<不登校フォーラム

不登校フォーラム2009


中1ギャップ

ネットゲーム・動画にはまって不登校

父親単身赴任・離婚等で不登校

小・中学生不登校全国
12万9254人(2008速報値)


<書籍のご案内>

著書:不登校の子ほど良く伸びる



●高校生の不登校克服支援

●小学生中学生不登校克服支援

■私立中学校・高等学校

中学生・高校生(全日制)

不登校対応(寮完備)

不登校受入れ枠の受付


子どもたちの未来のために


●ネット動画、ネットゲーム等にはまり、

学校に行かない小学生・中学生が急増。

●「リアルで学校生活をするよりも

 動画やネットゲームで昼夜逆転する子どもたち

 

 最近特に目立つのは、ネットゲームや動画にはまる小学生、中学生です。特に男子で小学校高学年に多く、自己コントロールがまだできない子どもたちは昼夜逆転してしまって、朝起きられずに、学校に行くことがますますできなくなる悪循環に陥る子どもたちが増えています。ネットゲームでは、チャット機能もあることで、安易にネット上で他の人と話もでき、それに慣れてしまってひきこもり状態となり、リアルに学校生活をする気力もなくなってしまうという相談が、ここ数年急増しています。無理に親御さんが取り上げようとすると、親子関係がますます悪化してしまい、口まで利かなくなってしまう例も少なくありません。

 

 子どもにパソコンを与えてしまった以上、親がそれを取り上げることは至難の業です。「このままはまっているのは分かっているけどやめられない。」善悪の判断、決断力がまだまだ発展途上の子どもたちにとって、その泥沼から這い上がるのは並大抵なものではなく、今はそれをしているしかない子どもたちにとっては、親御さんに指摘されたら図星を突かれて腹を立てるだけとなり、暴力的になったり、反抗的になったりすることが急増しているのです。それらネット、動画(中にはグロテスクな内容のものもあります)早急な年齢制限などの措置をとる必要があるのではないでしょうか。子どもたちの健全育成のために引き続きこの問題については関係者と共同で調査や対応を促して生きたいと考えています。

 

●「理由がはっきりしない不登校」が増えています。
 不登校になってしまった子どもたちは、大きく分けて「いじめなど理由がはっきりした不登校」と「理由がはっきりしない不登校」があげられます。
 前者の「いじめなどの理由がはっきりした不登校」の場合は、そのまま登校をすることで身の危険を察して、学校に行くことを見合わせていることです。この場合、「登校刺激」は避け、「いじめ」の原因や対応などを学校側と連携をとって対応してあげる必要があります。「いじめによる不登校」の場合、子どもに精神的ダメージを受けている場合があります。対人恐怖症に近い状態にまでなっている場合があります。また、いじめが解決だからといって学校復帰できるとは限らない場合があります。無理強いは禁物です。子どもによって症状が異なりますので、専門家の助言を受けて対応しましょう。

 後者、「理由がはっきりしない不登校」の場合はそう単純ではありません。その子ども自身がなぜ不登校になったのかもわからないケースが多く、ちょっと口下手だったり、自己表現が苦手な方で引っ込み思案だったり、友達との関わり方が苦手な場合が多いです。ストレスを溜めやすい性格である場合が多く見られます。「自分の思うようにいかない」、「引きこもり傾向や荒れてしまうのもこの場合の方が多いのです。性格的な問題を克服してあげることや、教えてあげることが何よりも一番大切なことです。

 子どもたちの友達との関わり方が、その経験不足から下手になってきています。最近ではネットやゲームが流行り、一人で遊ぶ、または友達と公園で遊んでもそれぞれがゲームをしているのをよく見かけます。友達付き合いも表面的な元となり、ゲームにどっぷり漬かってしまうとリアルに友達と関わる経験が乏しくなり、それを学習する時期の小学校中〜高学年で友達との対応の経験や語彙表現力を身につけることができないということです。親がついつい甘やかせてしまう、自分でやらせない(経験させない)で先走りして親が何事もやってしまうことが原因でもあります。残念ながら親以外にも子どもに「生き方」を教える人も皆無となり、子どもが憧れて真似をする、模範を示すような大人は少なくなったことも原因でしょう。

 そのような状況で学校復帰させても同じ繰り返しをしてしまう場合が多いといえます。「五月雨式不登校」になるのも「学校に行かない楽さ」を覚えた子どもたちが無意識にそうなります。小学校高学年には友達との対応方法やストレスの発散方法を教えるか気がつかせる事が大切であり、自分自身に自信がついて、多少のことは気にしない、余裕を持って大らかな、豊かな気持ちをもてるようになることを覚えさせてあげたいと思います。

 一度学校を不登校になり、「学校に行けない苦しさ」を知った子どもたちは、二度と同じことを繰り返したくない。孤独感や学校に行くことができない自分自身の不甲斐なさや後ろめたさで過ごすような同じ苦しさを味わいたくないと考えています。それは親以外にも第三者が教え、支え、信じ合い、伸ばしてくれる存在が必要なことであるのです。如何にして「中1ギャップ」を乗り越えるか、「不登校を繰り返さない」で楽しい学校生活を心豊かに暮らせるかが、今後この社会で人の輪の中で楽しく暮らしていけることを、今後も子どもたちに与えていきたいと考えています。

日本教育相談研究所 


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