ウインカーリレーをIC化してみる
バッテリーレス化して以来信号待ちなどでウインカーがちゃんと点滅しないなどの不具合が起こっています。
まあ最初からわかっていたことではありますがなんとかならんものかと。
とりあえず今後ヘッドライト以外の照明をLED化すれば改善していくだろうし。。。
しかしウインカーリレーはランプを低ワットの電球やLEDに交換すると正常に動作しないのでこの際試しにIC化してみました。
これを足がかりにウインカーを337拍子動作などに改良(なのか?)したり前後交互点滅などにできそうです。

今回の回路はタイマーICをマルチバイブレーター動作させて、リレーの代わりにトランジスタを使ってランプの点灯を行っています。
点滅周期は抵抗とコンデンサの時定数で決まっているのでこれを適当に変更してやれば点滅周期を変更できます。
回路図上の抵抗10K、100K、回路図下のコンデンサ3.3μで点滅周期は決定されます。
抵抗またはコンデンサの容量を増加すると周期が遅くなり少なくすると早くなります。現在の定数では少しハイフラっぽい点滅速度です。
抵抗は両方同時に1:10程度になるように変更すると消灯時間と点灯時間の比がだいたい同じぐらいになります。
ここのバランスを変えると消灯時間が長く点灯時間が短いストロボのような点滅にも出来ます。
点滅周期、いわゆる発振周波数F(Hz)は F=1.44/((RA+2RB)*C)という式で算出されるらしい。
RAというのが左上の10KΩ、RBが隣の100KΩで、Cは下の3.3μFです。
計算はμが10^−6でMが10^6であることから10Kを0.01Mという風に変換して計算しました。
今回の例では1.44/((0.01+0.2)*3.3)=2.077(約2Hz)となります。
点灯と消灯の比率、いわゆるデューティー比はD=(RA+RB)/(RA+2RB)らしいので。
(10+100)/(10+200)=0.523となり、点灯と消灯の比率がほぼ同じということになります。

TS50Wのウインカー周りの配線は上記のようになっていました。

とりあえず今回はこんな感じでウインカーリレーのあった位置にそのまま置き換えるような感じで取り付けました。
この回路を見るとわかるのですがメインの電源が入るとウインカースイッチがOFFでも点滅回路自体は動作しています。
ウインカーランプは点滅しませんが、回路の動作確認LEDは年中ピカピカしているってことです。
ランプ点滅用のトランジスタを駆動するために約0.6W程度の電力が消費されるため年中0.6W消費してしまいます。
まぁ点滅なので0.6Wの半分ではありますが、ちょっと気持ち悪いといえば気持ち悪いです。
スイッチングにトランジスタを使っているので年中動作したからといって接点のようにヘタるってことは無いです。
これを対策するには回路の電源をまずウインカースイッチのLRからダイオードを使って取るように変更する。
点滅させるトランジスタは2SAのタイプではなく2SCのタイプに変更してGNDとランプの間でオンオフさせる。
などの変更が必要となります。技術的には問題無いのですがハーネス作るのが面倒なのでこのままやってしまいました。

回路はユニバーサル基板などに組むべきですがズボラな私としては空中配線で製作しました。
この製作方法が一番コンパクトに作れるうえに低コストです、まぁ信頼性は?です。

配線が終わった状態です。
GND信号はバッテリーのマイナス端子から取るので丸型圧着端子としました。
12Vと出力は元々のウインカーリレーのソケットから取るのでウインカーリレーの足と同じタブ端子にしました。
これでGNDはネジ止めですが残り2本はソケットに差し込むだけのカンタン配線です。

作った回路そのままでは強度的に弱いうえにショートしそうなのでエポキシで固めました。
ネジが入っていた塩ビのケースを切り出して適当に箱型にした型に流し込んで作りました。
ペットボトルなどから切り出してもうまくいきそうです。
実際取り付けてみたところアイドリング時のランプの暗さは仕方ないですが規則正しく点滅していました。
これからLED化などの省エネ化に取り組んでいく予定です。
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