名古屋池下ルブラ王山 クリスマスライブレポート(2007

名古屋池下ルブラ王山 クリスマスライブレポート(2007.12.22

 

1222日に行われた名古屋池下にあるホテル「ルブラ王山」でのきくち寛さんのクリスマスライブに参加した。名古屋でのライブは、私にとっては土曜日の午後が一番都合がいい。朝早く出発する必要がなく日帰りできるからだ。今回のライブは午後2時開始というベストの時間帯である。

 

今回も関東からきんたろうさんとなつさんが来てくれるという。大阪からはきくちさんの掲示板でも大活躍のなりちゃんが旦那さんをくどき落としてお二人で参加されるという。地元からはまこさんとすいかおじさんも揃って参加してくれる。

 

ライブ会場は普段は披露宴会場などに使われる部屋で100名限定のライブである。限定と言っても「源」ではせいぜい30数人だから3倍ほどの人数である。いっぱいになるのかどうか少し心配だったが、12月の初旬にはチケットが完売となった。

 

ホテルでのクリスマスライブらしく軽食が出されることと、ライブ終了後「ビンゴゲーム」が行われるのが今回の特徴である。暮れは慌ただしく時が過ぎていく。師走に入ったと思ったらあっという間にライブの日がやってきた。

 

22日は朝から雨だった。9時45分に家を出て宇治山田駅に向かい、1014分の名古屋行き特急に乗る。今年は何度名古屋に通っただろうか。昨年息子が大学生になって名古屋にいるので、いい口実ができたこともあり、名古屋方面での好きなライブには事情が許す限り参加するようしている。

 

その息子とはライブの前に会うことになっていた。特に用事はなかったのだが昼食を食べようと誘うと二つ返事で来るというので、今池で待ち合わせることとなっていた。

 

1135分名古屋着。名古屋から地下鉄で今池へ向かう。待ち合わせ場所の今池の10番出入口に12時少し前に到着。まもなく息子もやって来た。すぐ近くにあるガスビル地下のうなぎ屋さん「しら河」に行く。お昼時なので待つことも覚悟していたが、ちょうど2席空いたところですぐに座ることができた。

 

この店には何度か来たことがあり、過去のライブレポにも登場している店だ。迷わず名物の「ひつまぶし」を食べることにした。私は上ひつまぶし、息子は特上ひつまぶしを注文。特上はうなぎもごはんの量も多い。息子は基本通り「そのまま⇒薬味⇒お茶漬け」と茶碗3杯食べ、まだ残っている4杯目を海苔とネギをかけて食べていた。

 

さすがの息子も満足したようで、「うん、旨いなぁ・・・、見た目より量も多かった。腹いっぱいや。」とボソッと感想。名古屋へ来て一人暮らしも2年近くになる。親としては食生活や健康が一番心配だが、相変わらずクラブ(ソフトテニス)に没頭しているようで、最近はほとんど自炊もしていないらしい。秋の東海リーグ戦で念願の昇部を果たすことができたのだが、1年生からレギュラーの息子は自分たちの世代の頑張りで昇部できたのが嬉しかったみたいで、クラブのHPで情報を見た私が「おめでとうメール」を送ったら、素直に喜んで嬉しそうにメールを返信してきた。そして先日の幹部役員改選では本人の予想通り主将に選ばれた。

 

息子は、中学・高校でも主将だったのだが「高校までと違って、大学では主将が練習のスケジュール組んだり、練習試合の交渉もしないといけないので大変やわ。」と言いつつも満更でもなさそうである。あと1年もすれば就職の心配をしなければならないのだろうが、本人が好きで中学校からずっとやってきたソフトテニスに打ち込む姿を見ると「がんばれよ!」と私も応援したくなる。ライブの翌日、23日には伊勢に帰ってくるが、30日にOBの方との忘年会があるので、また名古屋に戻らないといけないらしい。身体には気をつけろよ、と声をかけて息子と別れる。

 

1240分。地上に出ると小雨が降っている。少し迷ったが、時間もあるので今池交差点から池下のライブ会場まで歩くことにした。地下鉄で一駅の距離だから歩いても15分ほど。開場の時間は1320。ホテルのロビーで待っていればいいだろう。きんたろうさんにTELをしてみると、今、名古屋駅でこれから池下へ向かうとのこと。

