..  いじめ、不登校、引きこもり、ニート(無目的の若者)、小中学生のうつ病の増大、青少年の問題行動の増大、学力低下はなぜ起こるのでしょうか。
 これらの教育の諸問題の根底に子ども達の心に自己を支える目標や夢が育っていかないことに起因しています。

 現在の勉強は良い高校、良い大学という序列を意識した受験勉強が大きく影響しています。高校入試も大学入試も(国公立)5教科総合点競争となっています。この競争はどうしても弱点(苦手で嫌な科目)カバーに力をそそぐため、自分の特性が小さくなったり、時には見失ってしまう子が増大してきました。

 序列上位校に入っても自分を支えるものや、何を人生の目標や夢として生きてゆくべきか見失ってしまう若者(ニート)が増大してきました。
 学力低下も学習の前方に目標や夢が見えなく、勉強する意欲がわいてこないことから来ています。これではどれだけ授業時間を増やしても学力は向上しません。

 ODEによる学力調査で世界1のフィンランドは詰め込みとは無縁で、好きなことに心行くまで身を浸すことによって、自分が自分の主人公になれ、夢や目標が育っていきます。日本のかかえる教育の諸問題解決の道筋の一つの方向を示しています。

 現在、授業としての「総合学習」は21世紀の日本人作りの切り札として実施されていますが先生方の負担が大きく見直し論が台頭しています。
そこで毎週行われている「総合学習」年70時間を年2〜3回4年生以上を対象に宿泊研修として集中的に実施する。
 内容は、生物の不思議、鉱物の不思議、宇宙の不思議、化学・物理の不思議、絵画(スケッチ、水墨画、水彩画、油絵)デザイン、ハーモニカ、バイオリン、ギター、俳句、短歌、詩や小説の創作、手品、写真、テルミン、オカリナ、粘土細工、陶芸、工芸、被服、料理、人形劇、囲碁、将棋、英会話、中国語、書道、華道、茶道等々。
このことを実現するために校舎の一部を宿泊棟として改修し、講座に必要な施設設備を整備する。
講師は一般社会人を活用する。

もしこれが実現できれば
1.学問や創作を通して子ども達の人間関係が広がり、総合学習が充実する。
2.廃校の跡地利用を子どもたちに還元できる。
3.先生も子ども達と共に様々なことが学べる。

..  不登校の子ども達を救うにはむねを張って通学できる新しいタイプの学校が必要です。
国は2006年度から現在の適応指導教室や、フリースクールを正規の学校として認可する方向にあります。
 現在岐阜県には、小・中・校で約2500人の不登校の子ども達がいます。(西濃管内では約300人)、子ども達は元より、保護者の方々の苦しみははかりしれません。
 欧米では多様な小中学校があり、子ども達は自分に合ったカリキュラム(授業内容)を持った学校を選べます。米国では高校1年は義務教育のため入試は無く、格差もありません。子ども達は受験のプレッシャーが無く、自己の特性を伸ばすのに伸び伸びしています。
日本の子ども達にも、不登校の子に限らず、現行の学習のリズムにあわない子ども達のために、誰でも学べる多様なカリキュラムを持つ新しいタイプの学校を近隣市町村と連携してつくろうではありませんか。



.. 都市には精神の文化性としてのメンタリティ(心の柱)が必要です。私達のふるさとは高須藩の城下町ではありますが藩としてのメンタリティはありません。そこでこれからは地元海津明誠高校を市民が誇る学問・文化の殿堂の府として育てることが必要です。従来県立高校は県費でと思っていますが、そうではなく"俺が街の人材は俺が街で育てる"ことが必要です




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