房総/鴨川 男の週末
スキューバダイビング入門 SINCE
  04年10月

入門の動機

釣りが好き・海が好き。
きれいな光が差し込む海・そこに群れる魚たち。
水族館と違って横から上から下から見上げる景色を想像するだけで
ワクワクしてくる。

それでも今までスキューバダイビングの壁は高かった。

それがある時、還暦を越えた某評論家が
スキューバダイビングのCカードをご夫婦で取得し
二人で楽しんでいる様子が雑誌に載っていた。
楽しそう。

分厚い眼鏡をかけた文化人、見るからに鈍そうな人(失礼します)が還暦を過ぎてはじめて、楽しめるなら
私だって・・・・

その積りでスキューバダイビングツアーをネットで検索していると
思った以上に値段も高くない。

今までの贅沢で・危険で特定の人がやるスポーツと言うイメージがガラッと
身近なものにスポーツと感じた。

やるなら今だ。

早速、Cカードを取得して入門する行動を開始した。

2010年 1/11〜15 沖縄でダイビングCカードを取得

思い立ったら吉日、今年の第一ステップとして、
沖縄恩納村にあるピンクマリンクラブに行き”Cカード”を取得してきました。
体験もなく、まったく初めての潜りです。

取得コースは2日間の実習中心(知識はビデオによる自習中心)で
インストラクター1人に参加者3名の少人数のマンツウマン指導で、
還暦を過ぎている身でも安心して受けることができました。

気さくでキュートな(性格が?笑い)インストラクター 群馬からの参加者

実技は1時間が4回、始める前に机上講習があり、その後、海に移動して実習します。

機材のセツテイングやレギュレタからの呼吸、潜水・浮上方法等の基本と
潜水中にマスクに入った水をクリアーしたり、
レギュレータが口から外れたりした場合に加えなおし水を吐き出す等の
イレギュラー時の対応がメインです。

子供の時、簡単に出来ただろうことに(例えば海の中で平衡を保つ)、あれって言う抵抗を感じながら、
一つづつクリアーしていくと、ゲーム感覚で楽しくなります。

それでもやはりパニックはあります。

息苦しさを感じ、海面近くだと(実際は2m)勘違いしてレギュレータを口から外し、
海面に浮上しようしたことがあります。

そんな時もインストラクターが見守っていて
体を下に引っ張り安定させ、レギュレータを加えなおすよう指示し、落ち着かせてくれました。

講習中だから良かったが実際にはやってはいけないことで、
海の中では物が大きく近くに見えることを実感させられました。

なんやかやの実技指導の後、
2日目のPMに知識講習があり、筆記テストで、無事合格しました。

”受ければ合格するよ”と言われていても合格はやはりうれしい。

後は気分良く、14日は観光、15日はこれまた初のサーフインを体験し
1時間の指導で
2度、見事立つことができ、少しの距離でしたが波に乗ることができました。
還暦でもやれば出来るじゃないの!

ロングボードだとおなかが目立ちません 穏やかそうでも、沖に小さな長い波がたっています
ネットでスキューバ機材の購入

やるとなったら機材がいる。
ダイビングショップで借りてもいいのだが口にくわえるもの、肌身にじかに着るもの。
どんな人が前に使ったのかと思うとやはり気持ちが悪い。

それでネットで色々検索すると、あるわあるわ。
価格も色々。

どのレベルの機材を買えばいいのか皆目わからない。
漠然とショップに聞いても。答えは???

考えてみればゴルフだって初心者からベテランまで、
金持ちから普通のサラリーマン向けまで色々ある。
どのゴルフクラブを買えばいいと、聞いても答えようがない。

それで仕方なく、年間のダイビング予定回数・ダイビング予定場所と何年ぐらいやるかを考え、
それを条件提示して、ネットショップに出向いてその場でアドバイスをもらい購入した。
購入したネットショップはAQROSU渋谷にある店。

買ったものは
1.軽機材
   マスクとシュノーケル 
   手袋         
   フィン        
   ブーツ       
ピンクマーリンのキャンペーンで無料で入手
ピンクマリンで購入

