。高級機はそういうものに対応する宿命にあると思うのですがどうでしょう?DV-50sでも対応はしていません。
DVD-R/RW(Non Protected) 東芝:RD-A1のVRモードで録画
-Rと-RWとでは動きが異なりました。-RWは問題なく再生できました。-Rは再生できないMediaですと表示されました。P社のPlayerでも再生できませんでした。RD-A1では再生できました。DVR-7000でも再生できました。どちらもソースはLDですからCPRMで引っかかっているのではありません。-RのVR Modeは新しい規格で、互換性には問題があるようです。-RではVR Modeでの録画は出来ても、再生できるのはそのRecorderにほぼ限られるというのが実情のようです。これではあまり意味がありませんね。-Rでは互換性の高いVideo Modeで録画せざるを得ません。
DVD-R/RWの再生条件まとめ
UX-1で再生できる-R/RWの条件から、現在の複雑なDVD-R/RW事情をまとめておきましょう。
Recorderで録画したDiscでPlayerで再生可能なのは、DVD-R/RW(Video Mode)とDVD-RWのVR Mode(Non Protect)
のみとなります。一部のPlayerでCPRM対応している機種がありますが、現在の設定では実質Protectされている
番組は再生できないようです。PioneerのPlayerはCPRMまで対応しているので、Copy Onceの信号の入ったDVD-RWも再生
出来ていたのですが、規制の仕方が変った2004年春頃以降に録画した番組は、Protect信号が入っている
との理由で再生できませんでした。
従って、PlayerとRecorderとは別物と考えて割り切らざるを得ないというのが実情です。
1. DVD-R (Video Mode):再生可能
市販のDVDの記録方式と同じなので、DVD Playerで再生できないことは先ずありません。
このModeは編集には適していませんので、ただDiscに録画するだけというModeになります。
HDDでVR Modeで編集して、書き込みの際にVideo Modeに変換して書き込むのが現在の普通の
方法でしょう。また、このModeはProtectのかかった番組の録画は出来ません。
LDや昔録ったVideoをDVD化するときに使うのが良いでしょう。UX-1でも再生可能です。
2. DVD-R (VR Mode):再生不可
当初はUX-1での再生を期待したModeですが、再生できないというのが結論です。
-Rに対してVR Modeで記録する場合は、VAT(Virtual Allocation Table)という特殊な形式で書き込まれるので、
通常はDVD Playerで再生できません。DVD Recorderであれば再生可能な機種がかなり増えます。
拙宅ではDVR-7000で再生ができました。DVD Playerでは全滅です。
更にProtectのかかった番組を録画する場合は、CPRM対応のDVD-R Discが必要になります。
VR Modeによる二ヶ国語対応などのメリットはありますが、DVD Playerで再生できない時点で
かなり使えないModeということになります。
3. DVD-RW (Video Mode):再生可能(のはず)
-Rの動作と同じと理解しています。動作確認の際に使ったと記憶していますが、
通常は-RWにVideo Modeでは記録しません。
4. DVD-RW (VR Mode,Non Protected Program):再生可能
Protect信号(CPRM)が入っていなければ再生は可能です。ただ、-RWは価格が高いので
あえて-RWにLDやVideo Tapeの内容をCopyすることは無いでしょう。二ヶ国語(それぞれは
MONO)の番組のCopyには有用性を認めます。(Video Modeでは二ヶ国語は非対応)
UX-1で'VR Mode対応'と言っているのは、このModeのみのことです。あまり使い手はありません。
DVD Playerでは、VR Mode対応を謳っているPlayerで再生が可能です。
5. DVD-RW (VR Mode,Protected Program):再生不可
現在のDigital放送はほぼ全てがProtect(1回のみCopy可)されていますから、録画したRecorderでのみ
再生可能というのが実情です。CPRM対応のPlayerで再生可能な場合があるという程度です。
このような複雑怪奇なDVD Recorder事情故、Discへの録画という作業は忌み嫌われる作業として定着しつつあります。メカに詳しい人でも混乱するほどですから、普通の人には理解不能でしょう。それで、番組はHDDに録画してそのまま保存するというパターンが定着しつつあります。気がつけば奥様が録画したヨン様にHDDを乗っ取られたお父さんを知っています。これが現実...。
DualDisc The Curse Of Blondie(Silverline)他
再生は両面とも問題ありません。Disc情報読み込み時とSeek時間が少し長いかなと感じた程度です。Disc自身が少し厚いのは判ります。端面の処理がいまいちできれいではありません。Labelによる違いがあるかもしれませんので、引き続き各社のDiscで確認する予定です。ちなみに、DV-S10A,DV-S747A,DVP-S9000ES全て両面共再生できました。P-2sではCD面の再生もできました。修理中に借用できたDV-50sでも手持ちのDiscは全て再生できる事を確認しています。DualDiscの再生に関してはさほど神経質になる必要はなさそうです。但し、Sony系(BMG系含む)のDualDiscのDVD-SideはRegion1になっているので日本のPlayerでは基本的に再生できませんので注意してください。UX-1でもかかりません。NonDVD Side(CD)は再生できました。これらのDiscはDVP-S9000ESではDVD Sideも再生できています。DualDiscもかなり購入していますが、DV-S747AのみDVD-Sideが再生できないDiscが数枚ありました。
