2007年4月8日に行なわれた愛知芸術劇場小ホールでのきくち寛さんのコンサートに参加しました

200748日に行なわれた愛知芸術劇場小ホールでのきくち寛さんのコンサートに参加しました。今回もコンサートレポ(&名古屋珍道中記)をまとめたのでUPします。少しでも雰囲気を感じていただければ幸いです。(2007.4.14 じんちゃん)

 

昨年10月、源のライブでこの企画を聞いて以来楽しみにしていたコンサートであったが、実は4月8日ということで少し嫌な予感がしていた。そう、統一地方選挙の日なのである。ひょっとしたらその日は仕事が入るかも知れない。

往々にしてあることだが、その悪い予感は的中してしまった。しかし、今回のコンサートにはどうしても行きたかったので、何とか夜の9時に伊勢に戻ればいいように仕事の調整をつけて予定通り前日の7日から名古屋行きを決行した。

 

きくちさんのホールコンサートは初めてである。小ホールとはいえ280人が入る会場でどんなコンサートになるのだろうか。またCD化される新曲3曲は竹内いちろさんが編曲を担当し、ギターでも参加されるということを聞いていたので発売されるCDも楽しみであった。当日は本当に280人も人が集まるのか正直不安であったが、源の山下さんはじめ関係者の方々の大変な努力のおかけで前売りでチケットが完売となった。それを知ったときには嬉しくて思わず掲示板に「おめでとう〜」と書いてしまったがきっと多くのファンの方が同じ気持ちだったと思う。ただ、当日券があると思ってぎりぎりまで来れるように仕事の調整をしていた方もおられたということを後で知った。興行的には売れる保証のない当日券を確保しておくのは難しいとは思うが主催者の今後の課題かもしれない。

 

そして、一番嬉しかったこと。それは「去年きくちさんが北海道へ歌いに来てくれたから、今度は私がきくちさんに会いに行く。」そう言って、北海道からまるちゃんが来てくれることになったことである。しかも一人でやってくるという。私たちは心配したが、名古屋空港へ着いたらサポート体制を万全にしてみんなでまるちゃんを歓迎しようと決めた。青森のゆきんこさんも来てくれることになった。長野からみずきさんも来てくれる。地元のまこさんが車でセントレアへまで迎えに行ってくれることになった。こうして春爛漫の4月、全国から名古屋へきくちさんファンが集まったのである

 

コンサートの前日、4月7日(土曜日)。桜も満開、まさに春らしい日となった。週間予報では雨も覚悟していたが何とか天気も持ちそうである。打合せどおり10時に名古屋で待ち合わせをしたまこさん、みずきさん、きんたろうさんの3人が、先発隊としてまるちゃんとゆきんこさんを迎えるために車でセントレア空港へ向かった。私は、ちょうどその頃自宅を出て近鉄特急で名古屋に向かう。

 

12時過ぎに名古屋駅の銀の時計前でほたるさんと待ち合せである。いつもながらここで待ち合わせする人は多い。12時少し前に着いたので手荷物を時計の下に置きしばらく待つ。すると、ほたるさんではないがどこかで見たような人が前を通り過ぎた。何とあの小林亜星さんであった。別に亜星さんを見てほたるさんを思い出したわけではない。ましてや見間違えたわけではないので誤解のないように・・念のため。

 

1215分、無事ほたるさんと再会(昨年9月の東京新宿ライブで最初にお会いしてからもう4回目になる)し、さっそく昼食の相談。この時間では、あつた蓬莱軒の「ひつまぶし」はまた何時間も待つはめになると予測してあきらめ、地下街(エスカ)できしめんを食べることにする。ここで事件が発生!店で席に座ろうとしたとき、私のセカンドバッグがないのに気づく。今回は手で持つ出張用のかばんとは別にいつも持っているセカンドバッグも持ってきていたのだが、それを銀の時計の下へ置き忘れてきたらしい。私は一瞬青くなった。中には財布・免許証なども入っている。あの人通りの多い場所である。わずかな時間とはいえ、すでにもう無いかもしれない。全力で地下街を走り、階段を駆け上がり、銀の時計まで戻る。「あった!」銀の時計の下にバッグを見つけたときには本当にほっとした。