脚力がないので負担の少ない真ん中が割れたバイオフィン

  ー
  3千円
 20千円
 2千円
2.重機材
  BCD&レギュレター  
                
08年の型落ちセットにレギュレータだけ1ランクアップ
命ににかかわる機材だから一番重要か?考え出したらきりがない 

 90千円
3.スーツ
  ウエットスーツ    
  フード付きベスト  
5ミリ 温かい海での使用を前提
3.5ミリ ピンlクマリーンのキャンペーン品

 20千円
  3千円
     合 計 138千円

全くの初心者用であるが、今のところ不都合なく使えている。


2010年 2/15〜19 沖縄ピンクマーリンで復習
 
1月にスキューバのCカードを取得して
沖縄恩納村にあるピンクマーリンクラブに初めてのファンダイビングに出かけてきました。
契機は前回お世話になったインストラクターのサっちゃんからのお誘いメール。

”Cカード取得のまま潜らないとすぐ忘れてしまいますよ。”
”いまなら潜り放題キャンペーン(4泊5日で潜り放題+宿泊で28千円)をやっているので
是非、遊びに来てください。”

そう言われれば、
覚えるのは人一倍遅く、忘れるのは人一倍早いわが身、

また、
時間は売るほどはないが、自由に使えるほどにはある。

思い立ってすぐに潜り放題プランを申込み、沖縄に出かけた。

ピンクマーリンクラブから前兼久漁港を望む ボートダイビングに出かけるメンバー


出かけた、15日の朝には洪水注意報が出ており、沖縄はどんよりした曇り空。
海は土色に濁っている。
週間天気予報も雨・曇りのオンパレード。

晴天・澄み切った青い海とは程遠い。

本来は晴れ男のはずが
今年はどうしてしまったのかと考えさせられるほど天気に恵まれない。

それもそのはず、新聞によると
2月に入って晴れたのは2日で野菜の生育被害が出ていると報じている。
ここにも異常気象か!

着いた日はそんな状態だったので昼から潜らず
2日目:3ダイビング、3日目:2ダイビング、4日目:2ダイビング、の7ダイブを楽しんだ。
(5日目は飛行機に乗るので規則で潜れない)

ピンクマーリンクラブのスタッフも天気・海の状況を見ながら
少しでも良いダイブ経験をさせようとして気を使ってくれるが、
やはり荒天には勝てず、ボートで沖に出て潜るボートダイビングは3回、
4回は海岸近くを潜るビーチダイビング、
水深も3m〜11mの浅場がメインで一番深いところで18mぐらいだった。

でも、初めてのファンダイビング、見るものが全て新鮮、きれいに見える。

イソギンチャクの中が棲家の   ”クマノミ”           

熱帯魚そのものの     ”ツノダシ” と ”チョウチョウウオ”        

群れで泳ぐ姿がきれいな”ルリスズメダイ”、”キンメモドキ”

釣りたくなる群れで泳ぐ    ”カマス”  
       
タコを手づかみしたり、コブジメ(イカ)を追っかけたり、”ウツボ”や”ウミヘビ”に驚かされたり、


海底にへばりついて上を見たり、海中をじっと見続けていると

1ダイブ40分があっという間に過ぎる。飽きないものです。

また、魚を目の前にすると
漁師の血が騒いで漁をしたくなるが、ここは取るのは写真だけと我慢する。

追い込み漁や貝取りをする海人体験をさせるショップもあり、次回に楽しみを残した


追伸:お陰で禁煙1カ月達成、タバコはこれで止めれそうです。
でも困ったことにダイエットして、落ちていた体重が完全にリバウンド。
再度、ダイエットのやりなおしです。

3/2〜7 ダイビングの入門第1ステップの締めくくりは小笠原で

1月沖縄でのCカード取得、2月沖縄での復習、
今回の本格ダイビングで入門ステップを締めくくるつもりで、
小笠原諸島の・父島に5泊6日(船泊2日)で出かけた。

お世話になったダイビングショップは”Deep Blue”。
海好きのご夫婦が経営するフレンドリーなショップ。

締めくくりに小笠原を選んだ理由は簡単で、

1.離島という響きがロマンを感じる。
2.本格ダイビングスポット、どちらかと言えば中/上級者向け。
 沖縄本島の海に比べ男性的、到達レベルを実感するのに最適

3.26時間に亘る航海中に満天の星が見えるかも。
 
   結果は満天の星を除いて、大満足。 
   
沖縄ではダイビングごとに船・車で出かけ、ダイビング後にショップに戻るのに対して
ここでは朝、クルザーで出かけて夕方までホエールウォッチングやイルカや亀を探しながら
適当なポイントでダイビングを行う、クルージング+ダイビングで
1日かけて、ゆっくりのんびり楽しめる。

