2004.10.20 王監督、高校通算36発の定岡Jr獲り指令 ダイエー王貞治監督(64)が11月のドラフトに向け、高校通算36本塁打の大型スラッガー、福岡工大城東の定岡卓摩内野手(3年)の獲得を指令した。19日、福岡ドーム内の球団事務所で中内オーナーら球団首脳にシーズン報告を行い、来季1年間の続投要請を快諾。早速、オフの補強に目を向け「ウチは松中、城島、井口らと若い選手の差が大きい。3三振してもいいから、1発を打てる(ドラフトでは)定岡の息子とか大型の選手がいい。プロは夢を売る商売。ファンに魅力を感じてもらわないと」と、具体名を挙げての異例の獲得指令を行った。
V逸の反省を踏まえた異例の発言だった。「西武は大きいのを打てる、中島とか若い選手が育っている」。また定岡は、元ダイエー2軍監督で現在は球団の代表付部長を務める定岡智秋氏の二男で、これ以上ない太いパイプもある。
2004.10.18 ダイエー ドラフト補強は最終段階 ドラフト戦略の最終結論は、近日中に下されることになりそうだ。王監督はこの日、今オフのドラフト補強について「こういう方向で行くというのは聞いて いるが、まだ誰々に決まったという報告はない」と話した。これまで球団側は日大・那須野巧投手や東北高・ダルビッシュ有投手らをリストアップ。王監督は明日19日にシーズン終了報告を行う予定で「そこで、そういう(ドラフトの)話も出るのでは」と話していた。
2004.10.14 ダイエー 九共大・高橋獲りへ ダイエーが、来月のドラフトで地元・九共大の高橋秀聡投手(4年=盾津)を指名することが、確実となった。13日、福岡6大学リーグを視察した福山 龍太郎スカウト(28)は「うちの投手陣に少ない右サイドスロー。ニーズに合致する。戦力になってもらえる」と、獲得の意思を示した。高橋は、いずれもダイエー入りした山村、新垣、馬原の歴代エースとはタイプが異なる右横手投げだが、最速は146キロ。さらにスライダーとカーブの中間にあたる「スラーブ」、スローカーブを駆使してリーグ通算17勝。今秋のリーグ戦では、福教大を相手に16奪三振も記録した。この日、九州大学選手権の出場をかけて行われた一経大との順位決定戦で、チームは敗退。8回1死二、三塁のピンチに3番手で登板した高橋は、打者2人を打ち取ったが、大学最後の公式戦登板となった。試合後、高橋も「声がかかれば、上(プロ)でやってみたい」とプロ入りを表明。現在、ダイエーの横手投げは星野、竹岡の2人ということもあり「(横手投げで)あれだけの球威は魅力。評価が変わることはない」と福山スカウト。高橋獲得に熱心な他球団はなく、すんなりダイエーが地元の金の卵を獲得することが 確実だ。 ◆高橋秀聡(たかはし・ひであき)1982年(昭57)8月26日、群馬県太田市生まれの22歳。小4から野球を始め、盾津東中までは野手が中心。盾津高入学後、本格的に投手に専念し、2年夏には大阪府大会4回戦進出。九共大では3年から先発を任され、通算17勝4敗。昨春の全日本大学選手権2回戦(金沢学院大戦)で記録した146キロが自己最速。180センチ、77キロ。右投げ右打ち。
2004.9.25 高橋 上位指名 鷹にまた九共大エース 福岡ダイエーが今ドラフトで九州共立大の高橋秀聡投手(4年・東大阪市・盾津高)を指名する方針を固めたことが24日、球団や九共大の周辺 取材で分かった。サイドスローから繰り出すMAX146キロの速球が魅力の右腕。1年春から福岡六大学リーグに登板して無印からプロ注目の投手へと成長した。新垣、馬原に続き、3年連続で九共大エースのダイエー入りは濃厚。投手王国ホークスがまた一人高い可能性を秘めたピッチャーを手にする。九共大からまた一人、スター候補がホークス入りする。球団、九共大の周辺取材で福岡ダイエーが今秋のドラフトで九共大のエース、高橋を指名する方針が明らかになった。やや変則のサイドスローから放たれるMAX146キロの直球を武器にスライダー、カットボール、スローカーブ、シンカー、フォークと球種は実に多彩。ダイエー投手陣のし烈な先発ローテ争いに加わりそうだ。00年の山村、02年の新垣、03年の馬原に続いて3年連続、4人目となる九共大エースの福岡ダイエー入り。これまでのようにドラフト1位、自由獲得枠での最上位指名には至らないようだが、上位での指名が検討されている。相手は地元球団。しかも、新垣、馬原というかつて一緒に汗を流したエースの存在は高橋にとって特別。関係者などの話ではホークスには並々ならぬ感情があるという。