<無線免許について>
*無線免許については
結構誤解している方が多いと思います。
ここで、少しですが
無線局免許と無線従事者免許証とに、ついて
誤解を解くために書いておこうかと思います。
先ず、自動車運転に例えます
車を運転する為には、’二つの免許’が必要なのは知ってますか?と、いうと
ビックリしてませんか?
このふたつとは、運転免許証、と、車検証(設備証明免許状)
といえば
あ、そうか!と、思うのではないでしょうか?
無線局も同じなのです。
無線局免許状(設備証明)、と、無線従事者免許証
この二つがいわゆる、”無線免許”
なのです。そしてこの二つがなければ自分の無線局は
”運営できない”のです。
無線局免許状には、その設備の設備運営の内容が書いてあり
国から指定されます。それは機器を購入した時に決まります。
ここには、同時に”コールサイン(認識識別信号)”
も指定されるのです。
携帯電話なら、’電話番号’
自動車なら’ナンバープレート’ですか・・・・
それぞれ国から指定された”世界でひとつの物”なのです。
無線従事者免許証は、皆さんが思っている’免許’だと、思う
のですが、これは扱える内容が制約されます。どういうふうに
制約されるか、と、いうより、どんな役割があるのか、を書い
ておきます。まず、免許証には三つの大きな”権限”があります。
1)通信を行う為の免許証である事。
*これは一般に誰でも思っている免許の役割だと思います。
全免許23種類の大概はこの操作を含んでいます。
その中身は陸上、海上、航空と三種類に分かれており、
扱える送信周波数や、送信出力、送信内容(電話なのか、
電信なのか、デジタル通信なのか、衛星通信なのか、)
等にも分かれています。また、多重通信が扱えるか、
扱えないかにも分かれています。
もっと言えば、画像を扱えるか、文字通信が扱えるか、
にも分かれていたりします。
国内範囲のみでも、外国局との通信ができる免許もあれば
国外でも通用する免許、つまり国際免許と、結構、複雑に
分かれてたりします。
国家試験の内容にも、英語があったり、地理があったりと
その内容は様々です。
また、無線技術士みたいに通信操作には直接関係の無い
特殊な免許証もあります。
2)設備操作を行う為の免許証である事。
これは、大きく分ければ二つに分かれます。
(!)外部転換装置等で”電波の質”に影響を及ぼさないものの
技術操作、と
(2)一般の設備操作です。
(1)では、通信操作を行う為に認められている技術操作の範囲
です。が、
*電波の質(周波数の偏差、周波数の幅、高調波の強度)
に影響を及ぼしてはいけません。電鍵や送受話器を最適な状態
で使用する為の調整操作などになります。
つまり、無線機器本体にあるツマミの操作のみに限定されます。
また、設備の設営や、アンテナの取り付け等は
それによっては電波の質に影響を与える恐れがありますので
出来ません。
(2)においては、(1)に加えて、通信を有効、確実に行う為の
調整操作ですが、そのほとんどは上級免許のみです。
無線機そのものの電波の質に影響するかもしれないと
予測される技術操作という事です。
また、設備を証明する”免許状”の範囲内という、
厳しい条件があります
3)設備を管理、監督する免許である事。
設備を運用する為に監督し、管理するための資格である。
先ほど説明しました、無線技術士の免許証では、
設備そのものを管理監督する資格
なので他の無線免許証とは異なっています。つまり
この設備操作が主な操作範囲になります。
また、他の免許証では扱えない、テレビジョンやラジオの
局の設備の操作、管理を行えます
。
例外的ですが、
アマチュア無線の従事者免許証は、全てあてはまります。
しかし、金銭上の利益の為では無い事や、あくまで趣味
による実験の為である事、自分が操作を許されている設備のみ等
の条件が、その他にあります。操作者は自分だけだから、なのです。
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<アマチュア無線について>
先ずアマチュア業務とは
「金銭上の利益のためではなく、もっぱら個人的な無線技術の興味によって行う自己訓練、通信および技術的研究の業務」
となっています。アマチュア無線は、その頭文字をとって”ハム”とも呼ばれています。
ハムが行った研究や訓練はその結果が現在の業務無線等に、幅広く応用されているのはご存知でしょうか?
パケット通信等もそのひとつです。テレビ電話もそうですし、その為に対応できる周波数帯が準備されています。
HFからVHF,UHFまで幅広い周波数帯が用意されていて、アマチュアと思えないほどの周波数を扱え、送信出力も結構
大きな出力が扱えます。現在ではWiRESシステム(インターネットを通じて世界中とリアルタイムに交信出来るシステム)
を行っていますし、これを使って会議なんかをおこなっています。APRS(自動位置情報システム)は現在のGPS機能を
応用し、自分の位置をインターネットに公表したりするシステムを展開しています。後には運行管理システム等に応用される
事でしょう。
今、現在は無線を使わなくとも、携帯電話が普及しているので、無線関係は人口は減少しているといわれています。
しかしながら、災害が世界各地で取り沙汰されている今、一番大切なのは何なのかを、も一度考えなければならないと
考えています。災害時における通信手段の優先順位って知ってますか?
1対面対話(人と逢って安否を確認する方法)
2有線電話
3携帯電話
4業務無線
5無線電話(アマチュア無線等) なのです。
ここにも書きましたが、案外と忘れているのは、
対面対話は通信手段の一つ、
と、いう事です。昔いわれてませんでしたか?
"大切な事は、会って話しなさい!"って。それはここからきています。
個人のコミニュテイーこそが一番の通信手段ではないでしょうか?
それを基本として、もっと無線の重要性を考えていきたい
と、思っています。その為にアマチュア無線は一番の起爆剤に
なってほしいものです。
そしてもうひとつ、アマチュア無線を使わなければいけない災害には
遭遇したくないものです。
なにより、一番使用されている我々の携帯電話も、実はその”無線”だ
ということ。余談ですが、忘れていませんか?
*感想等、聞かせて頂ければ光栄です。
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*MIDIは社団法人 音楽電子事業協会(AMEI)の登録商標です。
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