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2004年ドラフトニュース    オリックスブルーウェーブ

2004.10.18    オリックス 金子(トヨタ自動車)自由枠候補にリストアップ
合併新球団オリックス・バファローズが今秋ドラフトの自由獲得
枠候補にトヨタ自動車・金子千尋投手(20=長野商)をリストアップしていることが17
日、分かった。金子は140キロ台中盤のストレートとスライダーが武器の本格派右腕
で、社会人3年目の今季は抑えで活躍。チームの都市対抗出場に貢献し、本戦でも
投げた。オリックスは仰木彬監督(69)が「ダルビッシュ(東北)のクジはオレが引く」と
宣言したばかり。だが中村勝広GM(55)がこの日「現場が即戦力がほしいと判断した
ときのために、奥の手も用意している」と秘策を明かした。金子は入社以来右肩など
の故障に苦しみ、年間通じて投げたのは今年が初めて。本人は「まだチームに貢献
できていない」と残留を基本線にする方針を常々語っている。 
 
 ◆金子千尋(かねこ・ちひろ)1983年(昭58)11月8日、新潟県生まれ。長野商で
は甲子園出場経験もあり、高校時代は巧打者としても注目された。180センチ、75キ
ロ。右投げ右打ち。



2004.10.17    奈良産大・大島プロ希望表明
近畿学生リーグのドラフト候補右腕、奈良産大・大島一也投手
(4年=大産大付)が16日、学生最後のリーグ戦を終え、プロ希望を表明した。大島
は勝てば優勝となる阪南大との3回戦(万博)に先発したが、7回途中4失点降板で今
季初黒星。試合後は「プロの世界でやってみたい」と語り、順位にこだわらずにプロを
目指す希望を明かした。最速147キロのストレートにカーブ、スライダー、フォーク、シ
ュート、カットボールと多彩な変化球で、大学通算17勝。今カードは中日、巨人、オリ
ックスなどが視察し「空振りを取れる球があるし、力のある投手」と評価した。





2004.10.15    仰木監督 ダルビッシュ獲り宣言
『オリックス・バファローズ』の仰木彬新監督(69)が14日、高ら
かに高校No.1右腕ダルビッシュ有投手(18)=東北=の獲得を宣言した。この日、
宮内義彦オーナー(69)への就任あいさつのため東京・港区のオリックス本社を訪問。
オーナーからは「阪神とファンを二分するチームをつくってほしい」と要望された。その
ための戦力補強には「最大限サポートするのが礼儀」(小泉社長)と全面バックアップ
を勝ち取った。「(新戦力は)多ければ多いほどいい」という新監督がアマ球界で目を
つけたのが、ダルビッシュだ。ダルビッシュには新規参入を目指す楽天、ライブドアが
ともに獲得を目指すほか、日本ハムも1位指名を宣言。最低でも3球団の抽選になる
が、新監督は近鉄、オリックスでの監督生活13年で無類の強運ぶりを発揮してきた。
89年野茂(現ドジャース)をはじめ、94年嘉勢、97年川口、98年新垣(拒否↓ダイ
エー)とことごとく引き当てた。「クジ?もちろんオレが引く。だってオレが一番運が強い
から」。92年に松井(ヤンキース)を外した中村GMから、最強の引き手にスイッチ。
地元の逸材を獲得したい新規参入球団には、巨大な壁となって立ちはだかりそうだ。





2004.10.15    仰木監督"強いクジ運で"ダルビッシュ獲り宣言
仰天、ダルビッシュ獲り宣言だ! 合併新球団「オリックス・バ
ファローズ」の仰木彬新監督(69)が14日、東京都港区のオリックス本社に宮内義彦
オーナー(69=本社会長)を訪ね、就任あいさつを行った。「補強は予算の範囲内で」
とクギを指された同監督は、FA選手獲得などに比べ投資金額を抑えられるアマチュ
アドラフトに照準をピタリ。競合が確実な東北高・ダルビッシュ有投手(18)の当たりク
ジを、自ら引くプランをぶち上げた。仰木監督が笑みを絶やすことはなかった。宮内オ
ーナーに補強費増額を否定されながら、その目はいたずらっぽく笑っていた。チーム
強化に向け巨額な投資は期待できない。それでも新球団にふさわしい目玉選手を確
実に獲得する必要がある。頭をかかえてしまいそうな難題も、69歳のマジシャンはあ
っさり解いてしまう。「ダルビッシュだな!」とニヤリ笑った。仰木監督が思い描くのは、
11月17日のドラフトで東北高・ダルビッシュを獲得することだ。狙いは獲得資金を抑
えられる高校生1本。球団側は高校性候補として横浜高・涌井秀章投手(18)らもリス
トアップしているが、監督は地元・大阪出身であることも考慮し、実力も申し分ない豪
腕ダルビッシュを迷わず指名した。競合確実なことは百も承知。スカウト会議を経てい
ないことなどお構いなしに「オレがクジを引く」と秘策を明かしたのだ。仰木監督のクジ
運の強さは常識の範ちゅうを越えている。近鉄監督時代の89年に8球団が競合した
野茂(現ドジャース)を引き当てたのを初め、オリックス監督時代は3人のドラフト1位
の抽選に当選。5戦4勝の勝率を誇る。ダルビッシュには日本ハム、新規参入希望の
楽天が1位入札の方針を示しているが、当選することしか考えていない。教え子メジャ
ーリーガーのイチローや田口にラブコールを送るかと思えば、スーパー高校性に白羽
の矢を立てる。仰木新監督が変幻自在のマジックを繰り出してゆく。





2004.10.15    オリックス・バファローズ・仰木新監督「ダルビッシュ獲る!」
最初の仕事は"ゴッドハンド"の披露だ。「オリックス・バファロ
ーズ」仰木彬新監督(69)が14日、東京都港区のオリックス本社に宮内義彦オーナ
ー(69)を訪問。その場で新球団の目玉としてドラフト会議で東北・ダルビッシュ有投
手(18)を指名することを公言した。1989年野茂の8球団を筆頭に数々の競合を勝
ち抜いてきた仰木監督が、その強運でスター候補を引き当てる。視界には魅力あふ
れる右腕の姿しか映っていない。「ダルビッシュだな。オレはクジが強いから」。仙台に
本拠地を置く新球団はじめ、複数球団が獲得を狙う超高校級右腕を仰木監督がそ
の"ゴッドハンド"で引き当てる。近鉄時代は8球団が競合した89年野茂を見事に引
き当てた。オリックスでも95年福留(現中日)こそ外したものの、94年嘉勢、97年川
口、98年新垣と引き当て、1位指名では通算4勝1敗の好成績だ。「監督自ら引く?
そうだな。オレが一番強い」と不敵な笑み。合併問題で出遅れが否めないドラフト戦略
のバン回、そして新チームの「顔」となるべきスターの獲得。そのためには新監督の強
運が欠かせない。宮内オーナーは「年間で球団としての予算がある。有効に費用を使
って最大限の効果を挙げる」とし、補強費の大量投入については否定的な見解を示
す。有効に資金を使っての補強策でチーム強化を図る新球団。小泉社長は「お願いし
て来ていただいているのだから、仰木監督を最大限サポートするのが礼儀」とし、新
監督の意思を尊重していく構えだ。野茂指名時のクジは8球団中8番目でいわば「残
りものに福」だった。今回は1番、もしくは2番目が予定されている。「最後と1番ではえ
らい違いだな…」。指揮官の心は、すでに11月19日、ドラフト会議会場にあった。 





2004.10.1    自由枠に迷う? BWスカウト会議
オリックスは30日、ドラフト会議の自由獲得枠からの参加が
認められたことを受け、ヤフーBBスタジアム内でスカウト会議を行った。中村GMは
指名選手の結論は出なかったとしたうえで「自由枠を使う?迷っている。掘り出し物も
いるかもしれない」と悩める胸中。事実上、現段階からの自由獲得枠の使用は難しく、
ダルビッシュ(東北)涌井(横浜)の高校生戦力の獲得を目指す方向だ。



2004.9.30    オリックス スカウト会議 1巡目指名候補として東北高・ダルビッシュ
オリックスが神戸市須磨区のヤフーBBスタジアム内球団事
務所でスカウト会議を行った。1巡目指名候補として東北高・ダルビッシュ有投手(1
8)横浜高・涌井秀章投手(18)を改めてリストアップした。



2004.9.30    オリックスがドラフト上位候補のリストアップをやり直し
オリックスは29日、神戸市内の球団事務所でスカウト会議を行
った。近鉄との統合で、ドラフト指名はいったん、4巡目からと決まったが、その後、球
団の新規参入が見込まれる状況に変化したことで、再び自由枠の活用、もしくは1巡
目からの指名が可能になったことを受け、この日は、上位候補のリストアップをやり直
した。「各選手の評価は、これまでにしてある。ただ人数的なものが、まだ分からない
ので(上位候補を)決められない部分が残っている」と小林スカウトグループ部長。30
日に、中村GMを交えて再度のスカウト会議を行い、東北高・ダルビッシュ有投手、横
浜高・涌井秀章投手のいずれかを、1巡目指名する方針と、指名人数などの詳細を
詰めることになる。 


2004.9.28    仰木オリックスがドラフトでダルビッシュ獲得に乗り出す!?
合併新球団「オリックス・バファローズ」が、今秋のドラフト会議で、東
北・ダルビッシュ有投手(18)の獲得に乗り出すことが27日、決まった。この日、東京
都内で行われたプロ野球実行委員会で、新規参入球団が認められた場合、これまで
は4巡目以降からの参加とされたドラフト会議で、1巡目からの参加が認められた。大
阪出身の超高校級右腕を獲得し、スター選手育成には定評のある仰木新監督が、新
球団の目玉に育て上げる。新規参入球団は審査を通れば、11月2日のオーナー会
議で正式承認される方向だ。しかし、チームづくりへの準備期間があまりにも短かす
ぎる。12球団による分配ドラフトが中止になる方向で、新球団の主力は、オリックスと
近鉄の合併球団のプロテクト(優先保有)選手25人を除いた選手となる。11月17日
のドラフト会議にも自由獲得枠から参加できることになった。だが、約2週間前にでき
たばかりで、自由獲得枠を使うことは事実上無理だ。高校生を上位指名する場合でも
情報不足は否めない。フリーエージェント(FA)の選手も獲得できるが、仮に日本シリ
ーズが4試合で終わった場合、10月31日から交渉解禁となる。しかし、その時に新
規球団はまだ誕生しておらず、FA選手の獲得も難しい。現状では、新規球団は今季、
パ・リーグ最下位のオリックスより戦力ダウンすることは間違いない。合併球団はホク
ホクで、新規参入球団は誕生前から厳しい状況が確実だ。災い転じて福となった。今
季最終戦となった近鉄戦後、実行委員会の報告を受けた中村勝広ゼネラルマネジャ
ー(GM)から、思わず笑みがこぼれた。「非常にありがたいこと。(4巡目から参加と)
全く状況が違う。自由枠? この時期からでは難しいだろう。方向転換も考えないと」と、
1巡目で高校生獲得へ乗り出すことになった。高校生の目玉といえば間違いなくダル
ビッシュ投手だ。「高校生の中でも、非常にいいピッチャーがいるから」と中村GM。名
前こそ出さなかったが"ダルビッシュ獲り"を事実上宣言した。8日のオーナー会議で、
合併球団はドラフトで大幅な"譲歩"を突き付けられた。自由獲得枠に加え、ドラフト上
位3巡目までの参加が事実上、禁止事項となった。自由獲得枠候補での獲得が有力
視されていた松下電器・久保康友投手(24)との交渉も暗礁に乗り上げ、ロッテ入り
が確実になってしまっていた。オリックスは今季チーム防御率5・66と12球団ワースト。
3年連続最下位という低迷も"投壊現象"がすべてといってもいい。近鉄・岩隈が加入
しても、投手陣の駒不足は否めない。しかし、195センチの長身から150キロ近い速
球と、落差十分のカーブを投げ下ろす怪物右腕なら、1年目からでも十分にエース級
の働きが期待できる。仙台をフランチャイズに新規参入申請を済ませている楽天、ラ
イブドア2社も、参入が認められれば2年間"甲子園の主役"を張った地元のヒーロー
を見逃すはずがない。しかし、合併球団には強みがある。ダルビッシュは大阪府出身。
オリックスは来季から大阪、神戸の2か所をダブルフランチャイズとして承認されてい
る。ダルビッシュ本人も「(新規参入球団が地元選手を獲得するのは)いいことだと思
います。だが、自分には(大阪出身なので)関係ないことだと思いますが…」とつれな
い反応。怪物にとって「東北」がアドバンテージになることはない。競合は確実だが、
仰木新監督は8球団競合した野茂(現ドジャース)をクジで引き当てた"実績"も持って
いる。「スカウトたちと確認してから」と同GMは30日に開かれる緊急スカウト会議で
最終的にダルビッシュを第1候補にピックアップする方針だ。 