その後、Universal製、Rhino製のDualDiscを購入し、どのDiscも再生できる事を確認しています。今のところR1に設定されていてDVD-Sideが再生できないのは、Sony系列(RCA,MGMが含まれる)のみのようです。7/06頃からR0に変更されたようで、それ以降に発売のDiscは再生できました。
DTS CD Not Fragile,There's One In Every Crowd,Venus & Mars
UX-1のDigital設定をNormal(Directに対して)にする事で再生可能です。Directに設定するとDecoderを通らない様でノイズが盛大に出てきます。この設定の時は、Muteをかけるなど対策してほしいですね。DVDのDTSよりもRateが小さいのか音質はDVDのそれよりも良くありません。音量も小さいです。Surround効果はありますが分離度がやや悪い様に感じます。既にDVDでDDやDTSのSurroundに慣れている人には少し物足りないと感じるでしょう。尚、Digital設定をNormalに設定すると音質は多少劣化します。手持ちのソフトではVenus & Marsが最も好ましいです。
HD DVD+DVD Twin Format Island with GONTITI
HD DVDの発売に合わせて発売されたHD DVDとDVDとの両Formatが収録されたDiscです。今のところ日本のみの発売です。内容はほとんどがBGV的なものです。このDiscはUX-1では'NO DISC'と表示され再生できませんでした。P社のPlayerではどちらも再生できました。現在対策中のことです。(10/'06対応予定)Updateで再生可能になりましたが、時々読み込みに失敗します。
HD DVD+DVD Combo Disc 16block他
HD DVDの発売に合わせて発売されたHD DVDとDVDとが各面に収録された両面Discです。今のところUSのみの発売です。両面共規格内に入りますから、再生できないという事は無いでしょう。特に問題なく再生できました。
HD DVD Keith Jarrett/Solo Piano Concert他
かかったらうれしいけど、それは無理な相談です。
DigiOn Audio2(PC Drive)で製作したDVDA(DVD-RW)
初めて試した時はDisc Errorと出て焦りましたが、Driveの再調整でその後は再生できています。それは-Rでも同様です。DVDAは市販の物よりも自作の物が徐々に増殖中です。ただ、気温の上がる季節になると最初にかからなくなるのがこのDiscです。
2008年、松下のDriveで作成したDVD-Rで軒並み音切れや途中終了等再生に問題のあるDiscが頻発しました。まだ、調査段階ですがDriveとMediaの相性、書き込み速度等多くのParameterがあるようで、PCで作成したDiscは色々問題があるようです。DVD Recorderではあまり問題が起きないのに、不思議ですね。
その後何度も格闘を続け、ようやく癖が判ってきて、どう対応すべきかということも判りつつあります。問題点を見ていきましょう。
書き込み用Drive
今までのところ、DVD Recorderで作成したDiscで大きな問題は出ていません。但し、CPRMには対応していないので再生できるDiscが限られてしまいます。
PC用のDriveはかなり相性があります。拙宅では、Pioneer製の古い(x4迄)Driveとはいまいち、Note PCの松下製Driveは確かに性能は悪いのですが、かなりの確率で音切れなどが起きてNGです。私からはこれとは言えないのですが、Teac製のDriveをお勧めします。そうすれば、問題が起きた時も交渉しやすいでしょ?確かに書き込み精度は高いと感じます。DVD-Rに書き込む際、書き込み速度は最速を設定する方が良いそうです。これは、メーカーがその条件で最適化しているからとのことでした。生Discは名前の通ったメーカーにしましょう。安かろうは悪かろうの結果になります。具体的には、TDK,That's,Maxell辺りまでです。三菱はかろうじてOKかも?それ以外は外すのが無難です。
容量ぎりぎりまで書き込まない
私は貧乏性なので、できるだけ詰め込もうとしますが、そうすると音切れが起きることがあります。原因は、@生Discに傷がつきやすい、A書込み時にサーボが追従しきれない場合があるというのが考えられます。特にAは、書込みDriveがVRDSメカではないので、どうしても外周に行くほど書き込み性能は低下します。ですから、4.2GBまでは書き込みできますが、4.1GB程度までで留めておきましょう。UX-1自体もDVD-R/RWの読み取り性能は良くないので仕方ありません。他のPlayerなら大丈夫なのですが。
Digion Audio2の問題
2010年になってようやく判りました。Digion Audio2で、DVD-Video Modeで書き込む場合、一つのIndex(DVD-AudioのGroupに相当)で124分10秒(96K/24bitの場合)以上のDATAが再生できません。Time Indexは表示されて進みますが、音声はMuteされてしまいます。SonyのDSP Chipの問題で解決できないそうです。Pioneer製のDV-S960辺りのPlayerでも同様の現象が出ます。Digion Audio2の生成するDATAに問題があるのですが、最近のPlayerでは問題のあるDATAは使わない方式に変わっているので、問題は起きません。DVD-Audio Modeでは起きません。
