房総/鴨川 男の週末

更新
 06年4月23日

山菜採り SINCE
  06年2月


     いつも素通りする清和県民の森にチョコット寄ってみました。
      滝まで散策した後、少し車を走らせていると丘の上に人影が見えます。
      車を止め、コーヒブレイクしていると先ほどの人達が手にワラビを持って降りてきました。

      ワラビが採れるのですか?
     →上の方にいっぱい生えていますよ!


     東北か信州あたりでしか取れないと思っていたワラビがこんな近場にあったのかと意外に思いました。
     そう言えば、10数年前に内浦県民の森主催の山菜採りハイキングで
     ウド・ミツバ・セリ等を採り、てんぷらで食べた事を思い出しました。

     その後、季節毎に気にしていると意外と豊富に房総の野山で山菜を見つけました。

     注意:都会人は野山にあるものは自然に生えており、誰が採ってもいいように思いがちです。
         でも、野山にも必ず所有者(個人・国・県・・)がいて,山菜も必ず所有者がいるのです。
         その為、節度ある行動が必要です。

名前 時期 特徴 食べ方
アケビ 4月
10月
雑木に絡みつき高く伸びるつる性の落葉樹。
葉は掌状で長い柄がある。
春には淡紫色の花をつけ、秋には長球状の実がなり熟すと縦にわれ
甘い実が食べられます。
食用は若い新芽と実を食べます。

新芽は塩茹でし歯ごたえのある程度に
ゆがき水でさらします。
好みの苦味になるようさらす時間を調整する。
てんぷら・酢の物・酢味噌和え・・
うど 4月〜6月 日当たりの良い野原・林の脇辺りに芽を出す多年草。
春先に枯葉の中から赤子のようにこぶしを突き出して芽吹く。
芽は6月頃まで幼葉は花の咲くころまで香りと味が楽しめる。

水洗いして皮をとり、生で酢味噌につけて
食べる。
てんぷら・葉と皮のキンピラ・・
ギボシ 4月 育ち過ぎた葉は苦いが、若葉は柔らかく、特有のぬめりもうまみのひとつ

てんぷら
湯がいておひたし、からし醤油、酢味噌あえなど
クコ 4月 川岸など水辺に自生する。落葉低木で開花期は夏〜初秋で、薄紫色の花が咲く。果実は赤く、食用となる。この若葉も食用になる。
さっと湯とうして、
おしたし
こごみ 4月 明るい林の中や湿地に見られるシダ類。
成長した葉がソテツの葉に似ているのでクサソテツとも呼ばれていて
春先に根元をくるりと巻いた葉を4〜5個くらいまとまって出る。


まるまった若芽をさっと湯通しして
あく抜きをする。
鮮やかな緑で特有の香り・癖のない味。

てんぷら・おひたし・卵とじ・・
山椒 4月 比較的明るい林に見られる落葉潅木。
食用には柔らかい若い芽、実を使用。
特有の辛味と香りがあり、野生のものは香りが強い。
注意:イヌ山椒(棘が互生)と間違わないように。イヌ山椒は香りが落ちます。

木の芽として香りつけ
若葉や実を佃煮にすると最高。
シドキ
4月 山地や林の中の陰地に群れをなして生える多年草です。採れる場所が山奥に多く、沢の水が無くなるような尾根付近に太い良い物が多いです。似ているものに春先のヤブレガサ(キク科)がありますが、これは綿毛を被っています。しどけは無毛です
別名:モミジガサ
さっと湯とうして、
おしたし・・
せり 4月〜5月 田圃や水辺に見られる多年草。
茎が柴褐色で田圃などのセリは地を這うように平らに広がる。
水辺のセリは背がすらりとして採取しやすい。
食用には柔らかい葉を食べる。

3/12

ひと湯でしておひたし・あえ物。
佃煮。
生でてんぷら。
ゼンマイ 4月 急な斜面や沢沿いの斜面に群生しています。湿地帯に大群落を作りやや湿り気のある沢沿いの斜面、原野、樹林の中などに生える多年草です
ゼンマイと言う和名は若葉の先がクルクル巻いて丸いお金のように見えるため「銭巻き」と呼ばれたのが語源とされています

4/28
こごみとの違いは先端に
綿のような白いものがあるかないかです。
綿がついているのがゼンマイです

重曹を入れた熱湯(3g/1L)で3分ほど湯がく。
この後流水で良くゴミや綿毛を取り除く。   
・その後一晩くらい水に浸けてさらしておく(あく抜き)

乾燥させる場合
上記の後、日陰で3日ほど乾し、1回/日、ゼンマイをもんで柔らかくする

おひたし、煮物
タラ 3月 日当たりの良い林の脇・土砂くづれ斜面にみられる落葉低木。
幹に鋭い棘があり直立して群生している。
3月になると木のてっぺんに若葉が膨らみはじめ、若葉を食べる。
最初の芽だけをとり、2番・3番目の芽は枯れないように採らないこと。