 

1300頃に「ルブラ王山」に到着。ロビーを見るとそれらしい人が何人かいる。その中の一人が私に近づき「先日はどうも〜」と声をかけてくれた。大口町の教育講演コンサートでご一緒した加藤さんである。ロビーの椅子に腰をおろしてしばらく待っていると、もう一人見慣れた方が声をかけてくれた。先日きくちさんの掲示板デビューもされた「名古屋の豊ちゃん」である。彼女とはきくちさんのライブでは何回もお会いしている。先日の大口町でもお会いした。チャットはされていないが、私のHPは見てくれているらしい。きくちさんのライブは初めてというお友だちを誘って二人で来られたとのこと。

 

そこへきんたろうさんとなつさんも到着。なつさんは大きな荷物を持っているので「あれ?泊まりなの?」と聞くと「遅くなって帰れなければ泊まろうかと思って」という返事。時間的には十分帰れるのではと思いながら、遠方からだと大変だなぁと思う。聞けば来る途中に交通事故があり、アクアラインを通るバスが渋滞に巻き込まれたため、横浜に着くのが予定よりもかなり遅れたとのこと。きんたろうさんは、今回は奥さんの実家から名古屋に来たため、なつさんとは名古屋での待ち合わせだったみたいで、名古屋で1時間待たされたらしい。

 

会場の前で待とうと2階へ上がってみる。結婚披露宴の案内はあるが、きくちさんのライブの案内がなかなか見つからないない。どうやら反対側へ来てしまったようで、上がって左側の一番奥にようやく「きくち寛」の名前を見つけたのでそこへ行って待つ。開場にはもう少し時間がある。入口前の受付のところでは見間違えるようなスーツを着た源の山下さんが忙しそうに準備をしている。山下さんは「スーツ着たのは何年ぶりかな〜」と言って笑っていた。

 

1320になり予定通り開場。中に入ると結婚披露宴のように10人がけの丸テーブルが並んでいる。我々は一番前の真ん中、Bテーブルだ。少し遅れて到着したすいかさんとまこさんもBテーブルである。席順は一応チケットの番号順ではあるが、山下さんの配慮だろう、知り合いを一緒のテーブルにしてくれてあるのはさすがである。こうしてBテーブルには「私」「きんたろうさんとなつさん」「豊ちゃんとお友だち」「すいかさんとまこさん」の7人が一緒になった。残り3人はお母さんと小学生の娘さん(彩日ちゃんより少しお姉さんか?)そしておばあちゃんのご家族連れである

 

続々とお客さんが入ってこられる。私は今回作ったというきくちさんのグッズを先に買おうと思い見に行ってみる。生写真もたくさん並んでいる。私は特製ピックとステッカー、そしてカレンダーを買った。ピックとステッカーは同じデザインで弾き語りをするきくちさんの姿(ただし影だけ)がデザインしてある。カレンダーは毎月違ったきくちさんの写真を使ったものでファンには垂涎ものである。これらの写真を撮影したのは10月の京都にも同行してくれたカメラマンの加藤さん。この日も撮影してくれていた。

 

Aテーブルには9月の源でのライブでオープニングアクトだった松浦秀人さんの姿も見える。なりちゃんも今回は開演前に到着し、私の斜め後ろのテーブル(Dテーブルか?)にご主人と座る。とりあえず預かっていたレコードを返して持ってきたCDを渡しながら、少しの間立ち話をする。

 

1400。正確には1400に5分前。源の山下さんの司会でライブが始まった。そうか!山下さんはあの席でしゃべるから今日はスーツ着てネクタイしてるんだなと納得。きくちさんが登場。黒いスーツにおなじみの帽子、赤っぽいマフラーという姿である。

 

★1曲目「雨のクリスマス」

いつもなら「泣いてごらん」から始まることが多いが、クリスマスライブだけあって、いきなり「雨のクリスマス」。ボサノバのリズムにちょっと哀しい恋の詩。雨が降る日にぴったりの曲だった。この日は2部構成で1部は昔の抒情歌・恋歌中心に2部はメッセージ性のある最近の曲を中心に歌いますとのこと。

 