UX-1で再生させるためには、@Digion Audio2で作成しないA一つのIndexで124分を超えないという方法で回避するしかありません。3枚組LPが対象になる可能性が高いですが、Disc毎に別Indexにするなどして対応します。面倒ですね。
Hybrid SACD
このところ問題が多発しているようなので取り上げました。最初に問題が提起されたのは、DSoTMが発売されてからしばらくで、US版はチャック用Holeの周りにCrackが入ることが話題になりました。製造上の問題でCrackが入るそうで、他のDiscでもUS製でCrackの入るDiscが何枚かありました。DSoTMも含めて数枚持っています。これまで問題は出ませんでしたが、交換したUX-1では出ました。DSoTMの中間部辺りで音がとぎれます。再現もします。それまでは問題はありませんでした。これはFirmをVer.2.02に戻すことで起きなくなりました。同様に修復してもらったDVDも古いFirmでは正常に再生できるようになっています。気候が暑くなってくると、常時通電で読取Errorを食らうことがあります。PCで焼いたDVDA Discの次にErrorの出易いDiscです。
加えて'ジャシンタ'等のHybrid SACDで再生できないなど問題が起きているそうです。調べてみると、Pit形状にも異常があるとか。どうやらDualDiscよりも再生に問題があるようです。気にしだすと、現象は起きやすくなるのか、DVP-S9000ESでも同様の現象(Player中にDisc Errorで止まる)が起きました。音がとぎれるとSeekを繰り返し結局Stopしてしまいました。SonyのPlayerにも嫌われるSACDのDiscっていったい...。気をつけましょう。
SVCD Coming Soon
入手できないと思っていたので、対象にはしていませんでしたが、Writing SoftwareにこのMediaを焼くことができる機能があったので試してみることにします。SVCDとは、CD規格のDiscにMPEG-2のDATAを収録したDiscです。対応しているPlayerはあまり多くありません。UX-1も対応は表明していません。しかし、対応しているようだったので問い合わせをしたところ、再生できたという回答をいただきました。但し、上述の通り対応は表明していませんので、再生できなくとも責任はとれないとのことでした。可能性は高そうなので、暇をみて試してみましょう。他社のPlayerも対応は表明していなくとも、再生できるPlayerは意外と多いようです。使えるなら、さほど画質にこだわる必要のないLDのDVD(VCD)化に安価なMediaが使えるので有用です。

内部の構成はDV-AX10によく似ています。内部は3分割されていて、正面左側に電源関係、中央手前はメカ(Main信号処理部含む)、中央背面側は上がVideo出力基板、下にはDigital出力とWord Sync入力の基板、右側はAudio系が下にSurround系、上はMaster Clockの処理関係とFront Chの出力基板が配置されています。Mainの信号処理はDV-AX10ではかなり大掛かりでしたが、LSIの集積化が進みUX-1ではかなり小型化されてメカ部の下側に配置されているので上からは見えません。電源トランスはWEコア(?)のトランスが2個使われています。最終的に使用する電圧に落とすための三端子REGは各基板上に配置されています。回路構成もDX-AX10とは類似点があります。Audio部はPCM1704の採用などほぼ同じ構成です。AX10ではHI-BIT ICが使われていますが、音質改善に貢献してはなさそうです。Video部はUX-1は最新のLSIが使われています。DSD->PCM変換は、AX10ではDSPを使用、UX-1はSM5819で済ませています。Clockに関しては、AX10はAudio優先で44.1KHz系と48KHz系の水晶発振器(XTALと74HCU04で構成)がMasterで、27MHzはMasterからVCXOにPLLをかけて得ています。Audio優先の構成の方がClock系の回路はかなり複雑になります。Clock周りやDSPの使用とP社はかなり苦労してAX10を開発したなと改めて感心します。
水晶発振器
調査の結果、KDK(九州電通)製のVCXO(25ppm品)である事が判りました。周波数安定度は同社のシリーズで最も良い25ppmです。(100ppmは周波数可変範囲でしたm(_)m)やはりVCXOで外部Clockが入ってきたらPLL回路で同期をとる方式のようです。Clock交換はどこかのShopがやりそうですね。X-01の(VC)TCXOはメーカーが異なるようです。
PLL IC(Audio用Master Clock発生器)はRohmのBU2280FVが2個使われています。このICはP社のDV-S747Aでも使われています。747のMasterは水晶振動子で、ICの発振機能を使っています。詳細な回路構成までは調べていません。もう1個の周波数は、25.92MHzでPALモード用です。私ならPALモードは無しにして27MHzにより良い発振器を使用しますが。X-01では25.92MHzの発振器の替わりに27MHzのTCXOが使われています。単独動作のときはこのTCXOを使用し、外部基準信号を使用するときはUX-1と同じVCXOを使用するのでしょう。