2004.9.28    プロ野球 再編問題 合併球団がトレード解禁
オリックス、近鉄の合併球団が「トレード凍結」を解除する。こ
れまでは合併球団のプロテクトから漏れた選手を他球団に救済ドラフトで引き取って
もらうことを想定し、他球団からはさらなる戦力補強に拒絶反応が出ていた。しかしこ
の日の実行委員会で、11月8日予定の分配ドラフトは合併、新規球団だけが参加す
ることになった。オリックス小泉球団社長は「これまでは救済ということだったが、新規
参入があればそうではなくなりますから」と説明していた。また、4巡目からの参加とな
っていた新人ドラフトの規制もなくなり、かねて上位にリストアップしていたダルビッシュ
有投手(東北)涌井秀章投手(横浜)らの争奪戦参戦が濃厚となった。


2004.9.28    ダルビッシュの大争奪戦だ
実行委員会が27日、都内ホテルで行われ、オリックスと近鉄の
合併新球団と新規参入球団に、今秋の新人ドラフト参加を全面的に認めることなどが
了承された。これで宮城県を本拠地に加盟申請済みのライブドア、楽天が参入の場
合、東北高の150キロ右腕、ダルビッシュ有投手(18)を獲得することが可能になっ
た。新人ドラフトは合併球団が4巡目から参加、新規球団の参加は検討事項だったが、
合併に際する分配ドラフトとの絡みで事態が動いた。選手会との労使交渉で機構側
は新規球団が希望すれば、各球団が引き受ける40選手の優先獲得を確認。その場
合、選手分配の理念が崩れるだけに「状況が変わってきたし、修正した」とロッテ・瀬
戸山代表。ともに新人ドラフト参加を認める方向性を新たに打ち出した。30日にスカ
ウト会議を開くオリックスは「自由枠は出遅れている。人気もあるし、高い評価をしてい
る」(球団首脳)とダルビッシュ取りを急きょ視野に入れた。高校No.1右腕をめぐって、
ライブドア、楽天との争奪戦になる可能性が出てきた。
 
2004.9.28    新規参入球団もドラフト1巡目から指名ОK
プロ野球の実行委員会が27日、都内のホテルで開かれ、オリ
ックス、近鉄の合併新球団と、楽天とライブドアが申請している新規参入球団のドラフ
ト参加について合併、新規球団とも1巡目からの参加が決定。超目玉の東北・ダルビ
ッシュ有投手(18)をめぐり合併、新規球団に日本ハムなどを加え、争奪戦が必至とな
った。また、新規参入球団を審査する小委員会が発足し、来季のセパ交流試合はホ
ーム・ビジター3試合ずつ。スト中止分の代替試合は実施しないことも決まり、パ・リー
グは今季全日程が終了して順位、タイトルが確定した。新規参入球団に夢が膨らんで
きた。新人選手を獲得するドラフトに新規参入球団の参加が認められることになった。
統合球団のドラフト参加とともに、近鉄・小林球団社長はこう説明した。「統合球団と
新規参入球団は戦力を持った球団になってもらおうとシフトした。新人ドラフトでは既
存の球団と同じ権利を持てることになった。自由獲得枠も活用できるし、指名も1位か
ら参加できることになった」合併球団については、6日の実行委で他球団が選手救済
する代わりに、新人ドラフトは4巡目からとする決定がなされた。しかし、23日の協議・
交渉委で新規参入による12球団維持の実現性が強まったことで、この日の実行委
で分配ドラフトは他球団が参加しない方針が決定した。そのため統合球団の制約も解
除され、同時にこれまで未定となっていた新規参入球団の参加も決定。"12球団"が
同条件下で選手獲得を目指すことになった。すでに仙台市を本拠地とする加盟申請
を行った楽天、ライブドアは地域密着型の経営方針を掲げ、積極的に地元選手を雇
用していきたい考えを示している。特に今秋のドラフトの目玉のダルビッシュについて、
ライブドアの熊谷副社長は「当然獲りたいです」と宣言。楽天の三木谷社長も「ダルビ
ッシュ獲得?いいですね。ぜひそういう機会があれば」と前向きな姿勢を示している。
全国区の人気を誇る地元ルーキー獲得のメリットは計り知れない。さらに、オリックス
が自由獲得枠での獲得を目指していた久保(松下電器)をロッテに奪われた。大阪府
生まれのダルビッシュを統合球団も1巡目で指名するのは確実だ。すでに指名を表明
している日本ハムに加え、自由獲得枠で那須野(日大)獲得に失敗した数球団が参戦
する可能性もあるが、くしくも今回の決定が新規参入球団と統合球団のダルビッシュ
争奪戦に発展することになりそうだ。



2004.9.28    東北・ダルビッシュ獲得に乗り出す意向示す−オリックス・中村GM
オリックス・中村勝広GM(55)は27日、実行委員会で、統合
球団のドラフト1巡目からの参加とトレードが容認されたことを受け、東北高・ダルビッ
シュ有投手(18)の獲得に乗り出す意向を示唆した。ドラフトに関して、統合球団は当
初、4巡目からの参加が決まっていたため、オリックスは自由枠での獲得を目指して
いた松下電器・久保康友投手(23)を断念、久保はこの間に、ロッテ入りが決定的に
なったした経緯があり「久保君に関してはもう遅いだろう」と中村GMは、自由枠の活
用が難しい見通しを明らかにした。ここで浮上してきたのが、東北高の右腕・ダルビッ
シュ。「高校生には、優秀な投手がいるから」と中村GMは、競合覚悟で、争奪戦に参
戦の意向を示唆。今月30日にスカウト会議を行い、戦略と方針を再確認することにな
った。 
 
2004.9.28    新球団ダルビッシュ獲り オリックス中村GM1巡目指名示唆
オリックス・中村勝広ゼネラルマネジャー(GM)が東北高・ダルビッ
シュ有投手(18)のドラフト1巡目指名を示唆した。この日の実行委員会で今秋のドラ
フトで自由獲得枠、1巡目指名からの参加が認められたことを受け「高校生の中でも、
非常にいい投手がいるから」と発言した。今月8日のオーナー会議で、合併球団はド
ラフトで大幅な"譲歩"を突き付けられた。自由獲得枠に加え、ドラフト上位3巡目まで
の参加を事実上、禁止。だが、この日の実行委での結果に「非常にありがたい。(4巡
目からの参加と)全く状況が違う。自由枠? この時期からでは難しい。方向転換も考
えないと」と中村GMは明言した。仙台をフランチャイズに新規参入申請を済ませてい
る楽天、ライブドアの2社も、参入が認められれば"甲子園の主役"を見逃すはずがな
い。今後、激しい綱引きが繰り広げられることだけは間違いない。「スカウトたちと確
認してから」と中村GMは30日に開く緊急スカウト会議で最終的にダルビッシュを第1
候補にピックアップする。



2004.9.8    オリックスが松下電器・久保の獲得を断念
今秋ドラフトで自由獲得枠での獲得を目指していた松下電器・久保を
断念することになった。6日の臨時実行委員会で、自由獲得枠の放棄と4巡目からの
参加が決まったことを受けたもので、小林スカウトグループ部長は「久保君は断念せ
ざるを得ない。4巡目までどれだけの選手が残っているかわからないし、何人指名で
きるのか…」と困惑顔。また、例年実施していた新人テストも行わないことになった。



2004.9.8    オリックス 9月下旬にスカウト会議
オリックス中村勝広GM(55)が7日、神戸市須磨区のヤフーB
Bスタジアムで小林スカウト部長と会談し、9月下旬にスカウト会議を行うことを決めた。
近鉄と合併する新球団で主導権をにぎる側として、ドラフト参加が4巡目からとなるこ
とについて徹底的に話し合う予定。「高校生、埋もれている大学、社会人選手を探した
い」と話した。同GMは新外国人調査のため先月中旬に渡米し、今月6日に帰国して
いた。



2004.9.7    新球団ドラフト参加は4巡目から
合併新球団のドラフト参加は4巡目からと決まった。オリックス
の小泉球団社長は、新球団のドラフトフル参加を要望したが、合併の承認を得るため
4巡目まで譲歩。これを受けてオリックスのドラフト戦略が方向転換を迫られることに
なった。ここまで自由枠で松下電器・久保康友投手(23=関大一)日大・那須野巧投
手(21=駒場学園)の獲得を目指していたが、自動的に断念することが決定。小林晋
哉スカウトグループ部長は「中村GMとも相談して戦略を練り直します」と話した。
 


新球団はドラフト4巡目から
オリックス・近鉄が統合してできる新合併球団の新人ドラフト参
加が認められた。ただし、自由獲得枠、ドラフト3巡目までの指名は見送り、4巡目か
らの参加。セ・リーグ各球団が猛反発していたこの問題については、この日もオリック
ス・小泉球団社長がドラフト全面参加を主張。しかしセ側の反対が強く、協議の結果、
4巡目以降の参加で折り合いが付けられた。出席していた近鉄・足高球団代表は「紆
余(うよ)曲折があった。非常に厳しい結果です」と話した。



2004.9.3    新球団 ドラフト一部参加要請へ
パ・リーグの緊急理事会では、オリックスと近鉄の合併新球団
のドラフト参加についても意見集約を行った。8月30日の実行委員会で、セ・リーグ側
から辞退すべきとの声が相次いだことを受け、今後は妥協案として、「一部参加」を求
めていく方針を大筋で固めた。従来からパ側は、新球団のドラフト参加を容認する構
えだったが、セ側から予想以上に反発の声が上がったため、臨時理事会で対応を協
議した。「フルでは無理としても、少しは参加という意見が多かった。妥協点を探さない
とダメ」とは近鉄の小林球団社長。最終的な結論は出なかったが、特定の指名巡目
からの途中参加などを視野に入れている。
 
2004.9.3    "合併新球団"ドラフトの部分参加、セ・リーグへ要望
オリックスと近鉄の合併後の新球団が、少数での新人ドラフト
参加を6日の実行委員会でセ・リーグ側に要望することになった。2日、パ・リーグ緊
急理事会後、近鉄小林哲也球団社長(60)は「フル(参加)でということは無理にしても、
少しは参加するという意見が多かった」とパの賛同を得られた認識を示した。8月30
日の実行委員会では、巨人を除くセ5球団が新球団のドラフト参加に反発していた。
オリックス小泉隆司球団社長(63)は「譲歩するかどうかについては6日に結論を出し
ます」と明言を避けたが、「セ(リーグ)の言うこともよく分かる」と"落としどころ"を探る
構え。自由獲得枠の辞退、下位からの途中参加などを視野に入れてセの理解を求め
ていく。



2004.9.3    オ近新球団、11・17ドラフト"フル参加"断念!? 
オリックスと近鉄の合併新球団が11月17日に行われるドラ
フト会議の"フル参加"を断念する可能性が出てきた。近鉄・小林哲也球団社長(60)
は2日、パ緊急理事会終了後の会見で「フルでは無理としても少しは参加したい。パ
は基本的に別問題という意見だが、セが反対なので妥協点を探らないといけない」と
6日の臨時実行委員会でセ側と意見をすり合わせることを明言。オリックス・小泉隆司
球団社長(63)は「年に1回の新人を獲るチャンスなので参加させていただきたい」と
訴えたが、「合併自体が補強」とするセ各球団の反発は避けられそうにない。具体的
な方法については小林社長が「柔軟性を持たせている」と話すように流動的だが、オ
リックスが獲得を狙う久保(松下電器)や那須野(日大)はセの球団と競合しており、セ
側を納得させるには自由獲得枠の放棄などに落ち着くかもしれない。 
 

