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シリア旅行 今年(2000年)1月8日から13日まで車でシリアに旅行してきました。車で国境を越えたのは初めての経験でしたが、スリルに満ちた1700キロのドライブ旅行でした。 |
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(ボスラの円形劇場) 1月8日午前7時に出発しシリアの国境には8時少し過ぎに到着しました。国境を通過するのに車の持ち出しの手続きやら、出入国手続きやらで1時間半ほどかかりました。陸続きの国境とはおもしろいもので、ヨルダンの手続きを済ませ、ヨルダン側のゲートを出、数キロ走ると今度はシリアの国境のゲートに入ります。途中で故障したらどうなるのか、心配になりました。この写真はシリア側の国境から1時間ほど走ったところのボスラという町にあるローマ時代の円形劇場です。規模は中東一で極めて保存状態がよいので、まずその大きさに圧倒されます。外から見ると要塞のようです。 |
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(シャハバのモザイク) シリアに入りまず気が付くのは、町のあちらこちらにアサド大統領の肖像画(トップ写真右)が飾られていることです。息子たちの肖像画もたくさんあります。社会主義になるこうなってしまうのでしょうか。独裁色の強い国には独特な雰囲気があります。この写真はボスラからちょっと北のシャハバという町にある博物館に保存されているモザイクです。これほど写実的な図柄のモザイクを初めて見ました。 |
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(ダマスカス・ウマイヤドモスク) イスラム帝国の最初の王朝がウマイヤ朝で661年に開かれました。この王朝は北アフリカを征服し、スペインにまで進出しました。その都がダマスカスです。この写真は715年に完成したウマイヤド・モスクで世界最古のモスクです。大きな中庭があり、その廻りに回廊のある構造で、回廊の壁面は絵画で装飾されています。スケールは違いますがキプロスで見たギリシャ正教会の修道院の構造と同じです。宗教的には対立してきたイスラム教とキリスト教ですが、非常に近いものを感じます。 |
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(ウマイヤド。モスクの内部) 大きさはなかなか表現しにくいのですが、この写真で写っている倍以上あると想像して下さい。とにかく広くて中では子供たちが、かけずり回っていました。また床には絨毯が敷き詰められていて、この絨毯自体も年代物のようです。ガイドブックによれば、この絨毯の中には聖ヨハネの首が織り込まれているそうです。イスラム教なので人物は描かれていませんが、窓には幾何学模様のステンドグラスがはめ込まれています。 |
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(ウマイヤド。モスクにて) どこに行っても悪ガキというのがいるもので、このような聖地でも、運動場のようにかけずり回っています。イスラム教なのでもう少ししつけが厳しいのかと思っていたら、日本と同じようです。ここではこの子たちにつきまとわれて、落ち着いて見学が出来ませんでした。ラマダン明けは日本で言えば、お正月に当たるので、みんな真新しいシャツや靴を身につけています。昔の日本の正月のようです。 |
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