4%fsが下がるPAL ModeでBU2280FVが所定の性能を発揮できるのか不明です。同ICのDatasheetには入力周波数範囲が明記されていません。一般的にはJitter性能を重視すると周波数可変範囲は狭くなりますから、4%downの周波数で動作したとしてもJitter性能は疑問ですね。ちなみに、G-0(s)の方もPAL ModeではVTCXOが基準になりますから、Word Sync時も不利になりますね。そこまでしてPAL Modeを実現する意味があるとの判断ですが、マニアはPAL DVDしか観ないのかもしれません。内容を良く知っている映画だったら字幕が無くても大丈夫ですけど...。ちなみにPAl Modeをお使いのユーザーはあまり多くないそうです。
Audio基板
機能は、Master Clockの発振器と管理、Word Sync関連のPLLなどの処理とFront CHのA/D変換が主です。Rear CH,Center/SW用信号はこの基板を経由して下のDAC基板に送られます。DAC部は、D/FとしてSM5847、DAC ICはPCM1704(Frontのみ2パラ動作で各CH2個ずつ)が使われています。
残念ながら、フィルムコンやケミコン(ほとんどOSコン)はフォーミング部品が使われています。この辺で量販機器メーカーの製品だなと感じます。リードを短縮すれば更に音は良くなるのに...。数が多いのですぐに改造というわけには行きません。簡単に短縮できそうな数個だけ対策しておきました。...高級機だし。Rear&C/SWの基板は途中の仕切り板が外せず観察することができませんでした。ネジは全て外したけど、まだどこか引っ掛かりがあります。Digital信号は、Master Clock側の白いFlat Cableから来ているようです。基板横側にある白いFlat CableはRear&C/SW基板にDigital信号を供給しているようです。両コネクタの間にChip抵抗が5個並んでいる場所があります。ここに主要信号が並んでいます。BCK,LRCは共通で、Data信号が3set分(6ch)独立しています。3.3Vlogicです。5V系で使用するには、TTL入力のIC(74HCT244等)で受けるのが良いでしょう。信号Formatは前詰めでした。DV-AX10(後詰め)とは異なります。ただ、CDの時のみFormatが異なります。Slot数が変わってしまうようです。Decoderの仕様でしょうか。DV-AX10はこれをHI-BIT ICと称するLSIを追加してFormat合わせを行っています。Analog部と思われる回路にもOSコンが使われているのが気になります。ただ、Analog出力にOSコン臭さはあまり感じません。
Front chの電源に関しては左右別電源になっているようで、電源供給Cableは独立しています。Rear&C/SW用の電源は、4ch共共通のようです。現物では確認していませんが、カタログの写真からそのように判断しました。
Video基板
カタログ写真でも判るように、パターンやシルクがあっても部品が載っていない個所が沢山あります。EU向けのRGB出力用の回路用でしょうか?この基板のCostがほぼX-01のFront片ch分に相当する(UX-3とX-01の価格差\50K)はずなのですが。損はしていないよなあ。かなり背の高い電解コンが多数使われています。ぐらぐらしているので、半田を溶かして押し込んでおきました。その後Hot Bondも充填しています。Video DACはADV7314で216MHz/14bitと最新(当時)のDeviceです。但しこのDACを通るのはComponent出力のみです。また、交換後の最新機(?)ではVideo基板の回路も変わっているようです。赤いLEDが光っています。前はこんなの無かったよなあ。(点灯していなかっただけとのことでした)それから、ジャンパー線が1本追加されていました。
信号処理部
この部分はVRDSメカの下側にあるので実際に目で観て確認することはほぼ困難です。MJ誌04/8号の記事の受け売りです。DVDAのDecodeをどのようにやっているのか等不明な部分もあります。
Servo DSP:RF AmpはCXD1881、Decoder(Discの情報を読み込むところまで)はCXD1885となっています。CXD1885というのは検索でも引っかかりませんでした。CD-DAのDecodeはここで行われているはずなのですが。どちらもSony製です。
MPEG2 Decode:DVDの映像のDecodeをします。三菱M65776で、Pioneerでも同じLSIが使われています。
Audio Decode:DDやDTSなど圧縮音声のDecodeを行います。YSS942(ヤマハ)が使われています。このLSIはAV Ampでもよく使われているようです。DVDAのDecodeはここでは行われません。M65776で行っているようです。
SACD Decode:SACDのDecodeはCXD2753Rしかありません。Watermarkの解読も行います。CXD1885の出力を取り込んでDecodeします。2751からADCが内蔵されたこと、Multi CH対応になったことが改善点です。
DSD->PCM Coverter:NPC社のSM5819AFでしょう。その後内部のアルゴリズムが改善された5819HQが発売されていますが、UX-1では使われていないと思います。(UX-3/X-03では使われているかも)。仕様では4fs(176.4KHz)出力までが可能ですが、UX-1/X-01では2fs(88.2KHz)が採用されています。なぜ、2fsでとどめたのかは不明です。D-01では4fsまで対応しています。単なる差別化なのでしょうか?
