リゾート気分でシュノーケリング、しかし・・・
フェリーを降り、ターミナルに入って入国審査の列に並ぶが、平日で乗客も少ないせいか、5〜10分程度で無事に通過。しかし、週末ならばきっとここで長蛇の列を覚悟しなくてはいけないだろう。ここはインドネシア領で、シンガポールよりもさらに1時間の時差があるから、今、修正していない時計が11:40ということは、現地では10:40になる。
外へ出る前に、帰りのフェリーを予約しておく。当初、乗ろうとしていた17:30の便はすでに満席だったので、15:30の便を予約する。
このターミナル内には、薄暗い照明のもと、衣料店、お菓子屋、おみやげ屋の他、カフェのようなものもあるが、ここは韓国系の人が経営しているのか店の前にも、韓国製のカップラーメンが積み上げられている(写真下)。
タクシーでリゾートのあるマナマナまで行こうとするが、ターミナル前にタクシーはおらず、ターミナルの入口付近を歩いていた色黒の係員に聞くと、ターミナル内のバスチケット売り場へ案内してくれたので、ここで往復5ドル(シンガポールドルが使える)のチケットを買う。
ターミナルの外へ出ると、派手な塗装を施したバスが止まっており、これに乗り込む。やがて運転席にさっきバスチケット売り場へ案内してくれた係員が座りいよいよ出発だ。そうか、彼はこのバスの運転手だったのか。
バスはリゾート地として整備されたアスファルト道をずっとたどる。まるでゴルフコースみたいなところで、実際にゴルフ場もある。しかし、この周囲には、民家や店舗などは一切ない。
約15分ほどで目的のマナマナ・ビーチ・クラブに到着。バスは椰子の木に囲まれたホテルのフロント前に横付けされ(写真下)、ここのコテージに宿泊する人はそのままチェックインできるようになっている。宿泊しない我々は、屋根だけあって吹きさらしになったフロントを通り過ぎて、ビーチのそばの受け付けで1ドルを払いロッカーのカギを借りて、着替えの小屋で水着に着替えてビーチへ出る。
ビーチは円弧を描いたような形になっており(写真上)、ヤシの木と茅葺きの建物群(写真中)、そして壁際に並べられたサーフボード(写真下)がリゾート気分を盛り上げてくれる。早速、海に入ってみるがあんまり透明度高くない。そして、上空には雲も増えてきて、遠くでは雷の音も聞こえてきた。ビーチのそばでシュノーケリングをするが、ほとんど魚は見えない。ガイドブックにあった「なんといっても海とビーチの美しさ」はどこへ行ったんだ(「確かにこう書いたけど、水の透明度が高いとは一言も書いてない」というヘリクツが聞こえてきそう)。
見えにくい海中を泳いでいるうちに、寄せてきた波に押し寄せられて、岩に膝をぶつけて膝小僧が血まみれになる。今から50年前も、東南アジアの地で多くの日本兵が血を流し、行き倒れになった事を思えばこれくらいなんのその。しかし、痛いよー。
平日のせいかここのビーチに観光客はさほど多くないが(写真下)、不思議なことにかなり日本人が多い。若い女性のグループから家族連れまで、まだそんなに有名な所ではないはずだが「海とビーチの美しさ」の記述にひかれてわざわざやってきたのだろうか。遠いところご苦労様でした。
帰りの送迎バスは14:30。フェリーの出発の1時間前だ。海を上がって、ナシゴレン(焼飯)やミーゴレン(焼きそば)などで昼食を取っていると(写真下)もう30分前。あせって食べるが結局、バスは2分前に出発して、フロントにいたガードマンに聞くと、一人6ドルで1ボックスカーのタクシーを出すというので、これに乗ってフェリーターミナルへ向かう。
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