2017.01.08 01:12
東京裁判史観に基づいた戦後体制の正体



 チャンネル桜【直言極言】謀略・情報統制下にある日本[桜H29/1/6]を視聴した感想を述べる。視聴した番組は前回と同じだが、今回は論旨が異なる。

 番組のなか、水島総は次のように発言した。

 「多くの人たちが、自民党と社会党が55年体制といわれる、この戦後体制のなかの同じ穴のムジナであった。あるいは左右対称、全く基盤は同じものである。戦後の日本社会を肯定する、東京裁判史観を肯定する、こういった属国のなかでの、もっといえばサファリパークの檻のなかのような、それが左と右という役を演じ分けて噛みついたり妥協したり、喧嘩をしているだけである。」

 この発言の趣旨は、右派が左派を批判するのと、左派が右派を批判するのは結局のところ同じことだと言いたいようだ。それは右派の自民党と左派の社会党を比較することで表現される。両党は対立する政党であるが、東京裁判史観に基づいた戦後体制を肯定していたという事実を根拠とし、双方共に同じ穴のムジナであると論じているわけだ。

 この見解に対して反論を述べたい。”同じ穴のムジナ”だという指摘であるが、私個人の見解としては、その穴は”戦勝国連合”である。水島総は”アメリカ”だと言いたいようであるが、私としては右派の自民党の背後にアメリカCIA、左派の社会党の背後にはソビエトKGBが存在しており、ソビエト崩壊と同時に社会党は消滅。そういう認識を持っている。

 だから私個人の見解と水島総の見解との大きな違いは、自民党と社会党との対立は水島総が考えるよりも更に奥深く複雑なものであったと、そのように考えている。そういう意味においては仮に”同じ穴のムジナ”だとしても種類が異なるムジナであったと、そう考えているということだ。だから結局のところ、右派が左派を批判したり、左派が右派を批判するのは意味があることではないかと、そういうことが言いたいわけだ。

 現在、私は安倍内閣を批判している。これは右派であるはずの安倍総理が外交で左派の思想に基づいた発言をしているからである。自民党に対する批判も同様だ。チャンネル桜に対する批判も、これと同じなのだ。本来は右派であるはずのチャンネル桜が左派の意見を代弁するから批判するのだ。

 私個人の見解では右派と左派は”同じ穴のムジナ”ではない。右派は味方であり、左派は敵である。東京裁判史観に基づいた戦後体制はソビエト体制であり、これを打破したアメリカは味方の勢力だと考えている。実際に戦前の日米関係は良好だった。第二次世界大戦の直前と最中の期間だけ日米関係は仲違いしていたのだ。これは日米双方に仕掛けられた謀略が原因であり、仕掛けたのはソビエト、すなわち社会主義勢力である。

 水島総が”同じ穴のムジナ”の”同じ穴”をアメリカだと言いたいのであれば、それはソビエトKGBによる洗脳の罠に落ちているのではないかと言いたいわけだ。ご理解いただけるだろうか。日本がロシアと仲良くするのは特に問題は無い。北方領土問題を解決するためには必要なことだ。しかし、それは左派の思想を代弁したり、反米という思想を持たなくても実現は可能である。

 現状、アメリカCIAの敵対勢力がロシアであることに変わりはない。ソビエト崩壊後も変わらないという意味である。しかし最近では認識を変えるよう検討に入っている。日本がロシアと仲良くするのであれば、アメリカもロシアとの関係を改善する方向へと向かうべきではないかと検討しているわけだ。

 時代は変化している。それは良い方向へ向いている。日本の反米派には覚醒が必要だ。水島総が中国の軍事脅威を前に在日米軍の存在を必要とするのであれば、アメリカを批判する論調には矛盾が生じるだろう。本来であれば、その矛盾に本人が自ら気づくべきであるが、それは無い。だから前回と同様に今回も同じことを記すことにする。

 水島総は今よりも賢くなるべきだ。そうでなければチャンネル桜は存在する意味が無い。




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