2003.11.19 2巡目指名予定の広陵・西村を直前回避の可能性も! ドラフト前日のこの日、ヤクルト・多菊球団社長は広陵・西村について「巨人志望?いいんじゃない。去年の高井もそうだったろ」と2巡目強行指名をあらためて強調した。ただ、巨人入りを熱望する西村側の調査は当日まで続ける予定で、直前で回避する可能性も残されている。その場合は小松市立・山田を2巡目の代替候補としてリストアップ。報道陣から質問攻めにされた若松監督は「2巡目?若松だよ、若松。ムフフ」と最後はけむに巻いていた。
無名校の怪腕、城郷・吉田を指名することになった。吉田は当初、指名されても入団テストに合格したパドレスとマイナー契約する考えだったが、家族会議で方針転換。「日本の球団に指名されれば、お世話になりたい」とドラフトで指名されれば入団する意向を示した。吉田は最速145キロの本格派右腕で、ヤクルトは下位指名を予定している。
プロ野球のドラフト会議は19日、東京・港区の新高輪プリンスホテルで開かれる。最大の注目は巨人、ヤクルトが2巡目で獲得を狙うセンバツV右腕、西村健太朗投手(3年)=広島・広陵高。巨人志望を表明している同投手に対して、ヤクルトは現役引退したばかりのかつての新人王右腕、伊藤智の背番号『21』を用意して強行指名の構え。争奪戦は“仁義なきSGバトル”の様相を呈している。今ドラフト屈指の剛球右腕がさらわれるのを指をくわえて見過ごすわけにはいかない。ヤクルトは最高最大の待遇で、西村を口説き落とす。 「西村クンは高校生投手の中でナンバーワンの評価です。文句のつけようがない。球の回転も、キレもいい。ストレートがいいんです」 すでに17日のスカウト会議で2巡目で西村の強行指名を決定。一夜明けたこの日も球団の熱意と誠意を、小田スカウト部長が力説した。今春選抜の優勝右腕にホレ込んでいる。西村本人の第1志望は巨人だが、若返りを進めているヤクルト投手陣には願ってもない素材。特にダブってみえるのが、高速スライダーで一世を風靡(ふうび)したかつての新人王右腕・伊藤智仁(現二軍育成コーチ)の勇姿だ。 「将来的には先発陣の軸になれる。体ができてくればエース候補。ウチの伊藤智クラスになれる素材。背番号『21』を用意しています」と小田スカウト部長。 身長1メートル82、体重75キロの西村。一方の伊藤智は1メートル83、76キロと体形的にもウリ二つ。さらに球種も140キロ台中盤の直球とスライダー、フォークと伊藤智の全盛時を彷彿とさせる。伊藤智の、というよりヤクルトの右腕エースナンバー『21』を用意し、巨人で固まった西村の心を溶かす作戦だ。 待遇面でも怠りはない。「条件提示?もちろん最高のものになる」(小田部長)と契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1500万円を提示する方針。もちろん勝算アリ。最高にして最大の待遇を用意して、ヤクルトが西村を振り向かせる。
5巡目以降でも将来性を考慮して、高校生を指名する方針だ。「投手をたくさんとってくれといってある」という若松監督の要望もあり、小松市立・山田裕司投手(18)、城郷・吉田幸央投手(18)が指名候補。野手でも中京・城所龍磨外野手(18)らをリストアップしながら、他球団の動向を見守ることにしている。
巨人より先に指名順を持つヤクルトがドラフト前日となった18日も、広陵の西村を強行指名する姿勢を貫いた。小田スカウト部長は「もう覆らない。決まったこと。高校生ではナンバーワンの投手だし、ストレートの球の回転は素晴らしいものがある。将来的に軸になれる投手だと思っている」と、あらためて期待を込めた。 指名権を獲得する前から「背番号は21も考えている」と、今季限りで引退し、育成コーチに就任する伊藤智仁投手が着けていた番号を用意するVIP待遇も検討するなど、巨人志望にかたくなな西村の心を解きほぐそうと必死だ。ヤクルトにとって自信となるのは高井の存在だ。多菊球団社長は「西村の巨人志望が強い? 高井だってそうだっただろ」と、昨年口説き落とした実績を引き合いに自信を見せた。倉島常務も「来てくれる自信? なかったら指名しない。交渉権を獲得したら、私が会いに行きたい」と、スカウトレベルではなく、球団幹部直々に説得に赴く考えも見せた。球団として一歩も引かない姿勢を確認した若松監督は「1年間やってきたスカウトの腕の見せどころ。高津がいなくなるかも知れないし、いい投手は1人でも多くほしい」と、スカウト陣の手腕に期待した。
ヤクルトが西村の指名を回避する可能性が出てきた。西村は、巨人以外の指名を受けた場合には社会人入りする気持ちを固めているが、2巡目で巨人より早い指名権を持つヤクルトは、強行指名を強調。編成面を担当する倉島常務は、昨年も巨人指名以外は社会人入りを希望していた高井を指名し、入団させた実績を引き合いに出し「100%西村でいきます」と断言。18日夜には、ドラフトに備えて秋季キャンプ地の宮崎から帰京した若松監督に同常務、小田スカウト部長らで食事会を開き、指名を確認した。しかし、一方では西村の強い巨人志望も調査しており、19日朝の最終確認次第では、西村の指名を回避する可能性もある。その場合は他球団の指名状況をにらみながら、中京・中川裕貴内野手(18)、柳ケ浦・吉良俊則外野手(17)らの指名を検討している。 2003.11.18 広陵高・西村を2巡目強行指名 注目のドラフト会議が19日、東京都港区の新高輪プリンスホテルで開かれる。