夫婦として




最初に言っておきますが、私はこの問題が起こったときに全く離婚を考えなかったわけではありません。もちろ ん、妊娠中だと言うこと、産後、一人で子供を育てる自信がなかったし、あれこれ考えました。

私が離婚と言う選択をしなかったのは、1度目は一人立ちする自信が無かったから、「もうやらない」と言う夫の 言葉を全て信じたこと、2度目は「返すためにこれだけの苦労をみんながするのだからやらないだろう」という甘 い認識、3度目は「認めたから治すために変わるであろう」と言う期待がありました。何よりも3度目の借金発覚 時に、とことん夫と向き合って話したときに、私自身も気づくことがありました。それは長年でもないけど、結婚し て6年目になり、私の生活のほとんどのことは「子供のこと」で埋め尽くされていて、夫の変化や気持ちを何一つ 見ていなかったこと。同じ屋根の下にいて、身体は向き合っているのに、心が向き合っていなかったことでした。 だったら向き合ってみて自分を見つめてみようと思いました。また依存症という未知の世界がどんなものなの か、それから立ち上がる姿を見てみたいという好奇心がありました。

私は全ての人に、すぐに離婚をお勧めしません。離婚したいほど苦しいのは分かりますし、私も苦しい思いをし ました。だからこそ、離婚する前に、次に進むために向き合うことをまず始めて欲しい、そう思うのです。一時の 感情で離婚してしまい、あの時はと後で後悔するのなら、私はやるだけやって、それでもダメなら次の方法(そ の中に別居、離婚という選択肢を入れる)を考えてみませんか?という方針です。
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