旧日本陸軍最後の戦車である。
搭載した五式七糎半戦車砲T型は各国の同クラス砲なみの威力を持っていた。
副砲として一式三十七粍戦車砲を車体に搭載している。
外観はそれまでの旧軍戦車とは一新して、
ドイツ戦車の流れをくむ洗練されたスタイルとなった。
搭載エンジンは開発が間に合わず、
取り敢えず航空機用550馬力ガソリンエンジンを搭載していた。
なお後日ディーゼルエンジン搭載にチリUの構想もあった。
攻撃力、防御力は四式チトとほぼ同レベルであるが、
新開発の半自動装填装置付きの五式七糎半戦車砲T型を装備するために
同クラスの戦車と比較しても巨大な砲塔となっている。
五式として制式戦車となっているが、実際は一両の試作車両しか制作されておらず
しかも国力の低下、資源の枯渇により量産化は見送られていた。
車体を流用した五式砲戦車ホリは継続して開発は終戦まで行われていた。
終戦時に主砲が無い状態で鹵獲されたために半完成状態だったと言われるが、
実際はチトに転用したため取り外されていたのであり、
搭載状態で主砲の発射試験まで行われていた。
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