H8/3694のモニタービルド

◆H8/3694でモニターをビルドしたメモ

 PICやPSoCに比べるとH8はフラッシュへの書き込み回数の保証が少ないようで、H8/3694のデータシートには1000回と記されています。1000回って一見多いように見えますけど、小まめに動作確認を行うような開発では1日に数十回は書き込みたくなることもあるので、仮に1日20回書いたら50日で達成してしまうことになります。そーなると開発用のボードは長く使えません。

 そこで登場するのがモニターです。モニターを使うと自分のプログラムをRAMに書き込んで動作させることができます。フラッシュへの書き込みは行いませんので書き込み回数を気にせずに済むわけです。

◆モニターをダウンロード

 モニタープログラムは、ルネサスの半導体セミナーのページに公開されています。(ちょっと分かり難い)

 左メニューのサンプルプログラムを選択すると到達できます。ターゲットはH8/3694ですから、H8/300H Tinyシリーズをダウンロードしました。

 ダウンロードファイルの 300thew3.exe を解凍します。

◆プログラムの修正

 プログラムの修正方法は解凍されたフォルダの readme.htm に書かれています。HEWのプロジェクトを開き以下のようにプログラムを変更します。

monitor.cの修正→#include "3694s.h"の行

monitor.subの修正→LIBRARY NORMAL,3694の行と$BRR=40の行 

 

 ここで修正する $BRR= はモニターの通信速度を指定するものです。40hの指定はクロックが20MHzのときに 9600bps になります。詳しくは readme.htm を参照しましょう。また、この数字をつい10進で指定ししばらく悩みました。16進ですのでお間違えなく。

◆書き込む

 修正プログラムはビルドボタンを押すことでビルドできます。monitor\Release\MONITOR.MOT が生成されるのでターゲットボードに書き込みます。成功していればシリアルターミナルをつなぐと以下のメッセージが表示されますよ。

 


Latest update at 2008/12/23