今春の選抜大会を制した広陵高・西村健太朗投手(18)には巨人など複数球団の競合が予想されるが、ヤクルトは17日、東京・新橋の球団事務所でスカウト会議を開き、西村指名を正式に決定した。選抜優勝右腕の強行指名を、ヤクルトが正式決定した。この日午前、東京・新橋の球団事務所でスカウト会議を開催。全会一致で西村の指名が決まった。 「いいものはいい。だから取りに行こうと決めました」。会議に出席した倉島常務取締役が説明した。西村の第1志望は巨人。これまで「意中以外なら社会人にいく」と表明していたが、ヤクルトは投手陣の若返りが急務。2巡目の指名順位で巨人より先となり、交渉権を得られる優位を生かすことになった。 「本人にスカウトが会ったとき、意中の球団があるとのことだったが、ウチは過去にそういう人を獲得しているからね。待遇面も他球団に負けるとは思わない」。倉島常務取締役は力説した。 ヤクルトは自由獲得枠で八戸大・川島亮投手(22)を獲得。4,5巡目以降で早大・青木宣親外野手(22)、明大・佐藤優投手(22)を指名する予定で、6巡目以降では城郷高・吉田幸央投手(18)、小松市立高・山田裕司投手(18)、中京高・城所龍磨外野手(18)らをリストアップしている。他球団の動向を見ながら、万全の補強を果たす構えだ。
17日、東京・新橋の球団事務所でスカウト会議を開き、今センバツ優勝投手の広陵・西村健太朗投手(18)をドラフト2巡目で強行指名する方針を固めた。西村は巨人以外から指名された場合は社会人に進む意思を表明しているが、2巡目からの指名となるヤクルトはウエーバー順で巨人より先に指名できるため、倉島球団常務取締役は「西村でいく。そういう話(巨人希望)は聞いているが、プロ志望ですから」と強気な姿勢。昨年も巨人入りを熱望していた高井(東北)を1巡目指名で獲得したとあって「うちはこういうケースで指名して来なかったことはない」と自信を見せていた。
ヤクルトは17日、東京・新橋の球団事務所で編成会議を開き、19日のドラフト会議で今春の選抜優勝投手で巨人入りを希望している広島・広陵高の西村健太朗投手(18)の指名を最終確認した。同球団の倉島常務は「右の投手(西村)を指名する。うちは今までこのようなケース(で指名したこと)があるが、入団しなかったことはない」と、高校ナンバーワン投手の獲得に意欲を見せた。
2003.11.15 小松市立高の山田裕司投手(18)をリストアップ 石川・小松市立高の山田裕司投手(18)をドラフト指名候補に挙げていることが14日までに分かった。山田は高校2年の県大会優勝が最高成績ながら、最速145キロの速球に加え、カーブ、スライダー、チェンジアップと変化球も豊富な将来性豊かな右腕。広島を除く11球団が調査書を提出している逸材だ。ヤクルトは自由獲得枠で八戸大・川島亮投手(22)を獲得。2巡目では巨人と競合している広陵・西村健太朗投手(18)か浦和学院高・須永英輝投手(18)の指名を検討しているが、高校生投手の中では、山田は西村、須永に劣らない評価を受けており、プロ入り後が楽しみな存在だ。
◆山田 裕司(やまだ・ゆうじ)1985年7月9日、石川・小松市出身。18歳。小松市立高では2年秋に石川県大会で優勝し、北信越大会でベスト8。右投右打。180センチ、83キロ。家族は父・裕さん(49)=会社員=、弟。 2003.11.13 浦和学院・須永に指名あいさつ 小田スカウト部長と矢野スカウトが12日、さいたま市内の浦和学院高を訪れ、須永英輝投手に指名あいさつを行った。席上、巨人以外なら社会人入り…という意思を伝えられた。あくまで2巡目は広陵高・西村が基本線だが、小田部長は「他球団の動向を含め、ドラフト会議の直前まで調査したい」。今後の巨人の動向をにらみ、須永の2巡目指名の可能性を残した。
高校NO1左腕の呼び声が高い浦和学院・須永英輝投手(18)が12日、さいたま市内の同校でヤクルトのあいさつを受けた。須永は巨人以外の指名を受けた場合は、社会人の東京ガスに進む方針だが、ヤクルトは強行指名する方向。ヤクルトは、同じく巨人指名以外は社会人入りの気持ちを固めている広陵・西村健太朗投手(18)の指名も検討しており、巨・ヤが高校球界屈指の投手を巡って全面対決する様相を呈してきた。YGマークを夢見る左腕に、ヤクルトが敢然とアタックした。午前9時に小田義人スカウト部長と担当の矢野和哉スカウトが同校を訪問。森士(おさむ)監督(39)と須永、父・均さん(55)、母・清美さん(44)に指名する方針を伝えた。約1時間30分のあいさつで、両スカウトは球団の方針、熱意を伝えたが、須永の意思は揺るがなかった。「意中の球団は変わりません」と、あくまで巨人志望であることを強調した。しかし、将来を見すえ高校生投手の補強を目指すヤクルトも、簡単には引き下がらない。最速144キロの速球と鋭いスライダー、カーブを武器にする左腕を、トップランクにすえている。自由獲得枠で八戸大・川島亮投手の獲得が決定済み。ウエーバーとなる2巡目の指名権があるが、順番は巨人よりも先。須永の強行指名を決めた日本ハムが回避した場合は、指名を検討している。編成担当の倉島今朝徳常務は「報告を受けたが、感触は悪くなかったと聞いている。(権利が)残っていれば指名はありうる」と、強気に言い放った。さらにヤクルトは巨人以外の指名を受けた際は社会人・日立製作所入りの方針を固めた西村も2巡目の指名候補に挙げており、10日にあいさつ済み。他球団の1巡目指名の状況次第では、須永、西村のどちらかを巨人から“強奪”できる。17日のスカウト会議で最後のシミュレーションをして方針を固めるが、一歩も引かない構えだ。巨人、ヤクルトの全面対決となる雰囲気が強くなってきた。
