時間外労働の削減へ人員増を
「本物の『働き方改革』を実現する統一要求書」を提出
JMITU(日本金属製造情報通信労働組合)は9月20日、2017年の秋闘要求を提出しました。政府は「アベ働き方改悪」法案を準備していますが、「長時間労働を規制」といいながら「月100時間」もの時間外労働を認め、「多様な働き方」と称して「残業代ゼロ」の労働者をつくるもの。こんな乱暴な法律が通ったら、過労死が激増が危惧されています。JMITUは、悪法の廃案を要求するとともに、今年の秋闘で、「長時間労働の規制」をはじめ、統一要求書を提出し、「本物の『働き方改革』」をめざします。
残業しなくても生活できる賃金に!
電通に続き、国立競技場建設現場監督の新入社員が過労自殺しました。「長時間労働の規制」はまったなしです。ところが政府案は、過労死認定基準となる「月100時間、2〜6カ月平均80時間」もの時間外労働を認めるというとんでもないもの。大臣告示の限度基準「週15時間、月45時間、年間360時間」の厳格化こそ必要です。
JMITUは悪法に反対するとともに、職場に導入しないことを求め、@36協定(時間外協定)の改悪をおこなわないこと、A原則として36協定に特別条項を設けないこと。限度時間を超える場合は労働組合と協議し合意を得ること、B限度時間超の時間外割増を50%以上にすること、C長時間労働の是正、有給休暇促進、人員増、D残業しなくても生活できる賃金にすることを要求しました。
継続雇用労働者の賃金・処遇改善を
今年の4月以降に60歳となった労働者は、63歳になるまで年金はゼロです。60歳になっても多くが同じ仕事をしています。賃金だけが60%、50%に下げられるのは不合理です。
JMITUは、@年金支給年齢までの定年延長、A年金が支給される年齢までは、60歳到達時の賃金を確保すること、B最低でも月31万円以上とすることを要求しました。