タイ人と仕事しよう!!
もしあなたの現地合弁会社の資本比率が、日本側が多ければ日本式の会社運営ができる可能性が大です。
もしあなたの会社がタイ資本の方が多いと話がややこしくなる可能性が大です。
タイスタイルでの仕事で思うこと。
1. アメリカのようなトップダウン方式。
ほとんどの権限が社長一人に集約され全社員が社長の方針通りの仕事をする。そのかわり社長の責任も幅広く、重い。
これは、良い社長がいるうちは良いですが、ろくでもない社長が来ると会社の雰囲気・業績とも大きな影響を受けます。
もしあなたの会社の社長が一人ですべての部門の長のように仕事しだすと社長交代時のダメージはさらに深刻になります。
2. 各個人のプライドを非常に重んじます。
あまりに相手のプライドを重んじるあまり、出来もしない依頼ごとを引き受けてしまったり、質問をしなくなったり意見を言わなくなったりということもしばしばです。
当然自分のプライドにも敏感で、「何故」と問われるのは非常にいやがります。「何故」と聞かれるのは聞いた人が聞かれた人の仕事を理解していないととる場合があるからです。
指で(人やものを)指されたり、机を拳骨で軽くたたいたりということは日本でも礼儀に反することではありますが、タイでは日本以上に悪いことになります。絶対しないように心がけましょう。
3. 平気で会社を辞める。
これはどの国でもいえることだと思いますが、タイの場合は多くの場合引継を全くせずに辞めてしまいます。
へたすると会社のコンピュータのパスワードすらも引き継がない場合があるので、そういう情報を持っている人にはもう一人社員をつけ万一辞められた場合でも何とかなるようにしておきましょう。
4. 算数・数学関係は弱い人が多いです。
-2と-4ではどちらが大きい数字か??なんてことになると30分くらい紛糾することもあります。
5. 大抵のマネージャークラスは英語をはなせる。
これは助かります。でも、日本人同士が日本語で話し合っていても勘違いがある訳ですから、タイ人と日本人がお互いに慣れない英語で話するととんでもない誤解を生じることが多いです。
しかもその誤解も場合によっては尾を引く場合があるので要注意です。話の途中・終わりに本当に分かっているかどうか確かめのが本来安全です。
しかし、タイ人は意外にせっかちな人が多く、話の途中で分かったつもりになったりするとそれ以上何を言っても通じなくなる場合もしばしばです。
そんなときは彼・彼女が失敗しかけるまで見守り、失敗する直前に再度言い聞かせることが必要になってきます。
日本人と同様、仏教国でアジアの住人となるとお互い似ているのかななんて思ったりもしますが、結構違います。
それでも、欧米での駐在に比べるとまだ日本人を大事にしてもらえるので楽かもしれません。