◆須永 英輝(すなが・ひでき)1985年10月28日生まれ。18歳。東京都荒川区生まれ。小学2年生から野球を始める。中学では、港東ムースに所属し関東大会に出場。浦和学院では高校1年の秋の関東大会からエースナンバーを背負い、2年春から3季連続で甲子園に出場した。家族は両親と兄。180センチ、71キロ。左投左打。
2003.11.13 “金の卵”強奪へ…広陵高・西村を強行指名 ヤクルト・多菊善和球団社長(67)が12日、今秋のドラフトで今春のセンバツ優勝右腕、西村健太朗投手(18)=広陵高、写真=の獲得に向け大号令を発令した。西村の意中の球団は巨人といわれるが強行指名を決断。昨年の高井雄平投手(19)=東北高=に続く“金の卵”の強奪を狙う。簡単には引き下がれない。今年も超高校生投手をめぐる『SGバトル』勃発する。多菊球団社長が“西村獲り”の大号「西村くんには意中の球団がある? いいんじゃないか。でも、ウチはルールにのっとってやりますよ」巨人への宣戦布告だった。10日に巨人に先駆けて小田スカウト部長、羅本スカウトが広島・広陵高の西村を訪問。席上、巨人以外に指名された場合は社会人野球に進む意思を伝えられた。それでも、あえて奪い取る。巨人とヤクルトはともに自由獲得枠を1枠使い、今秋ドラフトの指名は2巡目から。ウェーバー方式のため、ヤクルトの指名順は巨人より早い。ルールに違反しているわけではない。高校NO1右腕をみすみす見逃すわけにはいかない。 口説き落とす自信がある。昨年も「巨人以外なら社会人」の方針を打ち出していた東北高・高井を1巡目で強行指名。最終的に、スカウト陣の誠意、猛アタックで入団にこぎつけた。運命の日まであと6日。ヤクルトの動向がドラフト最大の注目となる。
2003.11.11 広陵・西村に指名挨拶。 今ドラフトで注目されるセンバツV右腕の広陵・西村健太朗投手(18)が日本高野連に退部届を提出した10日、2巡目指名を検討するヤクルト、巨人が同校で中井監督と西村本人にあいさつした。西村は巨人以外の指名を受けた場合に社会人入りの意思は変わらないが、ヤクルトは一歩も引かずに強行指名する意向を示した。ヤクルト・小田スカウト部長は「今年の右の高校生で一番の評価をしている。本人に意中の球団はあるようだが、ウチはウエーバー順で先だから、簡単に引き下がれない」と説明した。一方、相思相愛といわれる巨人は午後4時すぎから山下スカウト、吉田編成部長が1時間近く会談。「ぜひ来てほしいと伝え、向こうからも好きな球団と言っていただき(ウエーバー順で後でも)いいようにいくよう祈るだけです」(吉田部長)と話した。 11日は1巡目指名を検討中のロッテがあいさつするが、西村の意思は不変で川崎工の内投手に変更する可能性が高い。最後は昨年の高井のようにヤクルトと巨人の“一騎打ち”になりそうだ。
西村はこの日、日本高野連に退部届を提出した。さっそく、午後1時すぎ、ヤクルト・小田スカウト部長と担当の羅本スカウトが広陵高を訪れ、指名あいさつ後、西村と中井監督に熱意を語った。席上で西村側から、巨人以外であれば社会人野球…という意思を伝えられた。「意中の球団があるようだけど、よく考えてほしいと伝えた。はい、そうですか、とはいえない」(小田部長)と強行指名を強調した。昨年のドラフトで「巨人熱望」だった高井を獲得しているだけに、簡単には引き下がらない姿勢だ。
2003.11.6 八戸大・川島が自由枠でヤクルト入り ドラフトで八戸大から初のプロ選手が誕生する。150キロ右腕の川島亮投手(22=千葉経大付)のヤクルト入りが5日、内定した。球団が自由獲得枠での契約を発表し、コミッショナー事務局が契約締結内定選手として公示した。プロ入りの夢を実現させた川島が、ヤクルトのエースナンバー提示を受けて、二重の喜びを爆発させた。 みちのくの怪腕が、神宮球場で大暴れすることを誓った。ヤクルトからの一報を聞いた川島は「うれしいの一言。テレビで見ていたマウンドで自分が投げられることが楽しみ」と早くも想像力をかき立てた。神宮はプロ入りを最初に意識した場所でもある。昨春8強入りした全日本大学選手権で好投。全国的に注目されたことがきっかけだった。 ヤクルトといえば真っ先に球界NO・1捕手の古田が思い浮かぶ。「早く古田さんに受けてもらいたい。コントロールには自信あるんで」と熱い思いを口にした。最速150キロの直球をコーナーに投げ分ける制球力はアマ界でも屈指の存在。変化球もカットボールなど5種類を駆使するが「押すところでは直球で勝負する投手になりたい」と抱負を語った。 何より驚いたのが背番号だった。17番と聞いて「すごいのをもらっちゃいました」と本音を漏らした。大学でも4年間背負った愛着のある番号は、ヤクルトのエースナンバーでもあった。現中日の川崎、その前は松岡現2軍投手コーチと、球団を代表する歴代右腕が名を連ねる。「川崎投手のイメージがあるけど、練習したことを出せればやれる」と自信たっぷりだ。 考えられる最高の評価を受けた。開幕1軍を期待される自由枠での獲得。契約金は未定だが、鳥原公二スカウト(49)は「最高条件を提示することになると思う」と1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1500万円となるのは確実だ。使い道について川島は「両親に車をプレゼントしたい」と話す。さらに「ここまで来れたのは大学側の協力のおかげ」と低姿勢を崩さない。周囲への感謝を忘れず、プロの大舞台で恩返しの投球を披露する。