 

昼食は「よしだ」という店でほたるさんは「きしめん」私は「かき揚げおろしきしめん(冷)」を食べた。店を出るともう午後1時。まもなくまるちゃんが空港に到着する時間である。空港へ行った3人も昼食たべたかなぁ・・などと話しながら、ほたるさんと島屋の地下1Fにある「赤福茶屋」に向かう。ほたるさんはここの「赤福ぜんざい」を前回食べそこねたので心残りだったそうで念願がかない実に嬉しそうだった。「赤福ぜんざい」をいただきしばらくここで休憩。まるちゃんには赤福を持っていくと約束をしてあったので12個入りのを買う。ついでにデバ地下で両口屋是清の「をちこち」を家へのお土産に買った。ほたるさんも「二人静」というお菓子を買っていた。

 

きしめん よしだ⇒http://www.yoshidamen.co.jp/shoplist.html

赤福ぜんざい⇒http://www.akafuku.co.jp/product/aka_zenzai.html

両口屋是清⇒http://www.ryoguchiya-korekiyo.co.jp/aji/2f_aji.html

 

実は今回私の宿泊ホテルだけが名駅にある。あとの人はまるちゃんと同じ栄にある「ハミルトンホテル」である。なぜそういうことになったかというと、私がホテルを予約するのが早かったためである。前回泊まった印象が良かったので、同じホテルをすでに1月に予約してしまっていたのだ。あとで皆がまるちゃんと同じホテルに泊まると聞き、変更しようと思ったのだが、めんどうだったので「まぁいいや」と思ってそのままにしてしまっていた。

 

時計を見ると午後2時前である。私のホテルのチェックインの時間は午後3時なのでもう少し時間がある。エスカにコメダ珈琲があることは調査済みだったので探して入った。ほたるさんは名物「シロノワール」にも興味を示していたが、さすがに「赤福ぜんざい」を食べたばかりなので我慢した。コーヒーを飲みながらきんたろうさんに電話を入れてみる。無事まるちゃんとも会え、ちょうどこれから空港を出発するところらしい。多分3時頃にホテルに着くとのこと。予定通りである。

 

3時少し前であったが私の宿泊ホテル「ル・ウェスト」へ行きチェックインすることにした。エスカから地上に出れば歩いてわずかのところである。午後2時50分に到着。ほたるさんにロビーで待っていてもらって部屋に入り必要な荷物だけ持つ。歩いても30分程度の距離なので予定通り二人で栄の「ハミルトンホテル」まで歩くことにした。午後3時出発。

 

途中、1月には工事中で見ることができなかった「ナナちゃん人形」の下を通る。今の季節に合わせナナちゃんはドラゴンスのユニフォーム姿であったが、ナナちゃんの股の下を通った時何故かほたるさんが上を見上げていたのを私は見逃さなかった。納屋橋まんじゅうで有名な納屋橋を通りヒルトンホテルを横に見ながら地下鉄の伏見駅。ここまでくるとハミルトンホテルはもうすぐである。約30分で無事到着。きんたろうさんが出迎えてくれた。しばらくロビーで待っているとまるちゃん、みずきさん、ゆきんこさんが降りてきてくれた。まるちゃんとはお互いに顔も知っていたが実際に会うのは初めてである。「ほんとによく来たねぇ、まるちゃん^^」ゆきんこさんとも初対面。みずきさんとは昨年の東京ライブ以来2度目である。二人とも常にまるちゃんのそばにいてくれる強力なサポーターである。

 

