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2017.01.07 23:15 謀略とは何か。それを見抜くために必要な能力とは何か。 チャンネル桜【直言極言】謀略・情報統制下にある日本[桜H29/1/6]を視聴した。 タイトルに惹かれて視聴してみると、冒頭は中国に対する批判から開始される。相変わらずの論調だ。80年前に起きた通州事件を採り上げて謀略の例え話にしている。通州事件は当時の中国共産党による対日謀略である。ちょうど80年という節目にあるから話題として採り上げるのは悪くない。 しかし話す内容が単純である。何故なら日本と中国との戦争が危惧されているときに、中国を批判するだけの内容では片手落ちである。チャンネル桜が設立してから以降、今年で十四年目になるだろうか。この間、日本と中国の関係が次第に悪化していき、戦争の危機が話題に上がるようになった。チャンネル桜は無責任だから言いたい放題であるし、支援者たちも何の疑いも無く中国を非難する。 私に言わせれば、チャンネル桜こそ対日謀略を体現するメディアである。中国を批判するのなら、その内部にいる抗日勢力を攻撃の目標にすればよいものを、中国政府又は中国そのものを攻撃目標にするところが愚かなのだ。中国政府は日本外交の長年の努力により日本政府に対して好意を寄せるようになっている。この努力を無駄にしてほしくない。 日本と中国は双方の努力により、無益な争いを回避する方向へと向いている。だからチャンネル桜の関係者と支援者も同様の意識を共有してほしいのだ。謀略の例え話として通州事件を採り上げるという行為そのものを批判しているわけではない。そこから何を学ぶのかということなのだ。 相手を批判するだけでは何も変わらない。代表の水島総はそう発言している。何も変わらないのは批判することを目的としているからそうなるのだろう。問題はその先なのだ。批判して、その先に如何なる状況が必要なのか。それを考えてほしいのだ。現在、水島総は映画を作製している。それも中国による対日謀略がテーマの作品だ。通州事件のように80年前に起きた出来事や南京事件が主な題材になる予定だ。 問題はその内容である。視聴者に何を問いかけるのか。謀略そのものを暴きたいのか。日本は悪くない、悪いのは中国だと、そう思わせたいのか。それだけでは不十分である。解決すべき問題はその先にある。その映画は日本と中国が和解できるような内容なのだろうか。ただ謀略を暴くだけの内容であるならば、日本と中国との関係は現状維持のまま何も変わることはないだろう。 そのような映画は価値が無い。これから先、将来にわたり何の価値も見出せない自己満足の作品として終わることになるだろう。それが現時点で評価できる率直な意見である。結局、水島総は過去に起きた謀略に心を囚われているだけである。既存の概念に囚われて先が見えなくなっているのだ。それでは良い作品は生まれない。 必要なのは先見の明であり、未来を見通す能力である。この能力は謀略を見抜く際に必要となる。しかし、これだけ有れば事が足りるというわけではない。謀略を見抜くには他にも必要な能力がある。そのうちの一つである。映画のように後世に残るものを作る場合は、この能力は必要不可欠である。 水島総は今よりも賢くなるべきだ。そうでなければチャンネル桜は存在する価値が無い。 |


