キプロス旅行

99年6月17日から3泊4日でキプロス島を旅行旅行してきました。キプロス島はヨーロッパ人のリゾート地になっており、本当にすばらしいバカンスの島です。ここには、地中海の恵まれた気候と美しい海、それに古代からの歴史の跡が残っています。地理的にはアジアに属していますが、住民はギリシャ系で文化的にもヨーロッパといった方が適切であると思います。島の北半分は現在もトルコが占領しています。

(地中海の小島キプロス)

キプロス島はトルコの南の地中海の小島で面積は山形県(9千平方キロ)ぐらいの大きさです。アンマンからは飛行機で50分足らずで、これほどに近いとは思いませんでした。気候は真夏、海は最高にきれいで、食べ物が美味しいときたら、もうこれ以上望むものはありません。

(ニコシアの町の様子)

キプロスの首都はニコシアで島の中央の内陸にあります。小さな町ですが、オスマントルコやイギリス支配の面影を残す下町(左写真)と近代的なオフィス街やショッピングセンターのある新市街があり非常にきれいな町です。また、ニコシアにあるキプロス国立博物館は、ローマ時代の彫刻やビザンチン時代のモザイクのコレクションなど非常に充実しています。しかし、少しこの町の奥に入ると、トルコとの国境があり、国連軍が警備し、国境の両側で両軍がにらみ合っています。この地域では今もなおキプロス紛争の傷跡を見ることが出来ます。

(キプロス(Cyprus)略史)

キプロスはエジプト、ギリシャ、ペルシャ、ローマ帝国支配の後、1571年にトルコ領になりました。その後1877年の露土(ロシアートルコ)戦争の後、ベルリン会議が開かれ、イギリスに行政権が移りました。(この会議でイギリスの代表は本国がどこを要求していたのかを忘れ、確か「C」ではじまる島(本国はクレタ島を指示していた)を勘違いしキプロス島を取ってしまいました)1925年にはイギリスの植民地となり、第2次世界大戦後1960年に独立しています。その後ギリシャ系住民とトルコ系住民の対立により内戦に発展し、64年から国連平和維持軍が配置されています。現在は北部をトルコが支配しています。この写真はニコシアの下町の教会を撮ったものです。ここはキリスト教の世界です。

(リマソールにて)

リマソールの町にある十字軍の要塞を訪れた時の写真です。要塞自体は今は博物館になっていて、当時の鎧や武器などを展示しています。5月から暇を見つけては旅行してばかりいるので、気を付けているのですが、日に焼けて真っ黒になってしまいました。