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Jubran的ベストソング50 |
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私の個人的に好きな曲ベスト20です。順番は思いつくままに書いたので特に意味はありません。最初はベスト10にするつもりだったのですが、とても10曲では納まらず20曲を選びましたが、まだ入れたい曲はたくさんあります。 ということだったのですが、やはり20曲では余りにも抜けが多いということで、10曲追加してベスト30になってしまいました。(05.06.21) やっぱり30曲でも少なかったですね。ということで更に10曲追加してしまいました。(06.03.05) 40曲では半端ですのでとうとう50曲にしてしまいました。まだまだ好きな曲はあるのですが、余りにも長くなるので、この辺で最終版としたいと思います。(07.03.04) 当然、ご意見は伺いますが抗議は受け付けません。 |
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1. 時の流れに身をまかせ |
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言わずと知れた最大のヒット曲。私がテレサ・テンにのめり込む契機となった曲でもあります。何度聞いても、曲、詞、歌唱力の三拍子が揃った名曲だと思います。 |
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2. 空港 |
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ずっこけたデビュー曲に代わり第2弾として出してヒット、その後の彼女の方向を決定付けた重要な曲です。作曲の猪俣公章も脂の乗りきった時期の曲で、彼女の声の魅力を十分に引き出した傑作だと思います。当時の新人賞のライバル曲と比べても群を抜いた出来栄えだと感じますが、何故最優秀賞を取れなかったのか不思議ですね。 |
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3. つぐない |
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日本再デビューを華々しく飾った名曲で「時の流れに身をまかせ」にも引けを取らない出来だと思いますが、曲調が全体に暗いのとカラオケで歌い辛いので私の中の評価では若干劣ります。 |
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4. Khong你 |
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日本デビュー前のヒット曲で元はベトナムのヒット曲だそうですが詳細は分かりません。その後の彼女を彷彿とさせる堂々とした歌唱とスケールの大きさを感じさせる曲です。80年に日本語で再録音していますがお勧めは最初の72年の中国語版です。 |
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5. 難忘的初恋情人 |
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この曲も生涯何度も録音しています。人気絶頂時の81年版も捨て難いですが、72年にミンナン語で歌ったものが素朴な感じでグッドです。 |
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6. 四個願望 |
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ちあきなおみの「4つのお願い」のカバーですが、テレサの歌でとても魅力的に生まれ変わっています。テレサは71年と78年に録音をしています。また80年に台湾歌林から「新年又来到」というタイトルでミンナン語でも録音しています。71年版は年代を考えると意外によく歌っており、中々魅力的ですが、何せ伴奏がアレですから少し評価が下がります。何といっても78年版がハスキーな声の魅力が存分に出て最高です。78年のMTVでオレンジ色のドレス姿でこの歌を歌っている姿は歌の前の可愛いコメントと一緒になり魅力爆発といったところです。 |
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7. 月亮代表我的心 |
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これはテレサの中国語歌の中で私が唯一カラオケで歌える歌です。だから選んだ訳ではありませんが、彼女の歌の中では全体に低いコードだけで進行して高く張り上げるところがない点がユニークな曲です。彼女のハスキーボイスの魅力が十分に発揮されています。テレサの歌のうまさが最も感じられる曲の一つだと思います。 |
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8. 大阪の女 |
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元歌はザ・ピーナッツの70年のヒット曲ですが、テレサは国外退去となる直前の78年11月のアルバム「心にのこる夜の唄」で録音しています。情感を込めて歌い上げてこの時期の録音としては最高の出来の一曲だと思います。 |
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9. 夕凪 |
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「愛人」のアルバムに収録されていた曲ですが、ずっと後になってシングルカットされたという変わった経緯の歌です。派手さはありませんがしみじみと良い曲だと感じさせる一曲です。 |
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10. 今でも |
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これもアルバム「愛人」収録の曲です。飛鳥涼の曲との出会いで彼女の新境地を開いたと感じさせる名曲です。この曲は85年12月のNHKホールコンサートでのライブ録音がとても素晴らしい出来で感動しました。 |
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11. 我怎能離開你 |
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この曲の背景はよく知らないのですが、76年のコンサートで歌う前に「彩雲飛」という映画の中の歌だと紹介していましたね。この歌は何と言っても、77年頃の香港のテレビ番組で髪に花を一輪さし、ソファーに座って歌う姿がVCDで見られますが、その可憐な映像の印象が鮮烈です。 |