八戸大の川島亮投手(22)=1メートル80、78キロ、右投げ左打ち=が5日、契約締結内定選手として公示され、自由獲得枠でのヤクルト入りが決まった。背番号は17。鳥原スカウトが10月28日に青森県八戸市の八戸大を訪れて入団が内定していた。正式な条件提示はドラフト後で、契約金1億円、出来高5000万円、年俸1500万円の予定。同スカウトは「背番号17は(中日に移籍した川崎以来)4年ぶり。そのくらい期待が大きい」と話した。川島は千葉・千葉経大付高出身。140キロ台後半の速球が魅力。昨年は日米大学選手権に出場した。
自由獲得枠でヤクルト入りする川島に背番号17が用意された。すでに10月28日に鳥原スカウトが青森県八戸市の八戸大を訪れて入団が内定しており、条件は契約金1億円と出来高5000万円、年俸1500万円。MAX150キロの直球が武器の1メートル80の右腕で、鳥原スカウトは「背番号17は(中日にFA移籍した川崎以来)4年ぶり。そのくらい期待が大きい。1年目からやってくれると思う」と話した。
八戸大の川島亮投手(22=180センチ、78キロ、右投げ左打ち)が5日、契約締結内定選手として公示され、自由獲得枠でのヤクルト入りが決まった。背番号は17。鳥原スカウトが10月28日に青森・八戸市の八戸大を訪れて入団が内定していた。正式な条件提示はドラフト後で、契約金1億円、出来高5000万円、年俸1500万円の予定。鳥原スカウトは「背番号17は(中日に移籍した川崎以来)4年ぶり。そのくらい期待が大きい」と話した。川島は千葉経大付(千葉)出身。140キロ台後半の速球が魅力。昨年は日米大学選手権に出場した。
2003.10.27 明大・佐藤がプロ入り表明 ヤクルトが獲得を狙う明大・佐藤はこの日2番手で登板し勝ち投手になり試合後、プロ入りを表明した。
2003.10.26 ヤクルト、読売よりも指名順番(2巡目)は先 須永獲得を狙うヤクルトは自由獲得枠で八戸大・川島亮投手の獲得を決めており、2巡目では、将来性のある高校生を指名する方針。須永はその中でも筆頭にリストアップされている。今季は巨人と同率で3位だったが、昨年の順位でウエーバー順は巨人より先となり“横取り”も可能だ。矢野スカウトは「実力的には高校生NO1投手。指名したいという意思はある」と強行指名も辞さない構え。撤退する場合は方針を変更し、中京・中川裕貴内野手、柳ケ浦・吉良俊則外野手らが高校生野手が2巡目候補に浮上しそうだ。
2003.10.17 須永を2巡目で指名へ 16日、今秋ドラフトで浦和学院の左腕・須永英輝投手(17)を2巡目で指名する方針を固めた。東京生まれの須永は在京球団、中でも巨人入りを熱望し、今月に入って巨人以外の指名なら社会人入りの意思を固めている。だが、巨人は東京ガス・内海哲也投手(21)広陵・西村健太朗投手(18)に続く4巡目での指名が濃厚。自由獲得枠で八戸大・川島亮投手(22)の獲得を決めているヤクルトは「巨人より上位で指名に踏み切りたい」との考えで、上位指名候補だった中京・中川裕貴内野手(18)が中日の1巡目指名の可能性が高いことから2巡目は須永を強行指名する
2003.10.15 城郷・吉田を下位で指名予定!? 神奈川・城郷(しろさと)の最速145キロ右腕・吉田幸央(ゆきひろ=18)が14日、横浜市の同校で大リーグ・パドレスの佐野嘉幸極東担当スカウト(59)による最終確認を受け、合格した。同スカウトは近日中に本国に報告書を提出する。 気温15度、雨も降る悪天候だったが「この日に合わせて調整してきた。どうしても投げたい」という吉田の強い要望があり、ぬかるんだマウンドで緩急を交えた30球を披露した。その後、父豊さん(49)布施和久野球部長(38)を交えた4者会談で説明、意思確認などが行われた。佐野スカウトは「いい報告ができそうだね」と上機嫌で事実上の合格宣言。「多田野(数人=元立大。今季インディアンス1A契約から2Aに昇格、リーグ優勝に貢献)と同じ1Aで契約できるレベルだ。制球力はすでに1Aでもトップクラス。まだまだ伸びる。性格も『目』もプロ向き。もちろん日本でも十分やっていける」と高く評価した。国内では、ヤクルトなどが下位指名を検討しているが、吉田は「もし指名されなかったらアメリカに行ってみたい」と語る。今春県大会2回戦で9回23奪三振の快記録を達成した剛腕の、日米をまたにかけた進路が注目される。 2003.10.14 城郷・吉田をリストアップ 公立校の星が米国に挑戦する。神奈川・城郷(しろさと)の最速145キロ右腕、吉田幸央が今日14日、横浜市内の同校で大リーグのサンディエゴ・パドレスの入団テストを受ける。今回が佐野スカウトによる最終試験の位置づけで、同スカウトから吉田の両親への説明、意思確認も行われる。吉田は東海大相模に入学しながら正式入部を前に辞め、1年夏に城郷へ転校した異色右腕。球威抜群の速球に加え、切れのあるスライダー、カーブを武器にする。今夏は4回戦で厚木北に2−3で惜敗したが、4試合に登板し防御率0・32、38奪三振で奪三振率は12・21を記録。西武、ロッテの1巡目指名候補の内(川崎工)らとともに「公立ビッグ3」と呼ばれていた。初戦の金沢戦には日米8球団、16人のスカウトを集結させた。佐野スカウトも「あと2〜3センチ身長がほしいが、ボール自体は文句なし」と高く評価している。吉田はプロ入りを希望しているものの「一番高いところで自分を試したい気持ちもある」と渡米の可能性も視野に入れている。現在、国内ではヤクルトなど3球団が調査書を提出している。パドレスの入団テストに合格し、来月19日のドラフト会議で指名漏れした場合、正式にマイナー契約を交わす見込みだ。