すいかおじさんも到着し、みんなで写真を撮ったり歓談したあと、カラオケBOX「シダックス住吉通クラブ」へ移動することにした。事前の調査で車椅子対応の部屋やトイレがあり、食事も兼ねられるのでここでカラオケオフをしようと決めてあったのである。歩いて10分ほどの近さである。外へ出たら小雨が・・・何とか大丈夫な程度の雨だったのでそのまま8人で歩き午後5時前にはシダックスに到着。

 

部屋は8人座ってもゆったりとできる大きな部屋であった。ソフトドリンク飲み放題4時間のコースで1人1300円は土曜日としては安い。たこ焼き・やきそば・ポテト・山いもの天ぷらなどの軽い食事や買ってきた赤福餅をみんなで食べながら、歌ってはおしゃべりし、楽しいひと時を過ごす。お酒を飲んでいたのはゆきんこさんとみじゅきさん。他のメンバーはコーラとジンジャーエール。めんどなのでおかわりはピーッチャーでもらうことにした。まるちゃんは赤福を4個も平らげ「おいしいね!」と喜んでくれた。みずきさんの細い身体に似合わない食べっぷりも判明。みずきさんも赤福が好きでかつて8個入りのを一人で全部食べてしまったことがあるらしい。

 

聴き専のまるちゃん、きんたろうさん、すいかおじさん。あとの5人がマイクを順番に回して歌いまくる。ゆきんこさんの歌のうまさには皆が拍手喝さい。千春から演歌まで何でも歌う。ゆきんこさんとまこさんの時代劇の「お芝居」(シナリオはもちろんまこさん)も皆に大うけ。まこさんがかなり強引にゆきんこさんを勧誘していたので、そのうちゆきんこさんもチャット部屋で芝居デビューするかも。

 

あっという間に4時間が経過。ハミルトンホテルに戻ると午後9時。私はまこさんに自分のホテルまで送ってもらうことにして、ハミルトンホテルをあとにした。あとで聞くとハミルトンホテルではそのあとも皆が部屋に集まっていたそうで、深夜には何人かが味噌見込みうどんを食べに出たらしい。私がも一つおみやげに置いてきた伊勢の「太閤出世餅」も食べてくれただろうか。私はと言えば、一人ホテルでTVを見た後12時に就寝。

 

翌日は6時55分に目覚ましの音で起床。朝食が7時からなので早い時間に行ったほうがいいと考え、7時過ぎに1階に降りるともう既に何人かが食べていた。前回と同じように食パンと丸い黒糖パンにジャム&マーガリン、あん&マーガリンをつけ、ゆで卵、コーヒーと簡単な野菜サラダでも十分な朝食になる。朝食後、約束の10時には少し早かったがすることもないので、ハミルトンホテルまでまた歩くことにして8時にホテルを出発。8時半には到着。ホテルに着く直前にきんたろうさんに電話するとちょうど朝食を食べているところだという。ロビーで待っててというのでホテルに入りロビーでしばらく待つ。

 

20分くらいするとほたるさんが顔を見せて手招きをする。食事を終えコーヒーを飲んでるらしい。奥のレストランへ行きコーヒーをごちそうになり、きんたろうさん、ほたるさんとしばらく歓談。そして再びロビーで皆を待つ。10時前に用意を終えた皆が集まってくる。まこさんも自宅からホテルに到着。まるちゃんにも満開の桜を見せたいし、皆で桜見物に行こうということになり、すいかさんは午前中は来れなくなったため、タクシーを1台呼んでぶーちゃんとずっとさんを加えた総勢8人で名城公園へ向かった。

 

名古屋城の金のシャチホコもよく見える。春らしい暖かな陽気。公園の桜はまさに満開。たくさんの人。まるちゃんは多分初めての経験だったのであろう。「こんな桜は初めて!」と感激していた。満開の桜の下での記念写真もきっといい思い出になるだろう。しばらく公園を散歩してハミルトンホテルに戻ると、ちょうどまるちゃんにどんちゃんという方が会いに来てくれた。まるちゃんには昨日からたくさんの人が会いに来てくれる。これもまるちゃんの人柄だろう。それに、ほたるさんさんも書いていたが、まるちゃんの周りに集まる方はみんなあたたかい人ばかりである。