2004.9.3    新球団のドラフトは自由枠、上位指名回避で調整
2日に行われたパ・リーグ緊急理事会では、オリックス・近鉄合併に
よる新球団のドラフト会議参加、ロッテとダイエーと見られる「もう一組の合併」により
新球団ができた場合のプロテクト枠の案なども話し合われた。新球団のドラフト会議
参加については、25人のプロテクト枠から外れた選手を"受け入れなくてはならない"
セ・リーグが猛反発。パの他球団は参加を容認しているが、セの各球団から参加辞
退をうながす主張が出ている。近鉄の小林球団社長は「セの反対があるので、何らか
の妥協点を探さなくてはならない」と善後策を検討。具体的なプランこそ明かさなかっ
たが、自由獲得枠による新人獲得や上位指名の回避といった案が出た模様だ。また
「もう一組の合併」による新球団ができた際のプロテクト案も検討。村田事務局長は
「最終的な案はできた。9月8日の臨時オーナー会議で話します」とこれも明らかにし
なかったが、ある関係者は「先例と同じことにはならないだろう」と話し、オリックス・近
鉄の新球団の場合とは違った方式が採られる見通しだ。 
 



2004.8.17    BW&近鉄新球団、ドラフトで少数指名も
オリックスと近鉄の合併後の新球団が、今オフのドラフト会議に少
数の指名ながら参加できる見通しであることが16日、明らかになった。近鉄小林哲也
球団社長(60)が、都内で行われた12球団代表者会議後に「グッと抑えた数字なら
やったらいいと。今は(他球団に)納得してもらっている」と語った。具体的な指名人数
に関しては「これぐらいで、というのはあるが数は言えない。(合併後の新球団が)2つ
になれば(どうなるか)これは分からない」と明言を避けた。新球団は、合併によって生
じる余剰選手の獲得を他球団に依頼する立場。ドラフトで新人を補強することを疑問
視する声も出ていた。今回の代表者会議でも意見があったもようだが、ドラフトから締
め出そうとする声はなかったという。今オフ、オリックスは自由枠で日大・那須野巧投
手(4年=駒場学園)松下電器・久保康友投手(23=関大一)の獲得を狙っている。
近鉄では、合併合意の発表後、スカウトに対して方針が伝えられていない状況だ。




2004.8.15    東北・ダルビッシュ、連続完封 また出た147キロ
ダルビッシュが、また完封ショーを演じた。第4試合で、東北(宮
城)のダルビッシュ有投手(3年)は、今大会最速のMAX147キロをマークして遊学館
(石川)を3安打12奪三振で完封。第2試合は横浜(神奈川)が、第3試合は明徳義
塾(高知)が、ともにサヨナラ勝ちで3回戦進出を決めた。第1試合は東海大翔洋(静
岡)が3―0で完封勝ち。きょう15日は2回戦3試合が行われ、第1試合で千葉経大
付(千葉)の松本父子が登場する。役者が違う。まさに変幻自在だ。ダルビッシュが余
裕と貫禄を見せつけた120球で、遊学館を散発3安打12奪三振。2試合連続完封で、
お立ち台で笑顔がはじけた。「良かったと思います。変化球が予想以上にはまってま
したね。体の状態もいいので、マウンドでも楽しめています」変化球の"有効活用"は9
日の1回戦(対北大津)後に決めた。同じ日の遊学館の初戦。相手の県岐阜商のエ
ース金原が直球を狙い打たれた。中学時代に"関西のボーイズ三羽ガラス"と騒がれ
たライバルが、140キロ台の直球で押す投球で打ち込まれたのを見て「真っすぐばか
りだったから打たれたんだと思う」。だから変化球にも工夫を加えた。縦のカーブを10
0キロ以下に、得意のシンカーの速度も初戦より落とし、直球との緩急を意識。データ
野球の遊学館の裏をかいたのだ。12日の練習中、ブルペンで入念に球筋の確認を
した際には「データとかで表されるのが好きじゃない。データ野球を壊します」と宣言。
そして見事に有言実行した。刺激も加わった。第2試合で横浜・涌井が147キロ。そ
の瞬間、大阪市内の宿舎の食堂で一緒にテレビを見ていたチームメートから歓声が
上がった。ブルペン捕手を務める興野は「あれは刺激になったと思います」。本人は
「気にしなかった」と言うが、150キロを出した6月27日の練習試合で投げ合った相
手が涌井だっただけに、気にならないはずがない。そして、初回の一番・浜村の5球
目にきっちり同じ球速をマーク。その後も変化球主体ながら2球147キロを出した。今
夏はこれで18イニング連続無失点。3試合連続には「自分には無理っすね。次の相
手も強いでしょうし。でも、完投は目指します」と言った。今春にはなかった謙そんぶり。
変化したダルビッシュの夏は、これからもっと熱くなる。 
 
 ◇スカウト陣絶賛 
 ▼日本ハム・木村スカウト 
 相手によって、これだけ(球種を)使い分けができるのは能力が高い証拠。センスが
違う。 
 ▼オリックス・当銀スカウト副部長 
 1球1球に気合がこもっている。本当に立派な投球だった。 
 ▼中日・山本スカウト 
 外に落ちる変化球の切れが凄い。ストレートはもちろんだけど、変化球の切れも大
きな魅力。 
 ▼ダイエー・作山スカウト 
 申し分ない。これだけ投げられたら高校生じゃ、そうは打てないですよ。




2004.8.11    合併に揺れるオリックス  新庄の再来 竹上(西日本短大付)欲しい・・・
野手の逸材が少ない今大会で、西日本短大付・竹上諒平中
堅手(3年)はひときわ、目を引く存在だ。188a、82`と恵まれた体と俊足強肩の右
打者で、先輩・新庄(現日本ハム)の再来と呼ばれている。広い肩幅まで新庄に似て
いる竹上は3連続安打し、プロ側にアピールしたが、「指名漏れするかもしれない。こ
んな年でなければ、確実にドラフトされる選手なのに・・・」と九州地区担当のオリック
ス・福良スカウトがつぶやいた。オリックスと近鉄の合併に続き、今後、もう一つの合
併が出た場合、支配化枠からあふれた選手の "救済ドラフト"がかなりの規模で行わ
れる。そこで即戦力を、新人と違って「契約金が不要」という好条件で獲れるなら、高
校生の新人などは要らなくなる。合併の当事者であるオリックスには、ドラフト会議自
体に参加できないという最悪のケースもあり得る。小泉球団社長は「よそに選手をお
願いする立場なら、ドラフトは遠慮するべきという話もあった」と、これまでの球界に会
議で他球団首脳から "指名放棄"を求められたことを明かしている。ドラフト会議には
参加できても、合併球団には自由獲得枠を行使できないという条件がつけられる場合
もある。「合併したってウチの投手力は弱い。新球団で頼れるピッチャーは岩隈だけ
でしょ。即戦力となる新人はぜひ欲しいが・・・」とオリックス・熊野スカウト。松下電器・
久保、日大・那須野両投手への自由枠でのアタックは続けられるが、「獲ります・・・と
いう確約ができない」(中村ゼネラルマネージャー)と、交渉を詰めることができない。
オリックスのスカウトは身動きが取れないでいる。




2004.8.6    久保狙い予定通り オリックス スカウト会議
オリックスのスカウト会議が5日、ヤフーBBスタジアム内で行
われ、合併問題を棚上げする形で従来の方針が再確認された。予定通り自由枠候補
で松下電器・久保康友投手(23=関大一)、日大・那須野巧投手(21=駒場学園)を狙
う。すでに久保サイドには、将来が不透明という状況を含めて高評価を伝えている。
那須野は横浜志望といわれるがマークを続ける。中村勝広GM(55)は「オリックスとし
て方針を変えないことを確認した」と説明した。さらに東北・ダルビッシュ有投手(3年)
ら夏の甲子園に出場する有力候補を改めてリストアップした。
 
2004.8.6    BW迷走スカウト会議…高校生80人リストアップも
迷走のスカウト会議だ。オリックスは5日、ヤフーBBスタジア
ム内でスカウト会議を行い、高校生約80人をリストアップ。野球界全体の方向性が流
動的なうえ、合併の当事者であることもあり、編成部門も手探りの戦略を余儀なくされ
た。すでにオリックスは松下電器・久保、日大・那須野を中心とした自由獲得枠での即
戦力補強を明言しているが、2リーグ維持か1リーグ移行か、さらにプロテクト選手25
人についてもまだ人選が行われていない以上、戦力編成は困難な状況だ。ドラフト制
度そのものの流動性も迷走に拍車をかける。小泉球団社長はこれまでの会議で他球
団首脳から「ヨソの球団に選手をお願いするんだからドラフトは遠慮してほしい」と話
題が出たことを明かした。プロテクトの枠組みができたため、ドラフトの話題について
は自然消滅。だが、今後もう1組の合併が出た場合、それが再燃することも。中村G
Mは「社長からはどういった状況でも対応できるようにと言われている」と言うが、青波
の混迷はしばらく続きそうだ。
 

2004.8.6    BWスカウト身動き取れない
オリックスは5日、ヤフーBBスタジアムで編成会議を行った。だが、
中村勝広GM(55)は「狙っている選手に"獲ります"と確約ができない」と、球界再編
の影響で交渉が詰め切れない現状を説明した。また、小泉隆司球団社長(63)は、こ
れまでの会議の中で他球団から「よそに選手をお願いする立場ならドラフトは遠慮す
べき、と議題に挙げる人もいた」と、"指名権放棄"を迫られていることも明かした。こ
のため、ドラフト会議自体に参加できないという最悪のケースも想定。中村GMは「自
由枠がないとか条件をつけられる場合も考えられる。そうなれば、即戦力が欲しくても
高校生中心ということになる」引き続き自由獲得枠で日大・那須野巧投手(21)、松下
電器・久保康友投手(24)を狙いながら、大幅な軌道修正も検討中だという。「プロテ
クトする25人についても、9月8日のオーナー会議で(合併が)正式承認されるまでは
推移を見守るしかない」と同GM。当分は身動きが取れない状態が続きそうだ。 


2004.8.6    久保狙い予定通り オリックス スカウト会議
スカウト会議が5日、ヤフーBBスタジアム内で行われ、合併問題を棚上げする形で従来の方針が再確認された。予定通り自由枠候補で松下電器・久保康友
投手(23=関大一)、日大・那須野巧投手(21=駒場学園)を狙う。すでに久保サイドには、将来が不透明という状況を含めて高評価を伝えている。那須野は
横浜志望といわれるがマークを続ける。中村勝広GM(55)は「オリックスとして方針を変えないことを確認した」と説明した。さらに東北・ダルビッシュ有投手(3
年)ら夏の甲子園に出場する有力候補を改めてリストアップした。

BW迷走スカウト会議…高校生80人リストアップも
迷走のスカウト会議だ。オリックスは5日、ヤフーBBスタジアム内でスカウト会議を行い、高校生約80人をリストアップ。野球界全体の方向性が流動的なうえ、
合併の当事者であることもあり、編成部門も手探りの戦略を余儀なくされた。すでにオリックスは松下電器・久保、日大・那須野を中心とした自由獲得枠での即
戦力補強を明言しているが、2リーグ維持か1リーグ移行か、さらにプロテクト選手25人についてもまだ人選が行われていない以上、戦力編成は困難な状況
だ。ドラフト制度そのものの流動性も迷走に拍車をかける。小泉球団社長はこれまでの会議で他球団首脳から「ヨソの球団に選手をお願いするんだからドラフト
は遠慮してほしい」と話題が出たことを明かした。プロテクトの枠組みができたため、ドラフトの話題については自然消滅。だが、今後もう1組の合併が出た場
合、それが再燃することも。中村GMは「社長からはどういった状況でも対応できるようにと言われている」と言うが、青波の混迷はしばらく続きそうだ。


オリックスがスカウト会議…高校生80人リストアップ
ヤフーBBスタジアム内の球団事務所でスカウト会議を開き、今秋のドラフト候補の高校生80人をリストアップした。ただ、近鉄との合併が進行中の上、来季が
1リーグか2リーグか、不確かな状況とあって「あらゆるシミュレーションを行った」と中村勝広GM。合併により現有選手から25人のプロテクトなど優遇措置が施
されるため、場合によればドラフト会議に参加できない、自由枠での獲得が不可能…といったケースまで想定した。