地元人気球団との 相思相愛は確実。高橋自身、ホークスの名前は挙げていないものの、「プロを目指してやってきたわけですから」とダイエー入りには何の支障もなさそうだ。高校球界ではまったくの無名と言っていい東大阪市の盾津高から九共大に進学して1年の春からリーグ戦に登板。高い潜在能力を少しずつ開花させてきた。昨年春にはMAX146キロをマーク。昨年の秋季リーグは32イニングで5失点で防御率1・41と馬原と2人で九共大を支えた。最終学年となった今年の春リーグでは6連覇の立役者となりながら、腰を痛めた。全日本大学選手権1回戦先発して4回1/3で5失点と不本意な形で初戦敗退。その悔しさを胸に秋季リーグ開幕戦となった今月11日の九工大戦では先発して4イニング1失点と順調な回復ぶりをみせている。ここまでタイトルとは無縁だった高橋。チームの目標でもある99年明治神宮大会以来の全国制覇とともに「防御率のタイトルを取りたい。それも果てしなくゼロに近い数字を」と夢の舞台、プロへとつながるラストシーズンに強い意気込みで臨んでいる。斉藤、和田を筆頭に新垣、杉内ら若い才能があふれるタカ投手陣。高橋という即戦力右腕の獲得が新たな刺激を生むの は間違いない。
2004.9.24 日大・那須野が節目20勝まであと1 横浜、ダイエー、中日が今秋ドラフトの自由枠で獲得を狙う日 大・那須野は、3連投の疲れもみせず1失点完投。節目の20勝まであと1とした。チ ームは前日に敗れ、春のリーグ戦から続いた連勝は13で止まったが、那須野は今年 負けなしの8連勝。走者を出してもけん制で2度のアウトをとるなど冴えていた。「春の 成績(防御率0.39)が、たまたまだと言われるのがイヤなので、意識して投げてま す」と充実の表情だった。
2004.9.19 九共大・高橋が1失点完投 九共大のドラフト候補右腕、高橋秀聡(4年=盾津)が、復調を アピールした。一経大を5安打1失点に抑え、リーグ通算15勝目となる今季初勝利を マーク。九共大は開幕3連勝。福工大、九産大は4連勝となった。表情がすべてを物 語っていた。115球で1失点完投。その瞬間、九共大・高橋は右拳をグッと握った。 「4回にモタついたけど、直球でも変化球でもどんどんカウントを取れた。1点リードを 守り抜けたことは完封よりうれしい」。エースのプライドを取り戻した白星に口元が緩ん だ。ダイエー馬原から背番号18を引き継いだ今春、腰を痛めた終盤戦から本来の投 球が影を潜めた。全日本大学選手権(神宮)でも5回途中5失点KO。だが、降雨ノー ゲームとなった前日18日には、自己最速に1キロと迫る145キロを計測。「この1週 間でダッシュ系の走り込みをした」(高橋)ことで、体にキレも戻ってきた。高校3年から 注目するダイエーのほかに、3球団のスカウトが見守ったこの日は、最速144キロで 9奪三振。9回にも143キロを出した。「神宮で借りを返したい」。進路をプロ1本にし ぼったエースにとって、リーグ7連覇を逃すことはできない。
2004.9.14 福岡工大城東・定岡ダイエー入り濃厚 高校通算36本を誇る高校球界屈指のスラッガー、福岡工大城東・ 定岡卓摩内野手(17)の今秋ドラフトでのダイエー入りが濃厚なことが13日、明らか になった。定岡はダイエーの元2軍監督で現在、社長室長を務める智秋氏(51)の二 男。叔父には元巨人投手の正二氏(47)を持つ。豪快な一本足打法が生み出す飛距 離は超高校級との呼び声が高く、パワフルなスイングでチームを今春センバツ出場に 導いた。定岡は進路をプロ一本に絞り、今年から高校生のプロ志望者が提出を義務 づけられた「プロ野球志望届」を11日に福岡県高野連に提出。この日、日本高野連 から発表された。現在、定岡の獲得を明言しているのはダイエーのみ。強いパイプを 持つことからも、11月のドラフト会議で指名を受け、すんなり入団となることが確実な 情勢だ。高い身体能力を誇る九州高校生NO1スラッガーを獲得することで、常勝軍 団がさらに強力な打線を築く。 ◆定岡 卓摩(さだおか・たくま)1986年10月17日、大阪府生まれ。17歳。福岡 市青葉小4年からソフトボールを始め、5年からは福岡ニュースターズで硬式野球を 始める。中学時代は投手。福岡工大城東では主に一塁手。投手としても今春センバ ツでMAX146キロを計測。181センチ、90キロ。右投右打。