12時を過ぎたので、まこさんの車とどんちゃんの車に分乗して昼食に行くことになった。ところが、名古屋の便利そうで不便な点が発覚。ファミレスでさえも駐車場がなく車椅子での利用も難しい所が多い。カーナビを使って探すがなかなか見つからない。いっそのこと会場まで行き、隣のNHKのレストランにでも入ろうかと移動したていた時、すいかおじさんから連絡が入る。「そんなとこじゃだめ!おいしいところに連れて行くから・・・」

 

急きょすいかおじさんと合流し、車のあとをついていく。到着したのは何だか古くさい食堂。天丼とうなぎの店らしい。聞けば、すいかおじさんが高校生の時近くでバイトをしていた頃よく来た店らしい。味は絶対オススメという。きんたろうさんは海老天丼、私とほたるさんは海老いか天丼を注文。大丈夫かなぁと不安であったが、出てきた天丼を見てビックリ!大きい。すごいボリューム。食べてまたビックり!うまい。くどくない。実は私は天丼が大好きで全国あちこちで食べているのだが、今まで食べた中でも間違いなくBest3に入る。もちろん他の人にも好評で、小食のまるちゃんも天丼を完食して大満足。まるちゃんの申し出でこの昼食はまるちゃんのおごり。まるちゃんは「私の気持ちだからぜひそうさせて」ということで、私たちはそのご好意に甘えさせていただいた。「ごちそうさまでした^^」

 

イチビキの天丼⇒http://www.ctv.co.jp/ps/wide/2002/0602/07.html

 

そして、いよいよ会場である愛知県芸術劇場へ。まだ午後2時前である。玄関前で皆で記念写真を何枚も撮る。みんながまるちゃんとのツーショットを希望し殺到。まるでモデル状態のまるちゃんは苦笑い。並ぶにもまだ少し時間早いので中の喫茶室で休憩。隣りのほたるさんは貝の形をしたアイスモナカみたいなものを食べている。

 

まるちゃんは車椅子用の特別席なので、もうしばらく喫茶室で休憩してもらうことにして、我々は小ホールに移動する。午後2時半に小ホールの入り口前へ行くとすでに何人かが並んでいた。見るとライブの常連の名古屋M病院の方たちである。きくちさんの奥様とあやかちゃんがみえた。まるちゃんに会いたいとのことで、きんたろうさんが下の喫茶室へ案内する。ギターサポートをしていただく竹内いちろさんも顔を出してくれた。挨拶して激励の言葉をかけ握手していただく。3時を過ぎると続々観客が到着して列に並び始めた。開場は午後3時半予定であったが、源の山下さんからあまり多くなってきたら少し早く開場にしてくれると案内があった。

 

まるちゃんがゆきんこさんとぶーちゃんに付き添われて登場。係の方に案内されて先に開場内に入っていった。まもなく開場となり私たちもホールの中に入る。まるちゃんの席は真ん中の最前列に用意してくれてあったので、その周囲に席をとる。右横にはみずきさん、ゆきんこさん、ぶーちゃん。まるちゃんの後ろに私ときんたろうさんとほたるさん。左横にまこさんとすいかさん。そしてにいつのまに見えたのかまこさんの娘さんが座っている。

 

会場内でもまるちゃん人気は相変わらずで、多くの人が逢いに来てくれる。広島のじょゆう(ためごろう)さん、三重のみこさん、地元の黄昏しげちゃんなどが来てくれてあいさつを交わす。周囲を見回すといつもよりも更に観客の年齢層が高いように思われる。きんたろうさんが近くにいた初老の男性をきくちさんのお兄さんだと教えてくれた。