4/1

山菜の王様。
若芽のてんぷらが最高。
つくし 4月 日当たりの良い野原や川の土手に良く見られるシダ類。
食用には胞子茎を食べる。くせのある苦味を味わう。

4/14

かさを取り、てんぷらや卵とじ。
佃煮にしても良い。
蔓人参 5/20
採取
山地の明るい林内に生え、蔓の長さは2〜3mになります。
葉は楕円形で先端が尖り互生します。
蔓を手繰り、根を掘り起こし、乾燥後、焼酎につけて薬用酒にします。
ネットで見ると8000円/100gで効果は朝鮮人参と同じようです。



薬用酒
ノビル 3月〜5月 日当たりの良い野原・田畑の脇などに群生している多年草。
食用には鱗系茎(要は球根)を食べます。
エシャロットよりも辛味が強く、鼻にツンとくる味で野生を感じます。


味噌をつけて素朴に食べる。
ハナイカダ 4月
〜5月
湿気の多い山林内に生える落葉低木。
葉が互生し葉脈状に短い柄をつけ初夏に花を咲かせます。
葉の中心部に乗った花の様子から名前がついています。


さっと湯とうして、
おしたし。
てんぷら・・
ふきのとう
ふき

2月
〜6月
どこでも見られる多年草。
早春に根茎から花茎を出す。地下茎でつながっているので群生している。
成長するとふきと呼ばれる。

2/19

ふきのとうはてんぷら
ふきは煮物・キャラブキ
ミズ
(ウワバミソウ)
5月
〜9月
東北地方の代表的な山菜が房総に群生していたのは驚き。
山地の沢沿いや水が滴り落ちる崖下等じめじめして日の当たらないうわばみ(蛇)が出そうな幽谷に生えるのが名前の由来です。赤ミズ(茎の付け根が赤)と青ミズ(茎が緑)があります。
赤ミズは初夏に淡黄色の花を球状に咲かせ、青ミズは夏から秋にかけて淡緑色の花を咲かせます。しゃきしゃきした歯ざわりの茎部分を食べます。
赤ミズ:ウワバミソウ 青ミズ:ヤマトキホコリ おいしいのは赤ミズ

佃煮(油炒め)
即席漬け

ミツバ 3月〜 湿り気のある林で見ることが出来る多年草。
葉が切れ込みの深い3枚の小葉なのでこの名がついている。
野菜でおなじみであるが野生のものは香りが強い。
採るときは根際からとり、次の年のために根は残す。


若い芽であればいつでも食べられる。

おしたし・椀種・薬味・てんぷら
ヨモギ 3月〜
10月
日当たりの良い野原や道沿いに群落をつくる多年草。
菊の葉を細かく深く切ったような形をしていて裏側に白い綿毛で包まれている。
食用には柔らかい若い芽を食べます。
これを乾かすともぐさになるって知ってビックリ。

3/12

ひと湯でしてしばらく水にさらす。
生のままてんぷら。
もちに混ぜて草もちにします。
わらび 5月 日当たりの良い野原・山の斜面・山道に見られるシダ類。
根茎は太く地中を這い所々に芽を出す。芽吹きの頃は保護色で段々伸びるにしたがい
緑色になり、周りの緑に隠れる。

4/28
シダとの違いは先端が3つ又に分かれ、
茎もそれなりに太い事。

あく抜きは重曹でよくゆがき
そのまま冷やして水にさらす。
おひたし、てんぷら、煮物・・
1
山菜取り日記  
07年4月15日日)わくわくWADA主催の森林エクスパート・山菜取りに夫婦で参
9時に森林組合に参加、参加者は3名+インストラクター3名の少人数。挨拶もそこそこに2台の車に分乗して出発。
人家から5分も入った山の中。静かな中に鳥の声が聞こえて里山そのものの雰囲気。
インストラクターの案内で山道を少し降り、お互いの間隔をあけて斜面を歩く。これが思いのほか急斜面で歩きづらい。草木を分けて歩く。
群生はしていないが、所々にワラビ・ゼンマイ・タラノ芽・クコ・ギボシ・ウド・シドキ・花イカダ・山椒を見つけて、
その都度、解説を聞きながら採取する。
ワラビ ゼンマイ クコ ギボシ
ウド シドキ 花イカダ ご用心!トリカブト

途中で斜面を登っていた女房がスローモーションで後ろに転ぶ。まるで体操の後転のように斜面を2回転。側で見ていた私も手が出ない。
森光子張りの迷演技(?)に女房も照れ笑い。私も”怪我せず良かったね”の一言で笑いをかみ殺す。
その後も何もなかった様に山菜取りに興じ、途中シイタケを取ったりしてアット言う間に4時間がすぎた。
森林組合に戻り昼食後、取った山菜のチエック・確認をしてもらいお土産に持ち帰る。
(何故かワラビと違いシダが3本混じっていた、誰だこんな単純な間違いをするのは、私・女房・??フムフム・・)
家に帰り,山菜をおしたしにして食べる。特に美味いわけではない。
歯ざわりが良かったり、ほどよい苦味があったり春そのものの味を楽しむのが良い。
房総で採取した山菜の数  19種