充実度最高のチャンギ空港を歩き回る
マリーナスクエアの免税店から再びバスに乗り込み、チャンギ空港までは沿岸の高速道路を飛ばして約30分。夜10時前ともなると道路渋滞もなく快適だ。バスは国際線出発ターミナルへ横付けされ、トランクから荷物を受け取る。
空港税もあらかじめツアー料金に含まれているので、ガイドの引率に従ってシンガポール航空のカウンターで荷物をチェックイン。いくら現地で自由に行動したいからツアーは煩わしいと言っても、ホテルと空港との往復や搭乗手続き等は責任をもって代行してくれる点ではツアーは楽だ。
帰国便も往きと同様にエキストラ(臨時便)のSQ8386便関西空港行。チェックインカウンターでは、同航空の出発便が電光表示にスクロールされ、次々と現れては消えてゆく。
スクロールされているフライトの中には、パリ経由のマンチェスター行などという便もある。ロンドン行でなく、なぜいきなりイギリス北部の都市マンチェスター行なのか?JRでいえば、金沢行や富山行の特急「サンダーバード」でなく、魚津行の特急「サンダーバード」のようなものだろう。しかし、電車と違って、パリで降りて乗り換えなければ、マンチェスターに行くしかないわけだから、ちょっと状況が違う。
我々の乗る臨時便の前に11時35分発の関西空港行の定期便があり、こちらはエコノミークラスでも、各座席ごとにパーソナルテレビがついているB777―200らしくちょっとうらやましい。
いよいよシンガポールに別れを告げ、イミグレーション(出国審査)を経て、空港内のターミナルロビーへ(写真上)。とにかくここの空港は広い。3つの大きなターミナルがあり、いろいろとアミューズメントも整っているとの評判だ。
時間が遅く、すでに閉まっていたがインターネットカフェもある(写真下)。出発前、あるいは乗り継ぎの時間を利用して、友人にメールを送ったりすることもでき便利だが、ここのパソコンが日本語に対応しているかどうかは不明である。
こういう場所で、いつでもメールが使えるように旅行前には是非ともフリーメールに加入しておきたい。ただ、海外にあるパソコンはほとんど日本語対応されてないため、文字が化けてしまうのが難点。Yahoo等、英語のフリーメールにも入っておいた方が無難である。
空港内をぐるっと一回りするとレストラン街がある。メニューはかなり充実しており、アメリカ資本のファーストフードの「A&W」以外にも、日本食(うどんや丼ものなどがある、写真上)や「ラクサ」というカレーうどんを屋台ですすったり、中華料理を味わうこともできる(写真中、下)。出発前にローカルフードの食べ納めをしておきたい人にはここはうってつけである。
別の一角に行くと、ゲームセンターもあれば、映画館コーナーもある。アスレチッククラブで一汗流し、プールで泳ぐこともできる。ただ、アスレチッククラブとプールは、深夜のためすでに閉まっていた。さらにパンフレットによると、5時間程度のトランジット時間があれば、バスでシンガポール市内観光に連れていってくれるサービスもあるらしい。
ぶらぶらとターミナルロビーをやがて散策して、疲れ果てた頃、カフェで軽くビールを飲む(写真下)。時間はもう午前1時、3時間もの待ち時間がようやく過ぎようとしていた。
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