第13回 ガンパレードマーチのこと
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今更ながら、「高機動幻想ガンパレードマーチ」について。
といっても、正確な発売日すら知りません。でも、流行りのピークは過ぎてますよね。たぶん。
2ヶ月ほど前からプレイしている自分には関係のないことですが。
例によってネタばらしがあると思います。
例によって物語の核心部分を無視して、枝葉の部分に突っ込みますけど。
一応脱出口。
この手のネタばれ改行って、どれくらい空けるのが普通なんですかね?
使ってるモニターやらブラウザやらフォントの大きさやらで決まるので、一概には言えないことは分かっているんですけど。
ああ、また話が横道にそれる。
ガンパレードマーチ。
ネット上では言わずと知れた超有名ゲーム。
このゲームの売上本数は17万本だとどこかで読みました。<嘘か本当か知りません。
(ネット上でのファンサイトの数)÷(ソフト購入者の数)、という方程式でファンの「熱量」を測ると、それはもうLeijiさんちのアスロン並に熱い熱いものがあります。
質の良い電源とファン付けんと焼き切れそう。
今日現在、いったい何百のファンサイトがあるのだろう……
自分も一応解いてみました。
このゲームの場合、「遊び尽くした」と「解いた」が完全に分離しているのですが、まあそれはそれ。
今の段階(1周目速水Bランククリア、2周目芝村舞Sランククリア)での評価をしておきます。
これを読んでいる達人さんは「まだまだ分かってないなあコイツ」とか思ってやってください。
文章力が無いので、順不同で箇条書き。
良かったところ
○賢いAI。
20数人のキャラクターが、みんな自分勝手に生きてます。
ゲームをやってて「このコンピュータ賢いなあ」と思ったのは初めてです。
もちろん、中途半端に賢いせいでおバカな部分が目立ってしまうことも多いのですが。
ポリゴンキャラがリアルになればなるほど、逆に細かい部分のアラが目立ってしまうのと同じですね。
○「盆栽」の世界。
賢いAIによって可能となった楽しみ方。
思い通りに動いてくれないキャラクター連中をアメとムチで誘導していく快感。
普通のゲームでは「この世界の支配者は俺だ…」。
このゲームの場合「この世界の黒幕は俺だ…」。
この違い、分かってもらえます?
そうそう、生活の舞台が1つの町に限定されているのも「盆栽」っぽいです。
ちなみに自分は、探偵役が部屋から一歩も出ずに事件を解決する「安楽椅子もの」のミステリーが大好きです。
○容赦なく死んでしまうキャラクター。
物語が死を扱うときは、過剰なほど湿っぽくするかカラカラに乾燥させるかの両極端が好みなので。
○エンディング曲。
「想い出になるよ」のためにサウンドトラックを買いました。
悪かったところ
○1プレイに要する時間が長い。
1周平均25〜30時間掛かりました。
繰り返しやるのが面白いゲームですが、1回あたりの時間がちょっと長すぎます。
戦闘場面は仕方ありませんが、ADV部分の長さは尋常ではありません。半分程度でも良かったのに。
○戦闘シーンのポリゴンバトル描写。
戦っていると時々挿入されますが、存在価値がわかりません。
1周目前半でOFF設定にしました。
ロボット関係に興味ゼロだから、かなあ?
○ストーリー。
世界設定やらなんとかシステムやらは、良く分からないので嫌いです。
ハッタリだろうが破綻しまくりだろうが、びしっとお話の決着をつけてくれないと気持ち悪い。伏線らしきものをバラ撒いて「さぁみんなで考えよう(故・逸見政孝風に読むこと)」と言われても困ります。このあたり、エヴァンゲリオンの時も同じ感想でした。
世間様が謎解きに向かえば向かうほど、ちょっと引いてしまうんです。
余談。
エヴァンゲリオンで一番印象深かったのは、世界設定でも綾波レイでも気色悪いロボットでもなくて、ウォークマン(?)を聞いていることで人と話すことを拒否しているシンジくんのビョーキっぷりでした。
「いつも黙っている」より、「いつもウォークマンを聞いている」方がはるかに重症だと思いません?
以上、思いつくままに並べてみました。
100点満点で言うと、「賢いAI」だけを評価すると95点、でも「プレイ時間の長さ」をみると30点かなあ……という風に、パーツごとの好き嫌いが分裂してしまいます。
平均を取ると…75点ぐらい?
一般的に評価を落としているのは「致命的なバグ」らしいのですが、うちではまったく影響が無かったので無視してます。
しかし。
上に書かなかった「良かったところ」が1つあります。
声とフォントを大にして、ついでに色も赤にして言いましょう。
森精華が好きなのです。
23歳成人男子として少し恥ずかしくなったので、ちょっと理由づけ。
思い切りツボを突かれたのは、実はたった一つの台詞です。
以下、ちょっと長いですが引用。
「…原先輩は…優秀な人だし、女性としても、尊敬出来ると思います。
その、時々すごく、子供っぽい所もあるけど。
それはそれで…許せないときはありますけど、他よりは欠点が少ないと思います。
…その、整備学校時代の先輩で。
あんな風に両方出来たらいいなって…。
…私は不器用ですから、片っ方しか、出来ないと思いますけど。
…その、原先輩、善行さんと…つきあっていたんでしょう?
だから…その、今は色々あると思うんですけど、そんな感じゼンゼン出さないし。
すごいなぁ…って。
今言ったこと、絶対、秘密ですからね。」
これを聞くまでは、石津萌や加藤祭のほうがずっと好きでした。
恋人関係の主人公に対する時より、はるかに饒舌に先輩を語る彼女。思わず原さんに嫉妬してしまいます。生来の真面目さか、本当に良く見てますよね。
純粋に憧れてたり妙に冷めてたり、でも最後に「言い過ぎた!」とでも思ったのか、「絶対、秘密ですからね。」
こんなこと言われたら可愛さ余って可愛さ百倍、思わず抱きしめて犯罪者になって投獄されます。
いや投獄はされたくないですが。
ここまで書いて気づいてしまったのですが、自分のスタンスがいつもと違います。1人で勝手にびっくりしたので、ちょっと説明。
自分は根っから冷めた人間なので、2次元世界の人間を好きになるときは「傍観者の立場で見ているなら良いけど、現実には側にいて欲しくない」というタイプが多いんです。
リーフのゲームで好きなキャラは「楓→智子→セリオ→弥生(ゲーム発売順)」ですし、Tactics・Keyでは「葉子→茜→佐祐理(これも発売順)」。どいつもこいつも、物語上ではいいキャラですが、現実にいたらキツイ連中ばかり。
森精華もこいつらとほぼ同類項なんですが、生真面目・不器用というオブラートがある(と自分には思えて仕方が無い)分、実際にいてもアリかなあと。
こっちが多少バカなことやっても、何だかんだ言いながら付き合ってくれそうだし。
これも賢いAIの賜物。ただの『お人形』よりはかなり賢いから、こういう風に見えるんでしょう。
…というか、そういう結論にしないとダメさ加減が増大するので。
自己欺瞞自己欺瞞。
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