2003.10.13 川島プロ入りを表明 八戸大の川島亮、石川賢両投手(ともに4年)が12日、北海道・東北地区王座決定戦2回戦で東北福祉大に敗れ、公式戦が終了し、プロ入りを表明した。両投手とも150キロ右腕で、川島は「今後は上のレベルで野球がしたい」とキッパリ。川島はヤクルトが自由獲得枠で、石川は中日が指名する方針だ。
北東北大学リーグに所属する八戸大のドラフト候補、川島亮投手(22)が12日、プロ入り希望を表明した。川島は自由獲得枠でヤクルト入りが決定的。八戸大はこの日、福島・郡山の開成山球場で行われた北海道・東北地区王座決定戦準決勝で東北福祉大(仙台六大学)に0―1で敗れ、全日程を終了した。明治神宮大会への道を絶たれ川島は涙。川島は「(プロに)行ければ、レベルの高いところでやりたい気持ちはある」、と希望を口にした。この日ヤクルトは鳥原スカウトが観戦し、相思相愛ぶりをアピールしていた。
2003.10.6 今年は少数精鋭戦略!? 今秋のドラフトで指名選手を4−5人に抑え、少数精鋭の戦略で挑むことが5日、分かった。昨年は大量10人の指名に踏み切ったが、不作といわれる今年は「多くて5人」とチーム関係者。6日のスカウト会議で最終確認される。自由獲得枠で八戸大・川島亮投手の入団が確定的だが、2巡目で高校生を指名する。広陵・西村健太朗投手、中京・中川裕貴内野手、浦和学院・須永英輝投手、柳ヶ浦・吉良俊則外野手らをリストアップしている。 4巡目で早大・青木宣親外野手、5巡目で明大・佐藤賢投手を指名する予定で、ともに相思相愛といわれる。6巡目で再び高校生の指名を目指す方向だが、いずれにしても『量より質』を重視するため、会議では他球団の動向の最終チェックも行われる。
2003.9.27 中京高・中川裕貴内野手(18)を上位指名候補としてリストアップ 今秋のドラフト戦線で、高校No.1スラッガーの呼び声の高い中京高・中川裕貴内野手(18)=写真=を上位指名候補としてリストアップしていることが26日、明らかになった。中日と相思相愛といわれるが、果敢に『強奪』を狙う。ヤクルトが狙う中川は昨夏、そして今春と甲子園に2度出場。高校通算28本塁打をマークした大器を2年前からリストアップし、その成長を追い続けてきた。 「今年の高校生野手では実力No.1。打撃センスは素晴らしい」と同球団スカウト。中京高では中軸を打つ一方、強肩&俊足が売り物。三塁を守っているが「三塁はもちろん、二塁もこなすことができるセンスの持ち主」と守備面での評価も高い。 現時点では、猛竜人気の根強い愛知のお隣、岐阜という強みもあって中日が優勢気配。当然、上位指名を狙っており、中川自身も中日志向とされている。 それでも、来季以降に向けて野手の若返りを目指しているヤクルトとしては、中川はどうしてもほしい素材。自由枠での獲得が決まっている八戸大・川島に続き、上位での指名を検討中。チームが現在、シ烈な2位争いを演じている中日からの『強奪』を図る。
■中川 裕貴(なかがわ・ひろき) 昭和60年4月26日、滋賀県竜王町生まれ、18歳。昨夏、今春と2度出場した甲子園大会では通算4試合で16打数6安打2打点をマーク。高校通算28本塁打を記録している。1メートル77、74キロ、右投げ右打ち。
2003.9.22 川島亮10月中旬にも逆指名! 今秋のドラフト候補、八戸大・川島亮投手(22)がヤクルト入りすることが21日、確実になった。北東北大学野球連盟秋季リーグ戦を3季ぶりに制した八戸大は、21日、花巻市営球場で青森大に敗れ8勝1敗1分けで全日程を終了した。北東北大学秋季リーグ戦終了後、本来ならプロ入り志望を表明できるが、11月の明治神宮大会の出場をかけて、東北北海道王座決定戦(10月11日から3日間)が控えているため、川島は「神宮に行くのが目標。とりあえず、試合に集中したい」。だが、川島はヤクルトの自由獲得枠での入団が確実だ。川島はMAX150キロの直球と高速スライダーが武器の本格派右腕。ロッテなど数球団が注目していたが、今春の右肩痛で評価を落とした中、評価を変えずに密着マークを続けたヤクルト入りが決まった。右肩痛も完治。川島も「もう140キロ後半が出るし、大丈夫です」と話している。この日、川島は登板しなかったが、ヤクルト・矢野スカウトが観戦。川島は早ければ、10月中旬にも“逆指名会見”を行う。
2003.9.20 早大・青木宣親外野手(21)を4巡目で獲得 ヤクルトが今秋のドラフトで早大・青木宣親外野手(21)を獲得することが20日、分かった。4巡目の指名となるが、獲得に乗り出していた西武が撤退したことで事実上ヤクルト入りが決定的になった。青木は阪神入りが決まった鳥谷とともに1年からベンチ入りし、3年秋には打率・436で首位打者を獲得した。50メートル5秒8の俊足も武器の三拍子そろった巧打者で、ヤクルト・宮本スカウトは「飯田の後にセンターを守れる即戦力選手」と語った。
