私のオーディオ測定機器
テスター![]() テスターはアナログ(内部抵抗20KΩ)、デジタル(入力抵抗2MΩ)の2種類。共に安価なものでそれぞれ、4000円、2000円位だった。電圧測定はアナログテスターで行っている。測定しようとする電圧にテスターのレンジを合わせれば、針の振れで正常/異常が目視できるからである。デジタルテスターではこれができない。デジタルテスターを使うのは、定電流回路の電流を合わせるとき位で、このときはデジタルテスターの数値表示が役に立つ。デジタルテスターは主に差動アンプの両素子の負荷抵抵抗やNFB素子の左右CHのペア選別に使っている。テスターに関して、この2台で特に不満はない。 |
容量計 RIAA偏差やトーンコントロールカーブの左右CHの偏差を少なくするには、実装前にイコライザー素子やトーンコントロール素子の抵抗値やコンデンサー容量を確認しておくことが必要だ。抵抗値はデジタルテスターで計測できる。コンデンサーの容量計も揃えたいと考えていたところ、秋月電子の容量計キット(2,500円位)を見つけたので、これを買い求めた。基板部分のみのキットなので、ケースやスイッチ、端子類は別途揃える必要がある。キットだけを買ってあとはK.ameさんに無理を言って作っていただいた。コンパクトで使い勝手がよく、素晴らしい出来だ。ケース底面にK.ameさんから受け取った日と「K.ameさん謹製」の文字を貼り付けた。これで測定してみると最近のコンデンサーは容量誤差が少ないことがよく分かる。注意しなければならないのは、少容量の測定。測定系の容量を差し引かないと正確な容量が求まらないこと。 |
オシロスコープ 製作記事をそのまま作るのであれば、テスター一丁で完成とすることもできないことでははないが、NFBの安定度(位相特性)、高域・低域特性の確認等にはオシロスコープは必需品だ。原因不明の雑音や歪に悩まされたとき、原因個所の特定にも役立つ。発振機、歪率計と合わせてアンプビルダーには必須の測定器だと思う。 |
低周波発振器 20年位前に買い求めたLUXKITの測定器セットには100Hz、1KHz、10KHzの低歪率発振器と発振器(上限40KHz)があるが、広帯域アンプの調整・測定には40KHzでは用をなさない。1MHzは必要だ。100KHz以上の周波数特性と位相特性が分かって初めてNFBを安定に掛けることができる。方形波観測も重要な測定の1つだ。この発振器とオシロスコープによる測定ができるようになって、聴感に頼らない調整ができるようになった。電気的に問題の無い調整をしてから、聴感上の微調整ができるようになった。聴感だけで調整した結果を測定すると、聴感などいい加減なものだということがよく分かる。(聴感では違いは分かるが、電気特性として良いか悪いかまでは判断できない。そのときの気分によっても結果は異る。) |
歪率計 LUXKITのACボルトメータとこれ組み合わせて100Hz、1KHz、10KHの3点で歪率測定している。1W出力の測定だけにとどめることが多い。アンプ出力に応じて0.5Wで測定することもある。とても使い易いし、真空管アンプの測定には十分な性能を有している。 |
交流計 LUXKITのACボルトメータを使っている。オシロスコープ購入前はこれで出力、残留ノイズ等のAC電圧を測定していたが、オシロスコープ購入後はオシロスコープの目盛から読み取ってしまうことが多くなった。今は主に歪率を測定するときに使っている。 |
ダミーロード![]() パワーアンプ測定は8Ω(10Watt)のセメント抵抗をアンプのSP端子に接続して行っていたが、ダンピングファクターや容量負荷時の測定が効率よく行えるように写真のようなダミーロードを作った。左右の測定が切替無しでできるように2回路同じ物を組み込んでいる。大出力を測定する訳ではないので、操作性の方を重視して端子にはRCAジャックを用いた。これが正しいことかどうかは分からない。DF等は正確に測定できないかもしれない。大体の傾向が分かればよしとしている。 8Ωは50Wattの巻線抵抗、DF測定時に8Ω(50Watt)に直列になる8Ωは10Wattのセメント抵抗を使った。 セレクターは負荷に並列になる容量の切替用、スイッチはON-OFF法によるDF測定用。 |
LCRメーター ラジオの修復の際の必需品。コイルのインダクタンス、バリコンの容量がこの1台で簡単に測定できる。バーアンテナを内蔵する際、セットメーカーのラジオならトラッキング調整がずれている可能性は少ないので、本機を使って取り外すアンテナコイルの二次側のインダクタンスと同じインダクタンスになるようにバーアンテナのコイルの位置を調整すれば、ほぼ間違いなく受信することが可能だ。寄せ集め部品でスーパーラジオを作るときは、予めコイルのインダクタンスやバリコンの容量を測っておけば、トラッキング調整がやりやすくなる。
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