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12. 何日君再来 |
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やはりテレサと言えばこの歌は外せませんね。この曲も何度も録音していますが、78年のものがアレンジもいいし、テレサの声も瑞々しくてベストだと思います。 |
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13. アカシアの夢 |
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井上忠夫の作曲では「夜のフェリーボート」の方が人気があるようですが、私はこちらが彼女の声質にあっていて好きです。 |
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14. 在水一方 |
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この曲にも幾つか録音があるようですが、私の持っているのはタイトルアルバムの80年のもので、絶頂期のテレサが哀愁のあるメロディーを情感豊かに歌い上げています。 |
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15. あなた |
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小坂明子のカバーでデビューアルバムに収録されています。まさに熱唱という感じで歌っていて、オリジナルを凌いでいると思います。 |
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16. 小村之恋 |
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自身の「ふるさとはどこですか」の中国語カバーです。私はテレサの日本語と中国語の両方の録音がある歌は大体において日本語バージョンの方が出来がよいと感じていますが、この曲の場合は中国語版の方が好きです。間奏部のセリフも決まっています。 |
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17. 再見!我的愛人 |
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アン・ルイスの「グッドバイ・マイ・ラブ」の中国語版カバーです。テレサは日本語と中国語の両方でカバーしていますが、これもこの中国語バージョンが遥かに優れています。以降のテレサのコンサートのエンディングで定番となった代表曲ですね。 |
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18. Tie a yellow ribbon round
the old oak tree |
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英語のカバー曲をたくさんあつめた76年の「愛之世界」に収録された曲ですが、彼女の英語歌の中では一番気に入っています。オリジナルは73年に大ヒットしたドーン(Tony Orlando & Dawn)の曲で、日本では詞の内容を基に山田洋次監督、高倉健主演の映画まで作られました。テレサの録音はドーンのものとはアレンジがかなり違うので、恐らく誰かのカバーの再カバーではないかと思います。こういうリズミカルな曲のテレサは生き生きとしていてまた違った魅力に溢れています。 |
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19. 誰在改變 |
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広東語アルバム「漫歩人生路」の一曲です。メロディアスでスケールの大きい歌で一番気に入っています。テレサは2年後に「失去的春天」というタイトルで北京語でも再録音しています。 |
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20. Merry Xmas in Summer (夏日聖誕) |
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桑田佳祐のカバーですが、こんな曲まで上手に歌い切っていることに感心したのでベスト入りです。中国語版は言うまでも無くテレサ自身による作詞(訳詞?)ですね。 |
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21. 千言万語 |
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この歌も「我怎能離開你」と同じく72年の「彩雲飛」の中の挿入歌だそうです。77年に再録音していますが、この再録音版は同じ曲かと思うほど格段にいい出来となっています。 |
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22. I Love You |
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これもアルバム「愛人」に収録の曲です。この歌は小椋佳の曲で、布施明や小椋佳自身も歌っています。この頃のテレサは本当に何を歌わせても素晴らしいのですがこれも伸びのある声で歌い上げ感動的です。最後の”I love you”の部分だけファルセットにしているのも気が利いています。(後年のファルセットは余り好きではないのですが) |
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23. 梅花 |
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中華圏では大人気の曲の一つで彼女のコンサートでは定番でしたね。歌詞の内容は多分に大中華主義賛歌といった趣で、メロディーも単純な構成ですが彼女の歌い上げる能力には素晴らしいものがあります。 |
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24. 白沙灘 |
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「梅花」と同じ80年のアルバム「原郷情濃」に収録の曲でしみじみとした情感に溢れる名曲だと思います。作曲者が「三木尤賀志」とクレジットされているので、日本の歌のカバーなのは間違いないのですが、ファンサイトの掲示版でかなり話題になったものの、結局元歌は分からずじまいのままのようです。実は元歌について一つ思い当たる曲があるのですが中々確認することができず、公表できません。もし確認が取れたら、研究ノートの方にででも発表したいと思います。 |