2004.9.4 日大・那須野が横、中、ダに絞った 今秋の自由獲得枠候補の日大・那須野巧投手(21)が希望球 団を横浜、中日、ダイエーの3球団に絞り込んだことが3日、分かった。那須野に対し てはこれまで8球団が獲得に乗り出し、6球団まで絞り込んでいたが、那須野に近い 関係者は「すでに阪神、西武、オリックスには断りを入れたようだ」と説明。8月中旬の オープン戦には集結していたスカウト陣もこの日は横浜とダイエーしかいなかった。那 須野はきょう4日に開幕する東都大学野球秋季リーグの青学大戦に向け、ブルペン で56球を投げ込み最終調整。プロ注目の右腕、青学大・山岸との投げ合いが濃厚で 「今まで1勝3敗と負け越しているので、もう1回勝ちたい」と闘志を燃やし、進路につ いては「リーグ戦に集中したいし、監督にお任せしてあります」と話した。今後はリーグ 戦終了までに最終決断する考えで、鈴木監督は「プロ野球も(再編で)どうなるか分か らない状況だし、決めるのは9月下旬以降になるだろう」と長期戦を示唆していた。
2004.9.3 那須野決断は秋季リーグ戦後 横浜、中日、ダイエーに絞った日大の那須野だが、決断は秋季 リーグ戦終了後まで長引く可能性が出てきた。那須野はこの日、神宮の室内練習場 で4日開幕の東都大学秋季リーグ戦に備えて調整。鈴木監督は那須野の進路につい て「合併や1リーグ問題など球界の再編問題を見ながら急がずに那須野にはアドバイ スしていきたい」と語った。
2004.8.15 東北・ダルビッシュ、連続完封 また出た147キロ ダルビッシュが、また完封ショーを演じた。第4試合で、東北(宮 城)のダルビッシュ有投手(3年)は、今大会最速のMAX147キロをマークして遊学館 (石川)を3安打12奪三振で完封。第2試合は横浜(神奈川)が、第3試合は明徳義 塾(高知)が、ともにサヨナラ勝ちで3回戦進出を決めた。第1試合は東海大翔洋(静 岡)が3―0で完封勝ち。きょう15日は2回戦3試合が行われ、第1試合で千葉経大 付(千葉)の松本父子が登場する。役者が違う。まさに変幻自在だ。ダルビッシュが余 裕と貫禄を見せつけた120球で、遊学館を散発3安打12奪三振。2試合連続完封で、 お立ち台で笑顔がはじけた。「良かったと思います。変化球が予想以上にはまってま したね。体の状態もいいので、マウンドでも楽しめています」変化球の"有効活用"は9 日の1回戦(対北大津)後に決めた。同じ日の遊学館の初戦。相手の県岐阜商のエ ース金原が直球を狙い打たれた。中学時代に"関西のボーイズ三羽ガラス"と騒がれ たライバルが、140キロ台の直球で押す投球で打ち込まれたのを見て「真っすぐばか りだったから打たれたんだと思う」。だから変化球にも工夫を加えた。縦のカーブを10 0キロ以下に、得意のシンカーの速度も初戦より落とし、直球との緩急を意識。データ 野球の遊学館の裏をかいたのだ。12日の練習中、ブルペンで入念に球筋の確認を した際には「データとかで表されるのが好きじゃない。データ野球を壊します」と宣言。 そして見事に有言実行した。刺激も加わった。第2試合で横浜・涌井が147キロ。そ の瞬間、大阪市内の宿舎の食堂で一緒にテレビを見ていたチームメートから歓声が 上がった。ブルペン捕手を務める興野は「あれは刺激になったと思います」。本人は 「気にしなかった」と言うが、150キロを出した6月27日の練習試合で投げ合った相 手が涌井だっただけに、気にならないはずがない。そして、初回の一番・浜村の5球 目にきっちり同じ球速をマーク。その後も変化球主体ながら2球147キロを出した。今 夏はこれで18イニング連続無失点。3試合連続には「自分には無理っすね。次の相 手も強いでしょうし。でも、完投は目指します」と言った。今春にはなかった謙そんぶり。 変化したダルビッシュの夏は、これからもっと熱くなる。 ◇スカウト陣絶賛 ▼日本ハム・木村スカウト 相手によって、これだけ(球種を)使い分けができるのは能力が高い証拠。センスが 違う。 ▼オリックス・当銀スカウト副部長 1球1球に気合がこもっている。本当に立派な投球だった。 ▼中日・山本スカウト 外に落ちる変化球の切れが凄い。ストレートはもちろんだけど、変化球の切れも大 きな魅力。 ▼ダイエー・作山スカウト 申し分ない。これだけ投げられたら高校生じゃ、そうは打てないですよ。