I/P Converter:カタログから、Faroudja FLI2310で間違いないでしょう。このChipの詳細は知りたいですね。初期のUX-1ではDCDiがOnの時の動作が正常ではありませんでした。ボケボケの画になってしまいました。この部分は一度新しいVer.にUpdateしてしまうと古いFirmに戻しても元には戻らないようです。
Digital出力の直出し製作記事はこちら。
UX-1のAnalog出力には早くも限界を感じ、Front ChはDigital出力を直出しにして自作DACと接続する事にしました。既にDV-AX10で実現していましたが、信号Formatが異なっていたので74HC595でFormatを合わせてやります。74AC74でRe-ClockとBalance出力を得ます。LRC,BCK,DATAはBalanceで自作DACへと送られます。念のため、DATA信号は74HC595のClear端子を利用してMuteをかけます。Mute信号はSM5847に供給される信号を反転して使います。DV-AX10ではこのMute回路を入れてもたまにノイズが出ましたが、UX-1では今のところ気になるノイズはあまり出ません。電源はAudio用Digital5Vの元になる8V電源をもらって三端子REGで+5Vを得ています。74AC74のみ三端子REGを分けました。消費電流は10mAも無いでしょう。
Format変換に関して述べておきます。UX-1のメカから出力されるDigital Audio信号(観測点は、Audio基板のDamping抵抗前)のFormatは、DVD系・SACDは32slotで前詰め24bitです。CD-DAのみ24slotの後詰め(?)16bitでした。Formatが異なるので同じ回路ではCD-DAのみWhite Noiseになってしまいます。CD-DAはDAI経由でも良い音ですのでCDはDAI経由として、DVD系・SACDはDigital Direct出力経由で聴く事にしました。自作DACは後詰め24bitで入力されますので74HC595でDATA信号を8Cycle遅らせる事でFormatを合わせています。
この回路の追加で、DVD-AudioやSACDも落ち着いて聴く事ができるようになりました。構成上は既にX-01よりも上です。これまでSACDの音に違和感がありましたが、この回路を通すとそれも解消します。これから先が楽しみです。ただ、音のレベルが上がると他の部分が気になりだします。Agingが進むにつれて桃源郷が見えてきたようにも思います。徐々に環境も整えています。
Rear CH用のDigital DAI出力も追加しようとしましたが、物理的に入らず断念しました。Audio基板の上の空間があまり無いので、上のFront用基板(かなり小さく作ったのに)を入れるのにも苦労しました。これは今後の課題となります。
Version Upと仲間達
気の早い話ですが、聞いてみました。Digital出力の追加に伴って、X-01並みの回路に変更してほしいという希望を書きました。回答は、「今のところ考えていない。ユーザーの意見を聞いて決定したい。」というものでした。DV-50なども'S'Versionができましたので、いずれUX-1やX-01にも'S'Versionができるでしょうけど、期待を裏切らないものを出してくださいね。
iLinkの追加は容易に予想できますけど、多分それだけでは終わらないでしょう。どうやらUX-1は映像の方に注力されているようなので、Updateの開始時期が遅くなってしまうと1080p出力対応もしなければならないのではないでしょうか。1/05現在、まだUpdateのアナウンスが聞こえてきませんから、UX-1ではこれらの2点が対象となるでしょう。また、X-01並みのFront ChのAnalog回路への変更も可能性はあるでしょう。さて、どのような発表があるのでしょうか?
・未来予測 10/06追加・修正しました。
UX-1s(仮称)の発売時期ですが、'06年冬から'07春頃発表と予測されます。Audio DAC部は従来通りのPCM1704で落ち着いたようです。構成は変らなそうですね。Analog回路の構成はX-01 D2と同じでしょう。さて、Ver-Upの内容を予想すると、
0.メカ部は最新技術を導入して更に改善!!
どうやらP-03メカが使われるようです。(X-01 D2と同じ)
1.Digital Video出力をHDMIに変更し、1080p出力を実現
この部分に使用するLSIの仕様が日進月歩なので、採用するLSIのタイミングを見計らっているとのことでした。これなら画面サイズの変更も自動的に行ってくれそうです。
HDMIのVer.は1.1以上でしょう。1.2ならSACDまで完全対応になります。1.3の可能性もありますが、元がSD信号の映像をScalingしているだけなので画質面でのAdvantageが必要でしょう。映像回路はP-03 Unversal相当でしょう。
2.iLinkによるDVD-Audio,SACDのDigital出力を追加
と予想されます。Clockの高精度化もやってほしいですね。DACの構成もできればX-01と同じにしてほしい。
併せて新製品も投入されるでしょう。
D-05:UX-3/X-03用Surround DAC。Front以外の4ch分を実装。DAC ICは各CH Single PARA(Front ch並み)。D-03と組み合わせてHappy Life!希望はともかく、2chでリーズナブルなDACになるでしょう。
P-01 Universal:究極のUniversal Transport!VideoはP-03 Universalを更に改善。AudioはDAI,iLinkと独自規格のもの。電源は別筐体。価格は\2800K位に抑えてくれるでしょうか?DSD->PCM変換を搭載していれば多少高くても買うだろうなあ。
勝手な予想ですが少しは当ってほしいですね。飽くなきEsotericの野望は今後も続くでしょう。
UX-1ltd 12/15/05発表
UX-1もX-01行ったVersion UPと同じ内容でUpdateされたLtd版が誕生しました。詳細は下で考察を行っています。ちなみにiLinkは見送り。UX-1は生産終了となりました。でも、UX-1Ltdも限定生産です。
・P-01/D-01 9/04発表
