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【日米安全保障の本質 DEAD OR ALIVE】これは二日間に亘り初回8機、次回4機である。これは防衛省に事前通知は無く、突然の飛来である。米軍側は予定されていた行動であると伝えているそうであるが、この出来事には米軍の意図がある。その意図を推論し、返答を出す。 現在、私は二つの論文を書いている。これを時系列に考慮すると、いま書いているものと、もうひとつは日韓合意に関するものだ。いま書いているものは日米集団安全保障を意識し、日韓合意に関するものでは日本の自主防衛を意識している。この違いを米軍が逸早く察知したのだろう。いつもながら反応が早い。 北朝鮮に拉致された日本人を救出するのであれば日米による集団安全保障は必要不可欠な国家安全保障体制である。拉致被害者は長い年月の期間、拉致されたまま苦しみ続けている。その苦しみから解放するには北朝鮮へ軍事侵攻し武力制圧することが最も適切な対応である。 できれば日本独自の国防力で解決を望むところであるが、現状では武力行使を禁じられているため不可能だ。憲法を改正し武力行使が可能な国家に戻すべきであるが米国が許可するとは思えない。これは拉致被害者の死を意味すると同時に、日本の自主防衛を望むのであれば「おまえを殺す。」そういう意図があるのだろう。 今回の米軍機の飛来は警告という意図がある。 「生かすも殺すも我々次第。」 そういうメッセージが伝わってくる。 米軍は空母を2隻展開するという。そのうち1隻は朝鮮半島有事に対処するための実戦配備として認識している。米国防省は北朝鮮の核実験を過小評価している。「核のない世界」を提唱するために都合が悪いのだろう。しかし実際は確実に北朝鮮による核の脅威は増大している。 米国防省は核の小型化と運搬技術の向上を懸念しているが、実戦における核兵器の戦術運用は多岐に亘る。北朝鮮は現状の技術力で米軍の空母艦隊を殲滅することが可能である。運搬技術は弾道ミサイル以外にも存在するからだ。たとえば潜水艦。これに核兵器を搭載し、米軍空母艦隊に近接した海域で起爆すれば甚大な被害を与えることができる。 周辺海域の深度と核兵器の起爆深度との関連は技術計算が必要となるが、海中核爆発による人口津波の発生は近接海域に存在する艦船を沈没又は航行不能にすることが可能である。戦術運用で最大効果が発揮できるのは空母の直下まで潜航し起爆する場合である。 しかし北朝鮮が保有する潜水艦は旧式であるために接近するのは至難である。すぐに存在を探知され起爆する前に撃沈されるだろう。それでも方法はある。それはロシアの潜水艦である。技術は米軍と同等。探知網を潜り抜けて空母艦隊の直下まで潜航が可能である。 空母艦隊を殲滅するのに弾道ミサイルは不要である。あえて使用するのであれば陽動作戦においてだろう。航空兵力も不要だ。核兵器を搭載した潜水艦があれば事足りる。 オバマ大統領は実戦における核兵器の戦術運用に関して如何なる戦略をお持ちなのだろうか。これで恐れて空母の派遣を控えたら北朝鮮は何度も核実験を繰り返すだろう。弾道ミサイルの技術も向上する。空母打撃群を喪失し、米国本土を核攻撃される危険性は日増しに増大している。 北東アジアの安全保障環境は刻一刻と悪化しているのだ。悠長に待つ時間は無い。私としては出来るだけ早期に日本の自主防衛を確立したいと考えている。生きるか死ぬか、その選択権は己自身で決定したいからである。 |