クジラもボートの近くで
メス1頭に対してオス4頭が競い合うメイテイング活動を
10mの至近距離で繰り広げてくれるし、
亀が海面で交尾していた。
それもオスどうしの同性愛(亀の世界も進んでいる;笑い)だったりして。



また、1000ダイブ・400ダイブの経験をもつ他のダイバーと一緒でも
経験に応じて、私のような初心者にはインストラクターがマンツーマンに近いフォローを
してくれる。これは安心できた。
(もちろん上級ポイントでは船上で待機することも。)

今までとは、泳ぐ距離もながく、水深も深く、
青々とした海・地形・色鮮やかな魚・群れをみることができた。

ただ、息が荒いのは治らず、4回のダイビングで2度も自分のタンクの酸素が少なくなり
インストラクターの酸素を分けてもらう事になったりで、
泳ぐ力、息の仕方(腹式呼吸)等の基本がまだまだ出来ていない。
これで入門を果たしたが
継続して初心者としての実力を身につけなければと自覚させられた。

次回のダイビング予定は夏・地元房総で行う予定。


東京から来ていた若い看護婦さん うまそうなヒラマサ

旅行記 1日目
前日のチリ地震の津波の影響で乗る船の到着が遅れ、予定より4時間遅れで竹芝桟橋から14時に出船。
この日は復帰40周年キャンペーンの影響で乗客はこの季節の倍の600名。

大学生を中心にした若者と我々シルバー世代が半分半分。
旅行目的は若者はマリンスポーツ、シルバー世代はトレッキングと面白いように分かれている。

シルバー同志は見ず知らずの間柄ながらすぐに打ち解け、あちこちで酒に話で盛り上がる。
私も捕まってしまった。
26時間の航海、この調子では体力・根気が持つかと心配され
少しうるさく感じながらもいつものマイペースで本を読んだり、雑談したりしてほどほどに付き合う。
 
2日目
東京から南下すること1000k、太平洋の真ん中に浮かぶ、小笠原諸島。
東京湾を出てから見えるのは海、海。
夜もあいにくの天気で星も全く見えない。

ようやくPM2時頃に、切り立った断崖絶壁の小さな島影が見えだす。
目的地の父島ももう少し。ゆっくりゆっくり父島に近づいている。このスローなペースが良い。
船の別れも哀愁があるが、船の入港もそれなりに趣きを感じさせる。
PM4時前、予定通り入港。
父島に降りるとそこは昭和40年代の伊豆のような少し古臭く、落ち着いた南国の雰囲気。

人も建物も少なく、海岸沿いにかたまっている。


海・海ただそれだけ おが丸が停泊する港

民宿に荷物を置き、早速、竿を担いで港で試し釣り。

まずはエギングで様子を見るが、堤防にクッキリとした墨跡があるものの反応がないまま
竿を折ってTHE End。
仕方なくうき釣りに替えて20pほどの雑魚を2匹釣るが、後が続かず1時間ほどでやめる。

3日目
待望のスキューバダイビング。
9時半に迎えがあり、クルーザに乗り込み出発。
今日のメンバーは広島のダイビングショップの御一行様6名(シルバー世代の夫婦連れ)、若者2名と私の計9名。

私以外は1000回。400回のダイブ経験を持つベテランぞろい。
それにインストラクターが5名対応してくれる、大名扱い。

まずは港を出たあたりでクジラを探す。
100mから200mほど離れたところでクジラの潮吹きや姿を見つけるが近づくとすぐに潜ってしまう。
それでもはじめてみるクジラ、ワーと言う大きな歓声が上がる。

遠くに見えるクジラ

そこから北へクルーザを走らせ、父島の先端の沈没船の残骸が残る場所で2組に分かれて初ダイブ。
私は若者2人と一緒に潜る。

水深16m、潜り泳ぐ距離が私にしては長い。
付いて行くのが精いっぱいで海中を楽しむ余裕がないが、それでもカメラを向けて
ピンボケの写真を撮り続ける。
(ここではユウゼン、ツバメウオ、スカシテンジクダイ、ハマフエフキがいたらしいが)

沈没船の残骸 名前がわからない小魚の群れ

途中でエアーが少なくなり、インストラクターのエアーを分けてもらう。
40分ほど潜り、、船に上がり、その後は海中公園に行き、ボートを停泊させ
シュノーケルをやったり、魚に餌付けをしたり昼飯を取ったりして、まったりとした時間を過ごす。