2003.9.19 “鳥谷キラー”明大・佐藤賢の獲得に名乗り 今秋のドラフトの隠し玉として明大・佐藤賢投手(21)をリストアップしていることが18日、分かった。佐藤は東京六大学春季リーグの早大2回戦で、ドラフトの目玉・鳥谷敬内野手(22)を3打数無安打2三振に封じるなど強気の投球が持ち味。大学屈指の中継ぎ左腕が、プロでも鳥谷の前に立ちはだかる。投手王国を目指すヤクルトが、明大・佐藤賢の獲得に名乗りをあげた。明大では3年まで登板はわずか4イニングで、同期の牛田、1年後輩の一場の陰に隠れていた無名の存在。それが“鳥谷斬り”で一躍、燕のスカウト陣を注目させた。 春季リーグ戦の早大2回戦に2番手として登板し、自由獲得枠で阪神入りが確実となっている鳥谷をはじめ、青木、比嘉らドラフト上位候補がズラリと並ぶ早大打線を相手に快投。7回を3安打1失点で11三振を奪い、早大の連勝記録を13で止め、リーグ戦初勝利を挙げた。特に鳥谷を3打数無安打、2三振に抑え込んだ投球が、球場で見守っていたスカウトの目にとまった。 まさにドラフトの隠し玉。3年の春から上手投げをサイドに変え、130キロ前後だった直球が140キロ以上に伸びた。しかも、打者の胸元をつくなど、闘志むきだしの強気の投球が光り、ヤクルト関係者も「球にキレがあるし、馬力がある。(プロで)十分通用する。おもしろい存在」と興味津々だ。鳥谷争奪戦には敗れたが、その天敵を獲得し、プロでも“鳥谷キラー”として期待する。 「高井、館山らが出てきて先発投手がそろってきた」(多菊球団社長)というヤクルト投手陣。佐藤が石井、五十嵐亮らの中継ぎに加われば、より強固な投手陣が形成される。 ■佐藤 賢(さとう・まさる) 昭和56年12月6日、山形県生まれ、21歳。羽黒高時代は甲子園出場経験なし。大学3年までは5試合に登板し、わずか計4イニングを投げただけ。4年春に頭角を現し、7試合で防御率2.14の成績を収めた。リーグ戦通算12試合で1勝1敗、防御率3.24。140キロ台の速球とスライダーが武器。1メートル75、85キロ。左投げ左打ち。 ■佐藤と鳥谷対戦VTR 春季リーグで計6度対戦。早大1回戦では九回に対決し、四球を与えたが、同2回戦では3度対戦し、2三振と遊ゴロ。同3回戦でも2度、顔を合わせ、四球と右飛だった。
ヤクルトが今秋ドラフトの“隠し玉”として明大の変則左腕、佐藤賢投手(21)を指名することが18日、分かった。佐藤賢は昨年までは無名の存在も、今春サイドスローに転向して才能が開花。最速140キロの直球とスライダー、シンカーを操り今春リーグ戦、早大2回戦では救援ながら7回11奪三振。自由獲得枠で阪神入りが確実な鳥谷から2三振を奪うなど、早大のリーグ戦連勝を13で止めて注目を浴びた。ヤクルト関係者は「球に角度とキレがある。左のワンポイントではなく先発でも面白い」と明大では一場、牛田、岡本に次ぐ4番手の佐藤賢を高く評価。社会人入りの予定だった同投手の指名に踏み切ることになった。 すでに自由獲得枠で八戸大・川島亮投手(21)の獲得を決めているヤクルトは、4巡目で早大の俊足外野手、青木宣親(21)を指名する方針を固めており佐藤賢は5巡目以降で指名する。
2003.9.19 ドラフト戦略 早大・鳥谷の獲得には失敗したが、ロッテらとの争奪戦の末、八戸大・川島亮投手の自由獲得枠による入団が確定的となっている。さらに、新核弾頭候補として西武も獲得に乗り出していた早大・青木宣親外野手とも、早大OBの小田スカウト部長の徹底マークで相思相愛の関係。高校生では県川崎工・内竜也投手、中京・中川裕貴内野手、同・城所龍磨外野手、柳ヶ浦・吉良俊則外野手らをリストアップ。10月に再びスカウト会議を開く予定。
2003.8.24 八戸大・川島、ヤクルト入りへ 自由獲得枠で八戸大の150キロ右腕、川島亮投手(22)を獲得することが23日、明らかになった。本格派右腕の川島は千葉経大付では甲子園出場こそないものの、八戸大3年の昨年はエースとして全日本大学選手権に出場。150キロを記録するなどしてロッテ、西武などもマークしていた逸材。今春リーグ戦は投球フォームを崩し各球団とも獲得を見送っていたが、ヤクルト側は調査を進めてきた結果、川島が140キロ台後半をマークするまでに回復したのをうけて獲得を決めた。
2003.8.12 早大・青木を上位指名 今秋のドラフトで、早大・青木宣親外野手(4年)=1メートル74、74キロ、右投げ左打ち=を上位指名することが11日、明らかになった。西武も獲得に名乗りをあげているが、早大OBの小田スカウト部長の徹底マークで相思相愛の関係が築かれている。青木は早大入学後に投手から外野手に転向。50メートル走5秒8の俊足と強肩を誇るアマ球界屈指の外野手。平成14年春の東大戦で1試合6得点のリーグ新記録を樹立、同秋には打率.436で首位打者を獲得した。ヤクルトは自由獲得枠で早大・鳥谷敬内野手(4年)の獲得に失敗。そのため、1巡目に高校生投手、3巡目で青木の指名に方針転換した。早大・野村徹監督は「鳥谷よりプロで伸びる可能性はある」と潜在能力を高く評価。巧打で鳴らす“若松2世”が入団すれば、来季は『1番・中堅』のポジション争いに加わることになる。