BWスカウト身動き取れない
5日、ヤフーBBスタジアムで編成会議を行った。だが、中村勝広GM(55)は「狙っている選手に“獲ります”と確約ができない」と、球界再編の影響で交渉が
詰め切れない現状を説明した。また、小泉隆司球団社長(63)は、これまでの会議の中で他球団から「よそに選手をお願いする立場ならドラフトは遠慮すべ
き、と議題に挙げる人もいた」と、“指名権放棄”を迫られていることも明かした。このため、ドラフト会議自体に参加できないという最悪のケースも想定。中村G
Mは「自由枠がないとか条件をつけられる場合も考えられる。そうなれば、即戦力が欲しくても高校生中心ということになる」引き続き自由獲得枠で日大・那須
野巧投手(21)、松下電器・久保康友投手(24)を狙いながら、大幅な軌道修正も検討中だという。「プロテクトする25人についても、9月8日のオーナー会議で
(合併が)正式承認されるまでは推移を見守るしかない」と同GM。当分は身動きが取れない状態が続きそうだ。 


2004.7.2    久保&那須野狙い、スカウト会議で確認
合併話の渦中にいるオリックスが1日、来季編成が不透明なまま神戸市須磨区のヤフーBBスタジアムでスカウト会議を開いた。自由枠で松下電器・久保康友
投手(23=関大一)日大・那須野巧投手(21=駒場学園)を狙う方向性を改めて確認。近鉄サイドとは合併新球団の方針をすり合わせていないが、見切り発
車の形で即戦力投手獲得を狙う。中村GMは「多分に流動的な要素はありますが、こちらとしては指示があるまで従来通りでいこうということです」と説明した。


2004.6.25    新球団の目玉だ!中村GM「松下電器・久保欲しい」
合併新球団のドラフトの目玉は久保だ! 都市対抗野球大阪・和歌山予選の1回戦が24日、舞洲球場で行われ、今秋ドラフトの目玉である松下電器・久保康
友投手(23=関大一)が登場した。ここに駆けつけたのがオリックス中村勝広GM(55)。近鉄との合併後の編成体制が白紙で誰を狙うかも決まってない中、わ
ざわざ足を運んだ。 中村GM きょうは外せないでしょう。こういう状況になってドラフトで動きづらいのは確かですが、どうしても欲しい選手ですから。 149キ
ロ右腕を巡って、ここまでオリックス、ロッテ、ヤクルト、横浜の4球団が争奪戦を繰り広げており、乗り遅れる訳にはいかない。今後、合併後の新方針を近鉄サ
イドと話し合うことになるが現時点では文句なしの自由枠候補。担当の酒井スカウトも「即戦力で十分いける」とゾッコンだ。 その久保はデュプロ打線を6安打
完封。ストレートは自己最速タイの149キロをマークし「スカウト陣が多かった? 試合に集中していきます」と話していた。


2004.6.16    オリックスが日大・那須野の獲得へ“本腰”
オリックスの中村勝広GM(55)が、日大の即戦力左腕・那須野巧投手(22)の獲得へ、本腰を入れる方針を15日、明らかにした。近鉄との合併構想が明らか
になったばかりで、新人補強にも“障害”が出そうだが、積極的な補強を行うことを小泉隆司球団社長(63)とも確認。移籍志願の具台晟投手(34)の受け入れ
先も、引き続き模索していく。合併による混乱は、確かに避けられない。それでもひるまず、最高の選手を獲れ−。中村GMが編成部門を預かるトップとして、
大号令をかけた。 「現場の希望でもある左腕の最高級のピッチャーを獲りたい。そのことは(小泉球団)社長とも話していますよ」 近鉄との合併構想が明らか
になり、実現へ向けて、事態は着実に動き出している。そこで派生してくる問題は多々。現時点で、合併後の球団名すら決まっておらず「一時的に、混乱は
起こる」と小泉球団社長も覚悟する。 ただ、オリックスは合併に関し、主導権を持つ側。中村GMは全スカウトに対し「補強方針は変わらない」という指令を出
し、競合必至の日大の即戦力左腕・那須野巧投手(22)を、ドラフト自由枠で獲得する最優先候補として、徹底マークする方針を明かした。 今月30日が最終
期限となるトレードも、伊原監督との確執から、移籍先を模索中の具台晟に関して、中村GMは複数球団に商談を持ちかけており、先発型の左腕補強を検討
中のダイエーが具に興味を示し、ここへ来て松本輝、木村茂両投手との交換トレードの可能性が高まっている。 「なんとしても、3位以内に入りたい。そのため
にも、いい補強をして頂きたい」と小泉球団社長。合併を控えたシーズンだからこそ、積極性を全面に押し出ていく構えだ。


ドラフト戦略白紙…各球団に合併余波
オリックスと近鉄の合併合意余波が、各球団のドラフト戦略にまで及んだ。15日、多くの球団で、今秋ドラフトへ向けてのスカウト活動が滞っていることが分かっ
た。1球団減による余剰戦力の発生や70人から80人枠への拡大、これに伴う資金面の問題など、先行き不透明な要素が多いため。7月7日のオーナー会議
での合併承認まで新方針を打ち出せない当該2球団ばかりか、他球団の現場からも悲鳴があがった。この状況下、根来泰周コミッショナー(71)はスムーズな
合併へ舵取り役となる意思を示した。 パ・リーグ2球団の合併合意の衝撃は、思わぬところへ飛び火していた。今秋ドラフトへ日々動き回るスカウト陣が、悲
鳴をあげ始めた。それは合併する2球団だけにとどまらない。あるセ・リーグのスカウトは、合併のニュースを知ると、すぐに対策会議を開いたことを打ち明け
た。「予定通りの人数を取れるのか、話が出ました」。調査はこれまで通り続けるが、獲得できる見込みがないのに調査に行くとなれば、相手にも失礼になる。
 支配下登録選手枠の問題が出てきた。「具体的なことが早く決まってくれないと、方針も出しづらいですよ」と同スカウトは嘆いた。今季終了後に実行される
ことになる合併の手続きによっては、各球団とも通常より10人多い80人まで登録できるようになる可能性がある。場合によっては、合併球団からあふれた選手
を「救済措置」の協力のために獲得を義務づけられるケースも考えられる。新人選手を何人獲得できるかに影響が出てくる。 また、救済措置で獲得する場
合、ポジションや年齢、実力が現時点ではわからず、編成をシミュレーションしづらいこともある。そうした不透明さに加え、支配下選手枠が拡大されれば、資
金面の問題も出てくる。限りのある資金を、ドラフトと枠の拡大分で、どう振り分けるかも現時点では決められない。 日本ハムでも、緊急事態を想定。三沢チ
ーム統轄部長は「(合併やその手続きが)ドラフトなどにも大きくかかわってくるから、変わることに対する準備もしていこうと思う」と、早急にシミュレーションして
いくことを示唆した。 当該のオリックスも、もちろん深刻な事態に陥っている。合併が成立すれば、2球団のドラフト戦略を一本化する必要が出てくる。2球団
分の選手が1球団につめこまれることになり、アマ選手を獲得する余地が減る可能性はより大きいことも想定される。先が見えない状況は、やはり厳しい。日
大・那須野巧投手(21=駒場学園)松下電器・久保康友投手(23=関大一)を自由獲得枠で狙っているが、他球団との競争でハンディとなるのは間違いな
い。 小泉球団社長は「スカウトに一時的な混乱が起こるが、やむを得ない。例えば製薬会社が合併するケースでも同じ。合併以前にどちらの名刺で営業し
たらいいか。2球団だけじゃなく他球団にも及ぶ業界全体の問題です」と冷静に話すが、ある球団関係者は「球団が来年どうなるかわからない状況では動きよ
うがない」と話した。 今後もスカウト陣は、球場に足を運び続けるしかない。47年ぶりの合併劇は、さまざまな形で問題を呼び起こしている。


オリックス、合併余波で「ドラフト凍結」
オリックスのドラフト戦略がストップしてしまった。近鉄との合併合意を受け、オリックスのスカウトを含めた編成部が身動き取れない状況にあることが15日わかっ
た。今後が不透明なため、スカウト陣がアマ側に将来を確できない状況。7月7日のオーナー会議で合併が承認されるまで新方針を打ち出すこともできず、苦
しい活動がしばらく続く。さらに、他チームも、合併後の選手配分などが不確定なため、頭を悩めているのが現状。合併問題はスカウトが悲鳴をあげるという形
で、余波を広げている。 オリックスと近鉄の合併交渉余波は、ドラフトにも及んでいた。スカウト陣の身動きが取れなくなっていたのだ。球団関係者が「球団が
来年どうなるかわからない状況では、動きようがない」と現状を説明した。 状況は深刻だ。合併が成立すれば2球団のドラフト戦略を1本化する必要が出てく
る。また、単純に考えて2球団分の選手が1球団につめこまれることになり、アマチュア選手を獲得する余地が減る可能性もある。先が見えない状況で、アマ
関係者に将来についての確約はできるはずがない。かといって、球団サイドも7月7日のオーナー会議で合併が承認されるまでは、新しい方針を定められな
い。つまり、現場のスカウトはがんじがらめなのだ。 動きが取れない状況にあることが小泉隆司球団社長(63)もはっきりと認めた。「スカウトに一時的な混乱が
起こる。それはやむを得ないでしょう。(将来が)はっきりしないために動けない仕事は出てきます。これは、例えば製薬会社が合併するケースでも同じ。合併
以前にどちらの名刺で営業したらいいか、と。2球団だけじゃなく他球団にも及ぶ業界全体の問題です」。 オリックスは日大・那須野、松下電器・久保を自由
獲得枠で狙っているが、他球団との厳しい獲得競争の中で、合併交渉は大きなハンディとなるのは間違いない。中村勝広GM(55)は「スカウトにはこのままの
方針でやるようにと言っている。ピッチャー中心というのは変わらない」と説明。小林晋哉スカウトグループ部長も「自分たちにできるのは全力で今の活動を続
けることだけ。絶対に獲得するつもりです」と話したが、先行きは不透明だ。 見方を変えて、プロ入りを希望する選手サイドに立つと、問題はよりはっきりする。
来季の布陣がほとんど見えないチームに、好んで入団する選手はいないだろう。今後スカウト陣は、新しいドラフト戦略が決まるまで、自分たちの将来を心配
することも封印し、球場に足を運び続けるしかない。球団合併という一大イベントは、なんとも罪作りな余波をもたらした。


2004.6.13    三木10K連続完投
八戸大エース三木が最速146キロの直球にナックルなどの変化球をおりまぜ7安打3失点10奪三振。チームを出場2大会連続の8強に導いた。九州共立大・
高橋とは中学1年以来の対戦。日本代表として出場したインドネシアでのリトルリーグ極東大会で、父親の仕事で現地にいてインドネシア代表に選ばれた高橋
と対決した。「投げ合いたくて、監督さんに無理言って(先発で)投げさせてもらった」と三木。ドラフト候補対決を制し「前回よりも腕が振れてよくなった」(オリッ
クス・当銀編成部副部長)とスカウトの評価も上々だった。


2004.6.3    松下電器・久保に5球団熱視線
オリックス、ロッテが今秋ドラフトの自由獲得枠での獲得を狙う松下電器・久保康友投手(23)=181センチ、81キロ、右投右打、関大一高出=は2日、阪神と
のプロアマ交流戦(鳴尾浜)に7回から登板。9回に失策がらみで1点を失ったが、3イニングを4安打1失点(自責点0)に抑えた。 珍しい光景だった。プロ相手
を意識したのか、立ち上がりから力んで6球続けてボール球。だが、無死一塁から後続を退けると、立ち直った。自己最速タイの149キロを計測し、3奪三振。
「なかなか修正できず、迷惑をかけた。点差が開いて気の緩みがあったかも」と反省した。 ネット裏には阪神、ヤクルト、横浜も加えた5球団のスカウトが集
結。ロッテ・宮田編成部長代行、オリックス・酒井チーフスカウトは「評価は変わらない」と口をそろえた。進路表明は都市対抗が終了する9月上旬まで封印す
るが、アマNO1右腕の周辺が騒がしくなってきた。