2004.8.10 滋賀・北大津の中西、ダルビッシュから2安打も「悔しい」 滋賀・北大津は守備の乱れで7失策を記録し完封負けを喫し た。主将の中西は大会No.1右腕のダルビッシュから2安打。三回二死から143キロ 速球を中前打すると、八回には左翼線へ二塁打し意地を見せた。「前評判通り、いい 投手でした。自分が打っても負けたんで喜べません」。ダイエーなどから熱視線を送ら れているプロ注目の大型捕手。進路については「まだ考えられない」と話したが、プロ 入りへ向けて非凡な打撃センスをアピールしたのは間違いない。
2004.5.25 [04キミが主役]九州共立大・高橋秀聡 サイドから繰り出されるMAX146キロのストレートが、右打者の外角低めをついていく。24日、福岡工大との春季リーグ最終戦を制し、6連覇を達成。神宮行きの切符を手に入れた九州共立大のサイド右腕・高橋秀聡に、スカウトの熱い視線が注がれる。九州共立大のエースナンバー“18”。山村路直、新垣渚、馬原孝浩(いずれもダイエー)…。大学時代からMAX150キロ超えをマークした、偉大な先輩がつけた背番号だ。高橋は今春からその座を引き継ぐことになった。「単にエースというのではなくチームすべてを任された感覚」意気に感じ、強い気持ちでラストイヤーに臨んだ。ボールの強さで押す力投タイプだ。今春は9試合に登板。直球を主体にカーブ、スライダー、カットボール、シンカーと多彩な球種を武器に、64回1/3を78奪三振。6勝2敗、防御率2・52と見事にエースの重責を果たした。「常勝チームの重圧の中で、重荷を背負いながらよく投げた。ウチの顔ですよ」毎年プロに好投手を輩出する“名伯楽”仲里清監督(49)も高橋の奮投に太鼓判を押す。春季リーグ戦の開幕戦にはプロ8球団が視察。ロッテ、日本ハムなどが関心を寄せている。中でも地元ダイエーが最も熱心で、担当の福山スカウトが密着し、獲得に意欲を燃やす。強豪・九州共立大はいまだに大学選手権での優勝はない。「目指すは日本一です」高橋は栄光の18番を背負い、先輩が成し得なかった夢に挑む。
ダイエー・福山龍太郎スカウト 「サイドからあれだけの速球を投げるのだからすごい。ボールにキレがあって重い。コントロールも完成しつつある。冷静なマウンドさばきが印象的。春先から自分の投球に自信が芽生えてきた。高い意識で野球に臨んでいる」
<高橋秀聡>(たかはし・ひであき) 1982年8月26日、群馬県太田市生まれ。21歳。小学4年から野球を始める。中学時代はインドネシアで過ごし、インドネシア代表に選ばれエースを務めた。大阪・盾津高では2年春からエース。181センチ、77キロ。右投右打。
2004.4.21 [シ烈・自由獲得枠戦線]野球/3 日大・那須野巧投手 大学生と社会人選手に対して行使できる自由獲得枠。各球団とも現場が望む即戦力を獲得するために早い時期から争奪戦を繰り広げている。しかし、将来性を見込んで即戦力ではない選手を自由獲得枠で“確保”するのも1つの戦略だ。今年でいえば日大・那須野がそれに当たる。1メートル92の長身左腕、140キロ台後半の直球と角度のある変化球に、スカウト陣は「大学No・1左腕」と口をそろえる。だが、まだ粗削り。プロにとっては、その未完成な部分が将来的な伸びしろであり魅力でもある。那須野は千早中ではサッカー部に所属。本格的に野球を始めた駒場学園でも背番号10の2番手投手だった。素質が開花したのは日大入学後だ。昨季までは好不調の波が激しく、自由獲得枠候補となるかは微妙だった。そんな中、オリックスが中村GM、スカウト総動員で2月下旬からオープン戦を視察。他球団に先駆けて3月上旬に自由獲得枠で獲得に動くことを表明し、古屋スカウトは「まだまだよくなる。2、3年後には10勝くらいできる素質」と将来性の高さを強調した。このオリックスの動きに慌てたのが他球団。ロッテ・永野スカウトが「自由獲得枠を使わないと獲れない」と話す通り、オリックスが自由獲得枠で来るならドラフトでの指名までは待てない。ダイエーも獲得に興味を示し、那須野の周辺は一気に過熱。そしてこの日、駒大戦で7回1/3を2失点に抑え今季2勝目を挙げた那須野を視察した横浜・荒井スカウト部長は「自由獲得枠を2つ使うことになるでしょう」と語った。明大・一場の獲得にも動いている横浜にとって、この荒井部長の言葉が自由獲得枠での参戦表明となる。シーズンごとに成長を遂げる左腕。今春のリーグ戦で早くも2勝目を挙げて「将来性」という評価はさらに高まり、シダックス・野間口、明大・一場ら即戦力投手に負けない争奪戦へ発展しつつある。「自由獲得枠で(獲りに)来てくれるならうれしい」と那須野。春から夏へ、その成長がスカウトを熱くさせる。