第二回目のダイブは兄島と父島の間にある鹿浜でPM1時半頃から潜る。
ここも水深20m。
前の2人と一緒に潜るが初心者の私はコースをショートカットして距離を短めにする。

シロワニと言う見た目は怖そうだがおとなしいサメとイセエビを探して
岩の間を潜るが残念がらシロワニは御留守。


一緒に潜ったベテランの若者の雄姿 何故か空気が噴き出す岩場
岩場に潜むイセエビ シロダイかな

30分程で一人、インストラクターと一緒にボートに上がったあとが圧巻。
ボートの周りにクジラが集まって、
1匹のメスに4匹のオスが競い合うメイテイング活動を10mの至近距離で繰り広げてくれている。


クジラの頭部分
飛び上がり胴体を反転 尾で水面をたたき急潜水

4日目
今日も9時半からクルーザに乗り込みダイビング+クルージングを楽しむ。
今日の行先は父島の最南端、南島との境あたり。

メンバーは私と女性の2人とインストラクター2人の計4人が
それなりの大きさのクルーザに乗り込むゆったりモード。

今日の1ダイブ目は宝石キントキを目当てに西島大岩と言うポイントで潜る。
水深は25m。天気がよく、太陽の光が海中にまで入り込み水がきれい


待望の晴天。 尾長カンパチ いつものヨスジフエダイ
澄み切ったエメラルドグリーン キホシスズメダイの群れ 宝石キントキの群れ

宝石キントキの群れが上に見えたが近づくことができず
魚体の色の変化(警戒色)をみることができなかった。残念!

この後、イルカ発見の無線を受け、現場に駆け付けるが
残念ながら見つからず。

南島の海岸近くにクルーザを停泊させ、海岸にシュノーケルで上陸し、貝殻拾いを行う。
残念ながらめぼしい貝殻は見つからず、小笠原全体に貝が少ない。

昼食後は流れのあるポイントに潜るため、私はクルーザに待機する。
若い女性とインストラクターが磯マグロを探して潜る。

その時、クルーザから海面に浮かび交尾する海亀をまじかに見つける。
潜っていたインストラクターもこれを見つけたが、2匹ともオスの性器を持っており
何を間違ったのかオス同士の交尾であった。

(翌日の釣りの時も海面に浮かぶ交尾中の亀を見つけたが船頭さんによると
これもオス同士とのこと。亀の世界もどうなっているのか?不思議)

そうこうする内に、磯マグロの群れを見てた女性が興奮して上がってきた。雄大な景色のよう。
この後、帰る途中の港のすぐ近くの初心者向けのポイントで今度は私が潜る


孤島らしき小さな島(岩) キイロハギ ピンボケの魚の群れ

5日目
この日は遊べるのは午前中だけ。
前日に船宿”海賊”に予約を入れ、船で6時半から12時までの五目釣りに出かける。

同船者は釣り初体験の65才過ぎのご夫婦。

饒舌な船頭、この方も釣り好きが高じて10年前に移住

場所は港が見える近場。水深は40m〜80mのポイント。
一本針にムロアジかイカの切り身を付け餌にして海底から1〜3mくらいを釣る。

初めはハギのえさ取りが多く、1分もすると餌がなくなるが本命は来ない。
船頭の予想通り朝一番は釣れず、陽があがり水温の上昇とともに釣れ出す。

30pくらいのアカハタ、ヨスジフエダイ、ホオアカクチビが飽きない程度に釣れるが
それでもあたりは弱く、海の魚らしいガクガクと言った強いあたりは少ない。

今日一番は40p強のウメイロ。

面白いものでは、引きもしないただ重いだけのタコが釣れた時。
タコが針にかからずおもりを抱いて釣れた。
長く釣りをしているがこんな経験は初めて。小笠原ではなんでもありか、魚影が濃い証拠。

大漁な五目釣り

釣りの合間にも頻繁にクジラが姿を近くに見せるが
既に見飽きていて、贅沢この上ない。
船頭から”クジラを釣らないでよ”と冗談が出る。

この後、昼食をとり、おが丸に乗船し帰路につく。
乗船後すぐにシャワーを浴びたのちはひたすら寝て過ごす。

また、本州に近づくにつれ起きていられないくらい海が荒れる。
こうなると船旅は苦痛になってくる。

6日目のPM4時前に竹芝に到着して、今回の旅行を終える。