松下電器・久保、力で虎2軍圧倒 オリックス&ロッテが争奪戦 
◆ 阪神プロ・アマ交流戦 ◆ <松下電器9−1阪神>松下電器と阪神のプロ・アマ交流戦が2日、西宮市の鳴尾浜球場で行われ、松下電器が2本塁打を
含む10安打で9点を奪うなど、投打に阪神を圧倒。自由獲得枠候補・久保康友投手(23)は、自己最速タイの149キロをマークするなど3回1失点(自責0)だ
った。 また凄さを見せた。オリックスとロッテが自由獲得枠で狙う松下電器・久保が七回から登板。九回に失策絡みで1点こそ失ったが全51球中、40球がスト
レートと阪神打線を力で圧倒した。 「フォークを投げれば空振りが取れることは分かっていた。ただ力んでしまい、修正するのに時間がかかった。今季では最
悪の出来」 七回、先頭打者から6球続けてボール球と珍しく制球を乱した。それでも力勝負にこだわり、自己最速タイの149キロをマークするなど、常時140
キロ台中盤を計時した。 この日はロッテなど5球団12人のスカウトが視察。オリックス・酒井チーフスカウトが「今年のアマ球界で、力で打者をねじ伏せるのは
久保だけ」と話せば、上位候補にあげるヤクルト・羅本スカウトも「安定感など野間口よりも総て上」と絶賛。「進路は都市対抗が終わってから」と雑音を封印し
た久保だが、人気は高まるばかりだ。


2004.5.28    BW、自由獲得枠で「久保&那須野」両獲り狙う スカウト会議
オリックスは27日、神戸市内の球団事務所で中村勝広GM(54)、小林晋哉スカウトグループ部長(51)らが出席してスカウト会議を開き、自由獲得枠で松下
電器・久保康友(23)、日大・那須野巧(21)両投手の獲得を目指すことを決めた。 昨季12球団ワーストの防御率5・95に泣いた青波は今季も投壊現象に悩
み、今オフの補強ポイントは言うまでもなく投手。中村GMも「現場の立場を考えると即戦力投手を手当てしてあげないと。自由枠の2人については総意で決
めた。名前は言えない」と語った。 意中の恋人は久保と那須野だ。久保は関大一のエースとして98年の選抜決勝で横浜・松坂(現西武)と投げ合った本格
派右腕でMAX149キロ。一方、那須野も1メートル92の長身から投げ降ろすストレートがMAX149キロを計時した本格派左腕だ。久保と那須野にはロッテも
自由獲得枠での獲得を目指しているが、オリックスは不退転の決意でダブル獲得に全力を尽くす。

オリックス、自由獲得枠で2人獲得へ
オリックスは27日、Yahoo!BBスタジアム内でスカウト会議を行い、今秋のドラフト会議で自由獲得枠2枠を使う方針を固めた。 中村ゼネラルマネジャーが
「自由枠2名で総意を決めた。投手中心になる。現場の立場を考えると即戦力(選手)」と明かした。オリックスはすでに久保康友投手(松下電器)、那須野巧
投手(日大)らを獲得候補にリストアップしている。

オリックスも自由獲得枠 那須野とともに決めた
オリックスは27日、ヤフーBB球場内でスカウト会議を行い、今秋のドラフトで松下電器・久保、日大・那須野の2投手を自由獲得枠で獲得する方針を固めた。
中村GMは「現場の状況を考えて、即戦力投手を獲ることになるだろう。現時点で名前は明かせない」と明言は避けたが、それぞれアマ球界の左右のNO1投
手と評価する2人にターゲットを絞った。 久保については、くしくもオープン戦で伊原、バレンタイン両監督がののしり合って遺恨を残したロッテとの争奪戦に
なるのは確実。「相手は多くて11チーム。苦戦は必至」と同GMの見通しは明るくはないが“場外戦”の行方からも目が離せない。

自由枠で日大・那須野、松下・久保の獲得狙う
27日、今秋ドラフトで自由獲得枠を2つ使い日大の左腕・那須野巧投手(21=駒場学園)松下電器の右腕・久保康友投手(23=関大一)を狙うことを決めた。
神戸市須磨区の球団事務所でスカウト会議を行い、方針を固めたもの。中村勝広GM(54)は「名前は言えないが、現場の現状を考え自由枠を2つ使って即
戦力を取りにいくことにした」と説明した。高校生候補としては、東北・ダルビッシュ有投手(17)秋田商・佐藤剛士投手(18)らを改めてリストアップした。

オリックス那須野、久保獲りへ  
27日、神戸市須磨区の球団事務所でスカウト会議を行い、那須野巧投手(日大)と久保康友投手(松下電器)の自由枠での獲得を目指す方針を固めた。那
須野は「早くからマークしていた」(中村GM)が、春の東都大学リーグで大車輪の活躍を見せ他球団の注目も増している。
 

2004.5.27    松下電器"松坂世代の最終兵器"久保争奪戦  4つ巴戦!
“松坂世代の最終兵器”争奪戦が始まった。オリックスとロッテが自由獲得枠で、松下電器・久保康友投手(23)の獲得を目指していることが26日、明らかにな
った。 久保は関大一のエースとして1998年春夏連続で甲子園に出場。選抜決勝では松坂(西武)と投げ合った本格派右腕。入社6年目の今季は、自己最
速を更新する149キロをマークするなど不動のエースに成長。岡山、京都の両主要大会で4試合に登板し通算23回1/3で1失点。被安打14、31奪三振と安
定感では、巨人入りが確実なシダックス・野間口らをはるかに上回る。 オリックスは5勝しているムーアでさえ防御率6・29など12球団最低の防御率と投壊現
象が著しい。今月中旬には小林スカウトグループ部長らが正式に獲得の意思を伝え、24日からの松下電器の関東遠征にも担当の酒井チーフスカウトが密着
している。 また最下位に低迷するロッテも即戦力投手の補強が命題。きょう27日の湘南シーレックス(横須賀)との交流戦に、バレンタイン監督が視察するこ
とが決定。この時期としては異例の”直接出馬”で熱意を伝える。 その他ではヤクルト、近鉄も上位候補に挙げており、今後の活躍次第では、さらなる争奪戦
へと発展しそうだ。

★久保 康友(くぼ・やすとも)
1980年(昭55)8月6日奈良県橿原市生まれ。23歳。鴨公小1から「ホワイトベアーズ」で野球をはじめ一貫して投手。八木中ではエース。関大一では2年秋
から背番号1で、3年春夏連続で甲子園に出場し春準V、夏8強。1メートル80、80キロ。右投右打。 


2004.5.24    同大・染田、1球に泣く
同大・染田賢作投手(4年=郡山)が立命打線を2安打に抑えながら、1球に泣いた。「4回の(決勝打の)1球は、外角低めへのストレート。相手が好きなコース
とわかっていましたが、そこで勝負して打たれたのだから仕方ありません」。この日はスカウト陣がネット裏に集結し、大一番での投球を視察。「無駄な走者を出
さない。やはりいい投手」(オリックス酒井スカウト)など評価は高かったが、優勝への道は険しくなった。


2004.5.17    オリックスが松下・久保をリストアップ
オリックスが今秋ドラフトで松下電器の右腕・久保康友投手(23)を上位指名候補にリストアップしていることが16日、分かった。久保は98年センバツで関大一
のエースとして横浜・松坂(現西武)と投げ合い準優勝。卒業後は伸び悩んだが、今春の社会人京都大会で自己最速の149キロをマーク。現在、岐阜で行わ
れている社会人の日本代表候補合宿に参加している。オリックスは現在、自由獲得枠を使って日大の左腕・那須野巧投手(21)の獲得に動いているが、右腕
ももちろん強化ポイント。他球団の動向もみながら徹底マークする。

松下電器・久保ドラフト上位指名候補にリストアップ
オリックスが今秋ドラフトで松坂世代最後の大物を上位指名候補にリストアップしていることが16日、わかった。松下電器の右腕・久保康友投手(23)だ。久保は
関大一高時代の98年、春夏の甲子園に連続出場。春は松坂(現西武)擁する横浜と決勝で投げ合い準優勝。夏は8強入りした。高校卒業後伸び悩んだが、
今春の社会人京都大会で自己最速の149キロをマーク。社会人6年目にして頭角をあらわしている。 チーム防御率6・26のオリックスにとって、即戦力投手は
ノドから手が出るほど欲しいところ。現在、自由獲得枠を使って日大の左腕・那須野巧投手(21)の獲得に動いているが、右腕ももちろん強化ポイントだ。球団
関係者は「久保の制球力はプロでも目立つレベル。課題だった安定感も増した」と高評価。他球団の動向をにらみながら“松坂のライバル”を徹底マークす
る。

◆久保康友(くぼ・やすとも)
1980年(昭55)8月6日、奈良県橿原市生まれ。小1から投手として野球を始める。八木中3年夏に近畿4強入り。関大一高では98年春の甲子園で準優勝。夏
8強。松下電器入社6年目。持ち球はストレート、スライダー、フォークボール。180センチ、81キロ。右投げ右打ち。


2004.5.7    [04キミが主役]八戸大・三木均投手
近年、多数のプロ選手を生んでいるみちのくに今年も有望な投手がいる。八戸大・三木均だ。MAX148キロの直球に縦横2種類のスライダー、ドロップ(縦の
カーブ)、シュート、ナックルと多彩な変化球を操る本格派右腕。マウンドに立てば強気に攻め「少なくなった男気で投げる選手」と藤木豊監督(38)も絶大な
信頼を寄せる。果たさねばならない約束がある。昨年、同大から初めてプロへ進んだ川島亮(ヤクルト)、石川賢(中日)が退寮する際「お前ならきっと来れるか
らプロへ来いよ」。身近な人がプロへ進んだことで自覚、目標がはっきりした。勝負の年。ドロップの改良に着手した。昨年までは直球との緩急を求め、腕の振り
が鈍る悪癖があった。今季は直球と同じ腕の振りを意識。90キロ台から100キロ台と増速したが、直球と同じ腕の振りから約40キロの緩急差にバットは空を切
る。「決め球にできる」と手応えも十分だ。今季は「北東北リーグ戦で防御率0・00」という究極の目標を掲げた。これまで2試合に先発、失点はない。「僕が点を
取られなきゃ、負けはない」サラリと言う姿に自信がみなぎる。そんなみちのくの“ミスター0”に各球団スカウトも熱視線を送る。17日の開幕戦では8球団が集
結。「(各球団の)自由獲得枠の状況次第でこれから上位候補になる可能性も十分ある」と話すスカウトもいる。だが、すべては大学選手権に出場してから。
「神宮に行かないと何も始まりません」神宮の杜(もり)で“三木の物語”の最初のページを記してみせる。

<三木均>(みき・ひとし)1982年8月8日、大阪・泉佐野市生まれ。21歳。北中小3年から泉佐野リトルで野球を始め、主に投手。大阪・飛翔館高では2年の
秋に府大会ベスト4。家族は両親と兄、弟、祖母。178センチ、77キロ。右投右打。

オリックス・当銀秀崇編成部副部長「マウンドでの攻めの意識が強く、見てて好感が持てる。何より波の少ない安定した投球ができること。これは投手として一
番大事な要素だから」


2004.5.3    東農大・岡本ノーヒットノーラン
公式戦初先発の東農大網走・岡本佑司投手(4年)が、函館大相手の開幕試合で無安打無得点試合を達成した。140キロ台の直球主体に毎回の10奪三
振。許した走者はエラーと死球各1人の2人だけという完ぺきな内容で、公式戦初勝利を飾った。道6大学リーグ戦では01年秋の浅倉進二(道東海大)以来、
3年ぶり5人目。彗(すい)星のように現れた長身右腕の活躍で東農大は秋、春連覇へ力強いスタートを切った。9回2死。函館大の住野弘幸(3年)を2―1と追
い込んだ。深呼吸するマウンドの岡本に二塁を守る主将の市川義和(4年)から励ましの声が飛んだ。「最後の1球は思い切り投げろ!」原康彰捕手のミット目
がけ、ど真ん中に投げ込んだ。住野のバットは反応したが、切れのある直球に空を切った。スライダーを見せ球に9割直球で押す力強い投球。5回には無死
から味方の失策で走者を出したがその後の3人を何なく凡退させたたくましい精神力。3年秋のリーグ戦まで1勝もしたことない右腕が、公式戦初先発初勝利
をノーヒッターで締めくくった。「4回から意識して、7回から行けるかなと。ストライクが先行したし、相手打者が打ち損じたりで投球は楽でした」187センチの長
身右腕は省エネ111球を淡々と振り返った。長野・下伊那農高時代はMAX127キロで、県大会3回戦まで行ったのが最高で無名の存在だった。東農大へも
野球部推薦ではなく、一般推薦で合格、入学式後、野球部の門をたたいた。しかし、握力70で長いリーチ、29センチの大足に樋越勉監督(47)はほれ込ん
だ。「まじめで練習熱心。ストライクゾーンなら145キロ。高めのボール球なら147キロ出るんです」と岡本の成長に目を細めた。今季は2月29日からの沖縄キャ
ンプでインフルエンザにかかり、出遅れたが、3月に真っすぐ振り下ろす素直な投法に変えてからスピードが増した。4月9日の四日市大との練習試合で初完
封勝利を収め、大きな自信を得た。今季の目標は、昨春逃した全日本大学野球選手権への出場だ。「野球部全部員の目標です。必ず神宮へ行きます」偉
業を達成した遅咲きの右腕が力を込めた。