★2曲目「ほたる」

ほたるさんが気に入りHNにしてしまったという曲。今はなぜか「ほ樽」になってしまったけど・・・。

♪君を抱いて初めて涙がこぼれたよ・・・ こんな男の人がいたら素敵だわと言ってたなぁ。

 

★3曲目「片思い」

ゆめみさんが大好きな曲。この日も歌う前におやじギャグが炸裂していました。

「今日肩の凝ってる方おられますでしょうか? その方にこの曲を贈ります。肩重い・・・片思い。」

 

★4曲目「夜汽車バイバイブルース」

暗い曲ばかりだと沈んでしまうから、せめて曲調だけでもリズムのある明るいめの曲を歌いましょうかと。でも内容はやっぱり暗いんですけどね、と言いながら。ギターがかっこいい。

 

★5曲目「雪舟」

今日のライブには欠かせない代表曲。すいかおじさんはこの曲を聴くと奥様のことを思い出し涙が出るという。会場も静まり返ってきくちさんの歌声に聴き入っていた。

 

★6曲目「大原寂光院」V:大久保ナオミ

大久保さんのバイオリンも加わってのバージョンは、私は生でははじめて。やはり大久保さんのバイオリンの音色は心地いい。きくちさんの声も癒し系なのだが、大久保さんのバイオリンもそうだと思う。後になってまたあのバイオリンが聴きたいと思うような音色だ。

 

★7曲目「貴船川」V:大久保ナオミ

最大のヒット曲であり、私が27年前にきくちさんと出会った曲である。大久保さんのバイオリンでのイントロを聴いただけで震えがくる名曲。先日、新録音で弾き語りバージョンのCDが発売となった。(「大原寂光院」とのカップリング)

 

★8曲目「愛すれど哀しく」V:大久保ナオミ

私の好きな曲。この曲を歌ってくれると思っていなかったので感激。♪君を傷つけて教えられたのは君の涙が流れ星だということ・・・ この詞はたくさん恋をしていた頃のきくちさんじゃないと書けない詞かも。

 

ここで1部が終了し休憩時間。サンドイッチとからあげ、飲み物が各テーブルに出される。「軽食」ではあるが量はそこそこあり、味もまずまずで満足。ちゃっかりコーヒーのおかわりもいただいている人も(本当はおかわりはなかったみたい)休憩は当初20分の予定であったが、結局40分ほどして1520に2部が始まった。

 

★9曲目「15の命」

きくちさんは中学生の心の相談員をしていた時の経験をもとに、現在数多くの「教育講演コンサート」を行っている。「15の命」はその経験から出来上がった曲である。この日も教育講演コンサートできくちさんを知ったPTA関係の方も何人か来られていたようである。

 

10曲目「シルクの月」

平和を願って作られた曲。私の一番好きな曲だ。この曲からは、単に戦争がないという状態の「平和」を願うのではなく、地球上で生きているものすべてに対して愛情の眼差しを向けるきくちさんの思いや願いを感じる。世界中の人に聴いて欲しい曲である。

 

11曲目「火の鳥」

2001年にアメリカで起こった9.11自爆テロの後、九州のお坊さんに呼ばれて歌いに行き、護摩の火の前で延々とギターを弾いて歌った経験から出来上がった曲で、これも平和を願って作られた曲。

 

12曲目「届いたみかん」V:大久保ナオミ

先日、きくちさんと同期の双子のフォークデュオ、サスケが歌う『届いたみかん』を聴いた。きくちさんとはまた違った感じだが、聴けば聴くほどいい味わいが感じられたのと同時に改めてこの曲の素晴らしさを知った。

大久保さんが再び登場されたが、ここでハプニング。きくちさんがMCでいつもの「あれ」で会話ができる夫婦の話をしたので、次の曲は「ふたりは今でも」だろうと思っていたら、「今日はその曲は歌わずに『届いたみかん』を歌います」と言って曲に。イントロに入り大久保さんのバイオリンが・・・。

突然きくちさんが演奏をストップして、大久保さんに話しかける。「あれ、それって・・・?」何と大久保さんが間違えて「ふたりは今でも」のイントロを弾いてしまったのだ。何事なかったようにやり直して「届いたみかん」を演奏してくれたが、私にとってはなぜか嬉しくもある大久保さんらしさを見たような気がした。

