アコギ再生計画(ヤマハのFG200F)

 友人が捨てるというので、壊れたギターをもらってきた。弦は1本ついてたが、ブリッジピンは4本無く、他の2本も頭が割れて、胴体だけが穴に埋まっていた。ナットは割れて1〜3弦まで欠けていた。ボディーには沢山のぶつけた傷、やや深いものもある。表面板には10数センチのステッカーが2枚貼られている。ホールの中には埃かいっぱい。そんなYAMAHAのFG-200F黒ラベルというもの。インターネットで調べると、当時1万9000円のギターだったようだ。表板はスプルース(合板)、裏板と側板はマホガニー、ネックはナトー、指板はパリサンドル、フィニッシュはナチュラルということらしい。’74,5年辺りに作られたものと言うことで37,8年物だ。

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第1回

 弦をはずし、ブリッジの穴に埋まっていた2本のピンをはずし、割れたナットも外し、貼ってあったステッカーも剥いで、掃除機の先をサウンドホールに入れて埃を吸い出した。ボディーーに数十年にわたってこびり付いた汚れを布で拭いたが、手強い。今後もちびちび磨いて汚れを落とす必要があるかな。

第2回

 インターネット通販で注文していたブリッジピン、ナットが届いたので、早速ナットをはめてみる。高さがやや高い。削り必要がある。それでも早くこのギターを鳴らせてやりたいと思い、弦は新品ではないが、新しいブリッジピンを挿し弦を付けていった。音が出る。やっぱ音が出てこそのギターだ。ペグがやや硬い錆び付いているしこれも今後綺麗にできたらいいかな。急にスタンダードチューニングにまであげたら、ギターも久しぶりで悲鳴を上げる?かなと思い慎重に全音低めにゆっくりあげていった。”うんいいじゃん!”ボディーから出てくる音量は結構ある。やすいギターで表面板は合板なのだけれど、頑張ってしっかり音をだしてくれてる。なんかいとおしい奴に思えてくる。弦高が高いのでEmやAmでさえ押さえるのに指の力がいる。5Fの人差し指での1本セーハでさえ力入れないとミュートする。Cを押さえたとき6弦側から見ると、5弦を押さえた薬指が6弦と指板の隙間からこれでもかというくらいしっかりはっきり見える。これだけ弦をベントするので、押弦すると音がハイ気味になる。開放弦でチューニングぴったり合わせても、カポなど付けるとこれまたカポのフレット分+ハイになってしまいカポを付けた後に弦を緩めてチューニング調整がいる。カポを付けると過ナットの弦高より弦ヶ低くなってコードを押さえやすくなる。それでもハイポジも押さえにくさがまだあるので、ナットだけでなくネックのそりも調整がいるかも。ネックが太い。これはFG200Fの仕様なのだろうが、他のギターと比べると太い。70年代当時は普通の大きさだったのかもしれないが、インストをする私にとっては太すぎて演奏しずらさがある。ネックを磨いて削るのはなかなか難しいかもしれない。でも頑張って音出してくれてるこいつだから、弾きやすいギターにしてみたい。 

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第3回

 今回はナットを削った。日曜大工屋から600番のサンドペーパーを買ってきて削って低くしていった。今はネックも反っているので、そりを戻してからもう一度ナットを削った方がいいと思うので、やや高めの所で止めておく。それでも低くなった分弦を押さえやすい。FG200Fのそりは6角レンチではできない専用のレンチが要るようだ。困ったYAMAHAだ。
 ネックが太いので、さっき使った600番のペーパで裏を少し削る。適当に削ると収拾がつかなくなるので、本来はネックの断面の型枠をローポジション、ハイポジションで作っておくのがいいのだろうけど、、、。

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第4回

 随分前にFISHMANのスイッチジャックインターネットで注文していたのだが、ピックアップ取り付けをどうするかに決めかねていた。生音はなかなかいい感じなので、再生改造を進行せずに、家で変則チューニング用として生で使っていた。今日久しぶりに改造工作をやってみた。まずはエンドピンの所にピックアップの穴を開けるのだが、良くあるのはエンドピンを抜いてそこに穴を開けて、スイッチジャック兼エンドピンとしてストラップを掛けることも兼ねるようにする。というものだが、これはピンのくびれが浅いので演奏中にストラップがはずれやすい。それで今回はエンドピンはそのままで別に穴を開けることにした。ドリルで2ミリから徐々に大きくして12mmまであけた。縁をテープ等でコーティングしてなかったので少し端が、、、。

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中から見ると、ドリルで穴が空いたときにバリっていたようだ。垂直に穴を開けたつもりが、電動ハンドドリルは思ったより傾くのだろう。

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