<岡本佑司>(おかもと・ゆうじ)
1982年7月3日、長野県下伊那郡松川町生まれ。松川小4年の時から軟式野球を始め、松川中、下伊那農高1年まで一塁手。同高2年から投手に転向。3年
夏の全国高校選手権長野県予選では3回戦で軽井沢に敗れた。家族は両親と弟。187センチ、85キロ。右投右打。血液型B。

オリックス・当銀秀崇編成部副部長スカウト担当
「急成長しましたね。ストライクを簡単に取れるのが安定感につながっている。球威もあるし先が楽しみ」

東農大生産学部岡本佑司投手 史上5人目の無安打無得点
リーグ開幕初戦で東京農大生産学部の岡本佑司投手(4年=長野下伊那農高出)が史上5人目の無安打無得点試合を達成した。大学に入って初先発の岡
本は最速142キロの直球で函館大打線から毎回の10三振を奪い、公式戦初勝利を挙げた。チームは昨年のこの大会で優勝を逃し、9連覇でストップした。高
校2年から投手に転向した遅咲きの投手の活躍がV奪還に弾みをつけた。一方、昨年の覇者旭川大は苫小牧駒大に4−8で破れた。あと1球。岡本はマウン
ドで大きく息を吐いた。そしてど真ん中に直球を投げ込んだ。空振りの三振。小さくガッツポーズをした岡本にナインが駆け寄り祝福した。事実上のデビュー戦
で大記録をやってのけた。「ちょっと緊張していました」。この日の朝に先発を告げられた。樋越勉監督(47)は「調整が遅れたが先発に決めた。気持ちが強く
持てるようになった」と快挙に目を細めた。1年生の秋にベンチ入りしたが、これまで登板は4試合。「大量点でリードしている時にしか投げたことがない」と岡本
は言う。入学時の球速は127キロだった。ビデオで投球フォームを撮影し、矯正を重ねて球速を15キロ以上アップさせた。今年からは約30人の投手陣のまと
め役に任命されるほど成長した。3月の沖縄キャンプではインフルエンザで練習ができなかった。その後も体調が戻らず、調整が大幅に遅れたが本番に間に
合わせた。無名選手だった。中学時代は「夏休みに3日しか練習のない」野球部だった。長野下伊那農高の2年で投手に転向。2イニングで10個の四球を出
すほど制球力が悪く「投げるのがイヤだった」と言う。実家はスタルヒン球場とほぼ同じ面積の畑でナシとリンゴ園を営む兼業農家。冬に肥料をやり、「部活より
もきつかった」という腰をかがめた収穫作業も手伝った。「将来、何かの役に立てば」という気持ちから東農大を一般推薦入試で受験した。開幕戦に訪れたプロ
野球の5球団のスカウトに対し強烈なアピールになった。オリックスの当銀秀崇スカウトグループ副部長は「角度のあるストレートがいい。重心とボールが高い
のが今後の課題。今シーズンの活躍が楽しみ」と話した。チームは昨シーズン、リーグ戦の連覇がストップした。「今は勝つことだけ。将来のことは今は考えて
いない」と遅咲きの男は大記録にも冷静だった。


2004.5.2    八戸大・三木 今季最速の147キロをマーク
プロ注目右腕の三木均(4年=飛翔館)が今季最速の147キロをマークした。初回から3奪三振と飛ばし、最後の打者はバットをへし折って7回無失点。平均球
速は140キロを超えた。オリックス野村収スカウト(57)は「変化球で簡単にストライクが取れる。力のある球を内角に投げるコントロールと度胸がいい」と絶賛。
正確なバント処理も披露するなど、プロ8球団のスカウトの前で格好のアピールとなった。


2004.4.28    オリックス スカウト会議
オリックスが今秋ドラフトのスカウト会議を開き日大の那須野巧投手(4年=駒場学園)を自由獲得枠で狙う方針を確認。那須野は192センチの長身でMAX1
47キロ直球が武器の左腕。またダルビッシュ有(東北)佐藤剛士(秋田商)両右腕らも継続マークする。

オリックス 自由獲得枠で日大那須野獲り参戦
オリックスが今秋ドラフトで日大の147キロ左腕・那須野巧投手(4年=駒場学園)の獲得を目指すことになった。27日に神戸市須磨区の球団事務所でスカウト
会議を開き、自由獲得枠で狙う方針を確認した。那須野は192センチの長身から投げ下ろす直球が武器のアマナンバーワン左腕。これまで東北高・ダルビッ
シュ有投手(3年)らも指名筆頭候補に挙げていたが、まずは即戦力左腕に狙いを絞った。球団関係者は「獲得競争は激しくなる」と話した。また高校生の有
力指名候補も改めてリストアップ。ダルビッシュ有投手、秋田商の147キロ右腕・佐藤剛士投手(3年)らも継続マーク方針を決めた。


2004.4.21    [シ烈・自由獲得枠戦線]野球/3 日大・那須野巧投手
大学生と社会人選手に対して行使できる自由獲得枠。各球団とも現場が望む即戦力を獲得するために早い時期から争奪戦を繰り広げている。しかし、将来
性を見込んで即戦力ではない選手を自由獲得枠で“確保”するのも1つの戦略だ。今年でいえば日大・那須野がそれに当たる。1メートル92の長身左腕、14
0キロ台後半の直球と角度のある変化球に、スカウト陣は「大学No・1左腕」と口をそろえる。だが、まだ粗削り。プロにとっては、その未完成な部分が将来的な
伸びしろであり魅力でもある。那須野は千早中ではサッカー部に所属。本格的に野球を始めた駒場学園でも背番号10の2番手投手だった。素質が開花した
のは日大入学後だ。昨季までは好不調の波が激しく、自由獲得枠候補となるかは微妙だった。そんな中、オリックスが中村GM、スカウト総動員で2月下旬か
らオープン戦を視察。他球団に先駆けて3月上旬に自由獲得枠で獲得に動くことを表明し、古屋スカウトは「まだまだよくなる。2、3年後には10勝くらいできる
素質」と将来性の高さを強調した。このオリックスの動きに慌てたのが他球団。ロッテ・永野スカウトが「自由獲得枠を使わないと獲れない」と話す通り、オリックス
が自由獲得枠で来るならドラフトでの指名までは待てない。ダイエーも獲得に興味を示し、那須野の周辺は一気に過熱。そしてこの日、駒大戦で7回1/3を2
失点に抑え今季2勝目を挙げた那須野を視察した横浜・荒井スカウト部長は「自由獲得枠を2つ使うことになるでしょう」と語った。明大・一場の獲得にも動いて
いる横浜にとって、この荒井部長の言葉が自由獲得枠での参戦表明となる。シーズンごとに成長を遂げる左腕。今春のリーグ戦で早くも2勝目を挙げて「将来
性」という評価はさらに高まり、シダックス・野間口、明大・一場ら即戦力投手に負けない争奪戦へ発展しつつある。「自由獲得枠で(獲りに)来てくれるならうれ
しい」と那須野。春から夏へ、その成長がスカウトを熱くさせる。

◇那須野巧(なすの・たくみ)
1982年(昭57)10月4日、東京都生まれの21歳。千早小2年で野球を始め、千早中ではサッカー部に所属してFW。駒場学園で再び野球部に入って投手。
3年春に都大会ベスト4、夏は都大会4回戦で敗退した。日大では1年秋からリーグ戦に登板し、34試合で13勝8敗。家族は両親と姉。1メートル92、87キロ。
左投げ左打ち。


2004.4.13    日大・那須野に日米スカウト熱視線
点を取られる気配がなかった。日大・那須野が192センチの長身から繰り出す直球で押す。8回2死二塁でも代打・新岡に4球すべて内角直球で見逃し三振。
打線の援護は1点だが、三塁も踏ませぬ投球で6安打完封。「先に点をやらないことだけ考えていました」と涼しい顔を見せた。 この冬、1日10キロの走り込み
で体重は4キロ増加。下半身強化により「フォームもより大きく投げられるようになった」この日は最速145キロ。「中盤以降は少し抑えた」というが常時140キロ
をマークし続けた。ネット裏には日米12球団のスカウトが大挙。自由獲得枠で狙うロッテ・永野スカウトが「あの内角の直球はプロでもなかなか手が出ないよ」と
絶賛。8人が集結したオリックス・小林スカウト部長も「安定感がぐっと増した」と目を細めた。だが今、欲しいのは東都制覇。「僕に勝ちがつかなくてもいいん
で、トータルで勝ちたい」と言い切った那須野がこの上ないスタートを切った。


2004.4.11    TDK津口が名門ヤマハ撃破
TDK(秋田)が2−1でヤマハ(静岡)に競り勝った。左腕・津口竜一(24)がMAX141キロのストレートを駆使し、7回まで無失点7奪三振の好投でプロスカウト
をうならせ、2年目で公式戦初勝利をもぎとった。今日11日の2回戦で強豪NTT東日本(東京)に挑む。JT(宮城)はトヨタ自動車(愛知)に5−4でサヨナラ勝
ちし、12日に準々決勝でシダックス(東京)と対戦する。140キロを超える速球、右打者の胸元をえぐるクロスボールで名門ヤマハ打線を沈黙させた。津口
は、初回にMAX141キロをマーク。この後も141キロを連発し、ブレーキの利いたカーブを織り交ぜて、7回を無失点7奪三振。「(5回以降は)コーチから体の
軸がずれていると注意されて、セーブした」と余裕の投球をみせた。スタンドに陣取ったオリックス、横浜など3球団スカウトは「くせのないフォーム。140キロ以
上を安定して投げられることが才能」と、うなった。まさに無名の素材だ。大阪の進学校・北野高時代は夏の予選も登板チャンスはなかった。1浪後に千葉大法
学部に入学。「このレベルならば、自分でもやれるかも」(津口)が野球部入部の理由。5季連続でリーグ奪三振王のタイトルをものにしたが、TDKでは「甲子
園出場経験がある人ばかりで今も不安です」と真顔で本音を漏らす。8回裏2死から三塁打を許し、1点を失った。9回裏も逆転サヨナラ負けのピンチを招いた
が、2年目で待望の公式戦初勝利をもぎ取った。それでも笑顔はない。「課題の外角の制球(8四死球)が克服できなかった。納得がいかない」と、反省を忘れ
ない。斉藤亮監督(37)も期待も膨らませる。「まだ、体ができていない。経験を積めば、もっと成長できる」。3年ぶりの日本選手権、都市対抗出場へ、サウス
ポー津口の台頭から目が離せない。

◆津口竜一(つぐち・りゅういち)
1979年(昭和54年)5月22日、大阪府生まれ。北野高時代は夏の選手権予選4回戦進出。千葉大では千葉県大学リーグでは5季連続奪三振王。昨年4月
にTDK入社。181センチ、83キロ。左投げ左打ち。趣味カラオケ。愛称はトゥグティ。独身。


