玉本氏関連ニュース 2001, May, 24

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時事速報2001年8月3日(金)第1便より
◎余生は静かにネパールで=十代女性との生活、反省の弁なく−玉本容疑者会見
 [バンコク2日時事]タイ北部の古都チェンマイで1970年代前半、十代の現地妻11人と同居し、タイ政府から「公序良俗を害した」として永久国外追放処分を受けた和歌山県出身の玉本敏雄容疑者(67)は2日、出入国管理法違反容疑で収監中のバンコク市内の入国管理局収容センターで時事通信記者との単独会見に応じた。同容疑者は「かつて味わったマスコミの激しい取材は恨み骨髄。ほとぼりが冷めるまで帰国しない。」とした上で、「余生は、かつて旅行したネパールで静かに暮らしたい」などと心境を語った。
 玉本容疑者は7月20日、氏名表記を変えた旅券でカンボジア側からタイに越境した際に出入国管理警察に逮捕された。同容疑者が日本のマスコミと会見したのはチェンマイ・ハーレム事件以来、約30年ぶり。
 「タマモトさんですね」との問い掛けに・銀縁眼鏡に白の下着姿の同容疑者は、「ギョクモトです」と自己紹介。足の踏み場もない多数の収容者の人いきれで蒸せ返る部屋の鉄格子越しに、これまでの経緯を笑顔を交えながら落ち着いた表情で説明した。
 この中で同容疑者は、チェンマイ事件の際に所持していた旅券の氏名表記「タマモトトシオ」は旅行代理店のミスによるもので、本名は「ギョクモトハルオ」だと主張。日本外務省から88年9月にタイ政府の国外追放処分解除の通知を受け、その後何度も「タマモト」名義の旅券でタイに入国していたことを認めた。
 同旅券の有効期限が切れたため、「ギョクモト」名義の旅券を新たに日本で取得し、90年代前半ごろからカンボジア北西部シェムレアプ近郊で十代の地元女性6人と半同せい生活。また、70年代後半から80年代後半にかけて、フィリピンでも10人以上の地元女性と共同生活していたことを明らかにした。
 この間、ほとんど帰国していないが、生活資金の出どころについては「国税当局に知られるとまずいので話せない」と説明を拒否した。
 「チェンマイで世話をした女性はわたしをポー(お父さん)と呼び、いずれも結婚して幸せな生活を送っている。カンボジアの女性らは今ごろ暮らしに困っているはず」。玉本容疑者は終始悪びれたそぶりを見せなかったが、最後に「しばらく日本に戻らない。マスコミの取材はまっぴら」と語気を強めた。


時事速報2001年8月3日(金)第1便(同上)より
◎強制送還時期、見通し立たず=玉本容疑者
 [バンコク2日時事]出入国管理法違反容疑でタイ入国管理局収容センターに収監されている玉本敏雄容疑者(67)の強制送還について、同センター幹部は「一刻も早くタイから退去してもらいたいが、本人が手続きを拒否しており、見通しが立たない」と当惑を隠さない。
 一方、在タイ日本大使館は「日本の法律を犯したわけではないので、送還はタイ当局の手続きに沿って行われる」として静観の構え。同容疑者は大使館からの支援申し入れを拒否。帰国に必要な航空券や資金は所持しており、帰国時期については同センターに常駐するボランティアと相談して決めたいとしている。

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時事速報2001年7月21日(土)第1便より
◎ハーレム事件の玉本容疑者を逮捕−アランヤプラテート国境警察
 タイ北部の古都チェンマイで1970年代前半、10代の現地妻11人と同居し、同国政府から「公序良俗を害した」として永久国外追放処分を受けた和歌山県出身の玉本敏雄容疑者(67)が20日午後1時ごろ、カンボジア国境に接しているサケオ県アランヤプラテートの出入国管理警察に逮捕された。同容疑者は旅券のローマ字表記を「ギョクモト・ハルオ」に変え、別人になりすまして出入国を繰り返していた。取り調べに対し容疑を否認しているため、バンコクの出入国管理局に身柄が引き渡される予定。
 同容疑者は現在、カンボジア北西部シェムレアプ近郊で10代の地元女性17人と半同せい生活をしているが、それまでにフィリピンでも女性37人と同居していたという。(タイラット21日=1面)
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時事速報2001年5月21日(月)第2便より

◎ハーレム事件の玉本氏、「別人」旅券で出入国
  =ローマ字管理の発給制度に盲点=

 タイ北部の古都チェンマイで1970年代前半、10代の現地妻11人と同居し、同国政府から「公序良俗を害した」として永久国外追放処分を受けた和歌山県出身の玉本敏雄(タマモト・トシオ)氏(67)が、旅券のローマ字表記を「ギョクモト・ハルオ」に変え、”別人”になりすましてタイやカンボジアへの出入国を繰り返していたことが19日までに分かった。旅券申請時の必要書類に振り仮名がない点を悪用したとみられ、外務省は公正証書原本不実記載の疑いもあるとみて調べている。
 時事通信社が入手した玉本氏の旅券のコピーには、漢字で本人の署名があるが、ローマ字名は「GYOKUMOTO HARUO」と印刷されている。
 旅券申請に必要な戸籍謄本などには氏名の振り仮名はなく、読み方は原則的に本人の申告通り記載される。また、旅券はローマ字による管理が基本で、既に旅券を所持または過去に所持していた者が名前を偽って、違う読み方で再申請しても通ってしまう可能性があり、発給・管理システムの盲点をついた格好だ。
 玉本氏の旅券は在カンボジア日本大使館で98年6月に発行され、有効期限は10年。同氏は90年代前半から、カンボジア北西部シェムレアプ近郊で10代の地元女性約60人と半同棲生活をしていることが確認されている。関係者によると、以前から「ギョクモト」名義の旅券で、入国が禁じられているタイに渡っては観光ビザを取得し、カンボジアに再入国を繰り返していた。
 外務省旅券課は「戸籍に振り仮名が記載されないため、二重発給は完全には防げない」と、制度上の不備を認めている。(時事)



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