2003.8.10 広陵高・西村投手をドラフト1巡目最有力候補に 今秋ドラフト1巡目の最有力候補に、広島・広陵高の西村健太朗投手(18)をリストアップしていることが9日、分かった。ヤクルトは自由獲得枠の目玉である早大・鳥谷敬遊撃手(22)の争奪バトルに参戦していたが、同選手は巨人VS阪神の一騎打ちの様相で、本人が巨人入りを強く希望していることが判明したため、獲得戦から撤退。そこで、浮上してきたのが今春のセンバツ大会で優勝投手に輝いた西村だった。ヤクルト・小田スカウト部長は西村が夏の甲子園大会で初出場したこの日、「高校生とはいっても即戦力に近い存在。ドラフト1巡目でないと獲得できないだろう」と話した。2年春からエースとして4季連続の甲子園出場を果たし、今センバツでは44イニング゙1/3で防御率1,02と抜群の安定感がある。ロッテが西村をドラフト3巡目(2番目)候補にリストアップしているが、自由獲得枠で八戸大・川島亮投手(21)を獲得する方針であることから、ヤクルトが1巡目で指名すれば獲得戦を制する。自由獲得枠を使わないのは現時点ではヤクルトのほか、中日、広島、西武の計4球団で、中日は遊学館高の左腕・小嶋達也投手(17)、広島は秋田経法大付の左腕・木村雄太投手(18)を1巡目で指名する方針を既に決定。西武は今夏の大分大会で4本塁打した柳ヶ浦高・吉良俊則外野手(18)の1巡目指名が濃厚。
2003.8.7 ヤクルトなど4球団が“鳥谷獲り”から撤退 東芝・香月と浦学・須永両投手を上位に 今秋のドラフト自由獲得枠の目玉、早大・鳥谷敬内野手(22)の進路が4球団に絞られたことが、6日分かった。当初8球団が獲得の意思を見せていたが、本人サイドの意向を察知したヤクルトなど4球団が“鳥谷獲り”から撤退したもの。さらに残る球団の中でも西武、横浜は苦しい状況にあり、今後は巨人、阪神の2球団による激しい争奪戦が繰り広げられることになりそうだ。ドラフト最大の目玉、早大・鳥谷の進路がついに絞り込まれた。これまで獲得には8球団が名乗りを上げていたが、この日までにヤクルト、中日、ダイエー、オリックスの4球団が獲得を断念、方向転換したことが判明。今後は巨人、阪神、横浜、西武の4球団による争奪戦になる。鳥谷は、春季リーグ戦終了後も、大学選手権、日米大学野球に出場するなど7月までスケジュールは多忙を極めた。さらに定期試験があるなど、自らの進路決定に集中できない状況が続いていた。そんな中、関係者の話では、鳥谷は人気球団でプレーしたい意向を持っており、それを察知したオリックス、中日が撤退を決め、ヤクルト、ダイエーも獲得を断念せざる得ない状況になった。野村徹監督(66)は「野手は投手と違ってポジションによっては、試合に出ることが難しい場合もある。本人は色々考えているようだ」と沈黙を貫く鳥谷の気持ちを代弁した。これにより今後は4球団の争奪戦となるが、周囲の話を総合すると鳥谷はセ・リーグ志向が強く、その点から西武は不利な状況。球団サイドは今後も交渉を続けていく姿勢を見せているが、今後撤退を余儀なくされる可能性は高い。また、横浜についても人気面などが考慮されて、苦しい立場にある。残るは、獲得が渡辺オーナーの至上命令となっている巨人と今季首位を独走する阪神。横浜、西武の両球団にもわずかに可能性が残されているとはいえ、8球団でスタートした鳥谷争奪戦は、GTの一騎討ちとなってきた。
鳥谷争奪戦から撤退。今秋のドラフトで、東芝の香月良太投手(21)、浦和学院の須永英輝投手(17)を上位指名する方針を固めたことが、6日までに分かった。鳥谷がこの日までに巨人、阪神などに志望球団を絞り込んだために、ドラフト戦略の見直しを余儀なくされた。6月に開かれたスカウト会議では、社会人トップクラスの右腕である香月、高校球界でも指折りの左腕である須永を上位候補にリストアップ。
2003.6.13 自由枠で早大・鳥谷獲り 12日、ドラフト自由獲得枠による早大・鳥谷敬内野手(21)=1メートル79、82キロ、右投げ左打ち=獲りに参戦する方針を固めた。今秋のドラフトでは即戦力野手の獲得を課題としていたヤクルトはこの日、東京・東新橋の球団事務所でスカウト会議を開き、指名候補選手約160人をリストアップ。最終的に「野手の即戦力候補としてはNO・1」(倉島常務取締役)として、自由獲得枠による鳥谷獲得を確認した。また、早大・青木宜親外野手(21)、東芝・香月良太投手(21)も上位指名する方針。
12日、東京・神宮球場クラブハウスでスカウト会議を開き、早大・鳥谷敬内野手(21)の自由獲得枠での獲得を目指すことを改めて確認した。この日の会議では160選手をリストアップし、自由獲得枠レベルに相当するAランクの選手を7人に絞り込んだ。鳥谷はヤクルト以外にも、巨人、阪神など7球団が獲得を狙っているが、編成担当の倉島球団常務は「獲得に全力を尽くします」と明言。6月下旬には米国で日米大学野球が開催されるが、鳥谷が代表メンバーに選ばれた場合には担当の宮本スカウトを派遣する方針。
2003.6.10 “若松2世”早大・青木獲得を示唆 今秋ドラフトで早大・青木宜親外野手(4年)=1メートル74、74キロ、右投げ左打ち=の獲得を目指していることが9日、明らかになった。青木は、50メートル5秒8の俊足と、強肩を誇る外野手。平成14年の春季リーグ戦の東大戦では1試合6得点のリーグ記録を樹立し、同14年の秋季リーグ戦では打率.436で首位打者を獲得した。同15年の春季リーグ戦でもチーム打率.347、100得点のリーグ新記録を作った打線の2番打者として打率.404を残し、52年ぶりの3連覇に大きく貢献した。世代交代に迫られているヤクルトは、ドラフト自由獲得枠で早大・鳥谷敬内野手(4年)=1メートル79、82キロ、右投げ左打ち=の獲得を目指すなど、野手を補強の重点ポイントに置いている。巧打で鳴らす“若松2世”青木について、若松監督は「早稲田の外野手だろ。(スカウトから)報告は受けている」と上位指名による獲得を示唆した。