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25. 港町(絲絲小雨) |
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アルバム「アカシアの夢」に収録されています。「空港」と同じ猪俣公章の作曲ですが、「空港」とは雰囲気がガラリと違ってより演歌的な作品で、また違う魅力が気に入っています。中国語版はアルバムタイトルにもなり代表曲の一つとなりました。 |
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26. 我不再迷惘 |
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オリジナルは77年に大ヒットしたDebby Booneの”You light up my life”(邦題「恋するデビー」はヒドイ訳!)で翌年の「島國之情歌第五集」に入っています。Booneのオリジナルは豊かな声量で絶唱していますが、テレサはしっとりとした叙情的な歌に仕上げています。 |
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27. 冬天的回憶 |
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森進一の「冬の旅」のカバーで、日本デビュー前の73年に発表されています。広い音域を使った熱唱で、日本デビュー前からこれほど見事に演歌を歌うことができたことに驚かされます。 |
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28. 夢芝居 |
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小椋佳の曲を梅沢富美雄が歌って82年にヒットした曲です。
テレサは84年のアルバムの中で歌っています。梅沢のオリジナルは如何にも大衆演歌風な仕上がりで、小椋佳の作品の中では随分泥臭い歌との印象を受けていたのですが、彼女の歌唱でとてもカッコいい歌に生まれ変わっています。 |
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29. 世界多美麗 |
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相良直美の67年のヒット曲「世界は二人のために」のカバーです。テレサは71年と77年の2回録音しています。何と言っても77年版が圧倒的に魅力的に仕上がっています。 |
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30. Pour quoi? |
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テレサの歌としては、今一つ物足りない作品なのですが、何となくメロディーが耳に付いて、ふと気が付くと口ずさんでいる自分が恐ろしい、という曲で番外的に入れておきます。蛇足ながら、“Pour quoi?”はフランス語で「どうして?」という意味です。 |
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31. 小城故事 |
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楽風時代に録音した曲ですが、79年に再録音して同名の台湾映画の主題歌として用いられヒットしました。テレサには中国の伝統楽器を伴奏に使った曲が沢山ありますが、この曲は甘美なメロディーと彼女の深みのある声が良くマッチしていると思います。 |
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32. 花と涙 |
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78年11月の「心にのこる夜の唄」は直後に例の事件があったこともあり全く売れなかったアルバムですが、テレサの歌唱は第一の絶頂期と言ってもいい程充実した時期で、ここに納められた演歌の数々にはその最良のものが示されていると思います。この曲は69年に競作で森進一や水原弘の歌でヒットしたものですが、テレサは独自の叙情的な世界を作り上げています。 |
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33. そっとおやすみ |
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これも「心にのこる夜の唄」に収録の曲です。この曲は70年に布施明の歌でヒットした曲ですが、元々女性が一人称で語りかける形を取った曲なので、遥かに感情移入がし易く、テレサの歌唱も溢れるような切なさが良く表現されていると思います。 |
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34. 伊人何処 |
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オリジナルは75年に競作でヒットした「中の島ブルース」で、テレサは上の「心にのこる夜の唄」の中でもカバーしています。この北京語カバーは80年の「在水一方」に収録されていますが、何故か日本語カバーの時よりも一段低いピッチで録音されています。これが功を奏して、彼女の低域の美声が発揮されて遥かに魅力的な作品となっています。 |
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35. 説説笑笑 |
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リズミカルでコケティッシュな魅力に溢れる曲です。例の「ケ麗君的1982」の冒頭の方でテレサが早替りで場面を次々に変えながらこの歌を歌うのが印象的でした。 |
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36. 你怎麼説 |
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冒頭の古琴のイントロで印象的に始まるこの曲は、愛らしいメロディーも魅力的ですが、私にはそれ以上に北京語の響きの美しさ、特に韻に使われて繰り返し現れる「我」等の[wo:]の音が魅力です。 |
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37. 従今日起 |
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広東語アルバム「漫歩人生路」に収録の曲です。このアルバムの曲は殆どが日本などの外国曲のカバーですが、この曲も原曲は分りませんが恐らく洋楽のカバーと思われます。イージーリスニング的なほんのりとして心の休まる曲です。 |