◇那須野巧(なすの・たくみ) 1982年(昭57)10月4日、東京都生まれの21歳。千早小2年で野球を始め、千早中ではサッカー部に所属してFW。駒場学園で再び野球部に入って投手。3年春に都大会ベスト4、夏は都大会4回戦で敗退した。日大では1年秋からリーグ戦に登板し、34試合で13勝8敗。家族は両親と姉。1メートル92、87キロ。左投げ左打ち。
2004.4.4 中部大・鈴木MAX145` ネット裏にスカウトずら〜りプロ10球団
バックネット裏のスタンドに、スピードガンを持った男たちがズラリと並んだ。中日、ヤクルト、ロッテ・・・。巨人、阪神を除く計10球団のスカウトが、中部大・鈴木の投球を追う。今秋ドラフトの上位指名候補の開幕戦を見逃すわけにはいかなかった。身長188a。横手投げから繰り出される速球は、この日、最速145`を記録した。1、2回は完ぺき。愛大の3番・岩田のバットを折った。だが、3回に不運な内野安打から味方の失策で失点。5回には先頭打者を四球で歩かせ、拙守も絡んで一挙3失点。「調子自体は悪くなかった。でも、5回のフォアボールはいけないし、味方のエラーは帳消しにしてあげないと・・・」鈴木はミスから崩れた自分を責めた。まだ荒削りだが、素材としては魅力たっぷり。中日の中田スカウト部長は「スピードはまだ出るし、腕の振りもいい」と高い評価をした上で「まだフォームが一定していないが(ドラフトの)自由枠の候補になる」。今後も徹底マークする方針を明かした。プロで自分の力を試したい。ただ、その前にリーグ戦を制し、神宮で投げるという目標が鈴木にはある。「いいピッチャーというのはスピードじゃない。トータルです。精神的にも強くならないといけません」この春、誰もが認める ”いいピッチャー”になってみせる。
2004.3.27 ダルビッシュにメジャー7球団マジ視線 巨人の吉田孝司編成部長が26日、ダルビッシュを「高校生としてトップクラス」と絶賛した。ネット裏観客席でノーヒットノーランを見た吉田部長は「去年より投球術がうまくなった。力の入れどころがよく分かっている。いい意味で相手を見下していた」と、これまでの素質に“頭脳”が加わったことを評価した。シダックス・野間口貴彦投手(20)、明大・一場靖弘投手(21)と並び今秋ドラフト注目の「ビッグ3」に挙げられている。野間口、一場の獲得を目指す巨人は、基本的に自由獲得枠を使う戦略を立てているが、超高校級右腕の将来性にも注目している。メッツ、マリナーズなど米メジャー7球団も熱視線を送った。米国でも高評価されており「あとは本人が米国へ来るか、日本でやるかだけですね」(メッツ・大慈彌スカウト)とダルビッシュのメジャー決断を望む声もあった。また、近鉄の足高圭亮・球団代表兼編成部長が大阪ドームで「高井のころから関心を持っている。今後も調査を続けたい」と、ヤクルト・高井雄平投手(19)=東北出身=がドラフトの目玉だった2002年から関心を持っていたことを明かし、獲得に名乗りを上げた。 1巡目指名候補に挙げている日本ハムのほか、中日、オリックス、ダイエーなどが争奪戦を繰り広げそうだ。
今秋ドラフト 最大8球団の争奪戦も ノーヒットノーランを演じたダルビッシュの成長で、今秋の自由獲得枠とドラフトで12球団の戦略が大きく変わる可能性が出てきた。現在、ダルビッシュの1巡目指名を公言しているのは日本ハムだけだが、中日、ダイエー、近鉄、ロッテも1巡目の最有力候補としてリストアップ。シダックス・野間口と明大・一場を自由獲得枠で狙う巨人と阪神をはじめ、西武、横浜など自由獲得枠を使うことを想定している球団が、争奪戦から撤退し早い時期にダルビッシュのドラフト指名に切り替えることも予想される。 ダルビッシュを密着マークする巨人・大森スカウトが「野間口、一場も決まったわけではないから。ドラフトは何が起こるか分からない」と話す通り、争奪戦は最大で8球団。ここに日本球界が最も警戒するメジャーが加わる。この日はメジャー6球団が視察。メッツの大慈彌環太平洋担当本部長は「精神的に大人になった。あとは本人(の意思)次第だね」と言った。記録は日米争奪戦激化の合図でもあった。