 

13曲目「風のオルゴール」

できたての新曲。私は生で聴くのは先日の大口町に続いて二度目である。アンケートの「この日良かった曲」にも真っ先に書いた素晴らしい曲である。母を歌った曲であるが、ある女性が書いた元詞にきくちさんが補作して完成したらしい。メロディーにのり、きくちさんが歌うと情景が浮かんでくる。聴く人によって、母親の様々な姿や場面が思い出されるのではないだろうか。

 

14曲目「父の慈しみ」V:大久保ナオミ

テーマが母の次は父。「風のオルゴール」と「父の慈しみ」が2部のハイライトだったと思う。もちろん大久保さんのバイオリンも入って効果的。きくちさんのBBSに書いてくれたようにひろさんはこの曲で感動して泣いたらしい。ひろさんは、かなり以前からのきくちさんのファンであり、ご自分のブログで的確にきくちさんの本質を紹介しておられるのでぜひご一読を。

http://blogs.yahoo.co.jp/tea_time1/52677521.html

 

15曲目「置き去りのままの夢を」

最近ライブでは定番となった終盤の曲。個人的にはこの曲はいちろさんのギターとハモリで聴きたい。

 

16曲目「ボヘミアン」V:大久保ナオミ

最後はいつものように会場全体でボヘミアン。広い会場にみんなの声が響く。

 

17曲目「星とラベンダーと君」V:大久保ナオミ

アンコールはやはり定番の曲。この日のライブもあっという間に時間が経過。

ここできくちさんから小学校の恩師の先生を紹介。先生からもお礼の言葉があり会場から大きな拍手。こうしてライブは終了した。

 

【私の選んだこの日のBEST5】

1 風のオルゴール

2 父の慈しみ

3 雪舟

4 シルクの月

5 愛すれど哀しく

 

続いてお待ちかねの「ビンゴゲーム」がきくちさんの進行で始まった。ライブで歌う姿とは違って、きくちさんの司会ぶりはとても明るく楽しい雰囲気を演出してくれた。

 

大変な盛り上がりとなったが、私たちのテーブルではただ一人きんたろうさんが見事ビンゴ!3等となり商品(特製CD、ステッカー・Tシャツなどのグッズ、クリスマスの長靴など)を獲得。当選者は舞台の上できくちさんとのツーショットをカメラマンの加藤さんに撮ってもらう特典付き。もちろんあとで送ってくれるとのこと。私はきんたろうさんよりも早くリーチがかかったが、それからが一番違いではずれたりで運がなく、14箇所も開いたのにビンゴならず残念だった。

 

1650。無事ビンゴゲームも終了。先に買っておいたカレンダーにサインをしていただきお礼を言ってホテルをあとにする。きんたろうさんは名古屋支社の忘年会があるらしくそれに顔を出すとのこと。なつさんは、まだ十分帰れるでしょうという私たちの勧めで帰ることにしたようだ。3人で池下から名古屋まで地下鉄に乗る。私は名古屋駅で二人と別れて近鉄名古屋駅に向かう。

 

予定通り1802発の特急に乗れそうだ。実はこの日私は予定が重なっていたのである。年に何回か集まる同級生たちと津市のおでん屋「おさむ」で忘年会をすることになっていたのだ。遅れて行くからと伝えてあったのでみんなまだいるだろう。今回のレポートとは趣旨がはずれるので詳細は書かないが、私は津駅で途中下車し、タクシーで「おさむ」まで行き同級生たちとも楽しく過ごした。私が自宅へ戻ったのは日付が変わる時刻だったことだけを記して今回のレポートを終えたいと思う。

 

*今回も読んでいただきどうもありがとうございました。何とか年内にUPしようと少し急いで書いたので出来としては少し不満ですが。ゆったりと聴けるホテルでのこんなクリスマスライブもいいなぁと思いました。次の予定は名古屋「源」での新春ライブ(1/191/20)です。私は2日とも行く予定をしています。都合のつく方はぜひおいでください。「源」が初めての方、連絡いただければ名古屋駅から案内いたします。それでは皆様よいお年をお迎えください。


きくち寛グッズ、ピックとステッカー、カレンダー

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