兄貴分にあたる究極を目指した製品です。P-01はCD/SACD Transportです。D-01はDSDからPCM192KHzまで入力可能なDACです。ただし、モノラル!!今後Stereo Version(D-03?)も発売されるのでしょうか?X-01を買った人は悔しい思いをしているかもしれません。DACは同じくPCM1704を8個/ch使用しています。どうせだったら、TransportはDVD-Audioの音声まで対応(Universal Transport)しようとは考えなかったのでしょうか?どうせDigital出力なんだから、Cost Upの要因は少ない様に思うのですけど。PALモードよりもよっぽどニーズがある(確かに画質は魅力的だけど)と思うのですけど。DVD-Audioは仕様があいまいなので面倒だと考えたのでしょうか?Word Syncは48KHz系は勿論10MHzが新規に追加になりました。VRDSの円盤の色が変わっているので材質も変わっているようです。UX-1購入後すぐの発表でしたが、登録葉書を出すと直ちに資料が送られてきました。買い換えろという事?また、先行でTransportの発売を発表していたSonyに打撃になったでしょう。Transportとしての評価はどちらが上であるかは明らかですから。
5/05にようやく試聴ができました。独占欲の強い客に待たされましたが、その待ち時間と実際に手持ちのSACDを試聴した結果はCostに見合う音ではないということです。条件は、Word Sync無し・Shopの切り替え器(コンポの組み合わせを自由に選べる)経由で、DC-330,A-60,S-9800(?:JBLの最新機種)で再生しました。選択の理由はこのShopで聴いたことのある機種だからです。待ち時間はGouldmund(音悪い)のPreにLinear TechnologyのPower(多分)と自作(JBL系)のSPで再生していました。この組み合わせだと音が伸び切らずにつまった音になっていました。私が試聴した時は、つまったという印象はなかったので、再生機器の選択の問題でしょう。さて、P-01/D-01の印象ですが、思ったほど情報量が多くなかったこと、Focusがかなり甘かったことでがっかりします。Shopの切替器経由(ついでに店の人も乗り気ではない)という条件でも、もう少しインパクトのある音を聴きたかった。この音ではとても\4400Kは取れないでしょう。加えて音楽を聴く喜びを感じることもできませんでした。Esoteric慢心の結果の集大成ということでしょうか。発売後あまり話題にならない理由がよく判りました。多分これを買うなら、X-01+G-0sの方がC/Pも高くて良いのではないでしょうか。もちろん、私はDVDA派なのでUX-1のTransport化をお勧めしますが...。
後になってVer-UPの効果を知ってからこのときのことを考えると、
@Agingが進んでいない(系列店を何店も回ってはいるが)
A店にやる気が無いので、再生系のレベルが本器に見合っていない
(インコネ等のCableは安物、Shop自作の切替器経由でした)
BWord Syncがかけられていない(確認済)
ことが原因として考えられます。特にAに関しては他のメーカーの試聴会でも同様でしたので
これはAudio Union淵野辺店の問題でしょう。他のメーカーの方と本音で話したときも
その方が仰っていましたが、
Shopは何もしてくれないけどマージンは結構持っていく、とのことでした。せっかく苦労して用意した貸出機も
性能を出せない条件で試聴されてはその機器なりメーカーにはかわいそう過ぎます。このクラスの高級機を
聴く機会は一人当たりさほど多くないでしょうから、その一回の印象がその機器の評価の全てになるわけですから。
マージンをとって商売をしているShopなら、もっと積極的に仕事として取り組んでもらいたいものです。
・X-03/UX-3 11/04発表
弟分にあたり、Analog出力は2chに限定してSurround出力はiLinkで対応しています。VRDSの円盤もマグネシウムからジュラルミンに変わっています。弟分とはいえ、DV-50sよりも高価です。円盤の材質変更は音質に大きく影響しそうですね。マグネシウムは柔らかい音という印象ですから、ジュラルミンは堅いのかなと勝手に想像しています。他にもBridgeの肉厚が半分、ベース部のダイキャスト化といったCost Downが行われています。また、天板・側板もアルミから鉄に変更されています。(この変更はCost Upになったそう)メカ部のCost Downは音質に大きく影響するでしょう。DAC部はUX-1と同じだそうです。映像回路の無いX-03の方が\50K安くなっています。ちなみにこちらの資料は送られてきませんでした。買い換えの意味はありませんからね。04の暮れ時点でお店に置いてあるのをみています。お店の人の話では、商売になるのはこの機種からだそうです。どちらもPure Audio指向の人には受け入れられるのではないかとのことでした。2ch再生しかやらない人・SurroundはAV AMPのDACを使うという人向けの製品です。ただ、iLink入力を持つ高級DACが出てくれば地位が向上しそうですね。
両機の音質差が大きい(X-03の方が良い)という評判を聞きます。これには少々疑問を持っています。多分試聴会等ではUX-03のVideoはOnのままなのではないかと思います。もう少し詳しく言うと、DVI出力も影響を受けます。ですから、純粋にUX-3とX-03の音質比較をするのであれば、少なくともVideo,DVIの両方はOffで行ってください。この条件であれば、音質差(本質的な部分の話です)はそれほど大きくないと思います。Video,DVIのOn/Offによる音質差は思っているよりも大きいと考えてください。
iLink入力はSurroundをやっている人には一般的な環境なのでしょうか?メーカー間での互換性はどうなんでしょうね?Surroundはともかく、2chでも高音質のDACが発売さればもっと普及するでしょうね。ところで、X-01/UX-1のDigital出力追加のVer-Upの話はどうなった?iLinkはともかく、他のVer-Up項目には期待しています。
X-03はお店で少し聴きました。他の装置が違うし、UX-1のFront CHのAnalog出力はほとんど聴いていないので一概にUX-1とは比較できませんが、メカ部のCost Downの影響はありそうです。もちろん、DV-50sクラスまで落ちません。外部DAC前提でTransportとして使うなら、UX-3/X-03もそこそこのレベルと言えるでしょう。しかし、Transport扱いなら、UX-3の方が使い手があります。VideoもDVI出力ならUX-3もTransportですよね。
ダイナのHPにUX-3/X-03のTuneを同店で行ったという記述がありました。UX-1/X-01もここで評価してもらっているようですし、Esotericの基準はこのお店ということなのでしょうか?最初は店主の気に入らない音だったのが、Tuneを行うと合格レベルまで上がったとか。いったい何を変えたのでしょう?部品を変えたとは思えないので、メカの設定を変えたのでしょう。それで音がガラッと変わるとは...。UX-1の音決めは最終的にどうやってなされたのでしょうか?
