Greco Go B


発売より20余年ほどのこのベースのメンテナンス作業をしました。
7フレットあたりから、ほんの少しネックが起き上がってきており弦高が高くなっています。ブリッジ、ネック調整をしてみましたが、とにかく弦高を下げる、という依頼だったためフレットファイリングをしました。1、2フレはほどんど削らずハイフレットへ向けてだんだんと低くなるようセットしました。使用した道具類は前回の314stモデルの時と同じです。
変わったナットが見えますが、ハーフアンドハーフナット、と呼ばれるそれはブラスと牛骨が半分ずつで構成されており、押弦時と開放時の音色の差が少なくなるよう配慮されています。
スルーネックが確認できると思います。ネックは5ピース構造のようで、芯材のメイプルの両脇にローズ材、再びメイプル材を使い、ネックの剛性を高めたり、ねじれ、そり防止にかなりの効果が期待できます。装飾的にもすばらしいですね。
ノブについているゴムの帯により操作性がかなりいいです。
ライブ時などけっこう手がすべったりしますよね。
ブリッジもバダス的なゴツイ感じのものが採用されてます。
初めてみたのですが、ポットにシリコンのカバーがついております。画のように簡単にはずせるし、かぶせてあるだけです。
ザグリ部分はとてもきれいで塗装ものってないので塗装時にはマスキングされていたんでしょう。ピックアップがハムバッカーということもありキャビティ内には導電処理はされておりません。

ピックアップはシングルコイルでした。すみません。(5/11/07)


導電処理も一長一短で音色に少し影響が出てきます。特にシングルコイル仕様の楽器は影響が大きいですね。

音色、材料ともほんといい楽器です。発売当時はグレコのオリジナルの楽器がたくさん発表され、とても小遣いでは、まかなえないくらいの高級機であこがれの的でした。Cさん大事にしてあげて下さいねー。

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