 

そしていよいよ開演を告げるブザーが鳴り、きくちさんが登場。この日も「泣いてごらん」から始まった。音響も素晴らしい。280人の観客があっという間にきくちさんの世界に引き込まれる。きくちさんを取り囲むようにギターが3本置いてあるのが見える。きくちさん曰く「久し振りのソロリサイタルなので何本かあるギターがみんな連れて行ってほしいと言ったので今日は3本持ってきました。」

 

2曲目は「沈丁花」をしっとりと。3曲目「マイ・スウィートタウン」。かつてNHKの「みんなの歌」でも流れていたことのある地元名古屋の明るい曲である。ここでちょっとしたハプニング。なんとこの曲の最後でギターの弦が切れてしまったのである。それだけ気合が入ってたのであろうか。きくちさんのステージで弦が切れるのを見たのは初めてであった。

 

4曲目「貴船川」5曲目「京都千年恋物語」と叙情的な京都の名曲が続く。6曲目は「風薫る坂道」昨年発売の常滑の焼物散歩道を歌った曲。7曲目は「届いたみかん」東京で暮らしていた頃お母さんからみかんが届いたことが何度かあったとのこと。8曲目「彩日」一人娘の彩日ちゃんが生まれたときのことを話してくれた。9曲目「15の命」中学生の心の相談員をされていた経験などをお話された。子供たちを見るきくちさんの目はあたたかくて優しい。

 

10曲目「シルクの月」一昨年のライブではじめて聴いて大好きになった曲。昨年発売のCDバージョンより弾き語りバージョンはさらに好きである。11曲目「天も地も」この曲を生で聴くといつもきくちさんが全力投球されているのがよくわかる。今回の熱唱も歌詞をかみしめながら聴かせていただいた。ここで前半が終了。15分間の休憩となった。

 

後半が始まった。竹内いちろさんも一緒にステージに登場。名前を紹介する前にいちろさんにも大きな拍手が。私が「いちろさ〜ん」と叫んだら、全く打合せもしてないのに隣のきんたろうさんも同じタイミングでいちろさんに声援を送っていた。

 

12曲目「春待ちブルース」テンポのある軽快な曲。ちなみに黄昏しげちゃんが好きな曲である。13曲目「高円寺」この曲のときはいつもきくちさんが東京へ出て行った当時のお話が聞ける。そして、大久保ナオミさんも加わり14曲目「直指庵」15曲目「父の慈しみ」16曲目「名もなき星よ」。新CDに収められた曲の3連荘で会場は最高潮に達したように思う。私も感動で自然と涙が溢れて止まらずに困った。いちろさんのアレンジ、ギター、そして大久保さんのバイオリンの音色が見事にマッチしていたと思う。この3曲が聴けただけで少し無理してでも行った甲斐があった。

 

17曲目「冬の桜」まだまだ感動は続く。18曲目、ピアノの水谷善郎さんが登場し「あなたがいたから」きくちさんがじっとこちらを見て歌ってくれている。もちろん私ではなく、私の前に座っているまるちゃんを見ているのだ。あとで聞いたらまるちゃんもきくちさんが見つめてくれていたのはもちろん気がついたそうだ。言葉は交わさなくても心と心は確かに通いあっていた。私も二人のことを思いながらじっと歌詞をかみ締めていた。

 

19曲目「Tokyo Golden River」命のことを川に例えて歌った曲。20曲目「野ばら」私はそろそろ帰らなければならない時間になった。今回は、ホールならではの素晴らしいコンサートになったと思う。そんな中で時計とにらめっこしながら、一番盛り上がっているときに最後まで聴けずに会場を去るのはなんとも辛いが仕方がない。私は隣りのきんたろうさんに声をかけ、後ろ髪を引かれる思いで会場を後にした。

 

