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「七夕(チシ)」は「乞巧节(チ-チョチエ)」とも呼ばれます。ロマンチックに富んでいる「七夕(チシ)」は、昔から、女の子に好まれてきた節句なので、「女児節(ニュイアルチエ)」にも名付けられています。
中国の「七夕」は、背景として「牛郎と織女」の伝説があります。牛郎と織女は、7月7日の今宵に年に一晩だけ逢うことができます。その夜、女の子が美と知恵を兼ねた織女に美しい心と器用な手先を持てるよう、恋をしている人が、夜空の彦星と織女星に仰向いで永遠なる愛情と幸福を敬虔に祈る習俗があります。
果物と面のお菓子の「巧物(チャウ-)」を庭で供えたり、「七姐会(チジェホイ)」という祭りで祝ったりなど、中国では、七夕の行事が異なりますが、牽牛と織女の二星に願いを祈るのはどこでも変わらないです。
日本でも七夕を祝います。それは中国から伝わってきた七夕が日本の伝統と融合してきた「七夕」でしょう。中国は今でも旧暦の7月7日に七夕を祝いますが、日本は、七夕だけではなく中国から伝わってきた春分、端午など、もともと旧暦の節句をすべて新暦に従うことになりました。
旧暦と新暦は、一ヶ月ほどずれています。中国の暦を調べると、今年の七夕は7月31日になります。初秋にある七夕は、日本で盛夏になったので、季節のずれを感じました。立春などもそうだと思います。しかし、中国では日常生活は新暦、伝統節句だけは旧暦で過しているためか、七夕の行事は、だんだん忘れられてしまいました。
憶得少年長乞巧 竹竿頭上願糸多 白居易
思ひ得たり少年の長く乞巧することを竹竿の頭上に願糸多し
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文
: 陳 榮
※中国語のルビ(フリガナ)は、より中国語に近いものを当てるようにしてはいますが、本来の発音を示すものではありません。
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