アカバ旅行(99年1月17日〜19日)
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ヨルダンを含むイスラム教の世界では1月17日にラマダン(断食)が終わり、17日から20日までラマダン明けの休暇に入りました。ラマダンの終わりはその前日までわからないそうで、16日の晩の月の様子を見て決めたそうです。何とも人間が月に行く時代に、不思議な話です。さてこの休みを利用して、アカバまで旅行してきましたので、また写真を使いながらご案内します。上の写真はアカバの町を丘の上から撮影したもので、アカバの町は、高いビルもない本当に小さな田舎町です。遠くの山はイスラエルです。アカバはヨルダンが海に接する唯一の町で、地図で見てもらえればわかるのですが、エジプト、イスラエル、ヨルダン、サウジアラビアの4カ国がこの小さな海への出口を求めて、海岸線を分け合っています。ヨルダンに与えられている海岸線は20キロメートル足らずでしょうか。この短い海岸線にリゾートエリア、工業エリアが集中しています。とは言っても、この小さな国ヨルダンですから、横浜や川崎のような工業地帯を想像しないで下さい。発電所やセメント工場がぽつんぽつんとあるだけです。
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アカバへの道(デザート・ハイウェイ)
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(デザート・ハイウェイー1)
アンマンよりアカバまでは約330キロメートルの距離があります。今回は初めての長距離ドライブでもあり、一番迷子になりにくいデザート・ハイウェイ(ただ真っ直ぐ走るだけ)で行って来ました。ただひたすら砂漠の中を突っ走るといった感じです。アンマンの町を出てからアカバの町に入るまで、1カ所の信号もありません。途中お茶を飲んだり、写真を撮りながら行っても、約4時間もあれば十分でした。道は若干の起伏はあるものの、ほとんど直線なので、時速160キロメートルで走り続けることが出来ます。左の写真はアカバの近くで撮ったものですで、砂漠の中の風化した岩山の間を通り抜けていく、このコースの中では風景の変化に富んでいる区間です。 |
(デザート・ハイウェイー2)
上の写真と同じ所から撮影したものです。周辺は砂漠と岩山ばかりで、草木を見つけることが出来ません。ヨルダンの南部(アカバ周辺)はこの国の中でも最も雨量の少ない地域で、年間数十ミリといいますから、東京でのごく普通の雨の日の一日分が一年間に降る計算になります。この写真で見てのとおり、交通量は極めて少ないのですが、アンマンとアカバとを結ぶ重要な動脈となっています。特にガソリンなどの燃料を積んだ大型のタンクローリーが、多数行き交っています。とは言っても、この程度の輸送で間に合うのですから、この国の経済活動も知れたものです。 |
(アカバの町の様子)
ホテルの前から撮った町の様子です。典型的なリゾート地のような写真になりました。道もきれいに整備され、街路樹として椰子の木が植えられ、とても美しい町です。写真を見てもわかると思いますが、こちらの椰子の木はそれ程背が高くなく、幹の太いものです。出発したときアンマンは気温が8度でしたが、ここは25度、日差しも夏です。ガイドブックには「世界的なリゾート地でヨーロッパからの観光客も多い」とあったので、バリのヌサドアを期待したのですが、スケールは全く小さく、期待は裏切られました。しかしこじんまりはしているものの、美しい海と空のあるすばらしい町です。 |
 
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