社会を変えるには何をすれば良いのか



 社会を変えてきた過去の組織的な行動

 1868年、明治維新が成功した教訓は身分制度の中に現代社会の原型となる四民平等の組織(奇兵隊)を作ったことだと思います。変革を実現するためには国民自身が新しい社会(四民平等)を作り出していく行動を始める必要があると言うことを示しています。
 1990年、共産党政権下のポーランドではワレサ委員長が指導した自主管理労組「連帯」が国民の多数を味方にして「民主化」(目標)を実現しました。その後の共産国は次々に変わりました。情報の交換を進め、国民が組織的に行動を起こせれば社会は簡単に変わることを示しています。
 今、欧米や北アフリカなどでは、失業や貧困に対する暴動が多発しています。携帯電話などの普及によって情報が伝わり、集団的な行動が始まって国が変わろうとしているのです。だが、多くの行動は怒りが爆発した段階で止まっているように見えます。何故、維新(革命)は進まないのでしょうか?目指していく目標(未来像)が見えないことが主原因だと思います。

 目標を見つけるための情報交換と意見交換が必要です

 明治維新や「民主化」には目標になる国がありました。だが今の世界には借金や失業から国民の生活を救った国(例)はありません。目標がないのです。まず目標を見つける(議論して定める)ことが大切だと思います。
 改革すべき課題はハッキリしています。国と国民を苦しめている借金を解決すること、生産技術の進歩が失業者を生まない仕組みの社会に変えることです。こうした社会に変えるには借金と失業を増大させている原因を明らかにし、解決策を見つけだすための意見交換を進めることだと思っています。
 他人(政治家、知識人)を頼ったり、他人の責任を追及しても社会は良くなりません。国民自らが話合い、組織的行動を始めなければ、永遠に新しい社会は生まれてこないと思います。

  「維新の志士」(決意した国民)が増えてくるまで待つしかありません

 歴史(維新)を生きる心意気をもつ人が必要です 
 歴史(明治維新)を語ることができる知識人?は多くいます。だが吉田松陰や高杉晋作のように、閉塞した社会(歴史)を変えるために、行動を始める(知識を生かす)人は少ないのです。
 江戸幕藩体制が崩壊したように、今の制度が新制度に移っていくのは確実です。私たちは激動する維新の時代を生きています。だが多くの人は激動の社会に流されるまま生きています。激動の時代を見極めて歴史を生きる志士が増えてこなければ維新は実現しません。情報を交換し、維新のための準備を進めていく人が未来(歴史)に役立つ(生きる)人になると思います。

 世論に流されず、真実を追求する人が必要です
 「日本の平和はアメリカが守ってきた」と思っている日本人が多くいます。だが戦後の世界で戦争し続けてきた平和の敵は実はアメリカです。何故、ダマされるのか?情報の大部分がアメリカを窓口にして流されてきたためです。
 金利(銀行制度)が借金自体を増やしているのです。仕事を奪い合う競争が失業者を増やしているのです。この二つが国民生活に苦しみを与えている根本(原因)だと思っています。大手マスコミは財界(銀行・株主・スポンサー)にとって都合の悪いこうした真実を報道しないように統制されています。
 真実を明らかにするには大手マスコミによる情報統制と闘えるような人が増えてくる必要があります。

 「本当の自由とは何か」を考える人が必要です
 「自由化が自由を増やす」と言う小泉内閣のペテンに多くの国民がダマされました。自由競争は多くの国民から仕事を奪いました。他人の仕事(生活)を奪う自由を許したからです。仕事(生活)を奪われた者は自由ではありません。生活(仕事)する自由を守るためには仕事を奪う自由は規制しなければならないのです
 人類は奴隷制度→封建制度→資本制度へと進んでいます。多くの人間を縛ってきた古い制度を多数者である奴隷や農民が変えたことで社会が進歩しました。歴史は多数者の自由が拡大される方向で進歩しています。
 だが一気に新しい社会には移りません。「古い制度」が成熟してから新しい社会が生まれてくるのです。そして今の社会も成熟しました。新たな社会は多数者の自由(生活)を守るために少数者の自由(特権)を規制できる本物の民主主義(多数決)社会に移っていくと思います。
 自由(閉塞社会の打破)は自由を求める多数者の力が結合された時に実現されています。自由は自由を求める多数者の力(民主主義)によって拡大されているのです。

どんな社会に変えていけば良いでしょうか

  

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