生駒 夏美
イギリス・ランカスター大学大学院修士課程英文学科で修士号、
イギリス・ダラム大学大学院博士課程英語研究科で博士号を取得。
現在、大学教員。
ランカスター大学で得たこと
ダラム大学で得たこと
帰国後から現在まで
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この大学を選んだ理由 |
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@Lancaster University, UK. English Literature. MA in Contemporary Literary
Studies
日本では当時ほとんど教えられていなかった
フェミニズム理論をはじめとする包括的な現代理論のコースがあったこと、
また教授陣に女性が多かったことも理由の一つ。
AUniversity of Durham, UK. English Studies. Ph.D
大学名というよりも指導教官(Pat Waugh)で選んだ。
彼女はフェミニズムにも精通した文学者であり、
英国で3番目に長い歴史を誇るダラム大学初の女性教授でもあった。
そんな彼女に指導を受けたいと考えたのが理由。
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在学時期と当時の年齢 |
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@は1995-6年。20代半ば。
Aは1998−2001年。20代末から30代。
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学位取得の有無と種類 |
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両方とも学位取得有。@はMA、AはPh.D.。
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卒業後の進路 |
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<帰国後から現在まで>参照。
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留学してよかったと考える理由 |
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当時日本でフェミニズム理論はあまり学問的に高く評価されておらず、
フェミニズム批評に興味があると言っても歓迎されなかった。
しかし英国ではフェミニズムはすでにカリキュラムにも当然組み込まれており、
学ぶべき必要のあるものとして認知されていたので、
所変われば価値観も変わるということを再認識することとなった。
初めてアカデミックに自分そして自分の研究を肯定され、
居場所を与えられた感があり、
もやもやしていた目の前がすっきり晴れたような爽快感があった。
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これから留学する人に伝えたいこと |
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新しい環境の中で果たしてうまくやっていけるだろうか、
と誰しも不安を感じると思います。
でも飛び込んでみれば、決して後悔することはないでしょう。
日本の狭い社会で窮屈な思いをしているのであれば、
世界で「日本の常識=世界の非常識」を体験してみてください。
今まで何となくもやもやしていたものに言葉が与えられ、
初めて明確に日本の社会の構造が見えてきます。
そして今後の人生の支え・生きる力を得ることになるでしょう。
もちろん困難も多くありますが、それと戦って乗り越えた時、
その体験からは得るものがたくさんあります!
頑張って下さい。
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その他、印象深かったこと |
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やはりロールモデルがいるかいないか、というのはとても重要な点だと思いました。
留学するまで、私の研究環境には女性教授はおらず、偉い先生方はみな男性でした。
私が興味を持つ分野に理解を示してくれる方も少なかったのです。
女性として研究者として、
果たしてやっていけるのだろうかと不安を抱えていました。
でも英国で出会った数多くの女性教授たちは、みなパワフルで聡明で、
憧れの対象、目指すべき目標となってくれました。
彼女たちの存在で、私は自分の進むべき方向を見つけたのです。
また特にダラムの指導教官とは個人的にとても親しくなり、
彼女は今でも私を応援し力づけてくれる大切な力の源となってくれています。 |
ランカスター大学で得たこと
ダラム大学で得たこと
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