2004.4.9    伊原監督がダルビッシュ獲得のススメ
弱投を救うのはノーヒッター高校生? チーム防御率9.12というボロボロの投手陣の再建策として、オリックス・伊原春樹監督(55)が8日、東北高のエース・ダ
ルビッシュ有投手(17)獲りを球団側に強く求めた。開幕9試合で、チーム防御率9.12。「1イニングに1点、取られてる計算か…」と嘆いた伊原監督が、弱投
の再建策として、東北高・ダルビッシュ有投手の獲得を球団側に勧めた。 「将来のオリックスのことを考えたら、獲るべきです。いいタマ、投げてるし、タマも速
い」深刻な投壊状態。しかも、将来を見渡しても有望な若手投手がいない。先発ローテの33歳・小倉を、中継ぎに配置転換し、二軍調整中の38歳・吉井を先
発ローテに組み込むが、若手を抜擢しようにも、材料がない。このままでは弱投状態が来季以降も続く。悩み多き伊原監督は、センバツ大会でノーヒットノーラ
ンを達成したダルビッシュに心を引かれた。「競合でしょう。でも高校生は抽選なんだし、行くべきです」 しかし、オリックスは過去、沖縄水産高・新垣(現ダイ
エー)、敦賀気比高・内海(現巨人)を指名しながら、獲得できなかった。指揮官の求愛が、まだ会ったこともない“恋人”に通じるのか疑問。さらに、今の投手陣
をどうするのか、直面する難題は横たわったままだ。

オリックスがダルビッシュ指名へ
オリックス・伊原春樹監督(55)が8日、今秋のドラフトの超目玉、東北・ダルビッシュ有投手(17)の1巡目指名を打ち出した。 防御率9点台と壊滅状態の投手
陣の立て直しに悩む同監督は将来のエース候補の獲得を熱望。開幕まだ9試合という段階で指揮官自ら来季の補強策を口にすることは極めて異例だ。「やっ
ぱりダルビッシュでしょ。球も速いし、いい投手だよ。将来を考えたら素質のある高校生がいい」「センバツのノーヒットノーラン(熊本工戦)を見たけど、あれだけ
の真っすぐを投げる投手はいない。将来を考えたら獲るべき」。その素質を高く評価した上で、即戦力としても期待できることから「競合しても獲りに行くべき。
それで外したのなら仕方がない」と言った。ダルビッシュの1巡目指名の表明は日本ハムに次いで2球団目。だが、最終的には8球団の競合が予想され、これ
にメジャーも加わる。激しい争奪戦は覚悟の上でオリックスは勝負に出る。

BW絶対欲しい!!東北・ダルビッシュくん、投壊止めて〜 
投壊を救うのは超高校球右腕?オリックス・伊原春樹監督(55)が今オフのドラフトの目玉・ダルビッシュ有投手(17)=東北=の獲得を希望した。防御率9点
台と壊滅状態の投手陣を救うため、さらに未来の常勝軍団を確立するために、素質あふれる若き右腕が欲しい。開幕から9試合。オープン戦では好調だった
投手陣は早くも壊滅の危機に瀕(ひん)している。「祈るような気持ちで見ているよ」と苦笑いの指揮官が「補強」として挙げた名前は意外なものだった。「やっ
ぱりダルビッシュでしょ。球も速いし、いい投手だよ」。将来性があり、なおかつ即戦力としての可能性も併せ持つ。高校生が青波の”救世主”だった。指揮官
は投壊の根本的原因を断つには思い切った構造改革が必要だと言う。「すぐに結果を求めるのではなく、オリックスの将来を考えたら素質のある高校生を獲
得した方がいい」。発言の裏にあるのは若手投手の深刻なコマ不足。それを補う存在がダルビッシュである。「何球団かが競合しても獲りに行くべき。それで
外したのなら仕方がない」。ギャンブルを覚悟でも欲しいものは欲しい。もちろん目前の戦いで勝利を収めるため、現有戦力の奮起も求め続ける。「カーブを覚
えれば投球の幅は広がる。持っていても有効に使わない」。好打者がそろうパ・リーグ。一筋縄ではいかない打者を封じるにはさらなる「勉強」が必要だと言う。
オリックスは即戦力左腕・那須野(日大)を筆頭に今ドラフト選手の獲得戦略を練る。「これから現場、フロントの意見をすり合わせていく」と中村GMは言う。目
先の勝利か長期的展望か…。青波に難解な課題が待ち受けている。 


2004.4.4    中部大・鈴木MAX145` ネット裏にスカウトずら〜りプロ10球団
バックネット裏のスタンドに、スピードガンを持った男たちがズラリと並んだ。中日、ヤクルト、ロッテ・・・。巨人、阪神を除く計10球団のスカウトが、中部大・鈴木
の投球を追う。今秋ドラフトの上位指名候補の開幕戦を見逃すわけにはいかなかった。身長188a。横手投げから繰り出される速球は、この日、最速145`を
記録した。1、2回は完ぺき。愛大の3番・岩田のバットを折った。だが、3回に不運な内野安打から味方の失策で失点。5回には先頭打者を四球で歩かせ、拙
守も絡んで一挙3失点。「調子自体は悪くなかった。でも、5回のフォアボールはいけないし、味方のエラーは帳消しにしてあげないと・・・」鈴木はミスから崩れ
た自分を責めた。まだ荒削りだが、素材としては魅力たっぷり。中日の中田スカウト部長は「スピードはまだ出るし、腕の振りもいい」と高い評価をした上で「まだ
フォームが一定していないが(ドラフトの)自由枠の候補になる」。今後も徹底マークする方針を明かした。プロで自分の力を試したい。ただ、その前にリーグ戦
を制し、神宮で投げるという目標が鈴木にはある。「いいピッチャーというのはスピードじゃない。トータルです。精神的にも強くならないといけません」この春、
誰もが認める ”いいピッチャー”になってみせる。


2004.3.30    スカウト会議でダルビッシュらリストアップ
オリックスが神戸市須磨区のヤフーBBスタジアムでスカウト会議を行った。センバツ出場中の高校生について話し合い、東北・ダルビッシュ有投手(3年)、秋
田商・佐藤剛士投手(3年)らをリストアップした。


2004.3.27    ダルビッシュにメジャー7球団マジ視線
巨人の吉田孝司編成部長が26日、ダルビッシュを「高校生としてトップクラス」と絶賛した。ネット裏観客席でノーヒットノーランを見た吉田部長は「去年より投球
術がうまくなった。力の入れどころがよく分かっている。いい意味で相手を見下していた」と、これまでの素質に“頭脳”が加わったことを評価した。シダックス・野
間口貴彦投手(20)、明大・一場靖弘投手(21)と並び今秋ドラフト注目の「ビッグ3」に挙げられている。野間口、一場の獲得を目指す巨人は、基本的に自由
獲得枠を使う戦略を立てているが、超高校級右腕の将来性にも注目している。メッツ、マリナーズなど米メジャー7球団も熱視線を送った。米国でも高評価さ
れており「あとは本人が米国へ来るか、日本でやるかだけですね」(メッツ・大慈彌スカウト)とダルビッシュのメジャー決断を望む声もあった。また、近鉄の足高
圭亮・球団代表兼編成部長が大阪ドームで「高井のころから関心を持っている。今後も調査を続けたい」と、ヤクルト・高井雄平投手(19)=東北出身=がドラ
フトの目玉だった2002年から関心を持っていたことを明かし、獲得に名乗りを上げた。 1巡目指名候補に挙げている日本ハムのほか、中日、オリックス、ダイ
エーなどが争奪戦を繰り広げそうだ。 

今秋ドラフト 最大8球団の争奪戦も
ノーヒットノーランを演じたダルビッシュの成長で、今秋の自由獲得枠とドラフトで12球団の戦略が大きく変わる可能性が出てきた。現在、ダルビッシュの1巡目
指名を公言しているのは日本ハムだけだが、中日、ダイエー、近鉄、ロッテも1巡目の最有力候補としてリストアップ。シダックス・野間口と明大・一場を自由獲
得枠で狙う巨人と阪神をはじめ、西武、横浜など自由獲得枠を使うことを想定している球団が、争奪戦から撤退し早い時期にダルビッシュのドラフト指名に切り
替えることも予想される。 ダルビッシュを密着マークする巨人・大森スカウトが「野間口、一場も決まったわけではないから。ドラフトは何が起こるか分からな
い」と話す通り、争奪戦は最大で8球団。ここに日本球界が最も警戒するメジャーが加わる。この日はメジャー6球団が視察。メッツの大慈彌環太平洋担当本
部長は「精神的に大人になった。あとは本人(の意思)次第だね」と言った。記録は日米争奪戦激化の合図でもあった。

ダルビッシュ(東北) ドラ有利 獲得は6球団の争いか
甲子園に球場にいた誰もが驚きの声をあげた。とても高校生のピッチングではない。ネット裏に並んでいたスカウトたちでさえダルビッシュの快投に「決して全
力投球ではないのに余力を残して投げて無安打に抑えるのだから」と顔を合わせたぐらいだ。今秋、ドラフト1巡目での獲得を目指している中日の中田スカウト
部長は「トリプルAだね。甲子園が生んだ歴代のスーパースターに肩を並べる男。運動選手としての天性のバランスの良さを持っている」と褒めちぎった。父親
がイラン人のダルビッシュは194センチと長身。大柄な投手は粗削りで自らの体をうまく使えない例が多い中で驚くほど器用。この日の序盤は右打者にシンカ
ーで攻め後半はスライダーがさえた。フォーク、チェンジアップなど多彩な球種を操る。「変化球がまずいい。速球は抑え気味(この日の最速147キロ)だった
が、潜在力があるからプロに入ったら155キロは出せる」と中田スカウト部長は言い切った。 ダルビッシュ獲得戦に名乗りを上げているのは中日のほかダイエ
ー、日本ハム、オリックスの計4球団。シダックス・野間口貴彦投手(20)にアタックしている西武、明治大・一場靖弘投手(20)が本命の横浜も自由枠バトルに”
敗退”した時点で参戦する見込みで計6球団の争いになりそうだ。セの人気球団である巨人と阪神がの野間口、一場のダブル獲得に動いているのは中日にと
って有利だといわれる。そこで学校のある仙台に駐在している山本将スカウトが密着マークしている。その一方でダルビッシュはドラフト会議まで希望球団を
口にできそうにない。現役を含むプロ経験者が母校の野球部員に対して直接指導できるようにしようとかプロ・アマが歩み寄って規制緩和しようという動きがあ
る。その条件として日本高野連がプロ側に「逆指名を絶対させないでくれ」と強く要望しているからだ。仮の話だがダルビッシュが「行きたい球団は中日」と口に
したらペナルティーが科せられ中日入りの可能性は消える。熱烈アタックはできないというから厄介だ。


2004.3.18    日大・那須野、11K−−かずさマジックとのオープン戦で
今秋の自由獲得枠候補、日大・那須野巧投手(21)が17日、千葉・習志野市の日大グラウンドで行われた、かずさマジックとのオープン戦に先発、7回11奪三
振と好投した。千葉北部で瞬間最大風速29・1メートルを記録する中、切れのある直球を主体とした投球で「8割の力で投げることを覚えた」と那須野。初めて
視察に訪れたオリックス・中村GMは「(直接来るのは)ちょっと時期が早いかなと思うけれど、スカウトから好素材と聞いていたから。力あるね」と評価していた。


2004.3.10    日大・那須野が快投、ホンダを零封!!
自由獲得枠候補の日大・那須野巧投手(21)が9日、社会人のホンダとのオープン戦に先発した。今季2度目の実戦登板となった那須野はロッテ、オリックス
などのスカウトが見守る中、5回を投げ1安打無失点、最速も141キロを記録した。 社会人相手に互角の投球を披露した那須野は「カーブがよく決まってくれ
た。社会人との試合は緊張感があって面白かった」と順調な仕上がりに笑顔を見せていた。


2004.3.8    オリックスが日大・那須野獲りへ
オリックスが大学ナンバーワン左腕、日大・那須野巧投手(21)を自由獲得枠で獲得に乗り出すことが7日、分かった。即戦力左腕の補強がチームの重要な課
題で、千葉・習志野市の日大グラウンドで行われた横浜商大とのオープン戦を視察した古屋英夫スカウト(48)は「自由獲得枠は軸になる選手にしか使えな
い。那須野は軸になれる」と説明。ロッテも自由獲得枠で狙っていることから争奪戦は必至で、今季初登板で1回を無失点だった那須野は「1球団でも多く注
目してくれたら光栄」と話していた。


2004.2.16    日大・那須野投手 春季リーグ戦へ向け2000球の投げ込み
今秋ドラフト自由獲得枠候補の日大・那須野巧投手(3年=駒場学園)が、春季リーグ戦へ向け1週間で2000球の投げ込みを行った。15日、千葉・習志野市
の日大グラウンドで1週間の強化練習を打ち上げた。その中で打撃投手や投げ込みなど計2000球を投げた。「今までで最多。自信がつきました」。冬場のト
レーニングで体重も3キロ増の87キロになり、たくましさを増した。18日には奄美大島でキャンプインし、3月1日の日本文理大戦(鹿児島)で先発する予定だ。
「自己満足ではなく実戦で通用する投球をしたい」と気合十分に話した。キャンプ中はダイエー、ロッテ、横浜、日本ハム、オリックスが視察に訪れる予定で、
将来性十分の192センチ長身左腕の争奪戦が始まりそうだ。


