|
◆不思議なスピーカー
KENWOODのOPM-A3です。アンプ内臓のスピーカーでオーディオ入力とUSB入力を持っています。この出で立ちでステレオを再生します。普通は2台のスピーカーでLとRの2チャンネルを距離をおいて配置しますがこのスピーカーはそんな必要はありません。しかも、正面のほぼ全域がスィートスポットになるように音の干渉を除去する回路が搭載されている優れものです。
◆音はいいのですが・・・
我が家ではUSB&アナログ入力端子を併用してパソコン兼iPod再生用として活躍してしています。しかし、USB入力があるくせにバスパワーでは動作しません。電源アダプターも比較的大きなものが付いています。(12V2A)それを考えるとバスパワーってのは無理あるなぁとは思うのですが、いちいち電源をON/OFFするのがめんどくさいのも事実です。
めんどくさいので電源は入れっ放しだったりするのですが・・・それなりに熱ももつので夏は部屋の温度上昇の担い手でもあります。
◆バスパワートリガーで電源制御改造
パスパワー駆動は諦めるとして、パスパワーをスイッチングに使えばPCのON/OFFに合わせて自動的に電源制御ができるはずです。きわめてシンプル&使用環境に即しているので早速改造手術をすることにしました。
◆まずは分解
最初にウーファーの網を取り外します。

次にウファーを取り外します。

ウーファーの奥のネジを7本外すとアンプ基板が出てきます。

アンプ基板は2階建てになっているのでネジを外して全部取り外しました。奥の基板の真ん中にに音の干渉を除去する心臓部がシールドされて鎮座しています。余談ですがこの部分は日本人が経営するサンノゼのベンチャー企業が開発したものです。すばらしい!
◆電源OFFで「ボツ」って言うように・・・・
2回路の電源スイッチを無理やり1回路のリレーでON/OFFしてみたら、電源OFFで「ボツ」って言うようになってしまった。こりゃースピーカーには酷です。
電源SWは2回路あり謎のダイオードのアノード、カソードの両方に給電しています。どうやらアノード側とカソード側には別の回路があり、電源が切れたときにカソード側で電位が振れるとアノード側の回路が拾って「ボツ」って言うようです。
2回路のリレーの手持ちが無いので、このダイオードを大きなものに交換し、さらに並列に接続して1回路のリレーを使ってダイオード経由で給電することにしました。結果は良好です。


ON/OFFの方法が決まったので、リレーの駆動回路を作成します。バスパワー(5V)をトランジスタのベース入れてリレーを駆動します。ごく一般的なやつです。それをパワーアンプ基板の空きスペースに押し込んで完成しました。
◆ジャンク部品の再利用
なんやらかんやらジャンクを分解したときに出てきた部品がそれなりに貯まっていて、特にトランジスタは新品を使わなくてもいい事が良くあります。しかし、劣化の影響で増幅率の低いものなどもあり、めんどくさいですが使う前に一応hfeを測定してベースの抵抗値を確かめる必要があります。
値段にしたら数十円程度の節約ですが、新たな職場で部品も喜んでいるような気がします。この考えはちょっとオタクですかねぇ!?
|