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台所にある意外な真空装置(#1) (実験日 2004.01.26)

さて、皆さん、これは何でしょう? 尿瓶(しびん)じゃありませんよ(^_^;)
(1)真空ポンプ (2)真空チャンバー (3)ケトル(やかん)

常識(良識)ある人はケトル(やかん)が正解。
でも、くぱら真空研究所では《真空ポンプ》あるいは《真空チャンバー》が正解(^_^;)

ちなみに右は頑丈な作りのベルリンケトル(イワタニ・フィスラー 定価\10,000)電磁調理器対応
左はホームセンターやディスカウント店で\800程度で入手できる笛吹きケトル。底が薄くてしなる安物(^_^;)

今回の実験は、この笛吹きケトルを真空チャンバーにしてしまう大実験です。
ブルドン管真空計とパッキンを取りつけ、水を少し入れて沸かします

湯気(煙)が見えなくなったら火を止めて、きちんと蓋をします
ケトルの取扱説明書には『湯沸し以外の目的には使用しないで下さい』とあります。
この実験は危ないので、良い子は絶対に真似しちゃダメですよ。

自然冷却では時間がかかるので、水しぶきをかけて強制冷却。一気に圧力が下がります。

な・なんと、0.08気圧(約8kPa≒60Torr)まで減圧できました。びっくりですね。

しかし、安物のケトルでは大気の圧力に耐えられず底が凹んでしまいました。
(フィスラーのベルリンケトルだと肉厚あるから大丈夫だろうけど、勇気がいるなァ)
教訓:常識の枠に囚われさえしなければ、台所用品だって真空機器になるかも?!
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