2004.2.2    今秋ドラフト候補 立命大・高橋始動
今秋のドラフト候補、立命大・高橋孝典外野手(21)が1日、近鉄、オリックスのスカウトが見つめる中、京都市北区のグラウンドで始動した。高橋は中京大中京
3年夏にエースとして甲子園に出場したが、持ち前の打撃センスを買われ入学と同時に野手に転向。2年春から打撃ベスト10入りし遠投110bの強肩に50b6
秒1の俊足と3拍子そろった好素材。「今春が勝負。最低3割5分は打って優勝に貢献したい」と自身初の神宮へ決意を新たにした。


2004.1.11    明大・一場、巨人、阪神、横浜に絞った
今秋ドラフト自由獲得枠候補、明大の154キロ右腕・一場靖弘投手(3年=桐生一)が、進路を巨人、阪神、横浜の3球団に絞ったことが11日、明らかになっ
た。現在オリックスを含む4球団が獲得を表明。さらに今後増える可能性もあるが、昨年から熱心な3球団に絞り、最終的に今春リーグ戦終了をメドに結論を出
すことになった。 同大学野球部OB総会と4年生送別会がこの日都内で行われ「フォークの神様」こと杉下茂氏(78)やオリックス選手会長の三輪、前阪神の
広沢克実氏(41)ら約200人が出席。一場の進路について、あるプロ関係者は「オリックスは厳しい状況になっている。3球団の中から選ぶようだ」と話した。 
群馬出身の一場は、かねて在京球団志望といわれていた。しかし阪神については、地域性のハンディを上回る同大学OB星野SDの存在と、高校時代に結
果を残せなかった「甲子園」へのあこがれもある。「人気の巨人」か、昨年最下位ながらOBが多く環境が整っている「人脈の横浜」か、「あこがれの阪神」か。悩
める一場は「これからゆっくり考えます」と慎重に話した。


2004.1.10    近大 ドラフト候補 藤田らが始動
今秋のドラフト候補3人を擁する近大が9日、奈良県生駒市のグラウンドで始動した。藤田一也内野手(21=鳴門一)、三木田敬二投手(21=明徳義塾)、貴
志款八(かんぱい)投手(21=近大付)の3候補の始動初日に、阪神、巨人、横浜、近鉄、日本ハム、オリックスの6球団10人のスカウトが集結した。藤田は、
守備なら先輩二岡(現巨人)の後継者と言われる遊撃手。打撃も2年春からすり足打法を採り入れたことが奏効し、3年春に首位打者を獲得した。3年春夏は
通算103打席で三振ゼロと、選球眼のよさも光る。早大・田中浩康(21=尽誠学園)が大学球界NO・1内野手と評価を高めているが、藤田も負けてはいない。
阪神、ロッテなどが注目する藤田は「自分を必要として下さるところなら、どこでも行きたい。内野手の層の厚さは、関係ありません。競争するのが好きですか
ら」と熱い決意で、大学最後のシーズンに臨む。


2004.1.9    明大・一場獲りへ、一発逆転目指す
遅ればせながら手を挙げます。オリックスが大学ナンバーワン右腕の明大・一場靖弘投手(21)の争奪戦に参戦することになった。8日、古屋スカウトが東京・
調布市の明大グラウンドを訪れ、一場の始動を見守った。阪神、巨人、横浜の3球団による獲得競争への参加を表明。「大学ナンバーワン投手。指をくわえて
見ているわけにはいかないでしょう」と話した。 人気面などでハンディを背負うオリックスは、超目玉の一場獲得に対して微妙な立場を示してきた。中村GMが
「高校生投手は野手としてもチェックしてほしい」とスカウト陣にユニーク指令を出したのも、そんなハンディを補いたいからこそだ。だが特A右腕をノドから手が
出るほど欲しいのも事実。同GMはこの日「(獲得の)意思ありです」とキッパリ。徹底マーク態勢を敷き、ミラクル逆転獲得を狙うことになった。


明大一場欲しい!4球団のスカウト集結
今秋ドラフト自由獲得枠の目玉、明大・一場靖弘投手(3年=桐生一)が、同部史上最多のスカウトに見守られて新年初練習を行った。8日、東京・調布市内
の同大グラウンドで始動。これに合わせ巨人、阪神、横浜、オリックスの4球団、8人のスカウトが勢ぞろいした。別府隆彦総監督(77)は「練習初日にこんなに
集まったのは初めて。川上(中日)の時もこんなに多くなかったよ」。一場本人も「びっくりしました。光栄なことです」と照れくさそうに話した。シダックス野間口と
並ぶ即戦力投手に、各球団ともあの手この手でアプローチする。巨人はメーン担当に藤本スカウト、サブ担当に長谷川スカウトの2人体制を敷いた。吉田編
成部長は「1人の選手に2人つけるというのは初めて。プロ1年目でローテーション入りできる力をもっている選手なので最大限の評価をしている」と、この日も
最多の3人で足を運び熱意をアピールした。 阪神は、明大OBの星野SDが出馬する予定。11日のOB総会は急きょ欠席となったが、別府総監督に「近いう
ちに1度ピッチングを見たい」と伝えている。今春リーグ戦を視察した上で、口説き落とす構えだ。横浜も同大学OBの松岡、今久留主両スカウトが担当する。
 さらにこの日、新たにオリックスも参戦を表明。古屋スカウトは「大学NO・1投手の争奪戦を指をくわえて見ているわけにはいかないでしょう」と気合十分に話
した。一場は「まだ白紙の状態。これからいろいろ考えて、春のリーグ戦終了をメドに自分の中で結論を出したい」と話した。一場の選択が今ドラフト戦線を大き
く動かすことになりそうだ。


2004.1.7    中村GM「高校生投手から第二のイチローを」
第2のイチローを探せ! オリックス中村勝広GM(54)が6日、ヤフーBBスタジアムで行われた第1回編成会議でスカウト陣にユニーク指令を出した。高校生
投手は野手としても徹底チェックすべし、というのがその中身。思い描く選手像は、愛工大明電時代に投手だったマリナーズ・イチローだ。 

中村GM: 野手にコンバートしたらどうかという見方もしようという話をした。サードを守ったらどうか、外野を守れる可能性はあるか、打撃に秀でたものがある
のか、と。第2のイチロー? ええ、発掘していきたいと思います。 

一般的に投手は身体能力が高い、というのがユニーク指令の理由。イチローに限らずメッツ松井、近鉄中村ら、一流打者が高校時代投手だった例も多い。さ
らに、やむにやまれぬ事情もある。同GMは「即戦力投手1人と野手1人を狙う」と今季戦略を明かしたが、シダックス野間口、明大・一場ら特Aクラスには手が
届かないのが現状。ならば人気面などのハンディを補うべく、ひと工夫加えようというわけだ。 小林晋哉スカウトグループ部長はGM指令にさっそく反応。「高
校生は色がついていないのでプロで伸びる可能性が高い。今まで以上に打者としての可能性を探る」と話した。チェック項目は(1)打撃 (2)身のこなし(3)足
の速さ (4)地肩の強さなど。今春センバツのネット裏には、投手にスピードガンならぬストップウオッチを構える青波スカウト陣が勢ぞろいする!?

編成会議 
オリックスの編成会議がヤフーBBスタジアムで行われ、今秋ドラフト指名候補約20人がリストアップされた。東北高・ダルビッシュ有投手、近大・貴志款八(き
し・かんぱい)投手、三木田敬二投手、立命大・赤松真人外野手ら。

2004.1.6    オリックスが編成会議
オリックスは6日、ことし初めての編成会議を開き、今秋に行われるドラフト会議に向けての基本方針を確認した。 中村ゼネラルマネジャーは「即戦力投手」の
獲得を最重要テーマに挙げた上で「イチローのように、投手を野手にコンバートしたらどうなるかという観点からも検討するよう(スカウトには)要望した」と付け加
え“第2のイチロー”発掘に意欲を見せた。またファームとスカウトの連携を促す目的で、定期的に両者間で会議を持つ案も明らかにした。


青波 第2のイチローを狙う
ことし初めてオリックスの編成会議が6日に開かれ、ドラフト戦略の基本方針を確認した。 出席した中村ゼネラルマネジャーは「即戦力投手」の獲得を最重要
テーマに挙げた上で「イチローのように、投手を野手にコンバートしたらどうなるかという観点からも検討するよう(スカウトには)要望した」と付け加え“第2のイチ
ロー”発掘に意欲を見せた。またファームとスカウトの連携を促す目的で、定期的に両者間で会議を持つ案も明らかにした。


中村GMが“第2のイチロー”発掘に意欲
オリックスが6日、ことし初めての編成会議を開き、ドラフト戦略の基本方針を確認した。出席した中村ゼネラルマネジャーは「即戦力投手」の獲得を最重要テ
ーマに挙げた上で「イチローのように、投手を野手にコンバートしたらどうなるかという観点からも検討するよう(スカウトには)要望した」と付け加え“第2のイチロ
ー”発掘に意欲を見せた。


2004.1.1    注目の右腕 大阪学院大・西川「150キロ出したい」
横浜、オリックスが注目する大院大のMAX147キロ右腕・西川雅人(3年)も始動した。岡山理大付高時代にはプレッシャーに負けて、入学後わずか半年で野
球部を退部。1浪してはい上がった巨人・上原の雑草魂に刺激されて2年生から野球を再開。「大学のうちに150キロを出して、プロ野球選手になりたい」と新
春の誓いを立てた。


2003.12.23    野村収氏をチーフスカウトとして招へい
チーム改革は金の卵発掘から。オリックスは22日、大洋、阪神で投手コーチを務めた野村収氏(57)を球団本部スカウトグループ・チーフスカウトとして招へ
いしたことを発表した。狙いは「中央」の強化だ。昨年の和田、今年の鳥谷(ともに早大)らドラフトの目玉となる選手が関東地区から続出する近況を受け、球団
はスカウト改革に着手。そこで94〜95年に阪神・中村監督の下で投手コーチとしてらつ腕を振るった野村氏に白羽の矢を立てた。「中央は大切な市場。(野
村氏は)経験もあるし、熱心な人」と中村GM。関東駐在スカウトとしてスタンバイさせて情報網を張り巡らせる。野村氏は「わんぱく坊主を見つけられるよう、精
いっぱいがんばっていきたい」と意気込み十分。目玉候補の獲得で強いチームを復活させる。 


スカウトに元阪神コーチの野村収氏
元阪神投手コーチの野村収氏(57=野球解説者)が来年1月1日からオリックスの球団本部スカウトグループのチーフスカウトに就任することが22日、球団か
ら発表された。野村氏は東都大学リーグの駒大出身の上、シドニー五輪(00年)では全日本投手コーチを務めた経験からアマ球界にも人脈を持つ。中村勝
広GM(54)が阪神監督時代、94、95年と投手コーチを務めた縁があり、中村GMが野村氏のスカウト起用を決めた。担当は東京6大学、東都大学リーグを中
心にした関東で、毎年のようにドラフトの超目玉選手を輩出する両リーグのマークを強化する。野村氏は「1人でも多くわんぱく坊主を取れるよう、頑張りたい」と
抱負を語った。またオリックス2軍投手コーチだった酒井勉氏(40)も同日から、近畿、北信越担当のチーフスカウトに転任する。


野村収氏オリックススカウト就任  
オリックスは22日、元阪神投手コーチの野村収氏(57)を1月1日付でスカウトとして採用すると発表した。野村氏は中村勝広GM(54)が阪神の監督を務めた
94、95年に投手コーチ。93年には阪神のスカウトも経験している。今回はGMが自ら要請した。主に東京六大学を中心に担当する。00年にはシドニー五輪
日本代表のコーチを務めたこともある野村氏は「できるだけたくさんのやんちゃ坊主を見つけられるよう頑張りたい」と抱負を語った。これに対し、中村GMも
「東京は大切な市場。スカウトの経験もあるし」と、手腕に期待を寄せた。