2003.4.29 編成部組織改革 今秋の自由獲得枠候補、早大・鳥谷敬内野手(21)の獲得に向け、5月1日付で球団編成部の組織改革を行うことが28日分かった。従来の編成部を解体。国内トレードを担当する編成部門、新人獲得のスカウト部門、外国人獲得などの国際部に分け、それぞれの強化を図るもので、スカウト部では早大出身の小田義人チーフスカウト(55)が部長に就任し、本拠地・神宮のスターを徹底マークすることになった。倉島常務取締役は「六大学のスターで同じ神宮をフランチャイズにしているのに見過ごすわけにはいかない」と今回の組織改革の意図を説明した。早大出身で99年に藤井、00年に鎌田両投手を早大から逆指名で獲得に成功した小田チーフスカウトが部長に昇格。昨年は同じ早大の和田獲得を有利に進めながらダイエーに奪われたヤクルトだけに、球団を挙げて鳥谷獲得を目指す。
ヤクルト丸山完二編成部長が5月1日の組織改編に伴い退任、調査役になる。今後は新たに国際部が設けられ、中島国章編成部次長が国際部長に昇格。後任の編成部長には安田猛編成部次長が昇格する。
これまでの営業部も分割。新営業部長に藤原正敏氏(旧試合管理担当)、販売促進部長に小田実知男氏(旧販売促進担当)の就任も合わせて発表された
2003.1.22 東芝・香月獲り 今秋のドラフトの目玉、東芝・香月良太投手(20)の獲得に乗り出したことが21日、分かった。ヤクルトの宮本スカウトが横浜・鶴見区の東芝グラウンドを訪れ、正式に獲得のあいさつ。すでに巨人、阪神、ダイエー、近鉄が獲得を表明しており、5球団による争奪戦となった。宮本スカウトは「即戦力のローテーション投手になれる逸材」と高く評価している。香月は都市対抗野球が終了する9月上旬まで進路を決定しない方針で、「ヤクルトに悪い印象はありませんが、正直何も決まっていない」と語った。
2003.1.15 OBが人材発掘!名づけて『OB総スカウト計画』 スワローズOB会総会が15日、東京都千代田区で行われ、ヤクルト・丸山完二編成部長をはじめスカウト陣がそろって出席。旧国鉄スワローズ時代のOBに有望選手の情報を提供してもらえるように異例のお願いをした。全国津々浦々を網羅した史上最強のネットが完成する。史上最強の超強力情報網が整備される。OB会の幹事長を務める丸山編成部長が、東京都内で開かれたOB会総会で“鉄道職員総スカウト化計画”を披露した。「今回の総会からスカウトを全員連れていく。全国を6人でカバーするのは無理がある。早く顔を覚えてもらって、情報をもらえればいい」一昨年オフに国鉄、サンケイ、ヤクルトと3つの時代のOB会が統合されたスワローズならではの仰天計画だ。この日の総会にも全国に散らばる国鉄OBが参加。会員数632人中、国鉄OBは240人いる。人材発掘のため国鉄OBの協力を得ようという作戦だ。現在、JRの駅の数は4651駅、職員は総勢7万3450人。どんなに小さな駅でも、その駅の付近に有力新人がいないか、切符を切る駅員から貴重な情報を収集できる。まさに超ド級の規模を誇る情報網だ。 約90人のOBの前で、丸山編成部長自ら、小田チーフスカウトらをひとりひとり紹介。総会に配布した資料の中にも各スカウトの担当地区が記された「担当地区一覧表」を入れてPRした。全国から集まった国鉄OBに早く顔を覚えてもらうための作戦だった。「掘り出し物を見つけたい。細かい情報が欲しいからね」と北関東、四国担当の矢野スカウト。昨季は早大・和田ら自由獲得枠の獲得競争に敗れた。今回は全国津々浦々の情報網をフル活用し、眠れる人材を見つける構えだ。7万人総スカウト計画の効果に注目だ。今後は小、中学生にも目を向けるOBによる“草の根活動”を展開していく。
2003.1.15 第1回スカウト会議を開き、今季の方針を話し合った 東京・新橋の球団事務所で編成会議を開いた。東芝・香月良太投手、早大・鳥谷敬内野手らが今年のドラフトの上位指名候補としてリストアップされた
2002.12.28 自由獲得枠の第1候補に早大・鳥谷敬内野手(21)をリストアップ!さらに来季は少数精鋭で行く方針 来秋のドラフトの自由獲得枠の第1候補に早大・鳥谷敬内野手(21)をリストアップし、同じく“鳥谷獲り”に動く巨人に宣戦布告した。東京6大学のスターを巡り、早くもSGバトルが勃発(ぼっぱつ)した。ヤクルトは来オフのドラフトの自由獲得枠の最有力候補に超大型内野手の鳥谷をリストアップした。前日(26日)に自由枠で鳥谷を狙うことが明らかになったばかりの巨人に対し、ヤクルトが宣戦布告した。「東京6大学のスターはやっぱり人気が違う。その上、野手は常に試合に出るからなおさら」と球団幹部。神宮球場を本拠地に置くチームにとっても、どうしても欲しい逸材だ。今季は自由獲得枠で早大・和田(ダイエー)の獲得に失敗。抽選で高校生ナンバーワン左腕・高井(東北高)を引き当てたが、“松坂世代”がそろった大学生の獲得には失敗した。鳥谷に関しては早大OBの小田義人チーフスカウトが埼玉・聖望学園高時代から徹底マーク。さらに本人が在京志望で、試合に出場できる球団を最優先にしている情報もキャッチしている。来年1月中旬の編成会議で改めて“鳥谷獲り”を確認する。今オフのドラフトでは大量10人を指名したが、来季は少数精鋭で行く方針も固まっている。ヤクルトが総力をあげて、巨人との獲得競争に殴り込む。 |