ホールを出ると、ロビーにきくちさんの奥様がみえたので失礼をわび挨拶をして地下鉄の栄駅へ急ぐ。事前に地下鉄の切符も買ってあった私は改札を入り電車を待ったのだが、ここでまた大事件が発生したことに気づいたのである。「あっ、ない!・・・」前日名古屋駅でも失くしそうになった例のセカンドバッグをどうやら会場内に忘れてきたらしい。バッグの中には名古屋駅から伊勢までの近鉄特急の切符が入っている。まずそのことが頭に浮かんで、取りに戻らなくてはと考えた私は、迷いながらもホームに入ってきた地下鉄を乗り過ごし、入ったきた改札まで戻って駅員さんにお願いして改札を出た。

 

しかし・・・ともう一度冷静に考え直してみる。次の地下鉄はあと5分で来る。もし会場まで取りに戻ってその地下鉄に間に合わないと名古屋からの近鉄にも乗れなくなるのだ。予定通り伊勢に戻れないと大変なことになる。幸いにして携帯と財布がポケットにあることを確認した私は再び地下鉄の改札を入りそのまま名古屋に向かったのである。結果的にはこれが正解だった。何とか19時2分名古屋発の特急に乗り込んだ私は予定通りの時間に伊勢に帰ることができ、無事に用事も済ませることができた。こうして今回の私の名古屋コンサートツアーは終了した。

 

さてバッグの行方の後日談である。名古屋駅できんたろうさんとも連絡がつき事情を話すと、きんたろうさんは私がバッグを忘れたことにすぐ気がついたそうだ。そして、三重みこさんに預けていただいていたのだった。感謝・感謝。しかし、同県であるとはいえ鈴鹿と伊勢は少し距離がある上、免許証がバッグの中に入っているので不携帯で捕まるリスクを考えると車で取りに行くこともできない。最初は自宅へ送ってもらおうかとも考えたが、免許証とデジカメが入っているのでできたらすぐに欲しいし手渡しのほうが安全である。やむをえず、翌日みこさんに連絡をとり、夕方白子の駅まで近鉄ででかけることにした。

そして無事バッグは手元に。三重みこさんにも大変お世話になりました<(_ _)>

 

この事件は、翌日私がMJのカスタマにバッグが無事戻ったことを出したこともあり、多くの人にばれてしまった。ほたるさんのHPでも日記に書かれたのでさらに追い討ちをかけ、私が意外にあわてんぼうだという噂がかなり広がってしまった。まぁ言い訳はしないことにしよう。いずれにせよ今回のレポートの大きな「ネタ」にはなったことは確かである。

 

今後もきくちさんは全国各地でのライブが予定されていることと思うが、今年も一度は名古屋以外のところにも出かけてみたい。そしてまだ逢ったことのないネットのお友達にも逢いたいと思っている。きくちさんの今後のご活躍を祈念するとともに応援を続けて行くことを約束して今回のコンサートレポートを終えたいと思う。

 

拙い文章を最後まで読んでいただいた皆さんどうもありがとうございました。最後に当日歌われた曲をまとめて記しておきます。

 

2007.4.8 愛知芸術劇場 きくち寛コンサート 曲目

サポートギター:竹内いちろ  ピアノ:水谷善郎 バイオリン:大久保ナオミ

 

1  泣いてごらん

2  沈丁花

3  マイ・スウィートタウン 

4  貴船川

5  京都千年恋物語

6  風薫る坂道

7  届いたみかん

8  彩日

9  15の命

10 シルクの月

11 天も地も

・・・・(休憩)・・・・

12 春待ちブルース

13 高円寺

14 直指庵

15 父の慈しみ

16 名もなき星よ

17 冬の桜

18 あなたがいたから

19 Tokyo Golden River

20 野ばら

21 魂歌巡礼の旅

22 ボヘミアン

・・・・(アンコール)・・・・

23 星とラベンダーと君

24 優しさは蓮の花