X-01ltd:一足先にX-01にLimited Versionが誕生しました。内部配線材やコネクタ・部品の見直しを行ったものです。内部配線といってもAnalog信号は内部配線を通らないので電源やDigital信号の配線ということになりますが...。UX-1は対象になっていません。:-< 内部構造はほぼ同じなのですけどねえ。
P-03/D-03 8/05発表
05秋の新製品というのはこれのことだったようです。P-03はP-01の半額程度ですが、これはUX-1並みの価格です。やはりSACDまででDVDAには対応していません。画は出なくても構わないのでDVDA(orDVDの音声のみ)にも対応してほしかった。PCM->DSD変換とPCMのUp-Convert機能を搭載したそうです。電源とは一体型です。
D-03は心臓部のDAC ICがAD1955に変更されています。DSD->PCM変換への批判に答えたということでしょうか?これで音はガラッと変わることでしょう。今までこの手のStereo DAC ICを使って音が良かったことは無いので期待できません。かなりSACDに日和った感じでがっかりです。私の予想が当たったのはStereoであることだけでした。ただ、PCMのUp-Sampling機能(P-03の場合CDのみが対称だが)はDAI出力でも恩恵を受けられるので意味はあるでしょう。
UZ-1/XZ-1 9/05発表
05秋の新製品に続編がありました。VRDSメカではなくて、Pick-Up周りのみ流用(Esotericメカ)されているようです。操作性などの仕様はUX-1と同様と考えられます。DAC ICはCS4398となっています。UZ-1は\600KとそれなりのクラスのPlayerですが、魅力はあるでしょうか?Analog出力はFrontのみで、他はiLinkとUX-3と同じ思想です。また、Video出力はHDMIになりました。これのVer.は1.1だそうです。DVDA完全対応で、1.2ならSACDまで完全対応ということになります。同時発表のDigital Pre/Main Amp AZ-1はSurround用のAmpとして面白い存在になるかもしれません。
UX-1 Limited 12/05発表
UX-1は生産終了となり代わりにX-01 Limitedと同様のVer-Upが行われた製品が発売されました。UX-1よりも50K UPですがUX-1をLtd仕様にVer-Upしてもらうと100Kかかります。主にAnalog系のVer-Upですが、MCK周り等Digital系もVer-Upされるようです。先ずはUX-1も見捨てられていなくて良かった。
実機を見ると、Analog段(Frontしかみていません)はOPAが1段削除されています。削除できる部品は削除してSimpleにした方が音質的には有利ですから正解でしょう。この変更はSurround CHにも適用されているとのことです。CableはWord Sync用のCableも変更されています。Clock周りやVideo周りも多少変更されていると聞いています。Ver.UP後のUX-1は予想よりも遥かに画質・音質共に改善されています。
P-03 Universal 2/06発表
P-03にDVDやDVDAの再生機能を持たせて、画も音もDigital出力(VideoにはRCAとConponent出力有)という仕掛けです。この仕様はEsotericの方に提案したことがあります。\1600Kで3/06発売とのこと。こちらで買ったらどうしようかという算段をしています。SACDの処理が問題になります。CDにはUP-Convertの機能があることが明記されていますが、これはDVDAなど全てのPCM信号に適応されるそうです。VideoはAnalog出力も装備されているので、iLink対応のAV AMPがあれば、Surround環境も含めてかなりのレベルのAV Systemになるでしょう。本気でやるなら、D-01を6台とAMPとSPが3式必要になります。これを買うレベルの人なら、AV AMPを使うのはP-03 Universalに失礼でしょう。HDMIはVer1.1まで対応(DVDAはOKでSACDはNG)しているとのことです。Clock系はAudio中心(44.1K/48K系のClockからVideo系の27MHzを生成する方式)に変わっています。明らかに音質面では有利ですが、画がどの程度影響を受けるか、そして100KHzでのWord Syncの効果がどうなるのかが鍵になるでしょう。残念ながらEsotericさん来訪時にはここまで掘り下げられませんでした。
DV-60/SA-60 6/06発表
前者はDV-50sの後継機で、HDMI出力で1080pまで対応。後者はSACDのみならずDVDAの再生までを対応したAudio専用機です。とりわけ後者は世界初の真のDVD-Audio Player(映像回路が無いもの)となります。メカはEsoteric製でVRDS-NEOのTurn Table以外は同じようです。よって、操作性などの仕様はUX-1と同様と考えられます。これにDV-50などで使われていたStabilizerと組み合わされています。価格も少し安くなっているのでUZ-1/SZ-1の立場が微妙になりました。Audio DAC ICはCS4398とのこと。RDOTやPCM信号のDSD変換機能にWord Sync機能も搭載されています。iLink搭載とDV-60はHDMIで1080p出力までが可能になりました。
X-01 D2 10/06発表
