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   疑似ビジネスクラス客になって洋上飛行
若干遅れて、機は晴れ渡った関西空港を離陸し、淡路島の北部をかすめて南下する。眼下には、花の博覧会会場らしきものも見えてくる。
あるHPでシンガポール航空はエアコンが効きすぎていて寒いとあったが、確かに寒い。エアコンは効きすぎてちょうどいいって思えるくらいなのだが、さすがにフライトアテンダントに毛布を持ってきてもらったほどである(この肌寒さもシンガポール到着が近づくと、さほどでもないと思うようになったのはエアコン調節していたのだろうか)。

ところで、この便には昼食がついている。座席はラッフルズクラスだが、出てきたのはしっかりとエコノミークラスのトレイに乗った食事。トレイが反ってしまっていて引き出したテーブルの上でおさまりが悪い。
メニューは和食と洋食から選ぶ事ができ、和食は牛肉の南蛮焼きに野菜の焚き物、これにご飯とそばもついている(写真上)。そして、洋食はスズキの蒸し煮、香草風味トマト添え、これにロールパンとガーデンサラダがついている(写真下)。

まわりに座っている人も全員、同じ食事が配られていたところを見ると、要するにこの便全体はエコノミークラスなのである。ただ、機材がファーストクラス、ラッフルズクラスの座席を持っているから、これらの席を利用するのに追加チャージで受け付けたことがわかった。こうした方がいちいち臨時便のために座席をすべてエコノミークラス用に乗せかえなくても済む上、シンガポールまでなら追加チャージで座席のみでもアップグレードの旅客が狙えるとみたからなのだろう。

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機は沖縄からフィリピン上空を経てシンガポールを目指すとのこと。沖縄上空ではきれいな珊瑚礁の海が見えるかと思ったが下界の視界は悪く、ブルーとエメラルドグリーンと白の織りなす美しい景色は見えなかった。しかし、フィリピンにさしかかると地図で見るようなたくさんの島々がよく見えて(写真下)、遠くまできたんだなということが実感できる。少し上空を見渡すと、反対方向に向かう飛行機が一瞬のうちに視界を横切ることもある。垂直尾翼のマークが見えるほどなので、結構、距離は近い。空の交通密集地帯である。

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ところでこのラッフルズクラスとその前方にあるファーストクラスもどきエコノミークラスを担当するフライトアテンダントは4名。うち日本人は2人いて、化粧がアジアの人の顔立ちにならっているのか結構目鼻立ちが派手目に見えるような感じだ。そしてほかのふたりはチーフらしき色の違うサロンケバヤを着た中国系とおぼしき女性、もうひとりはマレー系女性であろうか。到着が近づくと、茶菓子のサービス、中身はカップケーキとお茶である(写真下)。
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そうしているうちに、機はマレーシア南部の海岸にさしかかる。上空から見てもかなり透明度は高い(写真下)。一度、マレーシア領空に入り、南下してシンガポール・チャンギ空港に着陸するらしい。海上で、大きく旋回し、急激に高度を下げているのがわかる。
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マレーシアのカンポン(村)や(写真上)、熱帯雨林でよく見かける蛇行した川が見えてきて(写真中)、ジョホール水道上空に達し、シンガポール北部のリゾート・ウビン島のホテルの建物がはっきり見えてくれば(写真下)、まもなくチャンギ空港に着陸だ。現地時間14:40に到着。すごく天気がいい。日本とシンガポールとの間には1時間の時差がある。
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着陸したシンガポールチャンギ空港はシンガポール航空のベースである。紺色の地に黄色の鳥の模様が描かれたシンガポール航空の飛行機がずらりと並ぶ中、欧米から飛んできた飛行機もちらほら混じる。この空港は設備が充実していることで有名だ。






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