現代文 ― 評論・論説文
【目安期間】1〜2ヶ月 【目標レベル】センター平均 【学習ポイント】語彙力強化
現代文の評論文についてですが、評論文の文章は抽象的であったり、身近でないテーマが扱われることが多いため、
嫌いだったり、苦手としている方が多いように思われます。
そもそも何を言っているのかわからないという方は最初に語彙力を身につけましょう。
問題集はどのようなものでも構いませんが、センター試験の過去問
や国公立大学の過去問
は論理構造がはっきりとした良質な文章を扱っていることが多いので、それらを使用するのもいいかもしれません。
まず、文章を読み進めて行き、わからない言葉があれば印をつけ、リストアップし、辞書で調べましょう。リストアップした語句で自分専用オリジナル単語帳を作るのも効果的です。
ここで注意しなくてはならないのが「調べただけで終わる」ということになってしまうことです。
辞書で調べてそこに書かれていることをメモしているだけでは当然意味がありません。
重要なのはその語句をイメージできるようになること、もうひとつは別の言葉で言い換えができるようになることです
(言い換えに関しては市販の漢字検定2級の問題集
の四字熟語の勉強をおすすめします)。
最初はわからない言葉がたくさんありすぎて調べるのも非常に手間がかかることですが、
評論文は経済論、政治論などのテーマごとに、異なる問題文でも
同じ言葉が使用されることが多いので、続けていくうちにイメージが定着しやすくなり、文の主張もある程度予想できるようになります。
いちいち知らない言葉にマークを付けて調べるのが面倒だ、というのであれば、市販の現代文単語帳
を使用したり、新聞を読む、といったことでも問題ありませんが、やはり、
言葉の意味を知って、その言葉が使われている文章をイメージできるようにすることが重要だということを常に意識しましょう。
それを踏まえた上で次のステップである論理構造の把握、
文の主張をつかむという過程(A以降で解説します)を踏めば間違いなく「現代文嫌い」から脱却できるはずです。
現代文 ― 小説・随筆
【目安期間】1〜2ヶ月 【目標レベル】センター平均 【学習ポイント】文章からの心情把握
小説文に限らず現代文の問題を解くときに前提となるのが、感情移入せずに「客観的に読むこと」が前提です。 特に小説文では登場人物に感情移入してしまいがちであるため、この「客観的に読む」ということを強く 頭の中においておかなければなりません。小説文は評論よりも比較的平易な文章であることが多いため、評論文は難しいが、 小説文の問題は簡単だというイメージを持っている方も多いでしょう。
しかし、読むだけならともかく問題を解くとなると簡単だとは言えません。 マーク式の正誤問題であれば、選択肢を絞ろうとしても、どれも同じような表現に見えて絞り切れなかったり、 記述問題の心情描写を説明する問題でいえば、本文に書いてないことを説明しなければならない場合があるからです。
マーク式、記述式どちらの問題にせよ基本となるのは、「状況・背景事情」「登場人物の関係」「行動・発言」「心情」の4つです。 まず最初に把握しなければならないのは状況・背景事情と登場人物の関係です。 当然ながらこの2つがなければ心情描写を読み取ることはできませんから、 メモを取ったり、登場人物の関係図をつくってみるのもおすすめです。
そして重要なのは登場人物の行動、発言、しぐさです。そこから心情を読み取らなければなりません。 初段階では会話文や登場人物の行動に関する文がでてくるたびにその前後の状況や関係の変化に注意する癖をつけましょう。 この癖をつけることが心情描写の把握、その心情が生まれる理由をつかむための第一歩です。
推奨参考書・問題集
現代文の勉強を始めたばかりの段階では、問題を解くことよりも様々な問題集の文を読み、文章に慣れることが大切です。