先にX-01の後継機がInternational Audo Showで発表されました。最大の特徴は、デュアルDAC構成です。これは、SACDのDSDと称する信号はAD1955のDSD信号処理を、CDのPCM信号はPCM1704の従来どおりの信号処理を行うDual DACという方式です。どうやらDSD<->PCMの相互変換が可能な構造になっているようです。また、Analog回路の見直しも行われています。差動でD/A変換した後の信号処理を最後まで差動で行う回路に変更されています。メカはP-03のもののようです。(Turn Tableは黒く塗られています)価格は税抜きで\1350Kです。結局Esotericとしては両者の言い分を聞いて両方のDACを搭載することで決着したという事になります。その分Costはかさみますねえ。ここまでするなら、SA-60と同様にDVDAにも対応してほしかった。先ごろKiller Contentsと言われているThe BeatlesのDVDA(96K/24Bit/5.1ch)の発売が発表されたばかりですから。DVD-Pでも再生は出来ますが、D.D.音声になってしまうので、LPCMのSurroundを聴くにはDVDA Playerが必須です。
UX-3Pi 1/07発表
UX-3SEのVideo回路を最新のVideo DAC:ADV7324(14bit/216MHz)、Scaler:ABT1018、I/P Converter:FLI2310を採用し、HDMIで1080p出力を可能にしました。また、UX-1には搭載されているRS-232Cの制御端子も追加されました。Ver.UpではRS-232Cは含まれません。UX-1,UX-3系のVer.Upも行われます。UX-1系は初めてiLinkが追加される事になります。悪く言えば延命措置、良く言えばAudio系の完成度が高いと評価できるでしょう。受け付けは2月から始まっていますが、UX-1系のVer-UP作業は3月下旬からに延期になっています。
| Media | Video | DVI | LCD | Power [W] | Current [A] |
|---|---|---|---|---|---|
| No | On | Off | Off | 30.85 | 0.380 |
| No | On | Off | Dim3 | 31.67 | 0.396 |
| No | On | On | Off | 31.55 | 0.394 |
| CD | Off | Off | Off | 36.64 | 0.452 |
| DVDA(192K) | Off | Off | Off | 39.95 | 0.488 |
| SACD | Off | Off | Off | 37.85 | 0.470 |
| DVD(PAL) | Off | Off | Off | 36.52 | 0.454 |
| DVD(NTSC) | Off | Off | Off | 36.95 | 0.460 |
| DVD(NTSC) | On | On | Off | 39.90 | 0.493 |
| 機器 | 条件 | Power [W] | Current [A] | Voltage [V] |
|---|---|---|---|---|
| E-406 | On:30min | 69.6 | 0.88 | 106.5 |
| A-50 | On:10s | 550 | 7.3 | 99.1 |
| A-50 | On:10min | 355 | 4.5 | 101.6 |
| W2600 | On:10s | 155 | 1.55 | 100 |
| W2600 | On:10min | 148.1 | 1.49 | 99.9 |
| Kubota Amp (DIY) | On:10s | 24.4 | 0.324 | 102.8 |
| Kubota Amp (DIY) | On:10min | 25.6 | 0.333 | 103.3 |
| OSC 100K+27M | 連続運転 | 11.48 | 0.142 | 測定忘 |
| DIY DAC | No Signal | 26.9 | 0.393 | 102.5 |
| DIY DAC | Signal in | 27.32 | 0.396 | 102.5 |
| A-20V | On:10s | 122 | 1.83 | 102.5 |
| A-20V | On:10min | 約184 | 測定忘 | 測定忘 |
| A-20V | On:30min | 151 | 2.06 | 102.5 |

致命傷!! VRDSから対策もせず!
知人から、P-2sのトレーが開閉できなくなる問題を聞き、手持ちのVRDSメカ機を確認すると、やはりトレーの開閉ができなくなっていました。内部を見るとびっくり!製造の古いP-10(s)は2台ともゴムベルトは半分以上溶けていました。P-2sも変質が始まっていて、表面は濡れた感じで、ゴムは伸びています。安い材質のゴムを使っているのでしょう。詳細(Link)加水分解を起こしているとのことです。調べてみると、ネットでも多くの報告がされていました。Esotericは、VRDSメカ(CD専用の方)の修理は受け付けていないそうです。なんとも身勝手な対応ですね。更に、WADIAの供給しているメカと一部のメカはギアが使われているそうですが、そちらはギアが破損するそうです。ギアの材質も安物なのか、設計に問題があるのかは不明です。こちらも同様の身勝手な対応だそうです。
そうすると、UX-1などで使われているVRDS-NEOメカも心配になりますね。すると、しばらくすると同じ現象が出始めました。詳細
つまり、VRDSメカでの問題を解決もせずに放置したまま、同じゴムを使い通い続けるとは、怠慢と言わざるを得ません。人は失敗するものですが、失敗から何も学ばない者は、愚か者です。勿論、会社も同じです。
VRDS-NEOメカは修理するそうですが、\2万(税別)だそうです。リコ−ルどころか、己の怠慢を棚に上げて、高額な修理代金をふんだくるとは!しかも、また10年ほど経つと同じ故障が起きるのですが...。経時変化の少ないウレタンゴムに交換するのが良さそうです。詳細はこちらです。フラットケーブルも何度も抜き差しできない安物(修理の際にもこれらのケーブルも交換されてその代金を請求されます)当面は、フラットケーブルの抜き差しの必要の無い、上側のベルトの交換だけで、問題は解決します。