ダルビッシュ(東北) ドラ有利 獲得は6球団の争いか 甲子園に球場にいた誰もが驚きの声をあげた。とても高校生のピッチングではない。ネット裏に並んでいたスカウトたちでさえダルビッシュの快投に「決して全力投球ではないのに余力を残して投げて無安打に抑えるのだから」と顔を合わせたぐらいだ。今秋、ドラフト1巡目での獲得を目指している中日の中田スカウト部長は「トリプルAだね。甲子園が生んだ歴代のスーパースターに肩を並べる男。運動選手としての天性のバランスの良さを持っている」と褒めちぎった。父親がイラン人のダルビッシュは194センチと長身。大柄な投手は粗削りで自らの体をうまく使えない例が多い中で驚くほど器用。この日の序盤は右打者にシンカーで攻め後半はスライダーがさえた。フォーク、チェンジアップなど多彩な球種を操る。「変化球がまずいい。速球は抑え気味(この日の最速147キロ)だったが、潜在力があるからプロに入ったら155キロは出せる」と中田スカウト部長は言い切った。 ダルビッシュ獲得戦に名乗りを上げているのは中日のほかダイエー、日本ハム、オリックスの計4球団。シダックス・野間口貴彦投手(20)にアタックしている西武、明治大・一場靖弘投手(20)が本命の横浜も自由枠バトルに”敗退”した時点で参戦する見込みで計6球団の争いになりそうだ。セの人気球団である巨人と阪神がの野間口、一場のダブル獲得に動いているのは中日にとって有利だといわれる。そこで学校のある仙台に駐在している山本将スカウトが密着マークしている。その一方でダルビッシュはドラフト会議まで希望球団を口にできそうにない。現役を含むプロ経験者が母校の野球部員に対して直接指導できるようにしようとかプロ・アマが歩み寄って規制緩和しようという動きがある。その条件として日本高野連がプロ側に「逆指名を絶対させないでくれ」と強く要望しているからだ。仮の話だがダルビッシュが「行きたい球団は中日」と口にしたらペナルティーが科せられ中日入りの可能性は消える。熱烈アタックはできないというから厄介だ。
2004.3.19 福岡工大城東・定岡を徹底マーク 地元九州の逸材を逃すわけにはいかない! 王ダイエーが今オフのドラフトに向け、23日に開幕するセンバツ高校野球で、超高校級スラッガーと注目される定岡卓摩内野手(福岡工大城東3年)を徹底マークする。スカウト5人を甲子園に送り込む力の入れようで、九州担当の福山スカウトを中心に”完全マーク”する。定岡は181センチ、90キロの恵まれた体に加え、左足を高く上げてタイミングを取る豪快な「1本足打法」で高校通算31発を誇る、今大会注目度NO・1のスラッガー。ダイエーでは前2軍監督の定岡智秋球団社長室長(50)の二男とあって、早くからマークしてきた選手でもある。小川編成部長も「今年の高校生の野手ではパンチ力は超高校級」と高く評価。各球団が獲得を狙うのは必至の逸材だが、福岡に本拠地を置くチームとして、地元九州出身の長距離砲を他球団に持っていかれるわけにはいかない。ダイエーは昨秋のドラフトで指名した7選手のうち高卒選手を4人指名。今ドラフトでも次世代のチーム編成を見据え、高校生中心に指名する方針だ。定岡と同時に最速149キロ右腕のダルビッシュ有投手(東北3年)もマークする。
◆定岡卓摩(さだおか・たくま) 1986年(昭61)10月17日、大阪府生まれの17歳。福岡市の青葉小4年でソフトボールを始め、5年から硬式「福岡ニュースターズ」でプレー。青葉中時代は投手。好きな選手は元ダイエー秋山。高校通算31本塁打。遠投110メートル、50メートル6秒2。181センチ、90キロ。右投げ右打ち。
2004.3.18 「浪速の大砲」大阪桐蔭の平田が大器の片リン 第76回選抜高校野球大会の甲子園練習が17日始まり、大阪桐蔭(大阪)を先頭に5校が汗を流した。今大会屈指のスラッガー、大阪桐蔭の平田良介外野手(2年)はシート打撃で2本の三塁打を放ち、大器の片リンを見せた。また報徳学園(兵庫)は新装された外野フェンスのラバーの跳ね返りを入念に確認するなど守備練習に時間を費やした。やはり何かを感じさせる。高校通算18本塁打を誇る”浪速の大砲”大阪桐蔭・平田がシート打撃で2本の三塁打を放ち、甲子園デビューを果たした。「思っていたよりも投手が近くに見えて、少し打ちにくい。球場全体は左中間と右中間は広く感じた。でもレフトは狭い。ジャストミートできれば(スタンドまで)届くと思う」背中を大きく反ってから構えた初打席。2球ボールを見逃した後の3球目、詰まり気味の打球が軽々とレフト頭上を越えていった。続く2打席目はシャープにバットを振り抜き、センターのフェンスにワンバウンドで到達。近鉄・堀井チーフスカウト補佐が「3拍子揃った好選手。筋力も相当なものだし体に力も感じる」と絶賛するなど巨人、ダイエーのスカウトの目もくぎ付けにした。もちろんまだ100%ではない。午後からの練習試合ではタイミングがうまく取れず適時打1本のみ。「頭で考えていることに体がついてこない」と厳しいジャッジを下した。だが心配無用。真のスターには、甲子園が見えない力を与えてくれる。