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38. 白いアマリリス(愛的箴言) |
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83年のアルバム「旅人」に収録の曲で独特の甘美な雰囲気が気に入っています。この曲は台湾のシンガーソングライター羅大佑が82年に発表した曲を日本語カバーしたもので、84年にはオリジナルの北京語でも録音しています。 |
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39. 東京夜景 |
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78年5月発売のこの曲は作曲井上忠夫、作詞阿久悠のコンビによりポリドール時代最後のヒット曲となりました。テレサの歌声はパンチが利いて伸びもあり後年の録音にはない独特の魅力があります。 |
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40. 雨夜花 |
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台湾で戦前から知られる曲です。ケ雨賢(日本名、東田曉雨)という人の作曲と言われていますが、日本では渡辺はま子が歌って戦前にヒットしています。テレサは日本語、ミンナン語の両方で録音していますが、やはり81年の「福建名曲專輯」の原語版を推したいと思います。 |
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41. 但願人長久 |
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83年の「淡淡幽情」に収録の曲で、このアルバムの中では一番気に入っている作品です。私は王菲のカバー版で最初に知った曲ですが、オリジナルを聴いて改めてテレサの良さを再認識した記憶があります。 |
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42. 初次嘗到寂寞 |
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82年の同名のアルバムに収められています。美しいメロディーとテレサの伸びやかな歌唱が魅力の曲です。「ケ麗君的1982」の中では、フィナーレで譚詠麟、林子祥と一緒に広東語で歌っていたのが印象的でした。 |
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43. 足摺岬(我了解你) |
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アルバム「ふるさとはどこですか」に収録の曲ですが、シングル発売していてもおかしくないほどの力の入った歌唱で、このアルバムの中でも特に印象的な作品です。 |
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44. 如果沒有你 |
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香港ポリドール版「償還」に収録されています。スケールの大きさを感じさせる曲で恐らく外国曲のカバーと思われます。前年のトーラス版「償還」にはなかった曲でテレサの歌唱が少し前の特徴を示しているので、かなり以前に録音されていた作品の可能性があります。 |
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45. ジェルソミーナの歩いた道 |
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81年2月に発売されたこの作品はポリドール時代最後のシングル曲となりました。キャンペーンも出来ずヒットにはなりませんでしたが、従来の演歌路線から抜け出したメロディアスな曲調で、情感を込めて歌い上げる歌唱は3年後の再デビュー後の活躍を予感させるに十分なものがあります。トーラス移籍後に再録音されていますが、こちらも甲乙付け難い出来に仕上がっています。 |
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46. グッドナイトコール(是你打来的電話) |
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トーラスに移籍後の初アルバム「旅人」に収録の曲です。このアルバムの中でも最も軽快なポップス感覚に溢れる作品です。歌詞の英語の部分での巻き舌の発音と合わせて、それまでの日本での彼女のイメージを打ち破る画期的なものです。 |
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47. 忘記他 |
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80年の最初の広東語アルバム「勢不両立」に収録の曲です。「ケ麗君的1982」の林の中で撮ったイメージビデオの印象が強過ぎるのですが、心の琴線に触れるような哀愁感に満ちた作品で、感情を抑え気味に淡々と歌ったテレサの歌唱も効果的です。 |
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48. 水上人 |
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81年12月の同名アルバムに収録されています。中国の伝統楽器を織り込んだ伴奏が、美しいメロディーとテレサの伸びやかな声に調和して夢見心地に誘うような魅惑的な作品です。 |
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49. 夜の乗客(今夜想起你) |
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75年7月にシングル発売された作品です。余りヒットしなかったのは余りにも曲調と歌詞が暗い印象だったせいではないかと思うのですが、歌唱力は見事な充実ぶりを示しています。翌年の中国語カバーでは一段と昇華された形で魅力的な作品に仕上がっています。 |
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50. 無奈 |
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私のベストソング最後を締め括る曲として、この曲を選びました。この「ベストソング」を書き始めた時、この曲はまだ存在が知られていませんでした。この曲については私の研究ノートに解説しましたので、詳しくはそちらを参照してください。初めてこの曲を聴いた時は感激と同時に、まだこのような凄い作品が埋もれていたことに衝撃を受けました。 |
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