2004.2.16 日大・那須野投手 春季リーグ戦へ向け2000球の投げ込み 今秋ドラフト自由獲得枠候補の日大・那須野巧投手(3年=駒場学園)が、春季リーグ戦へ向け1週間で2000球の投げ込みを行った。15日、千葉・習志野市の日大グラウンドで1週間の強化練習を打ち上げた。その中で打撃投手や投げ込みなど計2000球を投げた。「今までで最多。自信がつきました」。冬場のトレーニングで体重も3キロ増の87キロになり、たくましさを増した。18日には奄美大島でキャンプインし、3月1日の日本文理大戦(鹿児島)で先発する予定だ。「自己満足ではなく実戦で通用する投球をしたい」と気合十分に話した。キャンプ中はダイエー、ロッテ、横浜、日本ハム、オリックスが視察に訪れる予定で、将来性十分の192センチ長身左腕の争奪戦が始まりそうだ。
2004.1.12 来季ドラフト 中田に照準 福岡ダイエーが2004年度の自由獲得枠候補として、北九州市立大のエース・中田賢一投手(3年・八幡)をリストアップしていることが11日、明らかになった。中田は180センチの長身とMAX150キロを誇るストレートを武器に、次期ドラフトの有力選手として名前が挙がっている。ホークスは一昨年の新垣、昨年の馬原(いずれも九州共立大)と九州の大学野球ナンバーワン投手の獲得に成功している。さらなる投手王国の強化に向けて、新たな逸材の獲得を目指す。
2004.1.10 日大・那須野巧投手が好調101球始動 ダイエー、ロッテが熱視線 今秋ドラフトの自由獲得枠候補、日大・那須野巧投手(21)が9日、千葉・習志野市内の同大グラウンドで始動した。192センチの長身を誇るMAX146キロ左腕は、ダイエー、ロッテのスカウトが見守る中、ブルペンで101球の投げ込みを行い好調をアピール。ダイエーの宮田スカウトは「あれだけの長身で器用に投げられるのが魅力。スタミナも十分ある」と熱視線を送った。那須野は「カーブを習得し、制球力をつけてリーグ戦に臨みたい」と6季ぶりのVに意欲を見せていた。
2004.1.6 九州共立大・高橋エース継承 今秋ドラフト候補・高橋秀聡(ひであき)投手(21)が北九州市内の同大学で始動した。ダイエーなどが注目するMAX146キロのサイド右腕は、約2時間のランニング後、ブルペンで50球の投げ込みを行うなど初日から全開モード。2年先輩の新垣、1学年上の馬原(ともにダイエー)がつけたエースナンバー「18」を継承する。
2003.12.31 ダルビッシュ獲り参戦 ダイエーが大型右腕獲りに名乗りを上げた。来秋のドラフトの目玉である東北高のエース、ダルビッシュ有投手(2年)の獲得を目指すことが30日までに分かった。球団首脳が「注目に値する逸材。今後の成長も左右するが、現段階では欲しい選手のひとり」と獲得の意思を明らかにしたもので、複数球団が競合するリスクを背負ってでも手を挙げることになりそうだ。ダイエーは00年に逆指名で山村と山田を、02年には自由獲得枠で和田、新垣と大物を獲得してきた。高校生の1巡目指名となると01年の寺原以来。当時は巨人、中日、横浜を含めた4球団の争奪戦で王監督が見事に引き当てたが、果たして来年はどうか。
複数球団競合も覚悟の上…リスク背負ってでも欲しい 投手王国建設へ、ダイエーが大型右腕獲りに名乗りを上げた。来秋のドラフトの目玉である東北高のエース、ダルビッシュ有投手(2年)の獲得を目指す。球団首脳が「注目に値する逸材。今後の成長も左右するが、現段階では欲しい選手のひとり」と獲得したい意向を示した。1メートル94の長身から投げ下ろす最速149キロの剛球、スライダー、ナックルなど多彩な変化球を操る超高校級右腕を徹底的にマークする。 ダルビッシュは今夏の甲子園でチームを準優勝に導いた怪腕。12球団すべてが評価を上げたが、ダイエーも例外ではなかった。自由獲得枠を使わない複数球団が競合するのは確実でその場合はクジになるが、リスクを背負ってでも欲しい逸材だ。ダイエーは00年に逆指名で山村、山田、02年には自由獲得枠で和田、新垣と大物を獲得してきたが、01年には1巡目に寺原を指名し、王監督がクジを引き当てて入団にこぎつけた実績がある。入団後は斉藤、和田、杉内、新垣らと競わせる方針。ダルビッシュ獲りが実現すれば、他球団もうらやむ投手王国が出来上がる。
ダルビッシュ獲りへ名乗り ダイエーは来秋ドラフトで超高校級右腕の東北・ダルビッシュ有投手(2年)の争奪戦に加わる。球団首脳は「(ダイエーの)投手陣は故障さえなければ安定した成績を残せる。だから、今は未完成でも潜在能力の高い選手を獲(と)りたい」と語った。 高校生野手では福岡工大城東・定岡卓摩外野手(2年)のパワフルな打撃に注目。前2軍監督の定岡智秋社長室長(50)の二男でもあり、獲得合戦で負けるわけにはいかない。シダックス・野間口貴彦投手(20)や明大・一場靖弘投手(3年)の即戦力投手もリストアップしているが、次代をにらんで高校生を中心としたドラフト戦略を展開する方針だ。
来年はダルビッシュら候補 今オフは馬原獲得に成功したダイエーだが、04年度ドラフトでは超高校級右腕のダルビッシュ有投手(東北2年)を狙う。ダルビッシュは194センチの長身から投げ下ろす最速149キロの直球を武器に、今夏の甲子園でチームを準優勝に導いた。球団首脳は「(ダイエーの)投手陣は故障さえなければ安定した成績を残せる。だから、今は未完成でも潜在能力の高い選手を獲(と)りたい」。今季は20勝の斉藤を筆頭に和田、杉内、新垣ら若き先発陣が大ブレーク。次世代をにらんで高校生を中心としたドラフト戦略を展開する方針だ。高校生野手でトップ評価は、福岡工大城東の定岡卓摩外野手(2年)。パワフルな打撃は将来のクリーンアップ候補として注目。ダイエーでは前2軍監督の定岡智秋社長室長(50)の二男でもあり、獲得合戦で負けるわけにはいかない。もちろん、即戦力投手の呼び声が高い、シダックス野間口貴彦投手(20)明大の一場靖弘投手(3年)もリストアップしている。ただ、両投手は自由獲得枠の最有力候補。他球団の動向をうかがいながら、高校生に照準を合わせ次代の主力選手候補を獲得していく考えだ
2004.12.29 日大・那須野 横浜、ダイエーが獲得狙う 日大の192センチ左腕、那須野巧投手(3年=駒場学園)には横浜、ダイエーが熱心だ。今春の東都リーグ1、2部入れ替え戦で3日連続の完投で26回、合計428球を1人で投げ抜き評価を上げた。今秋は5勝したものの、青学大・山岸穣投手(3年=福井商)とのライバル対決で2敗するなど課題も残った。「来年は変化球の制球力、スピードすべてをつけたい」と気合十分。冬場は投球リズムを良くするために、ダッシュ中心の走り込みでテンポアップを目指す。
2003.12.17 福工大城東・定岡獲得へ 来秋のドラフトへ向け、福岡工大城東高・定岡卓摩外野手(17)の獲得調査に乗りだしていることが16日、本紙の取材で明らかになった。高校屈指の長距離砲は定岡智秋・前2軍監督(50)=現球団社長室長=の二男でもあり、獲得に成功すれば、ダイエーとしては初の父子鷹が誕生する。球団は上位指名を検討するとともに、未来のクリーンアップ候補として、背番号「1」、「9」を用意しているという。日本一軍団ホークスが来季のドラフト戦略へ向け、早々と地元・福岡のスター候補生に目をつけた。YAWARAちゃんこと、女子柔道の谷(旧姓・田村)亮子を生んだ福工大城東高の4番打者、定岡卓摩。昨年まで2軍監督を務めた定岡智秋氏の二男でもあり、ダイエーホークス悲願の父子鷹が誕生する可能性が高くなった。「獲得するしないは別として、いい選手であることは間違いない。タイプとしてはスケールの大きな長距離砲。ウチの打線に入っても、将来的にクリーンアップを打てるだけの可能性を秘めている」というのは小川編成部長。当然、ダイエー以外の各球団も獲得を狙う逸材だという。
2003.11.20 来季も緊縮ドラフト!? 今ドラフトで高校生野手の獲得を重視したダイエーだが、来年度以降も緊縮戦略≠ェ続きそうだ。投手陣は和田、新垣、杉内ら若き先発陣が確立され、救援陣の補強が最重要課題。こちらは外国人投手や経験豊富な社会人投手でまかなう予定だが、野手陣に目を移すと5年後のチーム編成をにらんだ高校生野手の補強が続くだろう。球団の苦しい財政事情≠ェある。ポスティングシステム(入札制度)でのメジャー挑戦をめぐって球団側と交渉してきた井口には、今季年俸8000万円からの3倍にあたる2億4000万円が来季年俸として提示された。140試合全イニング出場を達成した城島も2億円からの大幅アップが見込まれる。今季1億5900万円の松中も打点王に輝き、2億円突破は確実だ。今ドラフトで早大・鳥谷を断念せざる得なかったように、選手の年俸高騰がドラフト戦略に響いていることは明らか。その台所事情が解消されない限り、大型補強が展開することは厳しい。 |